「おりゃっ。」
と、小池はデザートイーグルを1発発砲した。
「待てッ。」
ガーン!。
と、小池が打ったデザートイーグルは金融会社員に1発発砲し、現金300万円を奪って逃走した。
「へへへ、うまく行ったな。」
と、言ってその場でタクシーに乗って逃走した。
男は、嬉野温泉で1泊することにした。
「すいません、予約した飯田といいます。」
「ええ、ようこそ。」
小池は、偽名を使って嬉野温泉に1泊した。
そう言って、テレビのニュースを見た。
「ん、俺が偽名を使っている事は警察は知らないだろうな。」
と、バックの中身を確認していた。
「オー、これは数百万行くぞ。」
そして、佐賀から特急「かもめ」に乗って長崎へ向かった。
「あら、あなたも長崎に。」
「ああ、ちょっとある人に会いにな。」
「そうでしたか。」
「あいつ、佐賀から戻ってきたのね。」
「ああ、そうらしいな。」
一方、南と高山は小池の足取りを追っていたが、長崎にはいなかった。
「どこへ行ったのかな、小池。」
「長崎に行ったのかな。」
「途中で降りたって事も考えられないか、高山。」
「そうか、途中下車か。」
「ええ。」
そこへ、連絡が入って来た。
「えっ、小池らしき男が佐賀に。」
「ええ、その付近に逃走していると思われる。」
「わかりました、早速捜索してみます。」
「どうした、高山。」
「小池らしき男が、佐賀でサラ金を襲ったらしい。」
「何、それ本当か。」
「でも、どうやって佐賀から長崎へ行ったんだろう。」
「うん、推理したほうがいいかもしれないな。」
「その前に、個室寝台の犯人は誰かだ。」
「そうだな。」
と、言って南と高山は長崎県警本部へ戻った。
「えっ、佐賀でサラ金強盗が逃走している可能性がある。」
「そうなんです、今佐賀県警から連絡があったんです。」
そこへ、佐賀県警の刑事がやって来た。
「どうも、私は佐賀県警捜査一課の藤岡です。」
「同じく山本です。」
「東京公安の南です。」
「同じく、僕は高山です。」
と、挨拶をした。
「実は、この男は警視庁で手配されている犯人と似ているんです。」
「何、それはどういう事なんですか。」
「はい、今警視庁管内で指名手配中の男に似ているんです。」
「えっ、そうなんですか。」
「はい。」
「なるほど、佐賀市のサラ金強盗は警視庁の手配犯に似ているのか。」
「はい。」
「それで、佐賀の強盗殺人の使用された凶器は。」
「はい、調べたところモデルガンを改造したデザートイーグルと思われたんですが。」
「いや、凶器は本物なんです。」
「えっ、本当ですか。」
「はい、東京で警視庁の真田刑事が射殺される事件と同じ拳銃なんです。」
「てっきり、改造拳銃と思われたが本物だったんですね。」
「ええ。」
「なるほど。」
と、藤岡は言った。
殺人の犯人は、別人なのか?