レズはヤダ!レズはヤダ!レズとドSは嫌だぁぁぁぁぁ 作:空色
必要な過去回想は間に話を挟んで書く予定です。
ケネシーは現在激しく後悔していた。何にというのは語るまでもなく安価を取ってしまったことである。ウェンディを助けてギルドに戻ってきたケネシーは必然的に自分の姿に対する説明を求められた。
「つまりお主はケネシーであってなぶらケネシーではないということでよいか?」
「そうなるね。この体は紛れもなくケネシーのものだけど僕は彼じゃない」
「所謂二重人格というやつかの?」
ローバウルは自身の髭をなでながら、ケネシーの語ったことについて考察する。ウェンディとシャルルは話についていけていないようで混乱しているのが見て取れた。
「それに近いだろうね。
「………なぶらわかった。お主が別のケネシーであろうとウェンディを助けてくれたことには変わらんし、ケネシーであることにも変わりはないのだろう。であれば儂から言うことはない………ウェンディとシャルルはどうじゃ?」
マスターの語り掛けに混乱していたウェンディが顔を上げる。そして不安げな顔でケネシーに問いかけた。
「ケネシーはケネシーなんだよね?」
「…ああ、それは保障しよう。姿や性別が変わろうと中身はそう変わろうと本質は変わらないよ」
「ほんしつ?」
知らない言葉だったのか小首をかしげるウェンディにケネシーは苦笑いを浮かべた。
「ああ、まあ僕は君が知るケネシーとほとんど一緒ということさ」
「じゃあ大丈夫!」
ウェンディの笑顔の断言にケネシーは少し驚いた顔をしマスターは優し気に微笑んだ。
「3週間も一緒にいてそれを隠そうとしていたのは気に食わないけど、助けてもらったから水に流してあげるわ」
フンっとそっぽを向くシャルルに一同は苦笑した。
「さあ、ウェンディとシャルルはもう寝なさい。なぶら夜も更けてきている。ケネシーは説教じゃ。残りなさい」
当たり前のように出ていこうとしていたケネシーはマスターローバウルに呼ばれて立ち止まった。
ウェンディが遠ざかっていく足音を聞きながら両者の間に静寂が流れる。
「すべて話せとは言わん。儂にはそれを言う資格などないのじゃから」
しばらくしてマスターはゆっくりと語りだした。それは過去を悔いて自戒するものの姿だった。
「お主が何を隠しているのかは聞かん。壮絶な過去があることは理解できるのでな。絶望を知るものの眼はいつの時代も変わらん」
「絶望、ね」
「お主の闇がここにいて晴れるのであればいくらでもいるとよい。じゃが———」
マスターローバウルは真っ直ぐとケネシーに視線を向けた。そのあまりに力強い眼力と奥にある温かみにケネシーは耐え切れず目をそらした。
「じゃがあの子たちを傷つけてくれるなよ。なぶらそれだけは儂との約束じゃ」
「………わかってる」
後日、ケネシーは
4年後———
ケネシーは依頼でオニバスという街に足を運んでいた。そこでケネシーは何をしているかと言えば——————
「天魔の激昂!!!!!」
闇ギルドを相手に戦っていた。依頼を達成し帰ろうとしたところで偶然にも闇ギルドが街に押し入り暴れだしたため、急遽帰るのを遅らせ闇ギルドを退けることにしたのである。
「天魔の撃鉄!」
拳の連打が魔導士の胴体を穿ち、風を纏った拳から放たれる強烈な一撃でその体を吹き飛ばした。
「天魔の連風」
両手の風を合わせ相手に叩きつける。風が魔導士に直撃した瞬間、巨大な爆発が辺りを包んだ。
正確に言えば、爆風であるが。
正直、ケネシーは闇ギルドの討伐などするつもりはなかった。ケネシーとしては目立つのは避けたいからである。また、ケネシーとしては赤の他人のために戦う理由が理解できなかったのだ。別に街中で闇ギルド連中に市民が襲われていようとケネシーは正式な依頼が無ければスルーしてしまう確率の方が高かった。しかし、今回ばかりは例外である。
「腕試しにちょうどいいと思ったんだけどな。また当てが外れてしまったな」
死屍累々。闇ギルド『グラキウス』、総勢100名はたった一人の魔導士の手によって全滅していた。
山のように積みあがった人間の上でケネシーは空を見上げる。その目には何も映っておらず、ケネシーは何事もなかったかのように一言
「帰るか」
そう呟き街を後にした。その圧倒的な光景を目にした住民によってこの話はちょっとした噂となり様々な街を駆け巡ることになる。
4年間色々あった。
1:イッチです
そろそろ二重人格の演技きつくなってきた
2:名無しのパンピー転生者
草
3:名無しのパンピー転生者
4年間お疲れ様っす
4:イッチです
TSしている時はやっぱりウェンディとの距離も物理的に近いんですよ。男の時は昔に比べて仲は良くなったけどそれなりに距離があるというか抱き着いてきたりがなくなってきてる。天使の抱擁が………何か男に戻るの意味ないかもって思い始めてきた。けど、TS状態でもふとした瞬間男言葉とか素が出そうになるから普段使いできない………。
5:名無しのパンピー転生者
草
6:名無しのパンピー転生者
イッチの自業自得では?
