因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ!   作:アマノジャック

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どうも、昨日のぱかライブでトーセンジョーダンの新衣装にテンションあげあげの作者です。ギャルしか勝たん!

帝王賞だから投稿…って訳じゃないんですが、投稿したくなったのでします!…とりあえず頑張れ『クラウンプライド』!!


第87話 ギャンブラーズゲーム2『飛行機VS吹雪VSマスコットVSギャンブラー』 前編

「リーチだ!」

「それ、ロンです!やりました!またマーちゃんの勝ちです!」

「ちっ…仕掛けるのが早かったか。」

「ナカヤマちゃん…何でそんなリスクの高い牌を捨てたの?逃げれば良かったのに…」

「山を見てみろよ。」

「…嘘!これが流れてたら1発来てた並びだ!」

「すごいねフェスタ!」

「すごいです…ですがそれを見逃すマーちゃんではないのです。」

 

「さぁ、最終局面だよ。罰ゲームが誰になるか…楽しみだねぇ。」

 

アグネスタキオンの研究室内で再び麻雀が行われていた。

 

ーーー

 

時間は数時間前、アグネスタキオンの練習が休みとなっていた放課後。研究室に1人のウマ娘が訪ねてくる。

 

「フライトさんはいるか?」

「お姉ちゃんなら今はいないけど…何か用かい?」

「何、雀荘行くから麻雀セットを返してもらいにきた。」

「おい、未成年ウマ娘。何でそんな所に行こうとしてんだ。」

 

ナカヤマフェスタの発言にツッコミをいれるソウジ。すると、研究室に誰かが入ってきた。

 

「はい、ソウジ!仕事が早く終わったから遊びにきたね!…わぉ!フェスタ!」

 

入って来たのはタイキブリザード。入ったと同時にナカヤマフェスタへと抱きついた。

 

「ブリザードさん…やめろ…」

「ブリザード、彼女を知っているのか?」

「フェスタは私の妹ね♪」

「違う、ただの親戚だ!…フライトさんを見てないか?」

「ワッツ?フライトなら後ろにいるね。カモン!」

「ブ、ブリザードさん…ちょっと待って…」

 

タイキブリザードはナカヤマフェスタから離れ、扉の前にいたアグネスフライトの手を引いた。

 

「よぉ、フライト。久々だな。」

「あぅ…ソウジさん…ご機嫌うるわしゅう…」

「まぁ、俺のことは気にせずこの娘の話を聞いてあげて。」

 

アグネスフライトは顔を真っ赤にしつつ、タイキブリザードの背中へと隠れる。ソウジはそれ以上のことは言わず、パソコンへと目を向けた。

 

「えーと、ナカヤマちゃん?雀荘行くのって来週じゃなかった?」

「お前もかフライト…」

「はぅ…ごめんなさい…でも…」

「…フリーなんだからあんたが思ってるようなことじゃないからな。それで、前に没収した麻雀セット返してくれないか?没収期限は終わってるだろ。」

「え?私はもう風紀委員は引退したよ。引き継ぎも終わってるし…バンブーちゃんに言ってよ。」

「言ったら『それは知らないっス。うーん、とりあえずフライトさんに聞いてみてください。』って返されたんだよ。あんたが没収してたはずだが?」

「んん?バンブーちゃんも知らない………あ!ごめん!ここにあるわ!前に遊んで戻すの忘れてた!」

「何で人の没収品で遊んでいるんだ…」

 

ややお怒りの顔のナカヤマフェスタ…アグネスフライトは急いでロッカーから取り出し渡した。

 

「…ん?…麻雀?グッドタイミング!早速、私たちと遊ぶね!フライトはもう風紀委員じゃないから安心ね!」

「いや、まぁ…相手は今から探そうとしてたけど…ここはダメだろ?」

「トレーナー君の仕事の邪魔にならなければ、私は構わない。」

「そんな俺だが今から会議で席を外すぞ。だからお金を賭けるとかやべぇこと以外なら好きにしてくれ……っと時間だな!またな、ブリザード!フライト!」

 

ソウジは慌てて研究室を後にした。アグネスフライトは名残惜しそうに扉をみる。

 

「あ…行っちゃった…」

「お姉ちゃん、トレーナー君は私のってこと忘れてないよね?」

「ん?言われなくても知ってるけど?」

「…」

 

アグネスタキオンの質問にアグネスフライトは真顔で答えたため、アグネスタキオンは言葉を失った。

 

「ブリザードさん、あんた麻雀出来るのか?」

「初めてね!」

「何でやろうと思った…」

「マンガでみたからね!」

「…私が後ろで教えるとしよう。」

「タキオンちゃん、それだと3人になるよ…」

「何を言う。後1人はカフェ…」

「カフェちゃんならドーベルちゃんと可愛い喫茶店へデートに行ってるわよ。」

「えぇ…」

「私は三麻でもいいが…」

「サンマ?お魚?」

「…3人でする麻雀だ。1度みてもらった方がいいか?」

「人が足りないなら…ルドルフ呼んでくるね!」

「「「やめて(ろ)(たまえ)!!」」」

 

「お困りのようですね。」

 

『ーー!!』

 

突然、研究室内に誰かの声が聞こえた。4人は急いで辺りを見渡した。

 

「ここです。わたしの名前が聞こえたので…入っちゃいました。」

「誰だ?」

「あぁ、マーちゃんか!…あれ?マスコット活動の約束は明後日でしょ?」

「お姉ちゃんの知り合いかい?」

「そうよ、彼女の名前は『アストンマーチャン』。マスコットに憧れてる女の子………でいいのかな?」

「その通りです。どうぞ気軽に『マーちゃん』とお呼びください。」

「わぉ!キュートでぷにぷに♪マーちゃん、私の妹になるね♪」ダキッ

「わわわ!ブリザードさん、すごい包容力です…マーちゃんはブリザードさんの腕の中で遭難しそうです。」ジタバタ

 

