レズはヤダ!レズはヤダ!レズとドSは嫌だぁぁぁぁぁ   作:空色

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主人公の名前はケネシーです。


第2話

キョウカは腰に手を添えたまま、目の前の少女を眺めていた。冥府の門の地下に存在する石牢に、少女は天井から鎖でつるされていた。普段からここにいる訳ではない。ここに少女が連れてこられるのは、キョウカのテンションが上がった時か少女が反抗してメンバーを怒らせたときだ。

 

「満月の夜は気分が良い。こうしてケネシーで遊べるからな」

 

「………ハハハッ、ホント趣味が悪い。レズに加えてロリコンか?悪魔様は高尚な趣味をしていらっしゃる」

 

鈴の鳴るような声でそう吐き捨てたのは拘束されている少女だった。否、少女というよりもはや童女というべきであろう。彼女は息を呑んでしまうほど美しかった。腰まである銀髪は、常に濡れそぼっているかの様に艶やかだ。銀眼は妖艶に輝いており幼いながらも色香を感じさせる。

 

まるで美しいガラス細工のような美しさを持っていた。

 

「そなたは実に美しい…故に惜しいな。男に戻らずに今のままでいればいいものを」

 

「口説き方がヘタクソだな。セイラはそんなこと言わないぜ?」

 

ケネシーは半裸の状態で放置されていた。彼女を繋ぐ拘束具はあらゆる魔法を封じる鉱石でできている。そのため、魔法の使用を危惧する必要などない。仮に武器などを隠していたとしても悪魔にはあまり意味がない。ではなぜキョウカはケネシーを半裸にしているのか。

言ってしまえばこれはキョウカの趣向だ。半裸や全裸の状態は尋問において、無意識のうちに相手との格差を感じ、屈服しやすくなる。そういう意図が普段はあるのだが、ことケネシーに限って言えばただの趣味だった。

 

キョウカはケネシーの顎を掴みあげながら、静かに笑った。

 

「そなたは良いな。何度嬲っても折れぬ」

 

「………加減してくれてもいいんだぞ?」

 

顎を引き、敵意半分怯え半分で返すケネシー。キョウカはケネシーのことを何度嬲っても折れないと称したがそんなことはない。辛うじて口答えできているだけで、内心は震えあがっている。キョウカやセイラはそれを分かったうえでこのような発言をしていた。

 

ケネシーの顎から滑るようにして彼女の身体を伝う。キョウカはケネシーの急所を摘み上げた。

 

「ああああああああああああ!!!!!」

 

表面上は気丈だったケネシーの仮面が瞬時に砕け、苦悶の叫びを上げ始める。キョウカが指先へ力を込めるたび、悲痛な叫びが石壁に響く。

 

「此方の力は感覚を変化させる。そなたの痛覚は限界まで引きあがっている」

 

ケネシーは拳を握り目を瞑り悲鳴を堪えるが、軋む体が隠し切れないほどの痛みを訴えていた。想像を絶する痛みが脊髄を駆け上っているのが見て取れた。

 

しばらくキョウカに嬲られていたケネシーの身体は思わず目を伏せたくなる状態になっていた。至る所に鞭痕ができ、眼に大粒の涙を湛え、唇の端から唾液の線を垂らし、汗に塗れ視線は虚空を泳いでいた。

 

しかし、そこには一種の魔性があった。悪魔さえも目を見張ってしまう魔性。傷つき放心してもなお、彼女は美しかった。

 

キョウカは愉悦を噛み締めてさらに鞭を振るおうと構えたところで、一つの声がそれを止めた。

 

「キョウカ様。マルド様が呼んでましたわ」

 

ケネシーに意識はほとんど残っていなった。しかし、第三者の介入によって少しだけ意識を覚醒させる。

 

気が付けばケネシーの前にいるのはセイラだけになっていた。

 

「セイ、ラ………」

 

理性をドロドロに溶かされるセイラのお遊びの方がよほど恐ろしいと知っているケネシーは昔からセイラにだけは口答えをしなかった。

 

「ここに来た時と比べれば信じられないほど強くなりましたわね。意識があるんですもの」

 

焦点が合っていないケネシーを拘束から解放しセイラは抱きかかえ上げる。セイラはケネシーの頭を軽く撫でながら、ケネシーに与えられた部屋に足を運んでいく。

 

「意識が完全に落ちるまでまた本を読んで差し上げましょう。人間が紡ぐ退屈な物語を。そしていつか、ケネシーさんが成長した時はわたくしが紡ぐ物語を読ませて差し上げます。—————悪魔が紡ぐ物語をね?」

 

キョウカに向けるものとは違う。しかし、それでもセイラがケネシーを見る時の眼には熱っぽい感情が込められていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

76:イッチです

すまん、クソレズの拷問で意識飛んでたわ

 

77:名無しのパンピー転生者

 

78:名無しのパンピー転生者

拷問中にスレやってたんか?

 

79:イッチです

やっぱり事故に見せかけて死んだふりをするのが一番いいっていうのが今のところの結論だけど異議ある?

 

80:名無しのパンピー転生者

まあ強行突破で脱出するよりはマシだろ

 

81:名無しのパンピー転生者

それはそう

 

82:名無しのパンピー転生者

じゃあ魔法の訓練中に壁をぶち抜いて外に投げ出されるやつで行くのか?死ぬぞ?

 

83:名無しのパンピー転生者

正直死んだふりの難易度が高すぎる

 

84:名無しのパンピー転生者

イッチにどの程度の興味と関心を抱いているかでだいぶ変わるな

 

85:名無しのパンピー転生者

そもそも上空から自由落下でイッチは地面に辿り着けるのか?

 

86:名無しのパンピー転生者

やっぱりクソレズたちの間に挟まっている方がいいんじゃ

 

87:名無しのパンピー転生者

今更だがどんな拷問をされているんだ?私気になります!!!!!

 

88:イッチです

>>87

痛覚を高めた上での鞭打ち、蝋燭、言葉、拳、水etc………最近は終わった直後のクソレズその二の読み聞かせが癒しになってきているのが怖い

 

89:イッチです

>>85

たぶん行ける。男の状態で落ちると死ぬけど女の状態なら再現魔法でなんとかなる。で、ワイが自由にTSできるのを悪魔たちが知らないことを利用して男の状態で飛び降りるわ

 

90:名無しのパンピー転生者

>>88割とガチガチの拷問で草枯れるわ

 

91:名無しのパンピー転生者

>>88

イッチはもはや調教されているのでは?ボブは訝しんだ

 

92:イッチです

みんなに相談してたら結構できる気がしてきた。行ってくる!!!!!

 

93:名無しのパンピー転生者

え!?

 

94:名無しのパンピー転生者

今からやるの?

 

95:名無しのパンピー転生者

さっきまで拷問されてたんじゃないのか?

 

96:名無しのパンピー転生者

あー、掲示板と各世界の時間のスピードは一定じゃないから

 

97:名無しのパンピー転生者

それにしても行動力の化身だなw

 

98:名無しのパンピー転生者

でもイッチ逃げた後の行先とかある?

 

99:イッチです

あっ

 

100:名無しのパンピー転生者

 

101:名無しのパンピー転生者

 

102:名無しのパンピー転生者

 

103:名無しのパンピー転生者

ノープラン

 

104:名無しのパンピー転生者

それも一興

 

105:イッチです

アイキャンフライしちゃった

 

 

 

 

 

 

 

 

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