体がメダルで出来ている件 作:10周年ハッピーバースデー!!
今回出るコンボは皆さんも知ってると思います。
ただ、描写がカオスになっているので読んだ方は「うわこれ酷い」って思う方が出てくると思います。
それでも良い方はどうぞ!
「何をやっているんだアイツらは!?」
「翼さん!クリスちゃんがオーズと戦闘を開始!」
モニターでは、オーズと翼&クリスの戦闘を見ていたが、騒然としている。
前まであの二人はアルカ・ノイズの解剖器官によりギアの装着が一時的に不可能であったが、エルフナインの助力により強化型のギアとして再起したのだ。
司令である弦十郎はオーズに遭遇したなら何かしらの情報を収集して欲しいとの命令を出していた。
モニターから戦闘を見ているが強化型ギアを纏ったにも関わらず、2人は圧倒ならぬ蹂躙されているのだ。
このままでは不味いと思ったのか弦十郎はすぐさま
「師匠!?何処へ?」
「あの二人を止めにだ!そうしないと余計に不味い事になる!」
そう言い残して、司令室から出た。
「取り敢えず、戦闘に巻き込まれないよう切歌ちゃんと調ちゃんを離れさせましょう!」
あおいは近くにいた切歌と調にそこから離れるように指示を出す。
「あの二人…大丈夫かしら?」
強化型ギアとはいえ、あくまでアルカ・ノイズの解剖を防ぐ機能と出力をあげているが、それでも未知の戦闘力を持つオーズには届かない。
「大丈夫ですよ!師匠が向かってるんですから!!」
弦十郎の弟子でもある立花響は心配そうに見る小日向未来とマリアを安心させる。
ここにいる皆は弦十郎がどれ程の実力者か知っている。
"霊長類最強"の異名を持つ彼ならば合間に入って話し合いで解決できるであろう。
仮に戦闘になったとしても、彼が勝つのはまず確定だ。
何しろ過去に完全聖遺物を纏った敵を圧倒すると言う功績を持っているのだから………
だが……ここにいる誰しもが想像付かない結末が見る事になる。
それは同時に最もオーズの恐るべき力を知る事にも繋がるのだ。
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
「くっ!」
「ちっ!攻撃が激し過ぎる!」
こちらは翼とクリスがオーズとの戦闘だ。
タジャドルコンボになっている「超音速飛行」の空爆攻撃により攻撃する隙を見つけられなく避けるか被弾するかの一方だ。
「くそ!当たらねぇ!!」
クリスは銃火器系統のシンフォギアで二丁持つクロスボウで弾幕を張っているが、オーズはそれに恐れず無傷で突貫攻撃を繰り出す。
「うわぁッ!?」
「グッ!?」
オーズの体当たりを食らう2人、立て直すにも向こうから放つ火炎弾により阻害されてしまう。
「思っていたよりも強い!」
「出鱈目過ぎんだろ!?空を速く飛ぶわ、連射してくるわ!」
オーズがここまで強いとは想定外だと感じた2人、一方で空中で浮遊している当の本人は見下ろし
「あれやってみよう」
タジャスピナーの蓋を開けるとそれに呼応しドライバーから三枚の鳥類メダルと体内からセルメダル4枚が飛び出し、スピナーに装填され、オースキャナーで読み込ませる。
「な、なんだありゃ!?」
「大きい…!」
スピナーを読み込ませると、オーズの全身がが巨大な不死鳥を模した炎に包まれていく。
炎を纏ったオーズは標的を下にいる2人に狙いを定め空中高く突撃した。
「ッ!?来るぞ!」
「撃ち落としてやる!」
──蒼ノ一閃
──MEGA DETH PARTY
翼は大型化させた大剣状のアームドギアを振るい、巨大な青いエネルギー刃を放ち、クリスは左右の腰部アーマーを展開し、内蔵の多連装射出器から追尾式小型ミサイルを一斉に発射させる。
だが、両方の攻撃も不死鳥の炎を纏ったタジャドルには無意味だったようで、炎により攻撃が掻き消されてしまった。
「はあぁぁぁぁぁぁッッ……!!
