旭奇譚~和風ファンタジーな鬱エロゲーの名無し戦闘員に転生したんだが周囲の女がヤベー奴ばかりで嫌な予感しかしない件~   作:愛川蓮

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第十一話

「葵姉……なんだか、内裏の様子がおかしくないっすか?」

「あら、旭も気付いたの?」

 あたい達が朝廷の方々への挨拶のために内裏を訪れると、なんか物々しい警備になっているのに気付いて葵姉に言うと……葵姉も気付いていたのかそう言ったっす。

 

「おお、旭じゃないか!」

「あ、『多々良(たたら)』さん」

 あたいが声に気付いて振り向くと、そこには三年前のクロイツ家と王家の抗争未遂事件の際に色々と協力をしてくれた陰陽師の『多々良康平(こうへい)』さんがいたっす。

 

「久々だな。今回の上洛にも同行してきたのか?」

「今回は葵姉と宇右衛門様の付き添いっす。葵姉、此方は三年前に世話になった多々良康平さんっす」

「お初にお目にかかります、高名な葵姫にお会いできて嬉しい限りです」

「……そう」

 あたいが多々良さんを紹介するも、葵姉は素っ気ない感じで歩いていったっす。

 

「ははは……陰陽師仲間の噂通り、凡人には目もくれないか」

「どんな噂なのか気になる所なんすけど……あたいも行かせてもらうっすね」

「おう。また後でな」

「うっす」

 あたいは多々良さんの言葉に手を振りながら葵姉の後を追いかけていくっす。

 

「そう言えば、多々良さん。どうして内裏の警備がこんなに厳しいんすか?」

「ええ、随分と物々しい警備だったわね」

 あたい達が内裏にいる貴族の方々などに挨拶をした後、丁度警備を交代した多々良さんに本当に異様な警備について訊ねたっす。

 

 なんせ、完全武装した近衛兵に四方に詰める武士団、多々良さんみたいな陰陽寮の異能者まで動員して警備にあたってて異常を感じたっすね……まるで、今にも襲撃があるかもしれないって帝や貴族の方々が考えているみたいだったっす。

 

「あ~……旭や葵姫には良いか。実はな、先日身の程を知らずに攻め込もうとした狐がいたんだが……そいつを撃退した際に当直の陰陽師達がドジをして分け身が新街に潜伏したらしいんだよ。それで念のために内裏や旧街の警備を増員してるんだ」

 辺りを見回した多々良さんはそう言って頭を掻くっす。

 

「……あれ? そうすると、新街の方は?」

「手薄だ。ついでに言うなら、武士と退魔士、衛兵の方も旧街優先だ」

「……完全に新街を見捨てる気っすね」

「有象無象の民草は切り捨てても構わない、という事かしらね。まぁ朝廷らしい考え方ではあるわね」

「葵姉、しー!」

 あたいが葵姉のぶっちゃけた発言に慌てて口を塞ぐと、葵姉は楽しそうな目であたいを見るっす。

 まあ、確かに内裏を優先して守るのはしょうがない側面もあるんすよね……なんせ、内裏の地下には扶桑国でも最大の霊脈が眠ってるっすからね。これが妖に奪われたら扶桑国は完全に崩壊するっす。だからこそ、内裏を優先して守るのはわかるんすけど……五百年前ならいざ知らず、今は戦力にも国力にも余裕があるんだから民草に犠牲は少ないに越したことはないのに……

 

(はあ、都組や夜達に新街の狐退治を任せるしかないっすね)

 まあ、あたいもあたいで空いてる時間を利用して狐とかの情報を収集する必要があるっすね。

 

 あたいは今後の予定を考えながら多々良さんと別れた後、葵姉と一緒に牛車に乗って内裏を離れたっす。

 

 ──────────────────

 

「それにしても、お前もそうだったとはな……」

「私も半信半疑だったんだけどね……本当に同類(転生者)だとは思わなかったわ」

 俺は目の前にいる女……鬼月旭の側仕えである葛葉唯と本腰を据えて話していた。

 

