sideディマ
あの後、サラマンダーのプレイヤーであるカゲムネは回復したのか翼を広げてどこかに飛んでいった。
今、目の前にいるのはおそらくキリトと思われるスプリガンのプレイヤーとシルフのプレイヤーである。
ディマ(我々は、この世界ではいわゆるNPCと同じ存在。キリトのような存在は安心できるが、他のプレイヤーと共にいて下手に情報を渡したりしたら計画に支障ができてしまう。ここは、初対面として接しよう。)
まだ、この世界のことを完全に把握していない。やたら無闇に行動していると相手に感づかれてしまう。それだけは、避けなければ。
ディマ(未だに、“神”が言っていた殺してほしい対象が不明だ。殺す対象に感づかれる訳にはいけない。)
この世界にいる、神の目を騙し力を盗んだ罪を犯した者“転生者”と呼ばれる存在を見つけて殺さないといけないのだ。
side out
sideキリト
俺はディマ達がどこかに消えた後シルフのプレイヤー、リーファと共にシルフ領にやって来た。最初は、リーファに危険だと心配されたが結局ついて来た。
リーファはシルフ領の領主のカグヤと言うプレイヤーに発煙筒のようなのを渡した。使用方法はわからなくそこでカグヤとは別れた。
その後、宿屋に着き翌日リーファに世界樹のある街アルンへ案内してくれるのを約束してくれた。そして、今ベッドの上にユイと共に寝ている。
ユイ「夢みたいですね。また、パパとママと3人で暮らせるなんて。」
キリト「夢じゃない。必ず現実にしてみせる。」
そんなことを言っていると、部屋のドアがノックされた。俺とユイはすぐさまベッドを起きて戦えるようにする。
ここは、シルフ領でスプリガンの自分は攻撃の対象にされてもおかしくない事を忘れてた。
すると、しばらくしてドアが開いた普通は開かない筈。そして、そこに立っていたのは黒いローブを被った四人組だった。
??「よぉ、久しぶりだな。」
キリト「この声は!?」
そう言って、それぞれローブを外した。そこには、あのデスゲームで数多くの人間を救った人たちだ。忘れる筈もない。
キリト「ミラー……コール……ホーキンス……レッカー。」
レッカー「久しぶりに会ったんだ。ゆっくりと話そうじゃないか。」
sideout
sideレッカー
レッカー「と、いうことはアスナに酷似している人物は世界樹の上にいると。」
キリト「そういうことになる。」
あれから、それぞれの情報を話て現在置かれている状況を考えた。
キリト「これから、俺達は世界樹のあるアルンへ向かうがお前達はどうするだ?」
コール「とりあえず、……この事をダン達に報告してついていくとしよう。」
ホーキンス「移動手段は、私が用意しておこう。」
それぞれ、準備を始めるようとするのをキリトは呼び止めた。
キリト「あぁ、えっと、……ありがとうな、手伝ってくれて。」
レッカー「なぁに、毎度のことだろ。心配すんな。」
そう言われ、キリトはログアウトしていった。
コール「……いい奴だが、それが命取りになるタイプの人間だな…あいつは。」
コールは、呟くようそう言った。