セイヤァァァァァッッ!!!!」
「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁッ──ッッ!?」」
"マグナブレイズ"を食らった2人は大いに吹っ飛びコンクリートの地面に強く身体をスーパーボールのように跳ねて転がってしまった。
「よっと…!」
必殺技が命中し、対象を確認する。
「ウッ…!?」
「グゥっ!?」
ギアは解除されなかったが、装甲が黒く焦げている部分があちこち見える。
帰ろうとするが、必死に立ち上がろうとアームドギアを杖変わりで歯を食いしばっている。
まだやるつもりならと思い、セルメダル7枚をタジャスピナーに装填しようとするが……
\ギャオーン/
「ん?」
恐竜コアメダルが反応し、上から来ると察知して翼を展開させそこから離れる。
ドオォォォォォォンッ!!!!
さっき居た場所に衝撃波が走る。
砂塵と共に姿を現れたのは赤いシャツを着たガメルのような体格を持つ男だった。
「叔父様!?」「おっさん!?」
聞いた所彼女達の知り合いのようだ。
「全く、お前達は…情報聞くようにとは言ったが、戦えとは命令を出していないだろう」
「うっ」
「も、申し訳ありません」
この人凄いな。生身でありながらコンクリートの地面にクレーター作る程高い所から来たって訳か。
しかも、怪我ひとつない……人とは思えない感じだ。
「俺の部下達が迷惑を掛けてすまない。オーズと言ったか?話はまた今度あったらでいいから穏便に済ませて貰えないだろうか?」
「……それは出来ませんね。何せこっちはただ帰ろうとしたのに銃弾を飛ばされ、挙句には剣を振るわれてきたんですよ?」
「だが、これで満足しただろう?」
「そうですね。
しかし、彼女達はまだやる気ではありますよと言わんばかり銃と剣を握り締めている。
それならば此方も答えてやるのが礼儀ってものじゃないんですか?」
弦十郎は後ろを振り向くと、確かに立ち上がってアームドギアを構えてはいるが身体のあちこちが火傷を負っている。
このまま戦わせたら、不味いと思ったのか彼はこう答える。
「では、こういうのはどうだ?彼女達二人の代わりに俺が相手になる。……どうだろうか?」
「叔父様!?何を!?」
「そうだぜ!おっさん幾らアンタでもオーズを相手にするには…」
「何、心配するな。やられる前にカタを付ける」
拳を強く握りしめる……防人の血が騒いでいるのか彼自身もオーズと戦いたいと欲が出たのであろう。
「…成程、選手交代という形なら構いませんよ。」
「決まりだな。お前達は出来るだけ下がっていろ」
「……分かりました!」
「せ、先輩!?」
翼はすぐに了承し、クリスを引き連れて出来るだけ遠くへ撤退していった。
「良かったんですか?これで?」
「あぁ、正直言うと一度確かめてみたかったんだ。オーズ……君がどれ程の力を秘めているのかをな!」
体術の構えを取り、向こうはいつでもスタンバイOKを現している。
タ・ト・バ!タトバ!タ・ト・バ!
俺はタジャドルからタトバコンボに戻った。
「?さっきの赤い奴で来ないのか?」
「アレでも良かったんですが
この姿でも結構やれるので」
「ッ!!大層な自信だな!」
そう言うと弦十郎の姿が一瞬で消える。
「!おおっと!」
感知能力が前より上がっているのかすぐに反応でき、トラアームで攻撃を受け止める。
「ッ!?」
「シッ!」
弦十郎の一撃を受け止めたオーズはもう片方のトラアームでストレートパンチを繰り出す。
それに反応した弦十郎もすぐさまガードするものの数メートルは吹っ飛ばされるが、両足で何とか持ち堪え、ブレーキをかける。
すぐさま弦十郎はまた急接近し、オーズも急接近し互いのストレートパンチをぶつけ衝撃波が生まれる。
ドゴオオォォォォォン!!!!!!
