因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ! 作:アマノジャック
「むぅ…今回は引きが悪いですね…」
「運が収束し始めたか?」
「なら私にもその運が来て欲しいのだけど?」
「元から無いものは巡回しねぇよ。」
「納得だね。」
「タキオンちゃんまで酷い…でも今のビリはナカヤマちゃんだし~。今回は罰ゲーム回避できたら別にいいし~。」
「タキオン、ここから作れる役って何か無いね?」
「これは厳しい…ブリザード君、今回は上手く流すんだ。」
「了解ね。」
「流れれば私の勝ちになりますよ?」
「しまった…マーチャン君が親だった!ブリザード君…来る牌の運に身を任せよう。」
「とりあえず、いいの来たら教えて欲しいね!」
最終局面…誰も仕掛けないまま次々と牌が流れていく。
「チーね!」
焦ったタイキブリザードが鳴きをする。そして、アグネスフライトも
「フェスタ、ビリなのに余裕そうね。もうすぐ、山が無くなるね。」
「はんっ!だからこそ燃えてるんだ…面白え。」
ナカヤマフェスタが取った牌を捨て、積まれたは牌は残り4つ。そして、3人の牌が流れ…最後の牌をナカヤマフェスタが取る。口角が上がった。
「ツモだ。」
『ーー!?』
4人の目が丸くなる。
「タキオン、フェスタはリーチしてないね!
「役があれば
「いや、ツモだから
「16000!?」
「あぅ…マーちゃんから8000点も取られました…」
「あれ?これって順位どうなるの?」
「フライトさん…あんたが最下位だ。」
「嘘!?マーちゃんじゃないの?」
アグネスフライトたちは点棒を数え始める。
「22200です。」
「36400だな。」
「21700ね…フライトは?」
「…」ズーン
アグネスフライトの顔が沈む。代わりにアグネスタキオンが答えた。
「19700だねえ…最下位だよ、お姉ちゃん?」
コポポポ…
アグネスタキオンがコップにロイヤルビタージュースを淹れる。その青臭さにアグネスフライトが鼻を抑える。
「タ、タキオンちゃん?前に味覚を替える薬とか調合してたよね?あれと一緒じゃダメ?」
「それじゃあ、罰ゲームにならないだろ?…飲まないのかい?なら、私が飲ませてあげよう…」
「ひぃ…嫌…」
「逃げちゃダメね♪」ダキッ
アグネスフライトは逃げようとするもタイキブリザードに抑えられた。そして、ロイヤルビタージュースが自身の口へと迫る。
「んー!」
「口を開けないと終わらないよ、お姉ちゃん?」
「んんん!」
アグネスフライトは口に力を入れて抵抗する。そんなアグネスフライトにタイキブリザードが耳元で何かを言う。
「…私、今日の夜はソウジの家で過ごすね。」ボソッ
「ー!」
その瞬間にアグネスフライトの力が抜けて口が開く…そこにアグネスタキオンがロイヤルビタージュースを一気に流し込んだ。
「苦っ!!あー、後かららくく来るる!いや…がっ…!!喉痛っ…!」
あまりの苦さに暴れるアグネスフライトだが…タイキブリザードに捕まっており、思うように動けない。
「タキオン、それって薄めて飲むやつじゃないのか?」
「…え?」
「パードゥン?」
「ごほっ…ご…おぇ…」
ナカヤマフェスタの言葉に顔が青くなるアグネスタキオンとタイキブリザード。それ対してアグネスフライトは紫になり始めた。
「わぁ…地獄絵図ですね…」
「苦いいよ…助けてぇぇ…」
「塩!いや、何か甘いもの!?」
「まずは水を飲ませるね!フライト!黒いトウモロコシは好き?モチモチしていて美味しいね!この前、スイートコーンを目指して品種改良したサンプルの栽培が上手くいったね!それで…」
アグネスタキオンは慌てて冷蔵庫まで走り、タイキブリザードは抱きしめたままの状態でトウモロコシの話を始める。そんな様子にナカヤマフェスタとアストンマーチャンはただドン引きした。
ーーー
「ごめんね、お姉ちゃん…」
「フライト…ソーリー…」
「…」
アグネスフライトは土下座するアグネスタキオンとタイキブリザードをしばらく見つめたのち…1つの金庫(*鍵付き)を無理やりこじ開けて、あるものを取り出すと自分とアグネスタキオンに付けた。
