SAO×バトルフィールド4   作:名無し様

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ALO編
第一話


side キリト

 

SAO から戻ってから2ヶ月、俺は一緒にもどるはずだったアスナの病院を訪れるのが日課になっていた。彼女はなぜか現実に戻ることは無く、今も原因不明で300人近くのSAOプレイヤーと共に眠り続けている。

 

 

そしてある日、俺はアスナの父親とその部下から、アスナが近くその部下と結婚するという話を聞かされる。その部下は、アスナの父親が帰った途端に本性を表すような下種ヤローだった。

 

 

傷心の俺は、妹の直葉に『あきらめるな』と慰められ、気持ちを新たにしたのだが――――

 

 

キリト「おい、エギル! この写真は何なんだ!!」

 

 

そして今、元SAOプレイヤーのエギルことアンドリュー・ギルバート・ミルズの経営するバーに来ていた。

 

 

病院に見舞いに行った翌日、このエギルからアスナに良く似た女性の写るスクリーンショットを送られたのだ。それは木にぶら下がった鳥かごのような物の中で、確かにアスナの面影を持った少女がいた。

 

 

エルギ「まぁ、落ち着け。それを話すにはこの写真の撮られた経緯と、このゲームの中のもう一つの事象について話さにゃならんからな。」

 

 

エギルの話はこうだった。

 

 

このスクリーンショットは、≪アルヴヘイム・オンライン≫と呼ばれるVRMMOの中で撮られたもので、内部のプレイヤーは翅を持った妖精の姿だが、その翅をもってしてもたどり着けない高度の『世界樹』なる一本の樹木が立っている。

 

 

この写真は、その枝の写真を解像度ギリギリまで上げてできたのがこれだというのだ。

 

 

キリト「滞空飛行制限があるんだろ?どうやって撮ったんだ、これは。」

 

 

このゲームは永遠に飛べるわけではなく一回飛ぶのに制限時間が存在する。

 

 

エルギ「何でも、背丈順に多段式ロケットみたいに飛んだんだそうだ。どこにでも、馬鹿なことを考えるヤツってのはいるもんさ。」

 

 

それを聞いて、俺は思わず苦笑していた。久しぶりに笑いがこぼれた。

 

 

「なるほど、確かに馬鹿だけど頭良いな……それでもう一つのウワサってのは?」

 

 

「ああ、それは……コイツを見てくれ」

 

 

そう言って差し出されたのは一枚のスクリーンショットだった。それは、どこかのパーティーメンバーとの集合写真らしい。一見どこにも変わったものはないが………。

 

 

キリト「これは、なんだ?」

 

 

エルギ「ここをよく見ろ。」

 

 

と、エルギは写真の端っこを指差した。よく見るとそこには、米粒ほどの小さな黒い点がある。

 

 

エルギ「これを、見つけた奴はすげぇよ。撮った本人達は全く気づかなかったらしい。」

 

 

そう言ってエルギはまた一枚の写真を出した。

 

 

キリト「なっ!?」

 

 

それは、このゲームの世界とはかけ離れた存在。アメリカ軍が現役で使用している最強の攻撃機 A-10 が優雅に空を飛んでいる姿だった。

 

 

エルギ「それは、今からだいだい二週間前にシルフ領近くの古森付近で取られたらしい。」

 

 

それから、エルギは話続けた。時期は俺達がSAOから帰還した時期と重なる2ヶ月前、奇妙なクエストが全種族の領主に対して届いた。

 

 

クエスト名は『人間達の協力者』

 

 

内容は『この世界に、強力な戦士たちがやってきた。彼らはこの世界のどこかにいる。探し出して仲間にするもよし。戦って見るのもよし。それぞれの判断で任せる。』

 

 

それを見た、領主はすぐさま自分の領地などを捜索させたが全く手掛かりを掴めなかった。が、この写真が出てきてプレイヤー達は今もあちこちを血の生目になって探している。

 

 

エルギ「という感じだ。」

 

 

キリト「まさか、あいつらも来ているとは……。」

 

 

エルギ「頼もしいじゃないか、あいつらとまた一緒に戦えるなんて。」

 

 

それから、俺はエルギと話をつけて家に帰ることにした。

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side ダン

 

 

ダン「………………行ったか?」

 

 

ディマ「………………………そうみたいだ。」

 

 

この世界にやってきて、だいだい2ヶ月が経った。俺達はひとかたまりとなってプレイヤー達と接触しないように隠れながらあちこちを転々としている。

 

 

レッカー「一体、いつまでこうすればいいんですか?」

 

 

俺の隣で、ギリースーツを着たレッカーが問いかけてきた。

 

 

ダン「わからん……。だが、もう少しだ。後少しで世界が動く。それまで待て。」

 

 

ホーキンス『サラマンダーと思われるプレイヤー達がシルフのプレイヤーを追っかけている。こちらに接近している。』

 

 

無線が入り視線を上げると、サラマンダーとシルフのプレイヤーが戦っている。この世界では日常茶飯事らしいが。

 

 

と、考えているとシルフのプレイヤーが落ちてきた。

 

 

ディマ「……どうする。」

 

 

ダン「……………見捨てる。この世界は殺されてもまた復活するからな。」

 

 

と、判断してシルフを見続けていると、突然黒いスプリガンが落ちてきた。

 

 

ダン「……………総員、戦闘準備……………。」

 

 

静かに、 耳に付けているインカムで全員に指示を出す。そして、自分の武器に弾を込めて装填する。

 

 

俺は、そのスプリガンの姿を見てようやく来た。この世界の物語がスタートしたと1人考えていた……………。

 

 

 

 





※補足:ギリースーツは着用してその場を動かないまたは攻撃を食らわなければ、どんな索敵にも引っかからない。

※補足の補足:以前ジャガーノートのスーツが出てきたが、この世界では大半の攻撃をおよそ

(相手から食らったダメージ)÷1000=(入ったダメージ)

と言う計算になる。魔法なら÷500である。
ジャガーノートのスーツには移動制限があるが、それは

(自信の俊敏度)÷100=(着た場合の俊敏度または移動速度)

となるが、ALOではあまり関係ないかもしれないからだいだい移動手段が歩行だけになると言うことである。

こう考えると明らかにチート過ぎるな……。
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