因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ! 作:アマノジャック
今日はチューリップ賞があるので『ドゥーラ』を応援します。
他にはエフフォーリアの妹の『ペリファーニア』とデビューから応援していた『コナコースト』!
この2頭にも頑張って欲しいですね!
勝ったのはモズメイメイ…コナコースト差しきれずの2着。ペリファーニアは3着!
さらにカワカミプリンセスとカレンチャンの産駒も出走してるので応援します!
ひとまず…本編をどうぞ!
「さぁ、最後の勝負と行こうじゃないかウォーエンブレム!」
「えぇ、テイエムオペラオー!」
「そのぉ…今度こそは…終われますよね…?どう思いますかイージーゴアさん?」
「…何も聞かないで。」ズキズキ
異様な空気で覆われたその場所でテイエムオペラオーはウォーエンブレムと共に肩を組み、高らかに宣言する。2人の姿は既にボロボロで、近くにはオロオロするメイショウドトウと頭を抑えたイージーゴアがいた。
ーーー
時は数日前、ウォーエンブレムはイージーゴアから日本語を教えてもらっていた。
「『この場合は…『足が棒になる』だったね!』」
「『正解よウォーエン。…頑張ったわね。もう私が教えなくてもいけるかも…』」
「『それはそれで悲しいのだが…』」
「『何で?』」
「『ゴアさんが日本語を教えてくれるこの時間…普通に好きだったから…』」
「『嬉しいこと言ってくれるじゃん♪栗毛好きあんたがここまで成長して…このこの!』」ツンツン
「『いや、ゴアさんも栗毛…コホン!では早速、誰かと会話してくるよ!』」
「『ナンパはしないでね?』」
「『分かってるよ…お!あの方は…7冠ウマ娘のテイエムオペラオーだ!』」
「『いや、どこ…ってもういない!?』」
体をゲーミングカラーに輝かせウォーエンブレムは風よりも速くテイエムオペラオーのいる場所へと移動した。
………
「おぉ!ボクの物語に誰かが参加してきたよう…だ!っととと!」
「おっと、失礼。」ガシッ
異様な速さで目の前に現れたウォーエンブレムの風圧により、バランスを崩しかけたテイエムオペラオーだったが、それをウォーエンブレムが支えた。そして、何事も無かったかのようにそのままの体勢で話始める。
「初めましてテイエムオペラオー…私はウォーエンブレムと言います。」
「あぁ、君が…噂は色々と聞いているよ。フフフ…実に豪華なキャストじゃないか。ボクに何か用かい?」
「実は日本語を勉強していて…マスター出来たから誰かと会話をしたくなりました。であれば誰から会話をするか…私はジャパンの栗毛最強のあんたが良いと判断しました!」
「なるほどなるほど!それでボクが最初とは…実に光栄なことだ!」
「私との会話…していただけますか?」
「勿論だとも…では、勝負をしていこうかじゃないか!」
「…はい?」
………
『ピスピース!お前らに実況(?)をしていくゴルシちゃんだぞ!』
『解説は私メジロマックイーン…何ですのこれ?というかここはどこですの?』
『いやー、何かオペラオーがウォーエンブレムと面白いことをしてたみたいだが…観客が全く集まらなかった。で、オペラオー、ドトウ、ウォーエンブレム、イージーゴアの4人が淡々と準備して、淡々と勝負してるだけのつまんない絵面だったからな。折角だからゴルシちゃんが冒頭までの内容を読者に向けて楽しく説明しようと思った訳よ!』
『…読者?』
『細かいことは気にすんな!とりあえずオペラオーが勝負こそが強者の最高の語り合い、とか何とか言って始まったこのイベント…早速みていこう!『世紀末覇王VS栗毛スキーの5本対決!』』
『なるほど…5回それぞれの勝負を行うということですわね。では、最初の勝負内容とは?』
『最初の対決はスタミナを競う…『遠泳』だ!』
『長距離をどちらが速く泳げるか競っていただくのですね?』
『いや、ただどっちかがぶっ倒れるまで泳ぐだけらしい。』
『…この後、4本も勝負が残っているのですよね?』
『とか言ってる間に…2人とも大体10kmくらい泳いだな!』
『どちらも凄まじい体力…あぁ!』
『決着が着いたようだな!勝者、オペラオー!!』
