SAO×バトルフィールド4   作:名無し様

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今回は、戦闘回です。
いつの間にか、UAが1000越してる。
ありがとうございました。
では、どうぞ。


第五話

sideダン

今、我々はボス戦をするためにボス部屋に向かっている。

ちなみに、最後尾にいる。

俺達は、ボス戦について再確認している。

キリト「確認しておくぞ。あぶれ組の俺達の担当はルイン・コボルト・センチネルっていうボスの取り巻きだ。俺が奴らのトールアックスをソードスキルで跳ね上げさせるから即座にスイッチして、飛び込んでくれ」

そして、アスナはある単語に疑問を持った。

アスナ「スイッチって?」

相変わらずローブを羽織ったままのアスナは抜けたような声で言った。

キリトは一瞬間を置いて、

キリト「もしかして、パーティー組むのはこれが初めてなのか?」

アスナ「うん。」

キリト「ボス戦が心配になってきた」

キリトは不安を隠せないようだ。

その後、アスナはひと通り基本的な用語についてキリトから説明を受けた。

すると、キリトは俺達の方を向いた。

キリト「で?ダン達はどうするんだ?」

ダン「戦闘に参加したいのは、山々だが無闇に銃を撃ってプレイヤーに当たるのは困るし、必ず銃に対して突っかかってくる奴がいるだろうからもしもの事があったら参加する気だ。」

キリト「分かった。」

そして、見つけたというだけあって迷うこともなくまた最前方の人たちがモンスターをどんどん片付けていくのでボス部屋までは単に歩くだけであった。

一時間もしないうちにボス部屋の目前まで到着した。

現在の時刻は、11時ジャストだ。

その場でディアベルは再度おおまかに作戦を確認。

先ほどまでモンスターを狩っていた時の雰囲気とは一転さすがに最初のボス攻略戦ともあって場の雰囲気は重苦しく感じられる。

下手したら死ぬ。

それを全員、今実感させられている。

確認の後 ボスの部屋の戸を前にし剣を下に刺し皆の方に向いて立ち、

ディアベル「最後に、俺から言うことはたったひとつだ。」

 

 

ディアベル「勝とうぜ!」

プレイヤー達はその言葉に全員が頷いた。

ディアベル「行くぞ!」

ディアベルはその言葉と同時に戸を開けた。

第一回、ボス攻略戦の始まりである。

sideout

 

 

 

 

 

sideキリト

部屋の中は真っ暗だった。

ボスの部屋は広く、恐らくサッカーコートくらいの面積はあるだろう。

両側にありがちな柱が並び、その一番奥の玉座にそれは座っていた。

ボスが動き出すと同時に部屋は一気に明るくなり、

その姿がはっきり見えるようになった。

部 屋の壁は現実ではありえないような色彩。目が狂いそうだ。

ボスは部屋の半分にも届こうかという跳躍の後、部屋の中ほどに降り立ち、情報通り斧とバックラーを両手に持つ、赤い巨体のモンスターが俺達の前に立ちはだかった。

頭上に赤いマーカーが表示され、敵であることを示し、同時にボスの名前も表示される。

その右側の体力ゲージは普通のモンスターではありえない4段。

左右2体づつ、ボスの前方に1体取り巻きが湧いた。

中央の取り巻きを先頭に、ボスと取り巻きががこちらに向かって突進してくる。

ディアベル「攻撃 開始っ!」

ディアベルは前に指揮杖代わりの長剣を前に向け、攻撃の合図をした。

むさ苦しい雄叫びを上げながら突撃、交戦を開始した。

sideout

 

 

 

 

 

sideディマ

ディアベル「A隊C隊、スイッチ!」

ディアベル「来るぞ!B隊ブロック!」

俺達は銃を撃てないためディアベルの隣にいた。

隣にいるディアベルは前方の指揮で手一杯のようだ。

その指揮は正確で、味方にはほとんど被害は出ていない。

非常に優秀な指揮官である。

こんな芸当を何処で習得したのか。

ディアベル「C隊ガードしつつスイッチの準備。」

ディアベル「後退しつつ、側面を突く用意!」

ディアベル「D.E.F隊は側面を確保しろ!センチネルを近ずけるな!」

キリト「了解‼」

キリトは指示を確認すると、前方に居た取り巻きに攻撃を仕掛ける。

持っている剣を横に大きく振り、取り巻きの斧を弾き飛ばし、ノックバックを発生させる。

キリト「スイッチ!」

そうキリトが言う前に、アスナはレイピアを前にし全力で突進をかける。

アスナ「三匹目!」

彼女は取り巻きの装甲に見事攻撃を当て、貫通させたようだ。

取り巻きは叫ぶ間もなくその場から消えてなくなった。

すると、正面から雄叫びが聞こえてきたのでそちらを見る。

どうも体力バーが4段目の半分を切ったようで、誰もが攻撃の手を止めている。

ボスは両手に持っていたバックラーと斧を放り投げた。

キバオウ「情報通りみたいやな」

関西弁が聞こえる。

確かに情報は正しかったようだ。

ディアベル「下がれ! 俺が出る!」

すると、隣にいたディアベルは何故か駆け出し、パーティーの全面に出て、剣を掲げてスキルを準備する硬化状態に入った。

一方、ボスがその巨体の後ろから出してきたのは大剣。

僅かな反りもない片刃剣が出てきた。

反りがない?

