メジロマックイーン「ほら皆様!見えてきましたわよ!あそこがメジロ家の別荘ですのよ!」
ゴールドシップ「なるほど!あそこの別荘で、殺人事件がバカみたいに起こるんでしょ?」
メジロマックイーン「そんなベタな展開あるわけないでしょうが!」
ゴールドシップ「最初に殺されるのはマックイーンだよね。」
メジロマックイーン「何で私が最初の被害者ですのよ!」
チームシリウスのメンバーは夏休みを利用して合宿することになった。
ゴールドシップ「やっほほーい!無人島最強だね…あれ?マックイーン、なんで水着の中にまな板入れてるの?」
メジロマックイーン「水着の中にまな板なんて入れませんわよ!あなた馬鹿にしているの?」
ゴールドシップ「あ、そうだ!私いいこと思いついた!ちょっと行ってくる!」ダダダ
メジロマックイーン「ゴールドシップは1度躾をした方が良いですわね。」
メジロライアン「マックイーン、おっぱいのこといじられたくらいで怒っちゃダメだよ。」
メジロマックイーン「はぁ!?あなたまで私の胸について馬鹿にするの?髪の毛むしり取るわよ!」
メジロライアン「いや、馬鹿にしてないよ。別にメジロ家の中で一番おっぱいが小さいのはマックイーンだなんて決して思ってないよ。」
メジロマックイーン「思ってないのに良くそこまではっきり言いますわね!」
メジロドーベル「ねぇ、二人とも?いつもそんな汚い言葉の罵り合いしてるの?ちょっと引くんですけど。」
メジロライアン「やだなぁ、いつもじゃないよ。最近ギクシャクしてるんですよ。ねぇ、トレーナーさん?」
パジャマ「なんで俺にふるんだよ!やめろよ…その会話に入りたくねぇよ…」
メジロライアン「まぁ、そんなことどうでもいいから仲良く皆で練習しましょう!」
メジロドーベル「いやできないでしょ、空気悪すぎだし。」
空気悪いけどみんなで練習する
メジロマックイーン「さぁ、皆さん!もう一周しますわよ…ってゴールドシップさん!あなたは何をやっているんですか!?」
ゴールドシップ「いやぁ、ちょうどいいところにまな板があるからさ、このスイカをまな板で切ろうと思ってね。ちょっと貸してマックイーン。」
メジロマックイーン「だから!私の胸はまな板じゃありませんわよ!」
ゴールドシップ「はぁ?じゃあ何なんだよ、お前の胸は?」
メジロマックイーン「胸ですわよ!!」
ーーー
そしてレース本番(京都大賞典)
『メジロマックイーン、脚色は衰えない!
速い速い…メジロマックイーン!
大差でゴールイン!
圧倒的な実力差をみせつけレースを制した!』
メジロマックイーン「コホン、これがメジロ家のウマ娘(男)、マックイーンですわ。」1着
秋初戦、メジロマックイーンは『京都大賞典』をみごと勝利を飾った。そして、次の日…新聞の一面も飾った。
ゴールドシップ「えーと、何々?『まな板は伊達じゃない、メジロマックイーン圧勝』。専門家の意見、『勝利できたのは風の抵抗がほぼない、まな板能力のおかけでしょうね。あれはある意味才能ですよ。いくらニンジンを食べようがあそこまで鉄壁な胸にはなれない。風の抵抗で勝てるのはサイレントスズカぐらいでしょうね』。おっほ~、すごいねマックイーン。新聞見てよ、一面に載ってるじゃん!おー、カッコい…」
メジロマックイーン「私を馬鹿にしてますよね?この新聞社の住所ってどこでしたっけ?襲撃したいと思うんですけど。」
ファンの子供「あ!まな板さんだ!まな板さん握手してください!」
メジロマックイーン「えぇ!よろしくですわよクソガキ。私の名前は"メジロマックイーン"ですわよ。」
ゴールドシップ「おい、そんな小さい子供に八つ当たりするなよ。まな板家の名に傷がつくだろ。」
メジロマックイーン「メジロ家ですわ!あなたも間違ってるんじゃありませんよ!」
ファンの子供「ぼくね、次のレースもまな板マックイーンのこと応援するから頑張ってください!」