『ウォーエンブレムさんが溺れていますわよ!イージーゴアさんが慌てて飛び込みましたわ!』
『んじゃ、助けてもらったところで次の対決だな!』
『次の対決はパワー…『瓦割』だ!』
『50枚重なった瓦をどこまで割れるかですわね。ウォーエンブレムさんが有利に見えるのですが…』
『いや、瓦割って日本の文化だしオペラオーならやれる!30枚くらい割ってくれるさ!』
『人間用ならまだしも…トレーニング用なら20枚割れれば十分なのですが…』
『おっ!オペラオーが32枚割ったぞ!』
『お見事ですわ。ウォーエンブレムさんは…』
『…50枚全部割ってるな。勝者、ウォーエンブレム。』
『全部!?』
『次は根性対決の『タイヤ引き』だ!』
『これもウォーエンブレムさんが有利なように見えるのですが?』
『大丈夫だ!これはあくまで根性の勝負だ!』
『と、言いますと?』
『タキオンとシャカールが開発したソフトで2人の筋肉力を計算してギリギリ引きずれる重さのタイヤをそれぞれ用意した!それを10秒でどこまで運べるか、らしい!始まるぞ!』
『2人とも必死に運んでいますわね…あら?もう時間ですの?』
『イージーゴアがメジャーで測って…オペラオーの片手を上げた!ほぼ並んでいるようだが判定はオペラオーの勝ちみたいだな!オペラオーが2勝でリーチをかける!』
『残りの勝負内容は果たして…』
『4番目の対決は賢さ…『将棋』だ!』
『日本のチェスですわね。今度はオペラオーさんが有利な気が…』
『どっちも初めてみたらしくコマの動かし方を今、教わっている状況だ!これは分からないぞ!』
『…あ。今更ですがウォーエンブレムさんって…』
『んん?ウォーエンブレムが結構上手いな。』
『…サウジアラビアで国王のSPをする予定でしたわよね?テロ対策だとかでそういう動きについて詳しいのでは?』
『それがどう関係あるか知らんが…普通にウォーエンブレムの勝ちだ。というかオペラオー、玉将を動かし過ぎだろ…2勝2敗、最後の勝負だな!んじゃ、ここまでの実況解説はゴルシちゃんでした!』
『ちょっ!私は!?と言いますかここはど…』
ーーー
練習コースにてウォーエンブレムとエイエムオペラオーがアップを始めていた。そうしているとボールを持ったメイショウドトウが現れた。
「では…最後の勝負の…『ショットガンキャッチ』を始めさせていただきますね。ルールは簡単ですぅ。イージーゴアさんが投げたボールが落ちる前に先に取った方が勝ち…ジャンプするのは禁止!最後に…ケガだけはお気をつけてくださぁい。」
「最後まで説明をありがとうドトウちゃん。じゃあ、投げるからあっちに向いて…行くわよ!」
ブンッ
イージーゴアがボールを勢いよく投げると同時にテイエムオペラオーとウォーエンブレムが駆け出した。それは強豪レベルに相応しいウマ娘2人の走りであった。そんな2人が1つの目標へと向かい…
「よしっ!」
「くっ…」
結果、ウォーエンブレムが先にボールをキャッチした。
ーーー
「キミの勝ちだウォーエン!これはボクからのプレゼントだ!」
「プレゼント?」
「…あの…お待たせしました~」
制服への着替えが終わり、エイエムオペラオーとの会話を楽しんでいたウォーエンブレムに突然の報告が入る。後ろから布に隠された何かをメイショウドトウが運んできたのだ。
「…早速見てみても?」
「もちろんだとも!」
ファサッ
「お…おぉ!!」
「ボクの等身大チョコさ!」
それはチョコレートで出来たのテイエムオペラオーの像だった。勝負服で華麗なポーズを取っており細かい所にエイエムオペラオーの拘りが見られる逸品だ。
「一生大事にします!」
「いや、食べなさいよ…量はかなり多いけど。暑いし溶けない?」
「ハッハッハッ…遠慮は要らないさ!さぁ、食してくれたまえ!」
「あのぉ…こういうの食べる場合…どこから食べるのか…気になりますね…」
「…では今、少しいただきましょう。まずは敬愛を込めて腕から…」
チュッ
ウォーエンブレムはチョコ像の手の甲にキスをする。
「ハッハッハッ…流石のボクも少し照れるね…!?」
チュッ…チュ、チュ、チュ…レロレロレロ…ズルルルルル…バクッ!