情報では、曲刀カテゴリのタルワールだったはず。

しかし、ボスが今持っているのは僅かな曲がりもない直刀。

中華包丁を長くしたようなものである。

昨日、ディアベルに貸して貰ったガイドブックには

[これはベータ時点での情報です。製品版では変更されている可能性があります]といった旨が記載されていた。

……繋がった‼

製品版で変更された箇所か!

武器が違う。武器が違えば使い方は違う、動き方も違う!

つまり…

すると、隣にいたダンが走りだした。

一瞬遅れて俺も駆け出した。

キリト「駄目だ!」

左の方から聞こえてきた。この声はキリトのものだ

キリト「全力で、後ろに飛べ!」

キリトも同じく気づいたようだ。

ボスはその間、部屋にある支柱の上部、その間を飛び回り、プレイヤーを撹乱していた。

いつ落ちてくるかわからない。

ダンは自分の装備であるそれ肩に担いだ。

周りのプレイヤー達からざわめきがおきた。

しかし、ダンはそんなことは御構い無しにボスに向かって

それ……MK153 SMAWを向けた。

俺はディアベルにいち早く近ずこうとした。

すると、ボスは4-5回程柱の間を飛び回った後、ボスは降りてきた。ディアベル目掛けて。

ダンは降りくるボスに向かって83㎜弾を放った。

しかし、狙いは外れた。

83㎜弾は空中を飛び、壁にあたって爆発した。

ボスの攻撃は弾が飛んでいる間にディアベルに直撃。

ディアベルはノックバックで飛ばされ、硬直が発生。

ボスは着地した後、そのままの勢いで空中のディアベルに再度攻撃した。

これもまた避けれるはずもなく直撃。ディアベルは部屋の左方に飛ばされた。

ディマ「おい!大丈夫か!?」

キリト「ディアベル!」

キリトが飛ばされたディアベルの方に駆けて行った。

キリト「何故一人で…。」

ディアベル「お前も、ベータテスターなら 分かるだろ?」

キリト「………ラストアタックボーナスによるレアアイテム狙いか。」

ディマは2人が話している間アイテムストレージからあるものを取り出した。

ディアベル「ボスを……ボスを倒してくれ…皆のために」

オブジェクト破壊が起きようとした時、ディマはあるもの…………

 

 

 

………AED・除細動器をディアベルに押し当てた。

すると、一気に消えかけていたディアベルの身体が元に戻り体力が半分に戻った。

キリトやアスナ、プレイヤー達は唖然としていた。

ディマ「ディアベル、お前は安静にしておけ。俺達が奴を倒す。」

ディアベル「あ、あぁ。」

そう言ってディマはダンの元へと走って行った。

ダン「あれ、使えたのか。」

ディマ「らしいな。」

そう言ってボスの方を向く。

ダン「さ〜てと、派手に行きますか。」

ディマ「おう。」

キリト「………俺も行く」

アスナ「私も。」

キリトとアスナが出てきた。

ダン「……お前らも一緒に行く気か?」

キリト「パーティーなんだから、協力しても問題は無いだろ。」

ディマ「………足を引っ張るんじゃねぇぞ。」

アスナ「分かっている。」

ダン「良いか………絶対死ぬんじゃないぞ!!」

『おおッ!!』と掛け声を上げながらボスに向かっていく。

sideout

 

 

 

 

 