 こいつ……葛葉唯は吾妻雲雀達とある程度離れると、周りを見渡して警戒をした後でこう言ったのだ。

『闇夜の蛍』、と。その作品を知っているのは同類しかいないと考えつつ、警戒した俺も姉御様の事やゴリラ姫に関する事を聞くと、流れる水の様に答えたので漸く警戒を解いて話をしているのだ。

 

「で、お前の目的も『あの女狐(狐璃白綺)』の復活の阻止か?」

「それ+で『アイテム屋佳世ちゃん両親の脳味噌プリン案件』の阻止ね。協力者……って言うか、同類が橘商会にいるから佳世ちゃんを不幸にさせたくないのよね」

「三人目は佳世ちゃんのファンか?」

「ううん。義理の姉」

「マジかよ……」

 俺は葛葉唯の言葉に天を仰ぎつつ溜め息を吐く。本当に面倒な事態になったものだ。

 

「まあ、本体……って言うか女狐の核の部分は暫くの間は放置ね。吾妻雲雀達に保護されたのなら、下手に手を出すとあたし達の命が危ないわ」

「……だな」

 俺達は新街の中でも一際高い建物の屋根の上で隠行と認識阻害の呪いをかけた外套……俺のは鬼月旭経由で渡された謎のゴリラ餞別品仕様、葛葉唯のは代々呪具を作る家系だったとかで自作の物だ……で姿と気配を隠した俺達は溜め息を吐く。

 

 小説によるとあの女狐はくたばる直前に自身の魂を幾つもの分身に分け身した事が描写されている。小説通りに物事が進むとするならばその分身達が都の、特に朝廷の警戒が薄い新街を中心に幾つもの事件を引き起こす事になるだろう。そして、化け狐は少しずつ力を取り戻し、集まり、融合し、最後はメインディッシュとなる惨劇と共に以前よりも更に強大な妖として復活する事になる筈だ。

 

 俺達の立場からすれば後々の事も考えてこの復活劇は阻止したかった。そして、そのためには復活の核となり、メインディッシュが踊り食いされる切っ掛けとなる件の分け身をどうにかする必要があったのだが……

 

「核に手を出せないのなら、復活の為のオードブルを減らすべきよね……」

 葛葉唯はそう言いながら、式神の雀と視界を共有した事で捕捉した目標に向けて短刀を投擲する。投擲された短刀は何も気付かずに子供をあやしていた母親に襲い掛かろうとした狐の首をはねる事で始末する。

 

 葛葉唯の言うとおり、一度あの吾妻雲雀に保護された以上下手な接触は避けるべきだ。最終的には関わらない選択肢はないにしろ、今は目前の課題から解決するべきだろう。

 

「即ち、雑魚狩りって訳だ……!!」

 次の瞬間、俺も式神の蝙蝠と視界を共有した事で捕捉した目標に向けて全力で槍を投擲した。

 

 霊力で強化された膂力で投げ出された槍は下っぱ時代のそれよりも若干質が良く、更に刃先に霊力を纏わせていた。空を切る音と共に突き進むそれは次の瞬間呑んだくれの男を背後から食い殺そうとしていた化け狐の頭を粉砕した。頭の上半分が肉片となり、くらくらと四つ足をさ迷わせて倒れる死骸。尚、呑んだくれは背後で起きた事に何も気付いておらず千鳥足で暗い道を進んでいた。呑気なものである。

 

 

「死骸の処理は面倒だな……とは言え放置も出来んからなぁ」

「ああ、そっちの方は大丈夫みたいよ?」

 隠行術を以て跳躍して屋根づたいに音も立てずに駆ける俺がぼやいていると、並走している葛葉唯が下を指差す。

 

