ウマ娘(男)   作:アマノジャック

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特別編スペシャルウィーク part1『捨て子のスペ』

パジャマ(解説)『続いてのコーナーはこちら!

トゥインクル・シリーズにスポットを当てる"クル☆スポ"!

まもなく幕を開けるクラッシック戦線、今年はとにかく役者揃いで周囲からは"黄金世代"との呼び声が上がっています!』

 

パジャマ『その中でも注目の1人目は、飄々とした性格とは裏腹に、巧みな逃げでレースを制するセイウンスカイ!

えーと、いつもふわふわで、やる気が行方不明なのんびり野郎。

趣味は昼寝と釣り。

馬のくせに猫好きでもあり、よく野原で猫と一緒に丸くなっているそうです。

寝てる暇があるなら練習しろと言いたい。』

 

パジャマ『コホン…失礼。

続いては、無傷のまま重賞を含む3連勝を達成したキングヘイロー!

プライドだけはただ高いお嬢様。

そのくせ負けず嫌いときたからにはもう手に負えない始末!

ナリタブライアンに誘われて行ったパチンコでは負けて財布が空になっても、台から離れようとせず、ブライアンから金を借りて玉を打ち続けようとしたそうです。

おっと、意味もなく笑っております。

お馬鹿なようです。』

サイレンススズカ『ちょっとトレーナー殿!何を言ってるでござる?

ちゃんと解説をするでござる。

せっかくゲストとして呼ばれたのに…』

 

パジャマ『あぁ、ごめんごめん。

ちゃんと言う、ちゃんと言う大丈夫。

そして最後に紹介するのが、 我らがチームシリウスのスーパースター!

大きな夢を掲げて北海道から上陸してきた、スペシャルウィーク!』

サイレンススズカ『スペ殿頑張れ~!』

 

パジャマ『田舎から上京してきた芋くさい馬です。

口調が異常に訛っており、その上滑舌の悪いと来た!

もう日本語の体をなしていないので、喋っているこちらは火星人と会話をしているのと大して変わりありません。

…しかし実力だけはあります!

なんだって私、パジャマがトレーナーなんですから!』

サイレンススズカ『は?』

パジャマ『頑張って指導してるんですから!』

サイレンススズカ『はぁ!?』

パジャマ『食費2000万もかかるんですから!!!』

サイレンススズカ『はぁぁ!?』

パジャマ『本当、意味わかんねぇ…食い過ぎなんだよスペシャルウィーク。

なんだアイツ…』

サイレンススズカ『トレーナー殿、落ち着くでござる。』

パジャマ『ありえねぇ…』

サイレンススズカ『本音が漏れてるでござる。』

パジャマ『マックイーンに借金して払ってんだぞ、あいつの食費…』

サイレンススズカ『放送されているでござる!』

パジャマ『聞いてるかおい?』

 

………

 

スペシャルウィーク「なんか解説がうるせぇけど、とにかく今の私は誰にも負ける気がしねぇ…勝つべ!」

 

ーーー

 

そしてレースが終わり…

 

スペシャルウィーク「負けたべやぁぁ!!」

 

ウイニングチケット「くぁwせdrftgyふじこlp…」

 

スペシャルウィーク「くぁwせdrftgyふじこlp…」

 

ウイニングチケット「くぁwせdrftgyふじこlp…」

 

ゴールドシップ「気色の悪い会話をいつまでもしてんじゃねぇよ!お前ら2人何喋ってんか分かんねぇんだよ!」

 

メジロマックイーン「ゴールドシップ、そこまで言うことないんじゃありませんか。お2人ともどうですか?ここは気分を変えて皆さんでドーナツをパクパクしようじゃありませんか。」

 

ゴールドシップ「朝っぱらからドーナツなんか食えるかよ!お前の脳みそがデブの思考なんだよ!」

 

メジロマックイーン「誰がデブですか!」

 

ナリタブライアン「そろそろ行っていいか?練習なんかしている場合じゃねぇんだよ。」

 

スペシャルウィーク「練習より大事なことがあるのか?」

 

ナリタブライアン「今日は新しいパチンコ店が開店する日なんだ。朝イチから並ばないと…」

 

ライスシャワー「おい、ナリタブライアン?スペシャルウィークの事はどうでもいいのかよ?」

 

ナリタブライアン「どうでもいいに決まってんだろ。パチンコに比べたらお前のことなんかカスだ。」

 

スペシャルウィーク「…」ブチッ

 

ゴールドシップ「実のところ私もどうでもいい。」

 

スペシャルウィーク「…」ブチッ

 

サイレンススズカ「皆の衆奇遇でござるな。拙者もどうでもいいでござる。」

 

スペシャルウィーク「…」ブチブチブチッ

 