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
「今度は師匠とオーズさんが戦ってる!?」
「司令…多分防人の血が騒いだんでしょうね」
S.O.N.Gが保有する潜水艦にて弦十郎とオーズの戦闘をモニターで見ている装者達。
「と言うか、あんな高い所から落ちてきて無傷って……あの人、人間なの?」
マリアはS.O.N.Gに入ったばかりで弦十郎の事をまだ何も知らないのか彼の人間としてスペックに対して驚愕している。
「司令はあれでも凄い方なんですよ?過去に完全聖遺物を纏った相手を圧倒してましたからね」
「……ヤバいわね」
「でも、あのオーズも強いぞ。司令相手に引けを取っていない。」
モニターからみてオーズの戦闘も凄かった。過去にシンフォギア装者と弦十郎の模擬戦を何度か行なった事があったが、結果は弦十郎の圧勝。
「シンフォギアに勝てるなら司令一人でもいいんじゃねぇの」と思う装者達だったが、あくまでも対人戦の話で、ノイズ相手ならば意味を成さない。
オーズの場合は弦十郎の攻撃に瞬時に対応し、牽制している。
これらの状況から見て「決着は付かないのではないか?」と思う装者達……
しかし、その疑問はすぐに解決する事になる。
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
「どりゃあッ!!」
「フッ!!」
一撃一撃と、弦十郎の拳とオーズの拳が激突する。
思ったより…この人中々やるな。グリードで言えば完全体に匹敵するレベルだ。
この人相手なら……"アレ"使ってもいいか
距離を取っては態勢を立て直すと向こうも同じ行動を取った。
「中々やるじゃないかオーズ、流石は
「さっき貴方は言いましたね。俺の秘めたる力を見たいと…?」
「あぁ。そうだ」
これだけ対等にやれるなら"アレ"を使ってもいいはずだ。
周りから見れば卑怯かもしれないが、向こうがどうしても見たいと言うなら仕方ない。
「では、お望み通り俺の秘めたる力…その1つを見せましょう」
「!?」
弦十郎は警戒を解くことなく構えを取る。
"アレ"と思い浮かべると身体から緑色のメダルが2枚飛び出てきた。
えっ?予算?何それ美味しいの?
何か変な声が聞こえたような気がするが、気にせずタカメダルとトラメダルを取り出し、残りの二枚をセットし、オースキャナーで読み込ませる。
「緑色に変わったッ!?くっ!」
ガタキリバコンボに変身した俺は雄叫びを上げながらクワガタヘッドから電撃を放ち、辺り一帯を迸らせる。
電撃に巻き込まれないよう両腕でガードする弦十郎。
「姿が変わったようだが、前の赤い奴よりは迫力がちょっとないな」
「後悔しないで下さいよ?ある意味、さっきより迫力が凄いですよ」
オーズ史上最凶のコンボ。
それがどんなものか身をもって味わう事になる。
「なっ!?こ、これはッ!?」
オーズの姿が2から4人、8人から16人に増え始め、弦十郎の周りを緑色に覆っていた。
ガタキリバコンボの固有能力…『
「なるほど、緒川の使っていた影分身とやらか!
なら、本体を見つけるまで全員片付ける迄だ!」
弦十郎はオーズが影分身をしてると思っていた。
しかし……オーズの分身は影分身では無い。
それすら知らずこの後どうなるか予想だにしていなかったのであろう。
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
「な、何あれ!?」
「こ、今度はオーズが緑色になって」
「増えてる……」
司令室でもおなじみ、驚愕の反応をしていた。しかし、女性陣はオーズの増殖を見てしまったのか
「ウッ…!き、気持ち悪い」
「ヤバいよ未来!背筋がゾッとする!」
「私も見てるだけで寒気が……」
使っているメダルが昆虫である為か女性陣に取ってこれは猛毒だったようで吐き気を促す者もいた。
「…て言うか、クワガタとかカマキリ、足が
バッタって……分身するようなものなの?」
藤堯が何故分身できるのか理解出来ない事を口にしているとエルフナインが
「恐らく昆虫をモチーフにしているのでしょう。実際に昆虫は産卵の時に数百を生むのは当たり前ですからそれに関係があるんだと思います。
例えばこう言う言葉もありますよね?『ゴキブリが1匹いたら100匹いると思え』…そんな感じです」
「ひぃぃぃぃぃぃッッ!?」
「きゃあぁぁぁッ!?エルフナインちゃんそれ以上はやめてぇぇぇ!!」
「あ、ごめんなさい……」
想像するだけで嫌になると思ったのかエルフナインの蘊蓄をすぐさまやめさせる立花響。
「しかし、あれだけ分身が増えるとなるとその分、戦闘力も劣化していると思われます。それに司令の実力ならばすぐに決着が付くと思いますよ」
