すずか「なのはちゃん大丈夫かな?」
アリサ「大丈夫でしょ。」
すずか「うん、そうだね。」
アリサ「優希~おいで?」
優希「・・・・・・」フルフル
すずか「アリサちゃん、すぐは無理だよ?」
アリサ「でも抱っこしてみたいじゃない!」
アリサは何とかして優希を抱っこしようとしていた。
すずか「アリサちゃん?」
アリサ「優希、あれなに!」
優希はアリサが指差した方を見た。
優希「・・・・・・」キョロキョロ
アリサ「隙あり!」ダキッ
アリサは優希がよそ見をした隙に抱っこした。
アリサ「軽いわね~!」
優希「!?」ジタバタジタバタ
優希が突然暴れ出した。
アリサ「優希!?」
アリサは優希が暴れ出したので降ろすと・・・
優希「!」トタトタトタトタ
優希は走って逃げ出した。
すずか「優希君!待って~!」
アリサ「優希!?」
優希は体は小さいが実際は7才なので筋力はそれなりにあったので早かった。
すずか「アリサちゃん!」
アリサ「悪かったわよ!とにかく追うわよ!」
アリサ達は優希を追いかけた。
すずか「優希君、待って~!」
アリサ「待ちなさ~い!」
現在優希はすずかの家の中を逃げている。
優希「……」ガチャ
アリサ「部屋に入った!」
すずか「うん、あそこで追い詰めよう?」
アリサ「そうね!」
アリサ達は優希を追って部屋に入った。
優希「……」
アリサ「追い詰めたわよ、優希!」
すずか「優希君、もう抱っこしないからこっちにきて?」
優希「……」
優希はアリサ達が近づいてきたので後ずさった。
アリサ「もう逃げらんないわよ?」
すずか「いい子だからね?」
優希「……」ガラガラ
優希はベランダに逃げた。
すずか「優希君!」
アリサ「待ちなさい!」
すずか達もベランダに出た。すると…
優希「……」
すずか「優希君!?危ないから戻ってきて!」
アリサ「危ないわよ!戻ってきなさい!」
優希はベランダの隙間から出て二階の壁ずたいに端まで逃げた。
すずか「アリサちゃんどうしょう?」
アリサ「下手に動けないわね。」
これ以上近づくと優希が落ちる可能性があるのでアリサ達は動けなかった。
ノエル「すずかお嬢様、どうかなさったのですか?」
ファリン「何かあったんですか?」
ノエル達が騒ぎを聞きつけて部屋に入ってきた。2人もベランダに出て現状を理解した。
すずか「ノエル、恭也さん呼んできて!」
ノエル「かしこまりました。」
ノエルは部屋を出て忍の部屋に向かった。
コンコン
忍「はい?」
ノエル「失礼します。」
忍「ノエル?どうしたの?」
ノエル「恭也様、優希様が…」
ノエルは恭也達に説明した。
恭也「わかった…」
忍「恭也、私も行く!」
3人はすずか達のもとに向かった。
恭也「優希!」
恭也がベランダに出て優希を呼ぶが動かなかった。
恭也「やはり、なのはじゃないと駄目か…」
忍「恭也じゃ駄目なの?」
恭也「優希はまだなのはと母さんにしか懐いていないんだ。」
忍「すずか、なのはちゃんは?」
すずか「実は…」
すずかはなのはが林に向かった事を伝えた。
恭也「仕方ない、捜しに行くか。」
忍「私も行く、ノエルは残って。ファリンは私達と一緒になのはちゃんを捜すわよ!」
ノエル「はい。」
ファリン「わかりました。」
すずか「お姉ちゃん、私達は何とか説得してみる。」
忍「わかった。」
恭也「頼む。こっちもなのはを見つけしだいすぐに戻ってくる。」
恭也はなのはを捜しに林へ向かった。
すずか「優希君、お願いこっちに戻ってきて!」
アリサ「私が悪かったわ!」
優希「……」
アリサ達は優希を説得しているが優希は動かなかった。
すずか「ノエル、何か方法ないかな?」
ノエル「難しいですね…」
アリサ「優希、お願い!危ないから戻って!」
すずか「アリサちゃ…」
すずかがアリサを見るとアリサが涙を流し座り込んでいた。
アリサ「もうしないから…」
優希「……」トコトコ
アリサの涙を見て優希はゆっくり戻ってきた。
すずか「優希君!」
アリサ「優希…」
優希「……」
ゆっくり戻ってきた優希はアリサに近づいた。
優希「・・・・・・」ナデナデ
アリサ「優希?」
すずか「アリサちゃんを慰めているんじゃないかな?」
アリサ「そうなの?」
優希「・・・・・・」コクッ
アリサ「ありがとう優希。」
優希「・・・・・・」ギュッ
アリサ「優希?」
優希はアリサに抱きついた。
すずか「アリサちゃんに懐いたみたいだね?」
優希「……」
アリサ「優希、抱っこしていい?」
優希「・・・・・・ 」コクッ
アリサ「優希は軽いわね。」
アリサが抱っこすると優希は暴れなかった。
すずか「良かったねアリサちゃん。」
アリサ「ええ、しかも優希ったら抱き心地いいわね!!」
すずか「いいなぁ~アリサちゃん。」
すずかは優希を抱っこして喜んでいるアリサが羨ましかった。すると…
優希「・・・・・・」クイックイッ
アリサ「優希?降りたいの?」
優希「・・・・・・」コクッ
アリサは優希を下に降ろした。
優希「・・・・・・」トコトコ
ギュッ
すずか「優希君?」
今度はすずかに抱きついた。
アリサ「すずかにも懐いたみたいね。」
すずか「抱っこしていい?」
優希「・・・・・・」コクッ
すずかも優希を抱っこして
すずか「アリサちゃんの言うとおり抱き心地いいね~」
忍「こっちは無事に解決したみたいね。」
いつの間にか忍が戻ってきていた。
すずか「お姉ちゃん、恭也さんは?」
忍「実は…」
忍はなのはが林の中で気を失っていた事話した。
すずか「アリサちゃん、私達も行こ?」
アリサ「そうね。」
すずか達もなのはがいる部屋に向かった。