因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ! 作:アマノジャック
帝王賞だから投稿…って訳じゃないんですが、投稿したくなったのでします!…とりあえず頑張れ『クラウンプライド』!!
「リーチだ!」
「それ、ロンです!やりました!またマーちゃんの勝ちです!」
「ちっ…仕掛けるのが早かったか。」
「ナカヤマちゃん…何でそんなリスクの高い牌を捨てたの?逃げれば良かったのに…」
「山を見てみろよ。」
「…嘘!これが流れてたら1発来てた並びだ!」
「すごいねフェスタ!」
「すごいです…ですがそれを見逃すマーちゃんではないのです。」
「さぁ、最終局面だよ。罰ゲームが誰になるか…楽しみだねぇ。」
アグネスタキオンの研究室内で再び麻雀が行われていた。
ーーー
時間は数時間前、アグネスタキオンの練習が休みとなっていた放課後。研究室に1人のウマ娘が訪ねてくる。
「フライトさんはいるか?」
「お姉ちゃんなら今はいないけど…何か用かい?」
「何、雀荘行くから麻雀セットを返してもらいにきた。」
「おい、未成年ウマ娘。何でそんな所に行こうとしてんだ。」
ナカヤマフェスタの発言にツッコミをいれるソウジ。すると、研究室に誰かが入ってきた。
「はい、ソウジ!仕事が早く終わったから遊びにきたね!…わぉ!フェスタ!」
入って来たのはタイキブリザード。入ったと同時にナカヤマフェスタへと抱きついた。
「ブリザードさん…やめろ…」
「ブリザード、彼女を知っているのか?」
「フェスタは私の妹ね♪」
「違う、ただの親戚だ!…フライトさんを見てないか?」
「ワッツ?フライトなら後ろにいるね。カモン!」
「ブ、ブリザードさん…ちょっと待って…」
タイキブリザードはナカヤマフェスタから離れ、扉の前にいたアグネスフライトの手を引いた。
「よぉ、フライト。久々だな。」
「あぅ…ソウジさん…ご機嫌うるわしゅう…」
「まぁ、俺のことは気にせずこの娘の話を聞いてあげて。」
アグネスフライトは顔を真っ赤にしつつ、タイキブリザードの背中へと隠れる。ソウジはそれ以上のことは言わず、パソコンへと目を向けた。
「えーと、ナカヤマちゃん?雀荘行くのって来週じゃなかった?」
「お前もかフライト…」
「はぅ…ごめんなさい…でも…」
「…フリーなんだからあんたが思ってるようなことじゃないからな。それで、前に没収した麻雀セット返してくれないか?没収期限は終わってるだろ。」
「え?私はもう風紀委員は引退したよ。引き継ぎも終わってるし…バンブーちゃんに言ってよ。」
「言ったら『それは知らないっス。うーん、とりあえずフライトさんに聞いてみてください。』って返されたんだよ。あんたが没収してたはずだが?」
「んん?バンブーちゃんも知らない………あ!ごめん!ここにあるわ!前に遊んで戻すの忘れてた!」
「何で人の没収品で遊んでいるんだ…」
ややお怒りの顔のナカヤマフェスタ…アグネスフライトは急いでロッカーから取り出し渡した。
「…ん?…麻雀?グッドタイミング!早速、私たちと遊ぶね!フライトはもう風紀委員じゃないから安心ね!」
「いや、まぁ…相手は今から探そうとしてたけど…ここはダメだろ?」
「トレーナー君の仕事の邪魔にならなければ、私は構わない。」
「そんな俺だが今から会議で席を外すぞ。だからお金を賭けるとかやべぇこと以外なら好きにしてくれ……っと時間だな!またな、ブリザード!フライト!」
ソウジは慌てて研究室を後にした。アグネスフライトは名残惜しそうに扉をみる。
「あ…行っちゃった…」
「お姉ちゃん、トレーナー君は私のってこと忘れてないよね?」
「ん?言われなくても知ってるけど?」
「…」
アグネスタキオンの質問にアグネスフライトは真顔で答えたため、アグネスタキオンは言葉を失った。
「ブリザードさん、あんた麻雀出来るのか?」
「初めてね!」
「何でやろうと思った…」
「マンガでみたからね!」
「…私が後ろで教えるとしよう。」
「タキオンちゃん、それだと3人になるよ…」
「何を言う。後1人はカフェ…」
「カフェちゃんならドーベルちゃんと可愛い喫茶店へデートに行ってるわよ。」
「えぇ…」
「私は三麻でもいいが…」
「サンマ?お魚?」
「…3人でする麻雀だ。1度みてもらった方がいいか?」
「人が足りないなら…ルドルフ呼んでくるね!」
「「「やめて(ろ)(たまえ)!!」」」
「お困りのようですね。」
『ーー!!』
突然、研究室内に誰かの声が聞こえた。4人は急いで辺りを見渡した。
「ここです。わたしの名前が聞こえたので…入っちゃいました。」
「誰だ?」
「あぁ、マーちゃんか!…あれ?マスコット活動の約束は明後日でしょ?」
「お姉ちゃんの知り合いかい?」