「流石は忍びの末裔…分身に関しては詳しいわね」
分身は増えれば増えるほど力が劣化していく。
それはあくま忍術としての話だ。
しかしガタキリバコンボとなったオーズの場合は違う。
それに気づいたのか藤堯はモニターを見ていると顔が一変する
「お、おい!ちょっと待て!司令がボッコボコにされているぞ!?」
「「「「「えっ!?」」」」」」
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
「はぁ、はぁ、はぁ……ぐわぁ!?」
ガタキリバオーズと弦十郎が戦闘している……とは言い難い。
何故ならば分身しているオーズ『数の暴力』により
「くっ!一体どうなっている!?倒しても倒しても増えていくばかりでしかも……強い!」
右向けばオーズ、左向けばオーズ、後ろ向いてもオーズ、上を向いてもオーズ。
どこもかしくもオーズだらけだ。
弦十郎の見解ではこうだ。
増えた分、スペックが劣るので本物が見つけるまで暴れていけばいいと踏んでいた。
だが、現状は違っていた。
分身ひとつひとつが、さっきのオーズ同様の戦闘力で一人殴っても2人で殴られてしまい、防いでも避けても2倍の攻撃で返ってくるのだ。
「一体どれが本物だ!?」
ガタキリバの猛攻は収まらない。10人がかりで殴りつけたり、または20人がかりで蹴ったりなどのリンチ
「ぐはぁ!?ごおぉ!?ゴベェ!?」
殴られ、蹴られの繰り返しを受け、更には「クワガタヘッド」による電撃、逆手持ちの「カマキリソード」による剣術と言う攻撃も追加されている。
「ぐわあぁぁぁぁぁぁッッ!?」
これ程の攻撃を食らっても、生きているが、着ていたズボンや赤いTシャツが破けちょいちょい肌が見え、切り傷や火傷と言ったダメージを負っている。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「貴方がどれだけ強かろうと
俺は増えるぜ?」
弦十郎の視線に映るのは……
無数に増殖するガタキリバオーズ。
一体どういうことなのだろうか?何故これ程の分身をしてあの強さなのか?
分身は増えれば増える程、力は劣化していくのでは無いのか?
「"何故分身してもこれ程の強さなのか"……って顔してますね」
「ッ!?」
周りが全てオーズである為、誰が声を発しているのか分からない。
「折角なので、お教えしましょう。この分身に本体などありません」
「ど、どういう事だ?」
「簡単に言えば、この分身した全部が俺ですよ」
「なんだと…ッ!?」
ガタキリバコンボの『
さらに、分身体は全て悠司の意識を内包している。なので、分身体というがどれが本体という訳でもなく、全てが悠司が変身したオーズなのである。
これだけの数を増えれば相当な負荷がかかる筈だが、前にもこういうのをやったが、それらしき負荷は来なかった。
恐らく自分がグリードであるからだろう。
ガタキリバの秘密を知った弦十郎は絶望感に陥ってしまう。
それはそうだ…そうじゃなきゃ自分はこんなにもやられない。
こんなにも絶望感を感じる事はなかった。
最初は興味関心で挑んでしまい、ある程度カタを付けらればいいと踏んでいた。
しかし現状はどうだ?
無限に増殖するガタキリバオーズを相手にしかもフルパワーでリンチにされてしまうオチ。
いつしか「どうして挑んでしまったのだろうか?」とガタキリバに対しての恐怖心が生まれてしまった。
「それじゃあ、一気に決めるか!
皆!オースキャナーは持ったな!!」
俺達はオースキャナーでドライバーを読み込ませる。
俺達はバッタレッグで空高く飛んで一人オールライダーキック元い「ガタキリバキック」を四方八方から繰り出した。
「ぐわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ───!?」
オーズ史上最凶コンボ……それがガタキリバだ。
最大の弱点は予算!
分身から一人に戻ったオーズは待機していたトライドベンダーに騎乗し、今度こそその場から立ち去っていった。
ガタキリバの描写は疲れました。特殊タグをつけるのに大変でした。
本当は分身生成からのメダガブリューによるリンチでもよかったのですが、それだと余計にカオスになるので止めました。
次回は何のコンボになるか楽しみにしていてください
皆の好きなコンボは?
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タトバ
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ガタキリバ
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