世界の変化に追いつけない   作:ありくい

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第二十二話

意識が戻り、体を確認すると、女の子になっていた。

「死んだ…?」

痛みを感じる隙もなく死んでいるのでどうやら即死のようだ。

「そうだ!ステータス!」

とりあえずステータスを確認してみることにした。

 

 

名前  深井 純

ステータス

レベル 42

攻撃  84(直接42 間接42)+500

素早さ 127+500

防御  84(直接 42 間接 42)+500

魔力 84+500

 

職業  エージェント5 転職 昇格 可能

 

スキル 変装2  隠密8 不死 鑑定1 言語翻訳  代償強化 投石3

 

 

称号  神の祝福

 

 

全ステータスが500上がっている。これは確かに強いが即死となると納得がいかない。考えていると結構はやく、ステータスは元に戻った。

「うおっ。消えた。はっや」

かなり速く代償強化がきれてしまった。効果時間や代償を知るためにもう一度使うことにする。まさかの即死で痛みを感じなかったからか恐怖はない。スマホを設置して、念のためさっきと同じポーズで使う。

「≪代償強化≫」

 

 

 

意識が戻り、録画を確認すると、スキルを使った瞬間、右腕が少し光り俺の心臓のあたりが消えていることがわかった。

「右腕が何かしているのか?」

今度は右手で左手の指を一本持ってみる。

「≪代償強化≫」

予想は見事的中したようで、俺の左の指は消えた。じんじんと痛みが主張をしてくるが、痛みに慣れたのか叫ぶことを我慢できるくらいにはましだ。指がはえてきて、痛みも引いたのでステータスを確認する。

 

 

名前  深井 純

ステータス

レベル 42

攻撃  84(直接42 間接42)+50

素早さ 120+50

防御  84(直接 42 間接 42)+50

魔力 84+50

 

職業  エージェント5 転職 昇格 可能

 

スキル 変装2  隠密8 不死 鑑定1 言語翻訳  代償強化 投石3

 

 

称号  神の祝福

 

どうやら使った体の部位によってステータスの上昇値が変わるようだ。その後、腕、足と試したが、どちらも500もあがった。ただ腕を失ったときは思ったより痛く、堪えるのが大変だった。効果時間も指一本で5秒。5本なら25秒。腕、足なら1分程と、部位によって変わっていった。

明らかに戦闘となると今使えるのが指のみだ。心臓、足は論外として脳内麻薬があれば別だが、腕は痛すぎる。だがいずれは慣れて使えるようになったほうがいいだろう。少しでも慣れるために今のうちに使おうと思ったら、

「…っ」

アラームとともにあの痛みが体を襲った。12時のアラームだ。これの原因も分かっていないし、もしかすると代償強化の時のあの人格が関わっているのかも知れない。たっぷりと苦しんで苦しんで苦しんだ。

痛みが消え、女の子になった姿を見下ろして、ため息をつき、寝た。

さすがにモチベが消え去った。

 

 

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