サイレンススズカ「…というのは冗談で、本当は気にしているでござるよ。スペ殿、次は頑張って欲しいでござる…」

 

スペシャルウィーク「うるせぇよ!もう信用できるかよ!こっち向くなよゲス共が!そんなことよりトレーナーはどこ行ったの?」

 

メジロマックイーン「パジャマトレーナーは昨日飲み過ぎで二日酔いで寝込んでます。」

 

スペシャルウィーク「このチーム何なんだよ!掃き溜めみたいな奴らしかいねぇじゃねぇかよ!こんなことだからチームシリウスはカスの集まりって言われんだよ!」

 

ゴールドシップ「何言ってんだよ?お前もそのカスの一人だろ?ようこそカスの世界へ!」

 

スペシャルウィーク「!!」ガーン

 

ーーー

 

スペシャルウィークの教室にて…

 

セイウンスカイ「昨日の試合は残念だったねwもう少し足が速くなればいいのにねw応援してるよ~w」

 

スペシャルウィーク「前日にところてん食べ過ぎたから負けたんだよ。さすがに5キロはヤバかったね。実はあの時、下痢で走れなかったんだよ。」

 

エルコンドルパサー「ウソオツ。マケヲ、ミトメルベキ。オマエハマケタ、マケイヌ。ハイシャトシテ、ミジメニ、シタヲミロ!」

 

セイウンスカイ「エルコンドルパサーは手厳しいなwでも言ってることは間違ってないからwスペちゃん、あんまり凹んでうつ病になって自殺しないでね~w」

 

スペシャルウィーク「お前らなんかムカつくな、噛み付くぞこの野郎!噛んでやるぞ!」

 

キングヘイロー「おーっほっほっほ!田舎の人間は~?噛みつくのが礼儀なのですか?キングからしたらありえないですわ~」

 

スペシャルウィーク「おぉ!これはこれはキングじゃねぇか。キングって名前すげぇよな。王って意味だろ?でも王様この前のレース2着だったよね?なんで王様が2着なの?」

 

キングヘイロー「おーっほっほっほ…あなたキツイこと言いますわね。王様もたまには2着になることもありますのよ。分かった?芋くさい田舎人が?」

 

スペシャルウィーク「何言ってんだ、王様いつも1位だろうが。お前、野草でも食って頭おかしくなったのか?」

 

セイウンスカイ「馬じゃないんだから野草なんか食べないよ~w」

 

エルコンドルパサー「イヤ、ウマ!ワタシタチ、ウマ!ウマ!」

 

セイウンスカイ「あ、ごめん馬だった~w馬同士頑張ってねw」

 

ーーー

 

俺はスペが出ていた弥生賞を見直していた。

 

実況『セイウンスカイ、断然抜けた!

後ろを大きく離して今、ゴールイン!』

 

メジロマックイーン「何の用ですか?もしかして決闘ですか? 決闘でもしますか?」

 

パジャマ「決闘なんかしねぇよ!お前いつの時代の人間だよ?」

 

メジロマックイーン「なら何の用ですか?早くしてくださいませんか?これから『はちみー』という食べ物を食べに行くんでございますの。忙しいから早くしてください。」

 

パジャマ「いや、実はスペシャルウィークのことなんだけど…アイツの育成方法が分からなくてな。何とかしてくんねぇかな?正直アイツの気持ちよく分かんねぇんだよ。」

 

メジロマックイーン「…トレーナーさんは本当にお変わりありませんわね。ウマ娘の支えとなって(私たちのお荷物として)共に夢を掴む(いつも邪魔ばかりして)。天皇賞を制覇したあの時から(時も)ずっとそのままですわ(ご自分の借金のことばかり)。」

 

パジャマ「おい、マックイーン?字幕とセリフが全然違うぞ。」

 

メジロマックイーン「成長しない人ですわ。」

 

パジャマ「何で急に貶すのよ?」

 

メジロマックイーン「冗談ですわよ。全くしっかりしてくださいませ。そんなことだと…スペシャルウィークさんの夢『日本一のウマ娘(男)』にしてあげられませんよ?」

 

パジャマ「『日本一のウマ娘(男)』???聞いてないぞ …」

 

ーーー

 

サイレンススズカ「日本一でござるか。それが母上殿と交わした約束なのでござるな。」

 

スペシャルウィーク「んだ。産んでくれたおっかさんが私を捨てる時に『日本一のウマ娘(男)になったら、出会ってやるよ』と言って私を川から落としたんだよ。んで、育てのおっかさんがいるんだけど育てのおっかさんは『別に日本一になれなくてもいいよ』と言ってくれたんだけど、私はどうしても日本一になりたいんだよね。んで、産んでくれたおっかさんに会いてぇんだ。」

