旭奇譚~和風ファンタジーな鬱エロゲーの名無し戦闘員に転生したんだが周囲の女がヤベー奴ばかりで嫌な予感しかしない件~ 作:愛川蓮
「と、ゆー訳で……第一回『転生者会議』を始めます!」
「どういう訳だよ……」
「あはは……」
療養をしている俺の所に同じ転生者の橘沙世を連れてきた葛葉唯が唐突にそう言った事に俺はあきれ果て、橘沙世は苦笑いをしながら葛葉唯を見ていた。
「いやさ、『狐児悲運譚』がハッピーエンドで終わったじゃない? それでさ、変わっている部分の確認や原作尊守派への対策とか『闇夜の蛍』について知らない沙世の為の説明会をしようかな~って思って。あ、式神で聞かれたりするのは心配しないで。式神対策の呪具を持ってきてあるから」
「なるほどな……」
葛葉唯の言葉に俺はなるほどと頷く。化け狐……狐白に橘商会の商隊が襲われた際に助けてくれたお礼を持ってきた橘沙世が来たから護衛ついでに此処で説明とかもしようって訳だな。
「でも、佳世や旭ちゃん……鬼月家の人とかに見られる心配はない?」
「そこは大丈夫。佳世ちゃんは旭が護衛としてアリスとリリシアとアリシアを伴って新街の食べ歩きに連れていってるし、
「ゴリラにデブって、殆ど悪口じゃないかな……」
葛葉唯が鬼月家の行動を言うが、橘沙世はゴリラ姫とデブ衛門の渾名についてツッコんでいた。
「で、聞きたいんですけど……『闇夜の蛍』って、どういうゲームなんですか? 私なりに考えてR18っていうのは推測出来たんだけど……」
「その推測はあってる。ジャンルは和風ダークファンタジーよ」
「ダークファンタジーでR18……という事は……」
「ご明察。エログロ有りだ」
俺達の言葉に橘沙世は「やっぱり……」と頭を抱える。が、闇夜の蛍のヤバさは此処からが本番だ。
「それでストーリーだけど……主人公はデフォルトネームで『蛍夜環』ね。元々は極平凡な村で庄屋の子供として暮らしていたの。優しい両親に仲の良い兄弟姉妹……だけど、ある日その運命は大きく狂わされる事になるのよ」
「……妖ですね?」
「ああ。その中でも特別に凶悪な凶妖に襲われ、村人や家族が皆殺しにされて最後に自分が殺される……という時に強力な異能の力に目覚めてその凶妖を返り討ちにする事に成功するんだ」
「それ……凄い異能じゃないですか!?」
「そ。いくら異能が遺伝しやすいし、交配によって強化をされるからって元々農家の子供が小妖とかなら兎も角、凶妖を殺せるだけの異能を持つのはあり得ないって事で鬼月家に引き取られた主人公は家族の復讐と人々を守るために退魔士を目指す……そこで彼は自身の異能、出生の秘密、そして『鬼月家』を始めとした退魔士や朝廷の闇を知る事になる……というのが大まかなストーリーよ」
「へ~……お話の始まりを聞いただけでも良くできたシナリオですね……」
俺達が話したプロローグの部分に橘沙世はシナリオの完成度の高さに頷く。
「まあ、ダークファンタジーだから矢鱈と人が死ぬんだけどね」
「……あ、やっぱり」
「しかも戦闘のバランスも結構キツいしな。基本的に『妖』なんて普通の人間には手に負えない連中ばかり、しかもネームド付きの奴らに至っては設定だけで分かるが主人公やヒロイン達でなければまず勝てないような初見殺し能力持ちやレベルを上げてどころかカンストさせてから物理で殴って来るような奴ばかりだ」
「えぇぇ……」
橘沙世がげんなりとした表情になるが、俺達はそれを気にせずに話を進める。
「更に言うなら愛憎や権力闘争のせいで人間関係がギッスギスのドロッドロでヒロイン達も地雷だらけのヤンデレばかりだし、バッドエンドルートも豊富だし……」