「そうよ、彼女の名前は『アストンマーチャン』。マスコットに憧れてる女の子………でいいのかな?」
「その通りです。どうぞ気軽に『マーちゃん』とお呼びください。」
「わぉ!キュートでぷにぷに♪マーちゃん、私の妹になるね♪」ダキッ
「わわわ!ブリザードさん、すごい包容力です…マーちゃんはブリザードさんの腕の中で遭難しそうです。」ジタバタ
扉の前にいたアストンマーチャンにタイキブリザードは抱きついた。
「『麻雀』が『マーちゃん』に聞こえたってところか…ちょうどいい。お前、麻雀は出来るか?」
「マンガで読んでただけですがルールは分かります。…役の名前とか点数の計算は全然ですが。」
「十分だ…よし、早速始めるとしよう。」
机の上に牌がばら蒔かれる。
「ではブリザード君、まずはその牌たちを混ぜて…全て裏に向けて山を作ってくれ。」
「山?」
「…2つに重ねることだ。それを並べて…あ、ルールだが今回は半壮ではなく東風のみで行おうじゃないか。」
「まぁ、最初はそれくらいがいいだろう。」
「どう違うね?」
「普通は2回親になるのですが…今回のルールですと1回だけになります。」
「マーちゃん、簡単な説明をありがとう。とりあえず、流れを掴んでもらうって感じかな。ビギナーズラックが見れるかもしれないし…」ズーン
「フライト?」
「気にするな。まだ1度も
「ククク、その時のドーパミンを是非観測してみたいのだが…」
「ダメよ。今日はブリザードさんにやり方を教えること…また、イカサマとかしないでよ?」
「しないとも…あのコーヒー風呂は2度とごめんだ。」
「コーヒー風呂?…ってかイカサマしたのかよ。どんなやつだ?牌のすり替えか?それとも相手の牌を発明品で透視でもしたか?」
「今してる洗牌で当りの牌を固めて山を作って、イカサマダイスで自分が取れるようにしたの。サイコロも全部タキオンちゃんが振っててね…カフェちゃんが気づかなかったどうなってたやら。あ、並べれたわね。」
「…今回はしないって。次に親だが…まぁ、サイコロを2つ振って目の大きい人でいいだろう。」
「では、マーちゃんからやらせていただきます。7です。」
「そうだ…今回はビリになった人に罰ゲームを受けてもらおう。」
「その内容は?」
「トレーナー君が興味本位で買った超ロイアルビタージュースを飲むってのはどうだい?ブリザード君が負けた場合は私が飲む。」
「タキオンだけじゃなくて、私も一緒に飲むね。8ね!」
「罰ゲームか…私はいいぜ。3…」
「マーちゃんも同意します。ふふふ…ゲームらしくなってきました。」
「えぇ!?まぁ…いいけど…あ、12だ。」
「…早速、運を使ってないか?」
結果、親はアグネスフライトとなり麻雀が始まった。
………
東1局、次々と牌が流れていき…ついにアストンマーチャンがドヤ顔で牌を横に置く。
「リーチです!」
「それ、ポンね!」
「あらら…マーちゃんの一発が無くなりましたね…」
「それもポンね!」
「…連続ですか。」
「鳴きか…悪くねぇな。」
「ポンね!」
「ブリザード君、数が連続するのはチーだ。」
「ソーリー、チーね!」
「むぅ…これは
「んー、ブリザードさんは初めてだし…ナカヤマちゃん、どうする?」
「…次したらそうする。気をつけてくれ。」
「オーケー…ロンね!」
タイキブリザードがナカヤマフェスタの牌を取り和了る。
「…
「イエス!ビクトリー!」
「すごいよブリザードさん!私なんて…まだ
「…はんっ!楽しくなってきたじゃねえか!」
「むむ…今度こそ取り返しますよ。」
ナカヤマフェスタとアストンマーチャンの点数が1000ずつタイキブリザードへと渡り、親はナカヤマフェスタへと変わる。
………
東2局…牌が流れ、再びアストンマーチャンがドヤ顔を見せる。
「リーチです!」
「早いよマーちゃん!?」
「タキオン…どれを捨てたらいいね?」
「これが
「分かったね!」
「早い決断…嫌いじゃねえ!」
「待つだけとはいえ…ワクワクしますね。」
「タキオン!…今度はどれを?」
「…勘でいきたまえ。」
「欲しい牌が来たが…タイミングが悪いな…」
「あ、ツモです。何点ですか?」
アストンマーチャンが
「
タイキブリザードとアグネスフライトから1300、ナカヤマフェスタからは2600の点数がアストンマーチャンに渡る。親はタイキブリザードへと変わった。
………
「ロンです!やりました!」
東3局は早かった。アストンマーチャンが積極的に鳴き、ナカヤマフェスタの捨牌で
「…
「マーちゃんは短距離勝負が得意なのです。」
「さぁ、
ナカヤマフェスタの1000点がアストンマーチャンへと渡り最終局面へと入る。アストンマーチャンがトップのままで親となった。
長くなったので分けました。後編は明日に投稿します。