世界の変化に追いつけない   作:ありくい

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第二十八話

第三十二話

「こんばんわ。明子さん。私は香川 優といいます。純さんの両親が旅行から帰ってくるまでの保護者がわりです」

「あ、ご丁寧に。友井 明子と言います。しばらくお世話になります。香川さんよろしくお願いします」

いつも通りふざけた明子だが、優さんの大人の対応に真面目に返してしまう。それにしてもいつ保護者になったんだろう。俺の保護者はいつでも姉さんなのに。

「明子ちゃん。寝る場所どうする?空いてる部屋がないから、私の部屋で一緒に寝る?」

優さんが両親の部屋を使っているため空いている個室がない。そして、俺も優さんも年頃の女の子と一緒なのはまずいためそんな提案をする。

「あ、ありがとうございます」

明子は素直に受けとることにしたようだ。

そこから姉さんと優さんに先ほどあったことの説明を終えると、時計が11時を回ったため部屋に戻った。考えると怖いので限りなく視界に時計を入れずぼーっと窓から差し込む月の光を眺めていた。すると、ノックが響き渡った。そして返事を待たずに扉があいた。たまらずそちらを見ると、ちょうど時計が12時を指していた。

「バンッ。じゃーん」

俺はこの時間かなりキツくなる。

「こっち見るな」

何とか声を振り絞り、そして襲ってくる痛みをやり過ごす。明子は俺の姿を見て、顔を一瞬で青くすると、へたり込んだ。すぐに痛みが引いたので明子に駆け寄る。 

「大丈夫?」

「純?今のなにに?」

アワワと俺に尋ねてくる。明子にはそういえばこの体のことをちゃんと話していないことを思い出す。とりあえず落ち着かせるためにリビングに連れていった。話が長くなるだろうと、ホットミルクを作って上げた。

「ありがと」

と、いうわけで姉さんを横において話しはじめた。ふんふんと、真剣に話を聞く明子。

「この前の危険なこと、そのせいなんだね」

この前というのはゴブリンのときのことを言っているのだろう。

「うん。そうだよ。あの時はまだ死ぬ事があんなに恐ろしいことだとは思っていなかったから」

オークの事がなければ今もそう考えていたかもしれない。

「じゃあさっきのは?」

「分からないんだよ。何故か夜になると激しい痛みが襲ってきて死んじゃうんだ。性別が変わるのも何故かは分からないよ」

「なるほど。純、無理はしないで。私達を頼ってね」

「分かってるよ」

気遣う言葉に何とも言えない心地よさを感じながら、解散し、レベル上げに備えて眠りに着くのだった。

 

 

 

 

 

朝です。

とりあえず、正義に来てもらう。今では俺が行くとむしろ遅くなってしまうからだ。

「おはよう。純。ってあれ?明子。久しぶり。」 

「おひさ」

「ところで純。そちらの女性は?」

優さんを指す正義。そういえば優さんの事何も言ってねえわ。

かくかくしかじかと説明した後、一度正義と俺だけで外に出た。

「さ~て今日の新しい化け物は~?」

辺りを見回すと明らかに異常なゴブリン集団がいた。手には杖や弓、剣を持っていたりといろいろなタイプがいる。

「正義。頼む」

「了解」

そういうと盾を持ったゴブリンに向かって剣をぶん投げた。剣は余裕で盾を貫通して消えていった。これはそんなに強くなさそうだ。倒しすぎるのもなんなのでさっさと帰り、手始めに明子を連れ出した。

レベル上げは思ったよりスムーズに進んだ。1時間ごとに人を入れ替えていき、危なげなく全員が20を超えるまであげることができた。俺達のレベルも上がり、次のようなステータスとなっていった。

 

 

名前  深井 純

レベル 60

攻撃  120(直接60 間接60)

素早さ 212

防御  120(直接 60 間接 60)

魔力 125

 

職業  ベテランエージェント5 ベテラン魔法使い1 転職 昇格 可能

 

スキル 変装2  隠密10 不死 鑑定1 言語翻訳  代償強化 投石6  火魔法2

 

 

称号  神の祝福

 

ベテラン魔法使いは魔法使いの上位職である。ちなみに火魔法2は一秒だけ火を手から出せるというものだった。

 

 

名前  烈火 正義

レベル 65

攻撃  258(直接150 間接108)

素早さ 258

防御  258 (直接 129 間接 129)

魔力 258

 

職業  勇者  なし

 

スキル 聖剣10 成長促進 投石10  隠密10  火魔法1

 

はい。火魔法覚えやがりました!

 

 

名前  深井 美香

レベル 20

攻撃  40(直接2 間接2)

素早さ 40

防御  40(直接 2 間接 2)

魔力 62

 

職業  女優1

 

スキル 声真似1 演技5 場作り 

 

称号  なし

 

場作りとは、場の空気を変える魔法だ。どれだけワイワイしていても一瞬で静まらせることが出来る。魔法判定らしく、魔力消費によって範囲が変わるらしい。

 

 

 

名前  香川 優 

レベル 20

攻撃  40 (直接1間接39)

素早さ 40

防御  40(直接20間接20)

魔力 67

 

職業  名医師 5

 

スキル 診察 治療1 研究 

 

研究は時間はかかるが抗体を作ることが出来る。

 

 

名前  友井 明子 

レベル 20

攻撃  40 (直接1間接39)

素早さ 40

防御  40(直接20間接20)

魔力 67

 

職業  魔法少女 5

 

スキル 火魔法 変身

 

何故か明子が魔法少女になっちゃった☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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