因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ!   作:アマノジャック

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どうも昨日のぱかライブでタキオンの新衣装を期待しつつもマヤノかクリークの3つ目かクリスエスが最速で来るかもと警戒していた作者です。

とはいえ…ちゃんと来ましたね!はぁ~、嬉しいです…天井まで回さないと。あとはサポカでカフェとエアグルーヴの水着姿が見れたのも眼福…カフェって白も黒も似合うな~って感じです。

後はローレル主役のスターブロッサム!次回はデビュー3戦目としてダート戦に入るのでその数戦後にタイキブリザードと対決することになるんですよね。…彼女がそのままか別の名前になるのか気になるところです。

最後にウマ娘のサークル内のレース(*条件はアイビスSD)にて私のキングが見事に勝ってくれました!昨日のクイーンSでも『ドゥーラ』が勝ってくれたからか私からキングへの親愛度も12を越えそうです。

長くなりましたが…本編にどうぞ!


第94話 飛行機は吹雪により冷やされ、モルモットにより癒される

場所はトレセン学園の地下牢。中にはアグネスフライトが収監されていた。

 

「…はぁ、ここでも落ち着かない。」

 

原因は前話をみてもらうとして…既に反省文は書き終わっており、来年に行われるトレーナー試験に向けて自主勉強中である。しかし、反省文の時と違って全く筆が進む気配ない。

 

「えーと、レースはデビュー戦か未勝利戦を勝たないと1勝クラスや重賞に出れないか?いや、出れるっと。実際にアヤベちゃんとか勝ってないし…定員割れのレースだったら重賞でデビューとかもあり得るからね。次は…打撲の対処法?動かさず冷やす、長く痛みが続くなら骨折してないか医者に診断もらう…っと。はぁ…」

 

もはや筆すら持たず、買った参考書をペラペラと見ているだけの状態だ。誰かが中へと入ってくる…タイキブリザードだ。

 

「ハイ、フライト。ここに入るのは何時ぶりね?」

「…ブリザードさん、ですか。前にタキオンちゃんとソウジさんをぶちこんで…いや、私の話でしたね。シリウスちゃんと全面戦争になって以来ですよ…」

「覚えているのね…えらいね!」

「今、身体のあちこちから色んなものが漏れそうになりました。」

「トイレならさっさと行ってくるね。」

「トラウマを呼び起こすなって言ってるの…てか、何をする気だ?…無響室はもう私が暴れて壊したからもう入れられることは無い筈…いや、あれはシリウスちゃん慕ってる娘に手を出した私が100%悪かったけど自分の心臓の音が聞こえるとか…」ボソッ

「何を1人でブツブツ言ってるね。」

「…あとちょっとでシリウスちゃんを堕として終わりって所にブリザードさんとルドルフちゃんのタッグ参戦とか勝てる訳ないですよ。」

「今さらその話?」

「そうですね、どうでもいい話でしたね…それで何の用です?反省文なら終わってますよ。」

「早っ…!数十枚はあってあと数日はかか…いや、そこは私の仕事じゃないからいいね。…今回はフライトのメンタルケアね。」

「…メンタルケア?」

「コレをみてみるね。」

 

アグネスフライトはタイキブリザードの手元にある何かをみる。

 

「あ、タキオンちゃん。何か元気無さそうだけど…あれ?ここって通信出来たのですね?」

「…ただのミラーね。それが今のフライトの顔ね。」

「…え?私の…顔?」

 

そこに映ったのは光無い瞳に痩せ細った顔の栗毛のウマ娘。

 

「自由登校になってからずっと部屋や図書室にいると聞いたね。ご飯はちゃんと食べてる?最後に食べたのはいつ?」

「食べてますよ…一昨日、ワールドちゃんの差し入れ食べましたよ。」

「…!…ワールドが差し入れたのは5日前ね。それに昨日食べてないってピルサドスキーと一緒にいたのに…」

「だって全然お腹減らなかったですし。」

「フライト…」

「…何ですかその目は?私は自分の夢のために…」

「…」

「黙らないでくださいよ…怖いじゃないですか。…ってどこに行くのですか!…はぁ、何だったんだ?」

 

