魔法少女リリカルなのは  無限のストーリー   作:高町 優希

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第116話

 

 

優希「到着…どうしたの?」

 

 

はやて「あほか~!!」

 

 

スパン!!

 

 

なのは「うぅ~…お尻打った~」

 

 

ステーションライナーを急停止させた為になのは達は全員どこかしらをぶつけていた。

 

 

優希「危険な事は何時も飛び込み…」

 

 

すずか「優希君が気を付ければ大丈夫な話だよ!!」

 

 

すずかも腰をおさえて優希に文句を言った。

 

 

優希「…すずかお姉ちゃん」

 

 

すずか「なに?」

 

 

若干不機嫌なすずかに優希は…

 

 

優希「ごろごろ」

 

 

キャットクローを装着して猫の様に甘えて機嫌を良くしようとした。

 

 

すずか「ご、誤魔化されないよ…」

 

 

フェイト「優希~、フェイトお姉ちゃんの所においで~♪」

 

 

優希「ごろにゃ~」

 

 

鈴「優希って23よね?」

 

 

ラウラ「ドイツの副官が言っていた」

 

 

鈴「なによ?」

 

 

ラウラ「可愛いは正義だと」

 

 

セシリア「確かに…」

 

 

すずか「うぅ~…優希君!!私の所においで!!」

 

 

すずかも普段甘えない優希が甘えてる姿に我慢が出来なかった。

 

 

アリサ「ほら、いい加減外に行くわよ」

 

 

優希「……」

 

 

アリサは優希の服の襟を持つとそのまま優希を運んでいった。

 

 

アリサ「所で優希、この無重力はいつまで続くの?」

 

 

優希「ステーションライナーの内部は殆ど無重力、一部の部屋を除いて」

 

 

アリサ「なんで?」

 

 

優希「移動が楽でしょ」

 

 

アリサ「慣れたらね」

 

 

アリサを先頭にタイムトラベラーに荷物を取りに向かった。

 

 

チュウ太「旦那~」

 

 

優希「どうしたの?」

 

 

チュウ太「あっしはどうしやす?」

 

 

優希「一緒に降りる」

 

 

チュウ太「あいさ~」

 

 

チュウ太は優希の肩に掴まると一緒にステーションライナーから降りた。

 

 

 

千冬「全く、何を考えている」

 

 

優希「昔からよく言う」

 

 

千冬「ん?」

 

 

優希「バカと天才は紙一重…」

 

 

ゴチン!!

 

 

優希「~~!?」

 

 

ステーションライナーを持ち込んだ為に優希は千冬に怒られていたがふざけた為に頭を叩かれた。

 

 

千冬「まぁ学園の外にある以上こちらは文句は言えんな」

 

 

真耶「ですが日本政府から抗議がくると…」

 

 

優希「大丈夫、日本政府は文句言えない」

 

 

真耶「……あ~」

 

 

事情がわかった真耶は納得してしまった。

 

 

優希「じゃあ僕はステーションライナーに戻る」

 

 

なのは「私達は荷物を置きに寮に行くね」

 

 

優希「僕も一段落したら戻る」

 

 

優希はステーションライナーに戻った。

 

 

優希「チュウ太、ステーションライナーに異常は?」

 

 

チュウ太「ありやせん、頑丈さならタイムトラベラーより上ですぜ」

 

 

優希「システムは?」

 

 

チュウ太「……チェック終了。何処も異常は出ていやせん」

 

 

優希「後は…」

 

 

チュウ太「リボルエリアの車両なら既にメンテナンスしていやす」

 

 

優希「出来たばかりだから心配だった」

 

 

チュウ太「運ぶの苦労しやしたんで、今はチュウナーズが総動員でメンテナンスしていやす」

 

 

優希「後でチーズ型バッテリーあげる」

 

 

チュウ太「どうも♪」

 

 

優希「チュウ太、僕に平穏って来るのかな…」

 

 

優希はふと今の辛さを吐き出した。

 

 

チュウ太「あっしら、マシン一同旦那を守る為なら命を賭けやす。旦那が望む事は出来る限り実現させやす」

 

 

そんな優希にチュウ太は即座に返答した。

 

 

優希「そうだね、皆一緒に」

 

 

チュウ太「へい」

 

 

優希は微笑みステーションライナーを出た。

 

 

 

優希「……」

 

 

ある日の朝、優希は新聞を見ているとある記事を見てポケットから紙切れを出した。

 

 

トタトタトタトタ!!

