レミリア「ほら、次行くわよこーた!」
こーた「今絶望中なんだけど・・・」
咲夜「絶望してる暇はありませんよ。 まだトイレしか紹介してないんですから」
こーた「希望はないのか・・・」
レミリア「絶望となるか希望となるかは貴方次第よ」
こーた「こっわ・・・あと何があるってんだ」
レミリア「安心しなさいよ、これで紅魔館の8割は制したといってもいいわ!」
こーた「トイレの割合どうなってんだ!」
咲夜「なので後は仕事しながらにしましょうか」
こーた「トイレ見るためだけに案内してたんかい!!!」
レミリア「ほかに何が?」
こーた「もぅいいです・・」
咲夜「さぁ9時のご飯の準備をしますよ」
こーた「つい30分前に食ったばかりじゃねぇか!?」
咲夜「紅魔館の食事は朝ご飯3回 昼ご飯4回 夜ご飯6回の計13食です」
こーた「どんだけ食べる気だ!!腹が破裂するわボケェ!!」
レミリア「よく食べないと成長しないわよこーた」
こーた「限度があるだろうが!!つーか夜ご飯の割合多いな!」
咲夜「深夜ご飯も夜ご飯に含まれます」
こーた「深夜に食わす気か!?寝させろよ!!」
レミリア「あら知らなかったの?吸血鬼は本来夜行性よ?」
こーた「夜行性イコール夜に寝ないとでも思うなよ!俺はそもそも人間だったんだぞこら」
咲夜「え!?」
こーた「おうこら、なんだその「えっ!?」ってのは、えぇ?おい俺は人間に見えないとでも?」
咲夜「いやそっちではなく夜行性が」
こーた「お嬢様しっかり朝起きてきてんじゃねぇか!夜寝てんだろうが!」
レミリア「えっと実は普段は全く寝てなかったり」
こーた「んなわけあるか!」
咲夜「お嬢様は絶対ねないもん!」
こーた「アイドルの糞イメージか!!」
レミリア「私紅魔館のアイドルだもん!」
咲夜「キャー!!お嬢様ぁぁぁぁぁ!!!かわいいいいいいいいい!」
こーた「うるせぇだまれ」
咲夜「きゅぅん」
レミリア「きゅぅん」
こーた「ほら、次はどこ行くんだっての」
咲夜「あっはい、次は…どうしましょうか?」
こーた「おい!仕事あるんじゃないのか!」
咲夜「よく考えたら今人手は十分足りている事に気付きました。
……こーたのやる事ないですね」
こーた「えぇ…掃除とかやる事ありそうなもんだがな」
レミリア「どうするのよ咲夜、このままだとこーたが穀潰しのニートになっちゃうじゃないの」
こーた「言い方どうにかしろ!俺かていやだわそんなの!」
咲夜「まぁ嫌なんですか?やることも無く自由が謳歌できますよ?
寝たり食べたり、寝たり食べたり、寝たり食べたり?」
こーた「食って寝てるだけじゃねぇか!!暇すぎて死ぬわ!」
レミリア「ねぇ咲夜ホントにやることないの?この屋敷広いし探せばありそうなものだけど」
咲夜「お嬢様、只今この紅魔館のお仕事は全て含めてお昼には全て終えてしまえます。 よく妖精達が遊んでるのを見かけませんか?」
レミリア「えぇよく見るけどあれサボってたんじゃないの?」
咲夜「確かにサボっている事もありますが逆に言えばやる事がそこまでない事も意味しているわけでして、仕事が終わると午後に外にでて妖精やゴブリンが一緒にあそんでおります」
こーた「本当自由だなここは」
レミリア「まらまぁそうだったの、じゃあ咲夜はいつも何してるのよ」
咲夜「ご飯を作るとき以外は割と自由にしてますね、ナイフ投げとか」
こーた「ナイフ投げとかやってるのか」
咲夜「えぇ、ちょっとしたものですよ?試してみましょうか」
レミリア「いいじゃないどうせ暇なんだし」
こーた「ここでやんのか?」
咲夜「ここでは何ですので私の部屋に行きましょうか、お嬢様よろしいですか?」
レミリア「いいわよ!」
咲夜「では参りましょう」
こーた「おい・・・」
咲夜「じゃぁやりますよぉ」
レミリア「がんばって咲夜~」
こーた「まて!なんで部屋に連れてこられて俺は縛られてんだ!!」
咲夜「だってナイフ投げするんですから的は必要でしょう?」
こーた「俺かっ!?俺が的なのか!?ふざけんなてめぇ!!今すぐ縄をほどけ!」
咲夜「大丈夫ですよこーたには当たりません、多分」
こーた「多分つったかお前!やめろマジで!!いやマジで止めて下さい!!やめてぇぇぇぇ!!」
レミリア「大丈夫よ咲夜のナイフの扱いはすごいから。もし仮に当たっても吸血鬼になったこーたなら絶対に死ぬことはないから安心しなさいよ」
こーた「どこに安心しろってんだ畜生が!!」
咲夜「美鈴はささっても何てことなさそうだしこーたもきっと大丈夫よ」
こーた「あの人にも刺してんのかよ!何やってんだあんた!」
咲夜「門番してるのに寝てるのが悪いのよ、そう美鈴が悪いの。私は悪くないの。 ということでこーた行きますよ?覚悟してくださいね」
こーた「ひぃぃぃぃぃ!!ちょっ待った!話せばわかる!!そんなことしちゃいけない!!」
咲夜「えぃ」ヒュンヒュン
こーた「うおぉぉぉあ!?あぶねぇぇぇ!掠った!髪の毛掠ったってぇぇ!」
レミリア「おぉ~見事にこーたを逸れてるじゃないの」パチパチ
咲夜「次は足の周りですよこーた、あんまりもがいてると当たっちゃいますよ?」
こーた「まだやんの!?もういいよ分かったって!!アンタナイフ投げ上手いって!!もうやる必要なんてないって!?」
咲夜「そんな事はありませんわ、日々の積み重ねが私のナイフの腕を鈍らせないのよ。 だから協力して?」
こーた「その辺の何かでやれや!わざわざ人を的にすんじゃねぇ!」
咲夜「それでは緊張感がないので却下です。 緊張感を持ってやるからこそ人は何かを上達できるんですよ?」
こーた「いるかァァァァ!!こんな緊張感いらねぇわ!!つか緊張してんの俺だけでお前はまったく緊張してねぇだろが!」
咲夜「はい」
こーた「はいじゃねぇよクソが!!」
レミリア「もう往生際が悪いわねこーた、もう咲夜を信じて的になってなさいよ。 私飽きて来たんだけど」
こーた「飽きたんならこんなふざけた真似止めさせろよ!」
レミリア「でも!私は!咲夜がやり遂げるまで!絶対にここを離れないわ!!」
咲夜「お嬢様…!!」
こーた「いい話風にすんじゃねぇよ!ナイフ刺されそうになってる俺の身にもなれや!」
レミリア「絶対にいやっ」
こーた「お嬢様あんたマジであんた!!」
咲夜「お嬢様!!私は絶対にやり遂げてみせます!!見ていて下さいこーたの顔が恐怖に歪む瞬間を!」
こーた「アレぇぇぇ!?目的すげ変わってんだけど!?何俺の恐怖に歪む顔って!?」
レミリア「フフン!面白くなってきたじゃないの!!」
こーた「面白がるな!興味を持つな!飽きたまんまでいろ!!俺を開放してくれぇぇぇぇぇ!!」
咲夜「最早遅いのですこーた、さぁいい顔を見せて!」
こーた「イィィィィィィィィヤァァァァァァァァァァァ!!!!」