扉の前にいたアストンマーチャンにタイキブリザードは抱きついた。

 

「『麻雀』が『マーちゃん』に聞こえたってところか…ちょうどいい。お前、麻雀は出来るか?」

「マンガで読んでただけですがルールは分かります。…役の名前とか点数の計算は全然ですが。」

「十分だ…よし、早速始めるとしよう。」

 

机の上に牌がばら蒔かれる。

 

「ではブリザード君、まずはその牌たちを混ぜて…全て裏に向けて山を作ってくれ。」

「山?」

「…2つに重ねることだ。それを並べて…あ、ルールだが今回は半壮ではなく東風のみで行おうじゃないか。」

「まぁ、最初はそれくらいがいいだろう。」

「どう違うね?」

「普通は2回親になるのですが…今回のルールですと1回だけになります。」

「マーちゃん、簡単な説明をありがとう。とりあえず、流れを掴んでもらうって感じかな。ビギナーズラックが見れるかもしれないし…」ズーン

「フライト?」

「気にするな。まだ1度も和了(あが)れたことが無いだけだ。」

「ククク、その時のドーパミンを是非観測してみたいのだが…」

「ダメよ。今日はブリザードさんにやり方を教えること…また、イカサマとかしないでよ?」

「しないとも…あのコーヒー風呂は2度とごめんだ。」

「コーヒー風呂?…ってかイカサマしたのかよ。どんなやつだ?牌のすり替えか?それとも相手の牌を発明品で透視でもしたか?」

「今してる洗牌で当りの牌を固めて山を作って、イカサマダイスで自分が取れるようにしたの。サイコロも全部タキオンちゃんが振っててね…カフェちゃんが気づかなかったどうなってたやら。あ、並べれたわね。」

「…今回はしないって。次に親だが…まぁ、サイコロを2つ振って目の大きい人でいいだろう。」

「では、マーちゃんからやらせていただきます。7です。」

「そうだ…今回はビリになった人に罰ゲームを受けてもらおう。」

「その内容は?」

「トレーナー君が興味本位で買った超ロイアルビタージュースを飲むってのはどうだい?ブリザード君が負けた場合は私が飲む。」

「タキオンだけじゃなくて、私も一緒に飲むね。8ね!」

「罰ゲームか…私はいいぜ。3…」

「マーちゃんも同意します。ふふふ…ゲームらしくなってきました。」

「えぇ!?まぁ…いいけど…あ、12だ。」

「…早速、運を使ってないか?」

 

結果、親はアグネスフライトとなり麻雀が始まった。

 

………

 

東1局、次々と牌が流れていき…ついにアストンマーチャンがドヤ顔で牌を横に置く。

 

「リーチです!」

「それ、ポンね!」

「あらら…マーちゃんの一発が無くなりましたね…」

「それもポンね!」

「…連続ですか。」

「鳴きか…悪くねぇな。」

「ポンね!」

「ブリザード君、数が連続するのはチーだ。」

「ソーリー、チーね!」

「むぅ…これは錯誤(チョンボ)ではないでしょうか?」

「んー、ブリザードさんは初めてだし…ナカヤマちゃん、どうする?」

「…次したらそうする。気をつけてくれ。」

「オーケー…ロンね!」

 

タイキブリザードがナカヤマフェスタの牌を取り和了る。

 

「…(ハク)のみか。いや、最初に和了(あが)れただけでも上々だねえ。」

「イエス!ビクトリー!」

「すごいよブリザードさん!私なんて…まだ和了(あが)れたことすらないのに…」

「…はんっ!楽しくなってきたじゃねえか!」

「むむ…今度こそ取り返しますよ。」

 

ナカヤマフェスタとアストンマーチャンの点数が1000ずつタイキブリザードへと渡り、親はナカヤマフェスタへと変わる。

 

………

 

東2局…牌が流れ、再びアストンマーチャンがドヤ顔を見せる。

 

「リーチです!」

「早いよマーちゃん!?」

「タキオン…どれを捨てたらいいね?」

「これが安牌(アンパイ)だよ。ただ役が…」

「分かったね!」

「早い決断…嫌いじゃねえ!」

「待つだけとはいえ…ワクワクしますね。」

「タキオン!…今度はどれを?」

「…勘でいきたまえ。」

「欲しい牌が来たが…タイミングが悪いな…」

「あ、ツモです。何点ですか?」

 

アストンマーチャンが和了(あが)り、ナカヤマフェスタに自牌を見せる。

 

立直(リーチ)門前清自摸和(ツモ)に赤ドラが1つか…5200だな。ブリザードさんとフライトさんは1300ずつ渡しな。…立直しなくて良かったぜ。」

 

タイキブリザードとアグネスフライトから1300、ナカヤマフェスタからは2600の点数がアストンマーチャンに渡る。親はタイキブリザードへと変わった。

 

………

 

「ロンです!やりました!」

 

東3局は早かった。アストンマーチャンが積極的に鳴き、ナカヤマフェスタの捨牌で和了(あが)る。

 

「…(チュン)のみか。東風だけだから早めに終わらせに来たか?」

「マーちゃんは短距離勝負が得意なのです。」

「さぁ、最終局面(オーラス)だよ。罰ゲームが誰になるか…楽しみだねぇ!」

 

ナカヤマフェスタの1000点がアストンマーチャンへと渡り最終局面へと入る。アストンマーチャンがトップのままで親となった。




長くなったので分けました。後編は明日に投稿します。
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