「オ、オペラオーさんの腕が一瞬で無くなりましたぁ~!!」
「ウォーエン!?」
「ハッハッハッ…」
「フフフ…凛々しい顔だ…」バクッ
「顔も一瞬!?」
「…ハハハ。」
「鎖骨も美しい…」バクッ
「…」
「いい脚だ…」バクッ
「…」ガクガクガク
撫でられ、揉まれ、舐められ、吸われ…次々と食べられる自身のチョコ像に最初は顔を赤くしていたテイエムオペラオーだったが、その顔は青に変わり…身体全身が震えて始めてる。そしてウォーエンブレムはチョコを完食し…
「…足りない。」
「は?」
「もっと…もっとだ…」ハァハァ
「ひぃ!」ガシッ
「ウォーエン、離しな…うっ!」ガシッ
「ゴアさん!?」
ウォーエンブレムがテイエムオペラオーとイージーゴアの尻尾を掴む。
「栗毛が1人…栗毛が2人…」ハァハァ
「…まずい完全にスイッチが入ってる!オペラオー、何としても逃げろ!私がウォーエンを抑え…いや、時間を稼ぐから!」
「この状況…ボクでも分かる…もうダメだ…」ガクガクガク
「ドトウちゃん!バトラーを呼べ!」
「は、はい~…あわわ!」ステン
「ドトウちゃん!?」
転ぶメイショウドトウ、尻尾を掴まれ全てを諦めたテイエムオペラオー、尻尾を掴まれながらもテイエムオペラオーを逃がそうとするイージーゴア、そんな栗毛2人の尻尾を強く握り捕食者の目を向けるウォーエンブレム…辺りに大きな緊張した空気が流れる。そして…ついにウォーエンブレムが動きだした!
「いただきま……!!」
バチバチッ!!
「ふぃー…大丈夫?」
ウォーエンブレムが迫る…と思った同時に、突然背後に現れたアグネスフライトがスタンガンでウォーエンブレムを締めた。そしてそのまま気絶したウォーエンブレムを担ぐ。
「『あ、ありが…』」
「フライトさん!!」ダキッ
「わッ!?オペラオーちゃん?」
「怖かったよ…怖かったよ~!」
「あー、うん。大丈夫だよ…大丈夫だからね…」なでなで
「フライトさん~!ありがとうございますぅ…!」ダキッ
「ドトウちゃんまで…」なでなで
その後、テイエムオペラオーとメイショウドトウに抱きつかれ片手を器用に使い分けて2人の頭を撫でるアグネスフライト。一方、イージーゴアはその場でペタリと座りこんでしまった。
「『…はぁ。』」
「『大丈夫ゴア?』」
「『バトラーか…君がフライトを呼んでいたのか?』」
「『逆よ。フライトが私を呼んだのよ…歩ける?』」
「『…肩を貸してくれ。ウォーエンを抑えるための私なのに…恐怖に負けて…情けない。』」
「『何言ってるの。あんたのお陰であの娘は出来るだけ我慢しているし…止めれるあんたの前でしかナンパをしてしないわ。今回はその抑えていた分の反動かもしれないけど。』」
「『…アグネスフライト、彼女は凄い。スイッチが入ったウォーエンを抑えることは私でも無理なのに…それが出来るなんて。』」
「『不意打ち気味だけどね。正面からはお嬢だけしか…いや、ウォーエン相手にそれが出来るのも凄くない!?』」
「『他にもサンちゃんの霊体をカフェちゃんの身体から引きずりだして自分に憑依させたり…』」
「『なにそれ?怖っ!』」
ウォーエンブレムはアグネスフライトに、イージーゴアはペイザバトラーに運ばれそれぞれの部屋へと帰った。翌日、正気を取り戻したウォーエンブレムだったが…テイエムオペラオーからはかなり距離をとられ、イージーゴアとの接触も制限されるようになったため…泣いた。
また、書いたら投稿します!