「さっきも言ったとおりエログロイベントも多数だしな。妖の襲撃のせいでさっきまで話していた女性キャラの頭が粉砕されたり、生きたまま丸のみにされたりな」
「え?」
「しかもその程度ならまだマシで下手に異能持ちが多いから化け物に異種姦されるシーンがやけに多いんだ。特に精神的に来たのは中盤の綾香ちゃんの『ハラボテチェストバスター』だな」
「あ~……あれかぁ。あれは心に来るわよねぇ。私が来たのはゴリラ姫の『いただきます』ね……愛した人を殺してその内蔵を食べるのはダークな作品じゃ王道だけど精神的に来るわぁ……」
「ああ……来るなぁ……」
「ハラボテチェストバスター!? いただきます!?」
俺達が想い出を言っていると、橘沙世はドン引きしながら悲鳴をあげた。
「それに沙世の友人の赤穂紫は絶対死ぬ運命だし。ちょっと主人公との仲をのろけた瞬間に尊敬してるゴリラ姫に拳で鳩尾ぶち抜かれた展開なんて思わずorzになったわよ?」
「ああ、俺が来たのは若作りババアに嵌められて妖の苗床になって心が壊れた挙げ句に家族にこれ以上苦しませるくらいならって介錯されたところだな」
「ひぇぇ……よ、良く売れましたね、そんな地雷ゲー……」
俺達が和やかに語っていると、壁際に後退していた橘沙世が闇夜の蛍が何故売れたかを聞く。
「ああ……あのゲーム、最初は炎上商法だったのよねぇ……最初は鬱ゲーだって事を隠して売ってたし」
「ただ……クオリティは高かったんだよ。キャラ絵が良いだけでなくて背景や戦闘描写も滅茶苦茶凝ってたんだ。キャラ絵は有名イラストレーターに依頼してたし、声優もエロゲーでは有名どころを起用してたしな」
「BGMとかも凝ってたし、ストーリーも鬱い部分を除くと破綻も矛盾もなくて、寧ろ物語としては良かったのよ。それらが批判の部分を駆逐して大ヒットしたのよね……」
「えっと……もしかして、メディア化したり?」
「漫画化、アニメ化は言うに及ばず、外伝小説の発売やスピンオフの販売に各種コラボ商品も売られたわね」
「ついでに言うなら、国内だけでなく海外でも有名なゲームメーカーのスタッフまで熱烈なファンになってその会社から外伝としてTPSゲームが発売されたな……俺も前世の頃は派生作品は網羅したし、二次創作にも手を出してた」
「あたしもよ」
俺達が「「あっはっは」」と笑いあっていると、橘沙世は「なんだろう、この疎外感……」と呟いていたので慌てて話題を修正する。
「因みにバッドエンドルートを辿ると、小さくても鬼月家滅亡……最悪の場合は扶桑国そのものが地上から消えるわ」
「え……!? ということは……」
「ハッピーエンドを迎えないかぎり佳世ちゃんは死ぬ……かもしれない」
「絶対に主人公さんにはハッピーエンドを迎えさせないといけませんね……!」
俺達の言葉でやる気を燃やす橘沙世に注意する点を考えながら発言する。
「それと絶対に入らせたくないのはダース・タマキルートだな」
「ダース・タマキ……ダース……まさか、闇堕ち?」
「正解。だけど、ただの闇堕ちじゃないわ。ヒロインを含む主要人物や朝廷の重要人物皆殺しのジェノサイドルートよ」
「なんでそんな展開に!?」
まさかの展開に腰を抜かす橘沙世。……うん、そうだよね。そう思うよね。俺も最初にダース・タマキルートに入った時は同じことを思った。
「まあ、一言で言うなら……製作陣がど畜生だったからかな?」
「え?」
