寝台特急「あかつき」殺人事件   作:新庄雄太郎

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そして、事件は個室寝台で起きた。


第3章 個室寝台で殺人

8時41分、寝台特急「あかつき」は定刻通り、長崎に到着した。

 

「じゃあ、私は長崎に出張なので。」

 

「そうですか。」

 

そう言って、列車を下車した。

 

ところが、1人の客が隣の部屋へ行ったら、個室寝台で1人の女が死んでいた。

 

「車掌さん、個室で1人の女が、女が死んでるんです。」

 

「何だって。」

 

と、個室に入って見ると女がベットでぐったりして死んでいたのだ。

 

そこへ、ホームに私服公安隊員と駅員がやって来た。

 

「どこだ!、死体が見つかったのは?。」

 

「41分に到着した、寝台特急「あかつき」の個室寝台に。」

 

「死んでるのは女性のようです。」

 

と、跨線橋へ登っていく。

 

「これは、酷い。」

 

「やはり、毒殺ですかね。」

 

「公安主任。」

 

「はい。」

 

「それで、被害者の身元は。」

 

と、調べて見ると。

 

「どうやら、東京の人ですね。」

 

「ええ。」

 

数分後、長崎県警のパトカーが到着し現場検証が行われた。

 

「警部、被害者の身元が分かりました。」

 

「おう、誰なんだ。」

 

「東京在住の磯川 公子21歳です。」

 

「それで、死因は。」

 

「被害者の女性は瓶入りのウイスキーで毒殺したと思われます。」

 

「なるほど、混入したものは何だ。」

 

「詳しいことは、鑑定待ちです。」

 

「そうか。」

 

翌日、寝台特急「あかつき」で起きた殺人事件は公安特捜班にも伝えられた。

 

「何、寝台特急「あかつき」の個室寝台で女性の死体。」

 

と、南と高山は驚く。

 

「えっ。」

 

「おい、南、高山、早速、捜査してくれ。」

 

「わかりました。」

 

そして、次の日南と高山は午後16時26分発の寝台特急「さくら」に乗り、長崎へ向かった。

 

「東京から長崎へ行くには寝台特急「さくら」に乗れば長崎へは10時53分へ着くぞ。」

 

「うん。」

 

「でもさ、強盗殺人犯の捜査も忘れるなよ、高山。」

 

「はい。」

 

「拳銃は持ってるな。」

 

「はい。」

 

そう言って、南と高山は寝台特急「さくら」に乗りこんだ。

 

「奴は、現れるんですかね。」

 

「ああ、犯人は真田刑事を殺害して逃走してるからな。」

 

「ええ、バックの中には大金持ってる人に聞き込みをするぞ。」

 

「ええ。」

 

南と高山は、寝台の周辺を聞き込みをしたが犯人らしきの男はいなかった。

 

「その、列車には乗っていないな。」

 

「そうか、乗ってないか。」

 

「別の列車に乗ったのかな。」

 

「かもしれませんね。」

 

南と高山は、食堂車へ行き夕食を済ませた。その頃札沼が食堂車に乗っていた。

 

「あれ、南さんに高山君。」

 

「ああ、今日は事件の捜査で長崎へ行くんですよ。」

 

「そうなの。」

 

と、札沼は言う。

 

「あっ、この車内でさ凶悪犯乗ってなかったか。」

 

「えっ、凶悪犯。」

 

「実は札沼、今警視庁から強盗殺人犯が逃走しているんだけど、食堂車には来なかったか。」

 

「凶悪犯、そんな人来てなかったわよ。」

 

「そうか。」

 

「ありがとう、札沼。」

 

そう言って、南と高山はハンバーグ定食と焼肉定食を注文した。

 

寝台特急「さくら」B寝台

 

「こいッ、小池。」

 

と、南はB寝台で張り込んだ。

 

ピィーッ!

 

寝台特急「さくら」は翌朝に長崎本線に入った。

 

10時53分、南と高山が乗った寝台特急「さくら」は長崎に到着した。

 

「どうも、長崎県警捜査一課の警部の宮島です。」

 

「公安隊の高山です。」

 

「私は捜査主任の南です。」

 

「現場こちらです。」

 

と、車両所へ向かった。

 

「被害者の女性は、個室B寝台で殺害されたんです。」

 

「それで、死因は?。」

 

「死因は恐らく毒殺と考えられます。」

 

「毒殺、瓶の中に混入していたのは。」

 

「ウイスキーに混入していたのは有機化合物と考えられます。」

 

「なるほど。」

 

「それから、僕らは凶悪犯を追っていますが。」

 

「凶悪犯って、警視庁から手配されている小池陽平か。」

 

「はい。」

 

「さぁな、この男は来てたのかな。」

 

「ええ。」

 

そして、事件は意外な展開になって来た。




犯人はどんなトリックを使ったのか?

次回もお楽しみに
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