「あれ……また狐が死んでる。一体どうなってるの……?」

「今はどうでも良いでしょ。とっとと、処分わよ」

「アア」

 そこにはあの分け身を保護した三人組が狐の死骸を処理していたり……

 

「いたぞ、狐だ!」

「ぶっ殺せ!」

 他の霊力持ちが狐自体に対処する光景が広がっていた。

 

「旭衆都組新街支部の面々が処理をしてくれるからね。暫くの間は大丈夫よ」

「暫くということは……」

「隠れられた場合が厄介なのよね……」

「おや? お困りかな? だったら俺が手助けをしてやってもいいんだよ?」

「くぁwせdrftgyふじこlp!?」

「うぉ!?」

 耳元で響くその粘りつくような言葉に咄嗟に跳躍して俺は距離を取ろうと……したが、葛葉唯が声にならない悲鳴とともに俺にしがみついてきた。

 

「おいおい、そんな嫌な顔で距離を取ろうとしてくれるなよ? 傷つくじゃないか」

「鬼がこの程度で傷つく訳ねぇだろが……!!」

「な、ななな…なんで、鬼が此処に……!? って、言うか……もしかして私達の会話も……!?」

「ん? ああ、それは聞いてないよ。伴部にもプライベートは必要だろうしね」

「どの口でほざきやがる……!」

 おちゃらけた口調で笑みを浮かべる托鉢僧のコスプレをした化物に友好度皆無の口調でそう言い返す。当の鬼女は肩を竦めてやれやれと小さく呟く。

 

「どうやら狐の処理の方法にお困りの様子。なので人生の先達たる御姉さんからすれば助け船の一つか二つ出してやっても良いと思っていてね?」

 そう嘯き地面に倒れるこいつが仕留めたと思わしき化け狐の死骸の前でしゃがむ鬼。そのまま破壊された頭に白い手を伸ばし、クチャクチャと潰れた脳味噌を弄び……一摘まみすると伸ばした舌の上に乗せて此方を見やる。その仕草はグロテスクであるが同時に艶かしさを感じさせた。

 

「気色悪ぅ……」

「おいおい、酷い言い様だな。……ふむ、まぁ味は悪くないかな? どうだい、この死骸一つ俺が買おうか?」   

「……何?」

「へ……?」

 とりあえず俺から放れた葛葉唯の言った言葉を軽く流しながらそう言う鬼に俺達は怪訝な表情を浮かべる。

 そんな俺達の怪訝な表情に楽しげに口元を歪める鬼。舌を口の中に戻してごくり、と味見した肉塊を飲み込んでから話を続ける。

 

「なぁに、そんな悪い話じゃないさ。みーんな幸せになれるウィンウィンな話さ」

「あんたみたいな奴のウィンウィンなんて信用出来ないっつの」

 色気なんて微塵もない服装の癖に、ウインクに舌を小さく出した大鬼のその姿は異様な程扇情的に見えた。 

 

「何やらお前さん達はこいつらに御執心のようだからな、俺が狐共を集めてやる。お前達は彼処で狐退治をしている奴等と一緒にそれを処理して、こっそりと俺にくれれば良い。どうだい? 悪い条件じゃないだろう?」

「まあ、表向きの条件は悪くはないわね。だけど……」

 鬼の言葉を聞いていた葛葉唯は頷きながらも俺と一緒にこう言った。

 

「鬼の提案程信用出来ないものなんかねぇよ」

「鬼の提案程信用出来ないものなんかないわよ」

 大嘘つきである鬼の提案に乗るのは大馬鹿者だ。論ずるに値しない。

 

「……即答とは傷つくなぁ。毎回の事ながら人の善意を無下にするのは伴部の悪い癖だと思うんだけどね?」

「善意ね、そもそも人ではないだろうが」

「おや? ははは、成る程確かに。これは一本取られたかな?」

 愉快げに笑いながらも鬼が『摘まみ食い』する度にボリ、グチャ、ゴリゴリ、と顔をしかめたくなる擬音が響く。

 