sideダン

キリトとアスナはスライディングでイルファルグの両足を切り裂き、ディマは胴体に向かってRPG-7V2を撃つ。

俺は顔に向かってM240Bを撃ち当て続ける。

しかし、俺はキリトとアスナの戦いぶりにすっかり見とれていた、だが、それが命取りにだった。

ディマの『避けろッ!!』という叫びが聞こえた瞬間にはもう目の前までインファルグの拳が迫り、空中に殴り飛ばされていた。

俺はロクに防御が出来ないままモロに攻撃を喰らい、受け身を取れないまま地面に叩きつけられ苦悶の表情を浮かべる。

ダン「ちっ、油断した。」

『グオオオオオオオオオオオオオッッ!!!』

イルファルグはそんな一瞬の隙を見逃さず、ダンに向かって野太刀を振り下ろす。

ダン「糞が。」

ダンは目をつぶる。

すると、後ろにいたエギル達が加勢してボスの攻撃を弾いた。

そして、次第に体力を削り最後は、雄叫びを上げながらキリトの剣が蒼白く輝き、インファルグの身体を切り裂いた。

キリトの一撃でインファルグのライフが無くなり、断末魔の叫びを上げながら身体がポリゴン状になり飛散して消える。

その瞬間、空中に『Congratu Lations』と表示され、ボス戦が決着が着いた瞬間だった。

『『『うおおおおお~~~!!やったぁぁぁぁ!!』』』

プレイヤー達はボス戦の勝利を歓喜し、犠牲者を出さずに生き残った事をお互いに喜んでいた。

正直、もう終わってほしかったが「ちょっと待ちいや!!」そうも言ってられないらしい。

感動を遮る様に男性の声が響く。

……あいつは確か攻略会議の時に元βテスターの事を敵視していたキバオウ……だったか?

キバオウ「どうして………どうしてや!!どうしてボスの動きが違う事を知ってたくせに何も言わなかったのや!!外人の兄ちゃんが助けに入らなかったらディアベルはんは死んでいたんやぞ。しかも、外人の兄ちゃんは銃を持っているなんて卑怯や。」

キバオウさんは凄い形相で此処にいるプレイヤー達とダン達睨めつける。

キバオウ「どうせ元βテスターの奴らはラストアタックボーナスのレアアイテムが欲しくてディアベルはんが邪魔になったんやろ!!」

 

エギル「おい!!言って良い事と悪い事があるぞ!!それに元βテスターの奴らだってボスの動きや武器が変わっている可能性がある事を気付かなかったかもしれないだろ!!」

 

キバオウ「変わっている可能性があるならどんな小さな事でも言うべきやろ!!このゲームはゲームオーバーになったら本当に死ぬんやぞ!!あんたもそれを理解しているはずや!!」

と、エギルさんの反論にキバオウさんはそう言い返してくる。

 

すると、後ろにいたキリトが提案をしてきた。

内容を聞いて俺達はそれに賛同した。

キリト「クククク………笑わさないでくれないか?」

 

 

と、冷たい笑い声がボス部屋に響き、ゆっくりとキリト君は立ち上がる。

 

 

キリト「元βテスターと奴らと一緒にしないでくれないか?俺はあんな奴らと違う。βテスターの期間の間、他の奴らが行けなかった層まで行けて尚且つ、刀を使うモンスター達と遭遇していたからこそボスの動きが分かったんだ、それだけじゃないぞ、レアアイテムや簡単に手に入る方法やクエスト、この先の重要な情報を俺は知っている」

 

キバオウ「な、何やねん、それは……そんなのチーターやないビーターや!!」

 

キリト「ビータ―か………良いな。それは、俺はこれからビーターと名乗るとしよう」

 

 

キリト君はそう言って右指を動かし、アイテムレージから黒いコートをオブジェクト化させて羽織る。

 

 

キリト「……俺はこのまま第二層の町に行く。そこまでアクティベートをしておいてやるから後から来るんだな。着いて来たい奴が居たらな勝手にしろ。その変わり命は保証はしないからな」

それだけキバオウ達に向かって言って第二層に続く扉に向かっていく。

キバオウ「あ、待てや。」

キバオウはキリトに近づこうとした。

すると、ダンとディマがそれぞれのサブウェポンをキバオウ達にる向けた。

キバオウ「な、なんや!?」

ダン「キリトには世話になっているんだ。邪魔なんかしたら殺すぞ。」

キバオウ「……………ッ!」

キバオウ達はダン達の殺気に押し負けた。

キバオウ「なんや!?一体、あんたら何者なんだよ。」

キバオウはダン達が何者なのか気になっていた。

ダン「俺は海兵隊隷下の特殊部隊トゥームストーン部隊の分隊長ウィリアム ダン。階級は軍曹だ。」

ディマ「元スペツナズのエージェント、ディミトリ・マヤコフスキーだ。」

キバオウ「な、なんやそれ!?」

キリト「いくぞ。ダン、ディマ。」

ディマ「あぁ。」

キリト達はキバオウ達を置いて先に進んでいった。

二層へテレポートすると、そこは木漏れ日が差し込む森林だった……目の前に看板のようなものがある。

キリト「ダン、ディマβテスターと一般プレイヤーの確執がこれ以上強くなるのを避ける為とは言え……本当に申し訳ない。」

ダン「別にいいことだ。」

ディマ「後悔なんかしてないから大丈夫だ。」

キリト「………分かった。ところでこれからどうする。俺は先を急ぐ。」

ダン「何言っているんだ?お前はもう俺たちの仲間だろ。お前が急ぐなら俺たちもついて行くに決まっているだろう。」

キリト「………ありがとう。」

こうして、ボス戦は無事に終わった。

 

 

 

 

 




つ、疲れた。
5000文字越したか〜。
感想お待ちしております。
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