世界の変化に追いつけない   作:ありくい

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第二十五話

「じゃあね。純」

正義が送るといってきたのでついてきてもらい、家の前で別れた。

「ただいま」

「お帰り。純」

「お帰りなさい。純さん。ご飯出来てますよ」

一応帰る時に連絡を入れていたので用意してくれたみたいだ。手を洗い、ペコペコな腹をおさめるために全力で腹へと物を入れていく。うまい!うまい!うm

「さて、今日わかったことなんだけど優さんも手伝ってくれたから楽だったわ」

いつも通り姉さんはテレビ、ネットの情報をまとめてくれたみたいだ。

「まず、あの正義君に変身したっていう奴。名前をスライムって言うらしいわ。倒し方は魔法のみ。それ以外はなんであっても意味がないらしいわ。少なくとも銃はだめね」

「魔法?あるのは知ってるけどどんなのがあるの?」

明子の職業には魔法使いというのがあったことを思い出す。

「魔法には、火、水、風とまあ分かっているのはそれだけですね。もっとあるかも知れないです。そして、スキルの一種のようでレベルごとに魔法が代わるみたいです。基本、魔力の多さによって威力、回数がかわります。そして、スライムはレベル1の魔法でワンパンできるようです」

「え、まず当たるの?」

正義に変身したように例えば自衛隊なら、ステータスで避けたっておかしくない。

「何かね。吸い込まれていくらしいわ。蛾みたいに」

ええ…

「次、犠牲者ね。今日はかなり多いわ。だいたいがスライムによるもので、死者はずっと増え続けているわね。特に自衛隊の被害がすごいわ。1000人以上死んでいる」

「やばくない?大丈夫なの?」

日本は自衛隊が食料の配布、化け物の討伐を担当している。1000だと回らなくなるんじゃないだろうか。

「やばいですね。なのでというかなんかすでに考えられていたみたいですけど、徴兵制度が作られました。対象は20歳以上の男女ランダムで選ばれて、特別な事情がないかぎり、強制っぽいです。ただし、代わりに別の人が入隊というのもありです。後、自衛隊と警察が統合されました。どうせ、やることは一緒だからだそうです」

サラっととんでもないこと言ってきた。

「姉さんと優さんはどうなの?」

「明日連絡が来るようなのでまだわかりません。ただ、お願いしたいのが一つ」

優さんは改まってこちらを向き、席を立った。そのまま俺の前で膝をつき、

「レベル上げ。させてください!」

ものすごい勢いで土下座した。あっ頭強打してる。痛そう。

今日、正義がかなり強くなった。自衛隊の人と同等かそれ以上だろう。

「わかりました」

正義と二人なら最悪俺が盾になり、正義が逃げ出せば被害は出ないはずだ。

「じゃあ、明日の正義とのレベル上げに連れていきます」 

「ありがとうございます!」

優さんがものすごい笑顔でそういった。ここはドキッとする場面だが何も感じない。

「ところで純、今日の成果は?」

姉さんが聞いてきたので教えることにする。

 

 

名前  深井 純

ステータス

レベル 55

攻撃  110(直接55  間接55)

素早さ 192

防御  110(直接 55 間接 55 )

魔力 110

 

職業  ベテランエージェント5 転職 昇格 可能

 

スキル 変装2  隠密10 不死 鑑定1 言語翻訳  代償強化 投石6

 

 

称号  神の祝福

 

名前  烈火 正義

レベル 60

攻撃  238(直接150 間接88)

素早さ 238

防御  238 (直接 119 間接 119)

魔力 283

 

職業  勇者  なし

 

スキル 聖剣10 成長促進 投石10  隠密10

 

 

はい。レベルすら抜かれました。本当にありがとうございました。

「ちなみに職業は見たの?」

「それなんだけどね」

ここで俺の職業を紹介しよう。まず、昇格。なんと、次、ありません!そのかわり職業枠追加となっております。やったね!次が問題の転職、まあ、おそらく枠追加してるから、転職というか就職になるが。

≪転職≫

職業を変更できる。学生、害虫駆除業者、ゴブリンハンター

 

「どれがいいと思う?ゴブリンハンターは個人的に無しかなとは思ってるんだけど」

ゴブリンはどうせワンパンだし、いらないかなと思うのだが、害虫駆除業者、学生どっちがいいのだろうか。

「害虫駆除業者でいいと思いますよ。学生の情報は出ているのですが、そこまで強いかというと微妙です。スキルは≪勉強≫のみで、簡単に言うと、選べる職業を増やせます。ただ、本を読むとか、大変らしいんですよね。」

姉さんが何も言わないところを見ると、姉さんも同意見のようだ。

うーむ。ただ、職業を増やせるというは魅力的ではある。そもそも害虫駆除業者はなんかやだ。ゴキヤェロ以外の虫はまだいないし、この年で業者はな~。

「聞いといてなんだけど学生にするよ」

「どうして?私としては害虫駆除業者で、私の視界からすべての虫を消して欲しいんだけど」

「いや、魔法でスライムを何とかしたい」

正直、不安要素を消したい。スライムは正義と俺でもどうしようもないだろう。魔法で倒したい。

「ああ、まあいいんじゃない?」

肯定されたので学生に就く。

≪職業を学生に設定しました≫

≪スキルが追加されました≫

言われた通り、勉強が追加された。

 

≪勉強≫

勉強することで転職先が増える。

 

「よし!≪勉強≫!」

 

≪なりたい職業に就いている人に会う≫

 

めんどくさ!

 

 

 

 

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