「あのルート、突入する前のクエストにこれでもかと民に大勢の犠牲がでるクエストが多くて主人公君が曇るし、朝廷や退魔士に対して不信感が募るからな……家族を失った悲しみと民への犠牲に対する罪悪感を忘れるために力に溺れた事、都で
「え!? 左大臣様が!? てか、マジカル魔羅棒君!?」
「最終的に左大臣の正体を突き止めた陰陽寮頭の部隊が襲い掛かるんだけど……暗黒面に堕ちつつあった主人公に邪魔されて、その隙を突かれて左大臣にどっかの暗黒卿宜しく「無限のっ、法力をっ、食らえぇぇぇ!!!」されて壊滅しちゃうのよ……」
「それで、闇に堕ちちゃうんですね……拭いきれない過ちを犯したから、後戻り出来なくなって……鬼月家と朝廷を潰す事に」
「メス堕ちも加えてな」
「そこは知りたくなかったです……でも、確かに入らせたくないですね」
顔をひくつかせながらも、橘沙世はダース・タマキルートのヤバさを認識したらしく俺達に向かって決意を持った表情で頷く。
「で、次に原作からの解離点だけど……最初に変わってるのは旭と旭衆の存在よねぇ……」
「え? 闇夜の蛍に旭ちゃん達っていないんですか?」
「いないんだよなぁ……あの足を引っ張ろうとする他人を引き摺りながら一緒に光に向かって突っ走る鬼月旭がいたら、ダース・タマキルートとか無いような気がするんだよな……」
寧ろ、闇に堕ちた主人公君を引き摺りあげそうな気がする(鬼月旭とあんまり仲良くしてなかった上で闇堕ちしたなら鬼月夕陽に密かに殺されそうだが……)。何しろ、本来なら険悪を通り越して憎悪まで行き着きそうな姉御様とゴリラ姫の仲をそれなり以上に修復したんだ、心が壊れそうな主人公君だって助け出してみせるだろう。
「で、話の続きだけど……原作、ファンディスクに私が網羅した二次創作や同人作品全てに鬼月旭、クロイツ家、王家、吾妻雲雀の弟子達に山賊武士団は影も形も無いのよね。いたら闇夜の蛍の原作開始時点での状況も結構変わってるだろうし……何より狐児悲運譚で原作尊守派の横槍とかもないから、狐璃白綺を返り討ちに出来るだろうしね」
「その場合はあいつ、人間に負けたことに対して錯乱しながら自爆するだろ。確か、あいつが仲間にならない場合はそんなルートがあったぞ」
「え? 仲間になることもあるんですか?」
「うん、白の状態でね。そういや、そうね。その時の仲間やステータスによってはそのまま主人公が狐璃白綺もろとも爆死しちゃうけど……周回プレイをしてるとあっさりと防がれて絶望の表情を浮かべながら死ぬのよね」
因みにパーティーに姉御様を連れてると異能で自爆術式ごと焼き払われ、ゴリラ姫だと自爆術式を起動する前に顔をぶち抜かれて殺される。いや、本当に姉御様もゴリラ姫もチートだわ。
「次は伴部と旭の活躍でゴリラ姫の処女が守られてる事よね」
「ええっと、葵様って原作では処女じゃないんですか?」
「ああ、姉御様馬鹿の実の父親の罠に嵌められてな。小妖しかいないって騙されて中妖や大妖もいる場所に放り込まれた挙げ句、父親の刺客に痺れ薬で体を動けなくされた事で妖達に三日三晩凌辱されるんだよ」
「知りたくなかったですよ、そんな情報。って、事は伴部さんはその陰謀に下人として巻き込まれて……旭ちゃんはどうして巻き込まれたんですか?」
「件の馬鹿親父が姉御様との競合相手にならないように旭の性格を利用して自分から突撃するように仕向けたのよ。最高の結果で死亡、運良く生き残っても処女を失ってるから継承権は失ってる……どっちに転んでも姉御様の利になる筈だったんだけど、伴部は生き残る為に旭は自分の大切な義理の姉の一人の為に奮闘をした結果、自分の父に絶縁を叩き付けた姉御様と父親が確実に仕留めるために使われた麻痺薬の効果が切れたゴリラ姫が協力して妖の群れを倒しちゃって失敗に終わったのよね」