 

サイレンススズカ「でもスペちゃんを捨てた人でござろう?そんな人と会いたいのでござるか?」

 

スペシャルウィーク「会いてぇよ!会って…殺してやる。」

 

サイレンススズカ「どっちのお母さんも?でござるか?」

 

スペシャルウィーク「いや、どっちのお母さんもじゃねぇよ。話聞いてたか?捨てた母親だけ殺すんだよ。とまぁ、それは冗談だけど…とにかく捨てた母親に会いたいんだよね。だって気になるじゃん、どんな面して私に会うか気にならない?捨てた子供に会うんだよ?気にならない?」

 

サイレンススズカ「いや、気になるといえば気になるでござるが…しかし拙者だったら会った瞬間に叩き斬ってやるでござる!」

 

スペシャルウィーク「んだ。抑えられない感情で手を出すかもしんないな。我慢しねぇと…とにかく今の私を駆り立てているのは捨てた母に対する憎しみとそしてこの消えない憎悪を!ぶつけるんだわさ!」

 

サイレンススズカ「どっちのお母さんも?でござるか?」

 

スペシャルウィーク「いや、だから、どっちのお母さんもじゃないよ!捨てた母親だけって言ってんじゃねぇかよ!」

 

サイレンススズカ「フフフ…応援しているでござるよ、捨て子のスペ殿。」

 

ーーー

 

皐月賞当日…

 

スペシャルウィーク「(ヤベぇよ…試合前にビッグマック食べ過ぎた。さすがに20個は食べ過ぎたな…お腹パンパンだよ。)」

 

サイレンススズカ「スペ殿、緊張しているでござるか?深呼吸をするでござる。」

 

スペシャルウィーク「すぅ…」

 

ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ

 

パジャマ「おい、スペ!何吐いてんだ!?お前汚ぇ…何だお前!?」

 

メジロマックイーン「おー、素晴らしい。ゲロゲロですわ。」

 

サイレンススズカ「これでスペ殿の緊張もほぐれて、しっかり走れるでござるな。」

 

スペシャルウィーク「…」ゲロゲロゲロ

 

パジャマ「お前ら何緊張感のないことを言ってるんだ!何とかしろよ!あー、ヤベっ!もう床がもうビショビショ…」

 

………

 

お腹のビックマックを全て出しきったスペシャルウィークはそのまま地下バ道へと入っていた。

 

スペシャルウィーク「よし、お腹にあるもん出し切ったし、あとは走るだけだな!」

 

セイウンスカイ「聞いたよビックマックを吐いたんだって?調子はバッチリみたいだねw」

 

スペシャルウィーク「吐いてねぇよ、大地に返してやったんだ!これが噂に言うSDGsだよ。」

 

セイウンスカイ「ちょっとこっちに向かって喋んないでくれる?ビックマックの臭い匂いがしてwレースに影響しちゃうじゃんw」

 

キングヘイロー「ちなみにパリのマクドナルドではビッグマックのことをル・ビッグマックと呼んで、クォーターパウンダーはチーズロワイヤルと呼んでますのよ。 後、ビールも売ってるそうですわ。おーっほっほっほ!」

 

セイウンスカイ「アイツ何で今、マクドナルドのうんちく喋ったんだろうねw頭おかしいんじゃないかなw」

 

スペシャルウィーク「あんな頭おかしい奴ほっといて…自分に集中せねば。捨てたおっかさんに会うために私は今日…勝つ!!」

 

ーーー

 

そしてレース後…

 

スペシャルウィーク「負けたべやぁぁ!!」

 

ウイニングチケット「くぁwせdrftgyふじこlp…」←同じく惨敗

 

スペシャルウィーク「くぁwせdrftgyふじこlp…」

 

ゴールドシップ「だからお前ら、何喋ってるか分かんないから日本語喋れって言ってるだろうが!ってか、お前らよくそれで会話できるな。何喋ってるのか分かるのかよお前ら?だったらすごいなお前ら…お前ら…何人だよ?」

 

サイレンススズカ「さて、ここでクイズでござる!拙者たちは何人であろうか?」

 

メジロマックイーン「スズカさん急にどうしたんですか?クイズなんか出して…ところで私達って一体何人なんでしょうね?馬だから…馬人?」

 

サイレンススズカ「マックイーン殿の答えは馬人でござるな。では正解を発表したいと思うでござる。正解は…知らんがな!」

 

メジロマックイーン「しらんがな?何人ですか?」

 

ゴールドシップ「何人でもないよ、お前ちゃんと正解答えろよ!」

 

 

第17話………完




上記の内容の元は以下のURLの動画になります。

https://www.youtube.com/watch?v=6Fe9Gq7tTrc
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