「ふぅ、ご馳走様でした。流石化け狐だね。小妖にしては結構良い味だ」

「残飯はちゃんと片付けなさいよ」

 内臓や骨まで含めて粗方食い荒らした鬼は口元に赤い血を付着させたまま満足そうに手を合わせる。足元の残飯のグロテスクさもあって中々にシュールな光景だった。というか結局食ってるじゃねぇかよ。

 

「ふふふ、そう怒らなくても良いだろうに。次からはお邪魔はしないからさ。けど、肉の処理に困ったらいつでも呼んでくれても構わないよ? 君と俺の仲だからね」

「友情の欠片も無さそうな仲だな」

「君は直ぐそう言うね。俺だって女の子だから素っ気なく扱われると悲しいんだけどね……」

「そもそも傷付く心なんて持ってるのかしらね、あんた」

「ははは、旭にも強くツッコメる君らしい言葉だねぇ」

 全く悲しそうに見えない顔ですぅ、と消えていく鬼。妖気の風に変わる事も、影に潜る事も、霧に変わる事すら出来る鬼は気配を消す事も姿を消す事も簡単だった。正にストーキングに最適な能力だな。原作ゲームでもこれでトイレ中や入浴中も、文字通り四六時中主人公をストーカーしていたに違いない。気持ち悪い能力な事だ。

 

「あんたも旭もとんでもないのに目をつけられたわね」

「……まあな。とはいえ、メインディッシュを防ぐための当てがない訳でもないがな」

「……道硯翁の事? 危ないんじゃないの?」

 葛葉唯が俺の頭の中に浮かんでいる人物を言い当てる。

 葛葉唯の言うとおり、原作の描写から見て危険もあるから余り御近づきしたい訳ではないが……この際だ、コネクションのためにも接触してみるしかない、か。

 

「糞ったれ、だからこの時期の都なんて来たくなかったんだよ……!!」

「同感。でも、来たからには変えるために動くしかないのよね!」

「わかってる!」

 俺達はそう毒づきつつも跳躍して再度屋根越しに都の新街を駆ける。上空に展開させていた式神が別の狐の分け身を捕捉したからだ。手間はかかるが動くしかない。奴らを強くさせてやる義理はないし、何の罪もない一般人が食い殺されるのを見殺しに出来る程俺は神経は図太くはなかったから……

 

『……ふふふ、良いね良いね。そういう価値観、実に人間らしくて、英雄らしくて、俺の好みだよ?』

 暗い暗い都の闇夜の中で、自身の提案を『期待通り』に一蹴された化物は『お気に入り』の人間の一人のその在り方に満面の笑みを浮かべて囁いていた。尤も、仮に伴部が彼女の提案を受け入れていればその瞬間彼女の熱情は冷めていただろうが。化物の好意を易々と受け入れる人間なぞ彼女の求める『英雄』ではない。

 

『旭の側仕えは……俺にビビった所は『英雄』じゃあないな。でも、旭の間違えた所をちゃんと指摘してそれを変えるのは、英雄の仲間にふさわしいところだな』

 そう言って化物は自身に怯えてへっぴり腰になりながらも己の目を見て言葉を言っていた少女を思い出しながら微笑む。

 

『さぁ、どうやら大変そうだけど頑張ってくれたまえよ? か弱く幼気な人間達らしく、血反吐を吐いて、苦悩して、恐怖して、血を流して、それでも歯を食いしばって前に進んでくれる事を期待するよ』

 ……そうすれば俺も少しは梃入れしてあげるからさ、と最後に悪戯っ子のように楽しげに鬼は呟く。

 闇夜の中で伴部を観察するその眼差しは恋する乙女のようで、慈愛に満ちた母親のようで、愉悦と快楽の虜になった雌のようで、何よりもご馳走を前にした獣のようで……

 

 ──────────────────

 

「本当、下品な鬼ね。……旭の側仕えはこっそりと呪い殺してやろうかしら? 