「……そして、旭ちゃんは療養の為に都に来て私や佳世と友人になったんですね?」
俺達の言葉を聞いて三年前に鬼月旭が都に来た経緯を言う。
「まあね。で、最後に……狐児悲運譚で死ぬ運命にあった橘商会の商会長夫婦や吾妻雲雀に孤児院の子供達が生き残って、狐璃白綺が改心して味方になった事よね」
「佳世を救う上ではハッピーエンドを迎えられたって訳ですね」
「だな。……佳世ちゃんって、原作では闇が漂う台詞が満載だったからな、その佳世ちゃんの両親が助かって本当に良かった」
「え?」
「そうね、覚えてる範囲でも『泥水は啜ってきた。屈辱も耐えた。恥辱だって甘んじて受け入れたの。それもお父さんのお店を守るためだったから……』とか『男も妖も変わらないわよ。どっちも所詮本能だけで生きている獣よ。獣同士で殺しあって良い気味よね?』とか『あらデートの誘い? あは、冗談よ。……どの道今夜は商会の糞爺共に呼ばれているから無理なのだけどね……』とかがあったわね」
「あの糞爺……! 証拠を見つけたら、粗末な股間もあの爺が任されている店も徹底的に叩き潰す……! 」
葛葉唯が佳世ちゃんの闇深い台詞をあげると、橘沙世は全身から殺気を吹き上がらせながら小声で恐ろしいことを呟いていた。
「そ、それじゃあ原作尊守派の転生者の対策について話し合いましょう!」
橘沙世の殺気に気圧されたのか、慌てて葛葉唯は話題を変えた。
「って、言ってもわかってるのは三人はいることと一人は憑依術が上手い位だぞ?」
「それでもいると思っているのと思わないのとじゃ整えるべき対策が違うでしょ? まあ、基本的には高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変な対処をすることになるんだけどね……」
「要するに行き当たりばったりのアドリブってやつですね?」
「そうね」
橘沙世の見も蓋もない発言に葛葉唯は苦笑いをしながらそう呟く。まあ、そうなるよなぁ……原作に関係する場所に出没するのだとしても、結局は戦闘で現れるだろうからな……
「……ん? なんか結界に引っ掛かった……」
「伴部! 私と子作りをして!」
「いきなりやって来て何を言ってるんだ、お前は!?」
葛葉唯の言葉が終わる前に、何やら涙目の白虎が無茶苦茶な事を言いながら入ってくる。
「白龍が『姉様に惚れられておきながら手を出さない不埒者を成敗します!』って息巻いてて、黒龍が『そもそも偶然で白虎姉に勝ったアイツは白虎姉の夫として認めない。私がアイツを殺して白虎姉を解放する』って言い出して……それで、伴部と子作りをすれば二人とも伴部を認めてくれると思って……」
「だからって、あたしやお客様の沙世様が居る場で言うことじゃないでしょ……」
白虎がポツポツと話す内容に呆れ返りながら葛葉唯は頭を抱える。
「うん、そこは謝る。でも、伴部の周りには雛様や葵様みたいな美人が多いし、佳世も伴部の事を狙ってるし、旭も今は恋愛については無関心だけど、もしも伴部を好きになったら本当に勝ち目が無くなっちゃうから……それで……」
「? 何故姫様達の事が出るんだ?」
俺は白虎の口に出した名に首を傾げる。何故そこで姉御様やゴリラ姫、佳世ちゃんに鬼月旭の事が出るんだ?
(……こいつの恋愛関係の事も議案にするべきだったからしらね?)
(もしかして……この人って、意外と朴念仁?)