メジロマックイーン「ありがとうございます。ただ何回も間違えるんじゃありませんわよクソガキ。メジロマックイーンですわ。」
ファンの子供「ま、まな板マックイ…」
メジロマックイーン「違いますわ。メジロマックイーン。ゆっくり言いますから聞いてください。メ」
ファンの子供「ま」
メジロマックイーン「ジ」
ファンの子供「な」
メジロマックイーン「ロ」
ファンの子供「いた」
メジロマックイーン「マックイーン」
ファンの子供「マックイーン」
メジロマックイーン「はい、じゃあ一緒に♪」
メジロマックイーン「メジロマックイーン!」
ファンの子供「まな板マックイーン!」
メジロマックイーン「もういいですわ!お帰りなさいクソガキ、バイバイ!いったい誰が、まな板なんて評判を広めたんでしょうね…」
ゴールドシップ「私だよ、まさかここまで広まると思わなかったけど嬉しい?」
メジロマックイーン「やっぱりあなたですのね!いいですわ!ここで馬刺しにして差し上げますわ!そこに直りなさい!」
ゴールドシップ「大丈夫だよ、人の噂も75年って言うだろ?みんなすぐに忘れるよ。」
メジロマックイーン「それを言うなら75日ですわ!」
………
それから数日後…
メジロマックイーン「おはようございます皆さん。」
学園生徒A「あ、噂のまな板マックイーンさんだ。」
メジロマックイーン「メジロマックイーンですわ。」
アホの学園生徒B「あ、まな板マックイーンさんだ、サインしてください!」
メジロマックイーン「メジロマックイーンですわ!」
不良の学園生徒C「おい、まな板マックイーンさんだ。」
メジロマックイーン「メジロマックイーンですわ!」
普通の学園生徒D「あ、まな板マック…」
メジロマックイーン「メジロマックイーンですわ!」
まな板まな板まな板…
メジロマックイーン「うわぁぁぁぁぁ!!…全く、噂がどんどん広がってるじゃありませんか!」
………
夕方
ゴールドシップ「あ!いたいた!マックイーン、聞いたよ!めっちゃ人気なんだって。」
メジロマックイーン「見つけましたわよゴールドシップ!いいですか、あなたのせいで…」
ゴールドシップ「…」bb
メジロマックイーン「私は皆さんからまな板まな板…って何ですかその両手は!グッドじゃありませんよ!あなたのせいでですね、皆さんから…」
ゴールドシップ「勘違いしないでよ。私はただクソ真面目なマックイーンを皆が愛する人気者にしてあげようと思ってですね…」
メジロマックイーン「その試みは失敗ですわよ。今はメジロマックイーンよりもまな板の方が人気ですから。まな板が人気になっても意味ないでしょうが!後、私はまな板ではございません。」
ゴールドシップ「おぅおぅおぅ、そんな怒らないでよマックイーン。新しいまな板買ってあげるからさ。」
メジロマックイーン「いりませんわよ!今一番いらないものだわ!」
たづな「あ、トレーナーさん!」
パジャマ「たづなさん、な、何ですか?」
たづな「あの、少しお話が…マックイーンさんのことについてなのですが…」
………
メジロマックイーン「私が記者会見を…?嫌ですわよ。」
パジャマ「いや、まな板マックイーンとかふざけられてるけど、お前なんだかんだ言って人気があるんだよ。取材したいっていう依頼が結構あってね。」
メジロマックイーン「嫌ですわよ。何でそんなこと…」
ゴールドシップ「どうした?取材を受けたくないなら私が代わりに受けてあげるよ。真似すればいいんだろお前の。ほら皆さんみてくださいよ~、まな板なんて入れてませんよ~。これは私の立派な本物の胸ですよ~。」
メジロマックイーン「あなた!私をどれだけ愚弄すれば気が済むんですの!」
ゴールドシップ「まぁ冗談はこれくらいにしてさ。私が完璧な取材の受け答えを教えてあげるよ、だから記者会見を…」
メジロマックイーン「だから嫌ですわよ、何で私があなたの指示で喋らないといけないの!」
パジャマ「まぁメジロ家として出ろって言われてるしな。面倒くさそうだし今回は断るか。」