「葵姉、何か言ったっすか?」

 あたいは何かを小さく呟いた葵姉に訊ねると、葵姉は扇子で口元を隠した後ころころと鈴の音のような笑い声を上げるっす。

 

「なんでもないわ。っで、どうしたのかしら?」

 なんでもないように言った後で、話しかけたあたいに対して葵姉はそう言ったっす。

 

「あ~……ちょっと、厠に行くから、『嘉一(かいち)』様や宇右衛門様にあたいの居場所とかを聞かれたらそう言ってほしいんすよ」

 あたいは今は宇右衛門様に話しかけているこれから半年間世話になる逢見家の当主である『逢見嘉一』様を見ながら葵姉にそう言ったっす。

 

「……はぁ、出来るだけ早く戻って来なさい」

「恩にきるっす」

 あたいは葵姉にお礼を言うと、そそくさと急ぎ足で厠に向かうっす。

 

「ふ~……間に合った~」

 あたいは厠から出ると、一息を吐きながら戻ろうとして……金髪の憂い気な女の子を見て足を止めたっす。

 

「『カサンドラ』さん。どうかしたんすか?」

「あ。旭さん……」

『カサンドラ・バークレー』さんはあたいが連れてきた旭衆の六人の内、女性班の最後の一人で(残りの二人はアリシアと白虎っす)その異能からこの国に逃げてきた女の子っす。

 カサンドラさんの一族は、代々予知の異能を使えるんすけど……その異能で野望を打ち砕かれた凶妖の手で『子々孫々に至るまで予知を信じてもらえず、またそれを巡っての争い事に巻き込まれる』という呪いをかけられたんすよね。

 結果、カサンドラさんの一族は一人、また一人と死んでいきとうとうカサンドラさん一人だけになっちゃったんす。

 

 ただ、どういう訳かあたいと伴部さんには予知を信じない呪いが通じなくてカサンドラさんの予知を信じた結果クロイツ家や王家の抗争を阻止できたり、山賊武士団を復讐から解放できたりしたんで重宝してるんすよ。

 

「もしかして、予知っすか?」

「ええ。内容は橘商会の商会長の家紋に襲い掛かる白い狐、それを防ぐ太陽の少女と影の男女、紫の蛇と縁が紫の鏡。そんな二人に襲い掛かる黒い靄に包まれた烏と白鷺、それを祓う桃色の風よ」

「相変わらず抽象的っすねぇ……」

 橘商会の家紋に襲い掛かる白い狐っていうのは……佳世ちゃんの家族がピンチって事じゃないっすか!? 

 で、それを庇う太陽の少女は多分あたいで、影の男女……誰なんすかね? 

 紫の蛇……は、紫姉で縁が紫の鏡はゆかちゃんすね。二人ともそれに関した妖刀を持ってるし。

 桃色の風……は十中八九葵姉っすね。基本的に扇から風を巻き起こして戦うのが葵姉の戦い方っすからね。

 でも、黒い靄に包まれた烏と白鷺って……? 

 

「って、考えるのは後で言いっすね。カサンドラさん、教えてくれてありがとうっす」

「ええ、私も聞いてもらえて嬉しいわ」

 あたいはカサンドラさんに手を振ると、小走りで歓待の場へと走り出したっす……

 

 

 




次回もお楽しみに!

蛇足:『闇夜の蛍』に旭がいた場合の台詞集3『旭編2』

主人公への好意(普通)
「蛍夜君の事は友達として好きっすよ?」

主人公への好意(デレ)
「えへへ……環君。好きっすよ」

主人公への好意(病み)
「くすくす……環君の一番はあたいっすよね? まあ、雛姉も葵姉も大切っすから、側室にはするっすけどね」

旭エンド時
「環君……大好きっす! 一生、側にいて欲しいっすよ!」→満面の笑顔で主人公に抱きつくCGが映る。
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