 

 

優希は走り出すと何処かに向かった。場所は変わってなのは達の教室。

 

 

なのは「う~ん、フェイトちゃん」

 

 

フェイト「どうしたの?」

 

 

なのは「どっちが似合うかな?」

 

 

なのははフェイトにカタログを見せるとワンピースを見せた。

 

 

フェイト「白かな?」

 

 

はやて「たまにはピンクもいいんやないか?」

 

 

アリサ「こっちのも良いじゃない?」

 

 

すずか「これはどうかな?」

 

 

なのは達がカタログを見ていると…

 

 

優希「……」

 

 

がらがら

 

 

優希は窓から教室に入るとなのはの膝に座った。

 

 

なのは「っと、どうしたの?」

 

 

優希「大変」

 

 

アリサ「何かあったの?」

 

 

アリサは真剣な表情をするが…

 

 

優希「当たった」

 

 

優希は先程の紙切れを出した。

 

 

はやて「宝くじ?」

 

 

優希「そう」

 

 

アリサ「あんなの低いのしか当たらないのよ」

 

 

アリサがジュースを口に含むと…

 

 

優希「一等」

 

 

アリサ「ぶっ!!」

 

 

はやて「にぎゃ!?」

 

 

吹き出しはやてに吹っ掛けた。

 

 

すずか「本当?」

 

 

優希「本当」

 

優希は新聞を広げ宝くじの当選の番号と宝くじを見せた。

 

 

フェイト「……当たってる」

 

 

なのは「一等…一億円」

 

 

優希「換金に行く」

 

 

アリサ「放課後に行くわよ」

 

 

優希「?」

 

 

優希はえ?と言いたそうだった。

 

 

すずか「まだ授業残ってるよ」

 

 

すずかも苦笑いして優希を見た。

 

 

優希「じゃあ一人で行く」

 

 

フェイト「大丈夫?」

 

 

優希「一人で行って買い物してくる。お姉ちゃん達にも何か買ってあげようと思ったのに…」

 

 

はやて「優希君!!うちが行ったる!!」

 

 

なのは「はやてちゃん…」

 

 

アリサ「駄目に決まってるでしょ」

 

 

優希「…今ならアリサお姉ちゃんが欲しがってたあのネックレス…」

 

 

アリサ「ちゃちゃと帰るわよ」

 

 

すずか「アリサちゃん!?」

 

 

千冬「何をしてるか馬鹿者」

 

 

バシン!!バシン!!

 

 

アリサとはやては頭を叩かれた。

 

 

千冬「私の授業をサボるとはいい度胸だ。補習をしてやろうか?」

 

 

はやて「すんません」

 

 

はやてとアリサは自分達の席に戻り…

 

千冬「高町弟、どうする?授業に参加するか?」

 

 

優希「……」コク

 

 

優希は頷き、なのはの席で一緒に授業を受けた。

 

 

 

 

はやて「いや~♪買い物はええな~♪」

 

 

放課後、なのは達は宝くじの換金をすると買い物に出かけ優希に沢山の物を買って貰った。

 

 

アリサ「優希も良いところあるわよね~♪」

 

 

もう皆ご機嫌がいいので優希を誉めちぎる。

 

 

優希「モグモグ」

 

 

フェイト「美味しい?」

 

 

優希はフェイトに抱っこされ屋店で買った串焼きを食べていた。そこに…

 

 

ピピッ♪

 

 

なのは「ユウ、通信が鳴ってるよ?」

 

 

優希「日本政府だから放っといて平気」

 

 

なのは「でもちゃんと出ないと、せっかく連絡して来てくれてるのに」

 

 

ピピッ

 

 

優希「ん?」

 

 

フェイト「どうしたの?」

 

 

優希「今度はIS学園から」

 

 

すずか「何だろう?」

 

 

優希「……」

 

 

優希が通信を繋ぐと真耶からだった。

 

 

真耶『良かった!!繋がりました!!』

 

 

アリサ「先生?何か急用ですか?」

 

 

真耶『大至急学園に戻って来て下さい!!』

 

 

はやて「え?でも…」

 

 

真耶『緊急なのでお願いします』

 