「お姉ちゃん!これ…!?」
「苦い!!こんな…あぁ!!」
「ワッツ?フライト?」
アグネスフライトがスイッチを押すと同時に
「何があったね!?」
「ブリザードさん、恐らくだが…」
「はい。感謝祭でみせた『中身を入れ替える首輪』かと。エアグルーヴさんとジャンポケさんが使ってました。」
「ってことは…タキオンの中身がフライトってこと?それでフライトはどこに行ったね?」
数分後、戻ってきた
「ブリザードさん、流れはもう分かりましたよね?タキ…私無しで大丈夫ですよね?」
「オ、オフコース…」
「じゃあ、今度は半荘で…罰ゲームは別のものにしましょう。」
「あの…フライトさんの体は…」
「タキ…お姉ちゃんならしばらく戻らないよ。この体を傷付ける訳にはいかないから。」
3人の額から汗が垂れる。
「罰ゲームは何だ?」
「洗牌しながら説明するわ…ソウジトレーナーが戻る前に始めましょ。」
ーーー
数時間後の研究室の光景はというと、ニット帽を取ったナカヤマフェスタ、半袖体操服に制服スカートなアストンマーチャン、スポブラとストッキング姿の
「流局です。これで終了…フェスタさんの勝ちです。」
「ノー!私は
「ちっぱいの間違いでしょ…ナカヤマちゃんも
「フライト、ずるいね!私しか狙ってないね!」
「何度も
「違うね!ただの偶然ね!普通にソウジにご飯食べてもらうだけね!」
「…で、ついでにブリザードさん自身も食べてもらうと。」
「だから違うね!」
「期待してないんですか?」
「………ちょっとだけ。」
「
「止めるねフライト!」
「暴れないでくださいよ。パンツが脱がせにくいじゃないですか。」
「い、嫌ね!これが最後の1枚だしもう終わりで…」
「何言ってるのですか?次にブリザードさんが負ければXXXにXXXXをXXXXして…」
「フライト!ここは学園内ね!そんなことしたらダメね!」
「バレなきゃ問題ないですよ…えい!」
「ノォーン!か、返して…」
「なら私も裸にすることですね……ふぅ。はい、席に戻る。」クンクン
「あ、あうぅ…嗅がないで…」
「早く戻らないとペナルティを追加しますよ?」
「すぐに戻るねっ!」
「…フライトさん、怖いです。」
「…マーちゃん、お前だけ逃げてもいいんだぜ?」
「…無理です。下手に動けば何をされるか分かりません…エアグルーヴさんたちも捕まって運ばれてる時、こんな気持ちだったのでしょうか?」
「とにかく、1秒でも早く終わらせるぞ。」
終了宣言と共にタイキブリザードからパンツを剥ぎ取る
「何やってんだお前ら!!」
この時、会議から戻ってきたソウジが大声で怒鳴ったことを誰が責めるだろうか?
「あぁ…ソウジじゃないか!終わったようだね。お帰りのチュゥをしよう。」
「…お前、フライトか?」
「え?何で……いや、私はタキオンちゃんよ。」
「ボロ出しすぎだろ…」
「あぅ…えーと…その…さようなら!………。ーーハッ!ソウジ、すぐに甘い紅茶を入れてくれないか?口の中が苦さにやられてしまっているんだ。さっきまで目の前も真っ暗で…って何だね!?私のこの格好は!?」
「ゾウジ!グッドダイミング!怖がっだねえ~っ!!」ダキッ
「何でこうなったんだよ…ブリザード、お前は服を着ろ。タキオン、お前も服着てニンジンジュースでも飲んどけ。…ナカヤマフェスタとアストンマーチャンは何があったか聞いてもいいか?」
その後、事情を聞いたソウジは頭を抑え…原因となった超ロイヤルビタージュースをストレートで1瓶飲みきった。そして、ナカヤマフェスタとアストンマーチャンから『因子』をもらった後は寮へと帰らせ、アグネスタキオンとタイキブリザードと共にアグネスフライトを探し始めた。…すると近くの女子トイレの個室で縛られたアグネスフライトをタイキブリザードが発見した。その時、アグネスフライトは死んだ目でアグネスタキオンたちに謝罪の言葉をブツブツと述べていたが…その身柄は同室であるアグネスワールドへ渡され、解散となった。
余談だが、アグネスフライトとナカヤマフェスタの約束は…雀荘からビリヤードに変更されたとのこと。