「だから、伴部……私と子供を作って!」
「だから、落ち着け……!」
何故か俺を見ながら思案顔になる葛葉唯と呆れたように俺を見る橘沙世に疑問を抱きながら俺を押し倒そうとする白虎と格闘を開始するのだった……
────────ー
『ああぁぁぁぁぁ! あのイレギュラーにモブどもがあぁぁぁぁぁ!』
『五月蝿い……』
(良い気味だな)
夜、何時もの定例会議で荒れ狂う白鷺に燕は耳の位置を翼で塞ぎながら溜め息をつき、螢も無様をさらす白鷺を鼻で笑いながらも本題に移る。
「それじゃあ、話題を移すぞ。今回の前日譚……あ~……なんだったっけ?」
『狐児悲運譚だ』
「そう、それ。それがどうなったかを話してくれないか、白鷺?」
『失敗も失敗、大失敗だ! 最初の橘商会の襲撃はイレギュラーどもの奮戦とこんな問題には目も向けない筈のゴリラ姫に蹴散らされて失敗! 起死回生の孤児院襲撃もあの化け狐の叔父の子孫だとか言う都合の良いイレギュラーどもと根源の分け身の説得のせいで化け狐が改心して旭衆とかいうイレギュラー集団の一員になるとかいうくそ展開だ! ふざけるな!』
(俺的には最高のハッピーエンドだけどね)
荒れ狂う白鷺に螢は内心で舌を出して微笑みながら……ふと、何故か来ていないもう一人の当事者を思い出す。
「そういや、白鷺。烏はどうした?」
『ああ!? ……そういえば、来てないな……燕、烏は今何処に居るんだい? 式神の同時操作は君の十八番だろう?』
『……ああ、ちょっと待ってろ。……ん? これは……ありゃ、どっちに転んでも烏は死ぬな』
「……何があったんだ?」
白鷺の言葉に燕は数瞬沈黙して……すぐに出した物騒な言葉に螢は恐る恐る燕に尋ねた。
『どうにも、俺らが最初に化け狐への止めを妨害したのが気に入らなかったらしく、碧子に旧街中を追いかけ回されてるんだが……逃げてる先に西洋方面にしかいない筈の吸血鬼の集団がいるから碧子に叩き潰されるか、吸血鬼に干からびるまで吸われるか……まあ、死ぬなって』
「俺達の事は知られないだろうな……?」
『そこは安心しろ、何故か転生者は記憶を覗き見る術や魂に問い掛ける術への耐性があるし……万が一見られても意味のない言葉の羅列しか見えないらしい』
「ふーん……」
燕の言葉に不安になった螢の言葉を否定するように獅子がそう言う。
『あ、吸血鬼の手下に見えるゾンビの軍勢に烏の本体が群がられた』
「……燕、吸血鬼が何処に行くのかを見てくれ。他の連中は場合によってはそれへの対処するために行けるやつは都へ行く準備を」
『了解』
『僕は何時でも行ける』
『わかった』
『承知した』
螢がそう言うと、式神達はボッと燃え尽きて解散となった。
「……はぁ。吸血鬼かぁ……どうやって此処に上陸したんだよ」
螢は「これも俺達が転生した影響かぁ?」とぼやきながら家路に……ついたところで何かをぶち抜くような音と「わぁー!?」という姉の驚いた声と「きゃーっ!?」という絹を裂いたような悲鳴が聞こえた。
「……姉貴、今の悲鳴は……って、誰?」
「すいません、ご先祖様! 部屋の天井を壊しちゃって~!」
「謝らないで良いから! その前に頭の傷を治療させて!」
慌てて姉の部屋に駆け付けた螢が見たのは……どう見て考えても『
(……転生系の次は、タイムスリップ系のご登場かよ。まさか、向こうの方にもいないだろうな?)
螢は「千客万来とはこの事か?」と思いながら集まってくる家族や家人にどう説明しようかな?とがやがやと言う声を聞きながら考えるのだった……
次回もお楽しみに!
蛇足:『闇夜の蛍』に旭がいた場合の台詞集7『夕陽編2』
戦闘開始台詞
「さて……旭を守るため、全力を尽くさせてもらおう」
自身への好意の答え(普通)
「……こんな寄生虫に話し掛ける物好きなんぞ、お前くらいだぞ」
自身への好意の答え(デレ)
「何故、お前と話していると心が安らぐんだろうな」
自身への葛藤
「私は、旭を守るための……ああ、それでも、それでも私は、アイツを……!」
夕陽エンド(悲恋エンド)時
「環、大好きだ。それでも……私は消えるよ。旭を守るためにな」➡涙を流しながら、笑顔で主人公を見るCGが映る。
夕陽エンド(人体錬成エンド)時
夕陽「あ~……その、なんだ。不束者だが……宜しく、頼む」
旭「あたいの方も、宜しくっすよ……夕陽!」
夕陽「ええい、抱き付くな!」➡笑顔で抱き付く旭と困った顔で怒りながらも微笑む夕陽のCGが映る。