 

アリサ「優希」

 

 

優希「……」コク

 

 

アリサ「すぐに戻ります」

 

 

通信を切るとなのは達は学園に向かって走り出した。

すると鈴達が走って来て合流すると一緒に学園に向かった。

 

 

鈴「アンタ達も呼び出されたの?」

 

 

アリサ「ええ」

 

 

セシリア「とにかく急ぎましょう」

 

 

優希「なのはお姉ちゃん」

 

 

なのは「みんな速いよ~(泣)」

 

 

なのはが最後尾で頑張ってるが離されていた。

 

 

優希「フェイトお姉ちゃん放して」

 

 

フェイト「わかった」

 

 

フェイトが優希を放すと優希は宙を浮かびなのはの頭上で止まった。

 

 

優希「掴まって」

 

 

なのは「うん」

 

 

なのはが優希の手を掴むと優希はキャットクローをセットアップしてなのはを飛んで連れて行った。

 

 

はやて「なのはちゃん、セコイ!!」

 

 

なのは「ユウが優しいんだもん♪」

 

 

そのまま学園に着いたなのは達はすぐに通信室に向かった。

 

 

 

 

アリサ「先生、揃いましたけど」

 

 

通信室になのは達と一夏達専用機持ちが揃っていた。

 

 

千冬「高町弟」

 

 

優希「出てく?」

 

 

千冬「いや、今回は居てもらう」

 

 

優希「……」コク

 

 

優希は浮かびすずかに抱っこされた。

 

 

千冬「では、始める。先程日本政府と国際宇宙センターから特命レベルSの任務要請がきた」

 

 

鈴「特命レベルS!?専用機持ちは必ず参加の…」

 

 

千冬「そうだ」

 

 

ラウラ「教官、何があったのですか?」

 

 

千冬「これを見てくれ」

 

 

千冬はモニターを操作してなのは達に見せた。

 

 

アリサ「これは地球ですよね?」

 

 

モニターに大きな円と少し離れた場所に小さな円が多数あった。

 

 

千冬「そうだ」

 

 

シャル「こっちの小さな円は…」

 

 

千冬「地球に向かっている隕石だ」

 

 

一夏「隕石!?」

 

 

セシリア「それで私達が呼ばれた理由は?」

 

 

千冬「お前達にこの隕石を破壊してもらいたい」

 

 

なのは達「えっ!?」

 

 

千冬「この隕石群が地球に……日本に落ちたら壊滅的だ」

 

 

はやて「でもこれだけなら大丈夫なんじゃ?」

 

 

千冬「言っておく、モニターに映ってるだけではない」

 

 

箒「ではどれ位なのですか?」

 

 

千冬「……」

 

 

ラウラ「教官?」

 

 

千冬「…ざっと千」

 

 

すずか「千!?なんでそんな数が近付くのに気付かなかったんですか?」

 

 

真耶「この隕石群は特殊な磁場を発生しています」

 

 

アリサ「なるほど、その磁場でセンターのレーダーに反応しなかったと」

 

 

優希『チュウ太』

 

 

チュウ太『すでにステーションライナーから探査してやす』

 

 

なのは「あの、他の国の救助は…」

 

 

優希「ないと思う」

 

 

なのは「ユウ?」

 

 

優希「日本【国内】ならISの数は世界一」

 

 

すずか「でもIS学園は何処の国にも属さないよね」

 

 

優希「問題はそこ」

 

 

千冬「やはり気付いたか」

 

 

アリサ「優希、説明して」

 

 

優希「世界で一番ISの数を所有してるのはIS学園。そしてIS学園があるのは日本。他の国に救助を要請しても日本にはISがあるから大丈夫と判断される」

 

 

はやて「そんな!?」

 

 

優希「それに」

 

 

フェイト「それに?」

 

 

優希「磁場のせいで数の把握が出来ない以上、自分の国に落ちる可能性もある。下手に自国の戦力を無くせない」

 

 

シャル「じゃあ僕達だけで…」

 

 

千冬「後、教師も出るが…」

 

 

一夏「でも、これだけのISと専用機がでれば…」

 

 

優希「……90%」

 

 

鈴「成功率?高いじゃ…」

 

 

優希「失敗する」

 

 

なのは達「……」

 

 

優希の言葉に全員黙りこんだ。

 

 

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