7:名無しのパンピー転生者
おまわりさーん、ここです
8:名無しのパンピー転生者
やっぱりこいつウェンディに近づけてはだめでは?
9:イッチです
>>7
TS状態ではイチャイチャしても犯罪にはならない!!!!!男の状態でも年が近いから犯罪じゃないッ!セーフ(鋼の意志)
10:名無しのパンピー転生者
アウトなんだよあ
11:名無しのパンピー転生者
アウトすぎる
12:名無しのパンピー転生者
安価のせいで記憶喪失と二重人格になったイッチさんおっす
13:名無しのパンピー転生者
この4年、タルタロスからの刺客とか来なかった?
14:名無しのパンピー転生者
うんうん、肉体年齢は近いよな
15:名無しのパンピー転生者
精神年齢は………
16:名無しのパンピー転生者
>>13これが起こってたらスレ立ててるでしょ
17:名無しのパンピー転生者
>>16おっしゃる通り、何もなかった
18:名無しのパンピー転生者
腕試しに闇ギルドをいくつか潰したのまずくなかったの?
19:イッチです
すぐに評議員に引き渡すし意外と大丈夫だった。でも単独依頼以外で外出するときはTS状態にしてる。時々男の状態で外出するけど、一緒にいるウェンディとかに危害が及ぶのはやばいので控えてる。
20:名無しのパンピー転生者
?満月の日にしかTSしない設定じゃなかったの?ウェンディとTS状態で外出してるんだよな?
21:イッチです
記憶喪失はそのままだけど、呪いに関しては歳を取るごとに少しだけ制御できるようになったことにした。マスターに協力してもらって、ウェンディの純粋さに付け込みました。すいません。
22:名無しのパンピー転生者
>>21
ええんやで………というわけないだろ?
23:名無しのパンピー転生者
優しいせか………なんだと!?
24:名無しのパンピー転生者
ヤサシイセイカ、何?
25:名無しのパンピー転生者
変化球で草
26:名無しのパンピー転生者
アウト扱いなのか
27:イッチです
今までは満月の夜になると自動で女、新月の夜になると自動で男に切り替わるって感じにしてたけど、満月と新月以外の日は制御できるようになったことにした。つまり、今までは満月の夜以外は基本的には男で調子が悪い時に女になるって設定だったけど、満月の夜以外も自由に人格を変えられるようになったっていう設定。
28:名無しのパンピー転生者
ウェンディを騙すなんてお前に良心はないのか!?
29:名無しのパンピー転生者
良心は………死にました
30:名無しのパンピー転生者
勝手に殺すな
31:名無しのパンピー転生者
ケットシェルター付近の街では、女のワイの方が有名になってしまったのだ………。
32:名無しのパンピー転生者
>>31前から思ってたけど、イッチ女の時は常時魅了の魔法を振りまいてたりする?
33:イッチです
>>32
知らない。ワイが美少女過ぎて男も女も寄ってくるだけやろ。実際、美少女だしな
34:名無しのパンピー転生者
草
35:名無しのパンピー転生者
うーん
36:名無しのパンピー転生者
この自己肯定感よw
37:名無しのパンピー転生者
転生特典やからなぁ………神が全力の遊び心で制作した美少女ボディって考えると妥当だよな
38:名無しのパンピー転生者
前にイッチが建てたスレで女の状態でナンパしまくって遊ぶって話し合ったけど、結局どうなったの?
39:名無しのパンピー転生者
あー、確かにあったな
40:イッチです
あー………あれは…そうですね
41:名無しのパンピー転生者
おい!
42:名無しのパンピー転生者
面白そうだな話せよ
43:名無しのパンピー転生者
どっちの性別にナンパしたんだ?
44:名無しのパンピー転生者
wktk
45:名無しのパンピー転生者
>>43
どっちもだった気がする
46:名無しのパンピー転生者
>>43
女だけだった気が…
47:イッチです
ワイって二重人格設定だから演技してるじゃん?
48:名無しのパンピー転生者
そうだな
49:名無しのパンピー転生者
あっ
50:イッチです
だから女状態の時の方がコミュ力上がるし気障なセリフが吐けるんだ
51:名無しのパンピー転生者
ほう
52:名無しのパンピー転生者
わかるぞ
53:名無しのパンピー転生者
おっと、これは
54:イッチです
色々あってウェンディに怒られたのでやめました
55:名無しのパンピー転生者
誤魔化してんじゃねぇ!
ここ(次)からはゆっくりと物語が展開します。