メジロマックイーン「メジロ家として?そ、それだったら私、出なくてはいけません!ただ、何を喋っていいのか分からないので台本を書いておいてください。」
ゴールドシップ「ふ~ん、メジロ家としてね…」
パジャマ「じゃあ俺が考えてやるよ。」
………
記者A「秋の『天皇賞』、現在1番人気に指示されていますが、自信のほどは?」
メジロマックイーン「ちょっとなに言ってるか分かりませんのよ。日本語喋ってもらえます?」
記者B「強豪が名を連ねていますが、どのようなレース展開を考えていますか?」
メジロマックイーン「ちょっとなに言ってるか分かりませんのよ。日本語喋ってもらえます?」
記者C「そういえば、一時期チームメンバーがメジロマックイーンさんのみになったという話を…」
メジロマックイーン「ちょっとなに言ってるか分かりませんのよ。日本語喋ってもらえます?」
記者C「なるほど、マックイーンさんには大きな期待がかかりますね!」
メジロマックイーン「ちょっとなに言ってるか分かりませんのよ。日本語喋ってもらえます?」
記者B「それでは最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。」
メジロマックイーン「ちょっとなに言ってるか分かりませんのよ。日本語喋っ…」
………
記者会見終了後…
ゴールドシップ「いやぁ面白かったね♪あれはまさに伝説の記者会見だったよ!」
メジロマックイーン「あの後、滅茶苦茶怒られたんですのよ!もう少しまともな台本を書けないものですのかね!」
パジャマ「ごめんごめん、全部俺のせいだから謝るよ。代わりになんかお前ら…飯奢ってやるから、食べたい物言えよ。今日は何でも奢ってやる。」
ゴールドシップ「おっほー♪マジかよ!じゃあ私馬刺し食べたい馬刺し!最近さ馬刺しが食べたくて溜まらないんだよね!」
メジロマックイーン「私たちが馬刺しなんか食べたら共食いじゃありませんか!ふざけないでください!」
パジャマ「おいメジロ、お前は何が食べたいんだ?何でも奢ってやるぞ。」
メジロマックイーン「私は遠慮しておきますわ。もうすぐレースがありますもの。ここで追い込みの練習をしておかないと勝てる気がしませんわ。では失礼。」ペコリ
ゴールドシップ「追い込みって何するんだろうね?まな板(自分の)でも削るのかな?」
ーーー
そしていよいよ、メジロが注目される秋の『天皇賞』の当日を迎えた。
パジャマ「あれ?メジロは?」
ゴールドシップ「知らないよ。そわそわして出て行ったよ。」
パジャマ「そわそわして出て行った?」
ゴールドシップ「それよりトレーナー!マックイーンにいくら賭ける?私は10万円ぐらい賭けようかなと思ってるんだけど!」
パジャマ「アホか!俺らは馬券を買っちゃダメなんだよ!」
*競馬の決まりでJRA職員、ジョッキー、厩務員、調教師は馬券を買うことはできません。
ゴールドシップ「いや、私は馬だから買えるでしょ?」
*馬本人が買った事例がないので分かりません。
メジロマックイーン「ふぅぅ、メジロ家のウマ娘(男)としての期待、応援してくださるファンの方々への期待、そして何よりも…天皇賞に勝たないと、春で負けたから今回の天皇賞では絶対に………勝たないと!!」
ーーー
実況『あいにくの天気の中、秋の『天皇賞』に臨む18人がゲートへ入りました。
…今、スタートです!
メジロマックイーン、見事なスタートダッシュを決めました!
外から一気に先頭へ立つ勢いで加速していきます!
ここでマックイーン、内を突いていく!』
………
実況者『マックイーン、躍り出た!
外から一気に先頭へ躍り出た!
後方集団もスパートをかけるが、マックイーン突き放す!
メジロマックイーン、今ゴールイン!!
メジロマックイーン、1番人気の期待に応えましたー!』
審議
アナウンス『第1位に入線したメジロマックイーンは、他のウマ娘の進路を妨害したため…18着に降着といたします。』
2話………完