ーーー

 

「東京レース場内にある大ケヤキとは本当はケヤキじゃありません。何の木ですか?答えはエノキっと…本当にこんなのが試験に出るの?…ん?ブリザードさん?」

 

しばらく本に目を戻し、勉強して過ごしていたアグネスフライトだったか誰かの気配を感じて手が止まる。

 

「熱心だなフライト。差し入れ持ってきたぞ。」

「ソ、ソソソ…ソウジさん!?」

「ん?あぁ、違う違う。俺はアイツのクローンだわ。タキオンが作り出すことに成功してな…」

「えぇ!?」

「頭部はかなり本物に近いがそっから下は皮膚を除いて骨とか結構適当らしい。まぁ、とりあえずの実験としてお前に飯を持っていって食わせろってさ。」

「私と…ソウジさんとの2人で?」

「お前が収監されてる間だけな。といっても俺はお前が食い終わったらに外に出るけど。」

「はぅ…クローンとは分かっていても…落ち着かない。」

「こんな所で落ち着ける訳ないだろ。とりあえず、飯を食え。話はそれからだ。」

「は、はい!そ、その…あーんしてもらっても?」

「食ってくれるなら何でもいいぞ。ほら!」

「…あーん。…美味しいです。」モグモグ

「ブリザードが作ったから当然だ!」

「ブリザードさんが?そういえばメンタルケアとか言ってたような…」

「それに関しては知らんが、話したいことがあるなら聞くぞ。まぁ、次来るときには別のクローンで記憶には無いだろうがな。」

「結構ドライな実験ですね。な、なら…早速聞いて欲しいことが…。実は昨日、うっかりピルちゃんを噛んじゃって…原因は私を抱き枕にしたピルちゃん何だけどピルちゃんトップレスのまま私の頭を自分のお腹に押さえ込むように寝てしまって息苦しくて…」

「ふむふむ。」

 

Cソウジはアグネスフライトの話を聞く。

 

………

 

「…で、ギリギリまでキスマークと噛み痕を消そうとしたけど上手くいかなくて…変に誤魔化そうしたら拗れてしまいました。反省文にちゃんとそのことも書きました。」

「うん。お前が言ったならエアグルーヴの件もグラスワンダーの件も全員、普通に真実だとして信じてしまうわ。」

「こんなに突っ込みどころのある話ですのに!?」

「お前ならあり得るな、で終わり。お前だってクローンの俺という突っ込みの塊にそれほど驚いていないだろ?」

「タキオンちゃんやソウジさんならあり得ますし…」

「そういうことだ。さっきの話だってお前のアドバイスでエアグルーヴとニヘイが上手くいったのも、ブートキャンプ後の3人を背負って帰ったのも、ピルサドスキーのSPやエアグルーヴ、グラスワンダーにお前の勝負服に似たスカーフをあげていたのも全部…事実だろ?」

「事実ですけど…」

 

アグネスフライトは目をそらしつつ答える。

 

「話変わるがお前ずいぶんやつれてるな…昨日は何食べた?」

「食べてないです…実は食欲が出なくてピルちゃんには心配されましたけど…」

「今食べてれたじゃないか。」

「…あれ?本当ですね。何でだろ?」

「おっと、そろそろ時間だな。またな…でいいのかな?」

「次に会うのは別のソウジさんだから記憶には残らない、からですよね?…それでいいですよ。今度は別の話を聞いてもらいので。ところで何時まで私はここで過ごすことになるかは…」

「悪いが知らん。」

「…ですよね。」

 

それから1日3回、アグネスフライトはCソウジと過ごすこととなった。

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