世界の変化に追いつけない   作:ありくい

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第三十五話

 

第三十九話

目を開けると、朝日が出始める時間帯だった。いつの間にかレイがリビングのソファへ行っていたようで、ソファの上にいた。速めにやらないと忘れそうなので個人チャットで明子にメッセージを送っておいた。

特にやることがないので、久しぶりに料理をしていると、優さんがやってきた。

「あら?純さん。おはようございます」

「おはようございます」

そういえば、ヒカさんの協力者であろうあの女はどうしたのだろうか?完全に聞きそびれていた。

「そういえば、あの女の人どうしたんですか?夜に押しかけていたあの」

「えと、純さんが部屋に行った後、ヒカさんと一緒に帰りましたよ。やることは全部済ませたからって。そんなことよりどうしてご飯作っているんですか?」

「いや、暇だったもので」

アニメもゲームもいいけど、こんな事態にやっているとあんまり楽しくなさそう何だよね。

「じゃあ手伝いますね」

「ありがとうございます」

適当に話ながら料理を作っていると、姉さんが急いだ様子で叫んだ。

「化け物が出なくなった地域があるらしいわ!」

「マジで?」

「ほんとですか?」

だとしたら大事だ。近場なら引っ越したいし、やり方が分かるならここでもやりたい。

「マジでほんとよ。場所は日本だったら北海道の札幌辺りで、海外でもアメリカのロサンゼルスとか、あと、中国だと3ヶ所もそうなってるらしいわ」

北海道は流石に遠い。でも思ったより対象地域が多いため、原因がわかっているかもしれない。

「原因は?」

「理由もわかっているわ」

「マジで!教えて!」

「ダンジョンを作るそうよ」

……ん?

「ダンジョンってゲームの?何で?」

「さあ…。結果として化け物が出なくなったと言うだけでそれ以外は調査中ね」

「どうやって作るの?」

「そういう職業がらしいわ。ダンジョンマスターとかいうもので、ある程度のレベルを捧げることでダンジョンを作ることが出来るそうよ」

レベルを捧げる?それってステータスが下がらなければむしろ良いのでは?

「ダンジョンマスターになるにはどうしたらいいの?」

「分かっていないわ。だからいつも通り私達はレベルを上げるしかないわね」

結局はそうなるらしい。ふーむ。平和はまだまだ先かな~。

 

 

 

 

ご飯を食べ終わりダラダラしていると、正義がやってきた。

さて、どこまで話すべきか。正直隠すのがめんどくさくなっているから不死についても教えたい。しかし、俺の不死とは対策をとろうと思えばとれる。オークのように体を固定してもいいし、海に沈められたらとか考えるのもおぞましい。

でも、レイという名の頼れる味方がいるのと、正義がそれを知っていても多分助けてくれるはず。きっと、メイビー。

話しちゃうか。

 

 

 

 

 

「~~なるほどね。まあ分かったけど、それを理由に見捨てるなんて事はしないから安心して」

うん。話が分かるいい奴だわ。

「じゃあ一段落したのでレベル上げ行くか」

そういって俺達は外に出た。

 

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