魔法少女リリカルなのは  無限のストーリー   作:高町 優希

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第121話

 

 

優希「♪~」

 

 

ラウラ「婿よ、何処に行くのだ?」

 

 

シャル「リィンは一緒じゃないの?」

 

 

優希「街に行く」

 

 

シャル「1人で!?駄目だよ!!」

 

 

優希「う~…」

 

 

ラウラ「なら私が付き添うぞ」

 

 

優希「ホント?」

 

 

ラウラ「大事な婿だ」

 

 

シャル「じゃあ僕も護衛として行くよ」

 

 

優希「なら、ツェーン」

 

 

優希はサモナーリングでツェーンを呼ぶと…

 

 

キィー!

 

 

直ぐに現れて優希達の前でツェーンが止まった。

 

 

優希「乗って」

 

 

ラウラは運転席、シャルは助手席に座り優希はラウラの膝に座った。

 

 

ツェーン「キング、どちらに?」

 

 

優希「街まで行って、場所は電気街」

 

 

ツェーン「イエスサー、直ぐに向かいます」

 

 

ツェーンは走りだすと街に向かった。

 

 

シャル「やっぱり凄いね、自動走行って」

 

 

ラウラ「ジャンプは出来ないのか?」

 

 

シャル「流石に車にジャンプは…」

 

 

優希「出来る、サスペンションを利用して二メートル位の高さなら越えられる」

 

 

ラウラ「やはりな。自動走行の次はジャンプも出来んとな」

 

 

シャル「あれ?僕の認識がおかしいの?」

 

 

唯一まともなシャルだけが疑問に思いながら街に着いた。

 

 

 

 

優希「ツェーンはここで待ってて」

 

 

ツェーン「わかりました、キング」

 

 

優希はツェーンをコインパーキングに止めると電気街に向かった。

 

 

シャル「それで優希?何を買いに来たの?」

 

 

優希「ウィンドウショッピング」

 

 

ラウラ「なら、色々と見ていくか」

 

 

優希を先頭にシャル達は後を追いかけた。

 

 

シャル「…ラウラ、気付いてる?」

 

 

ラウラ「ああ、先程からいるな」

 

 

二人は優希に聞こえないように会話していた。

 

 

ラウラ「おそらく婿も気付いているだろう。しばらくは様子を見よう」

 

 

シャル「狙いは優希だと思うし」

 

 

二人は後をつけられている事に気付き警戒しながら優希を見ていた。

 

 

優希「にゃ♪」

 

 

すると突然優希が走り出した。

 

 

シャル「優希!?」

 

 

ラウラ「待つのだ婿よ!」

 

 

二人も慌てて追いかけた。

 

 

優希「♪~」

 

 

すると優希はデザート店の前で立ち止まった。

 

 

シャル「寄ってく?」

 

 

優希「……」コクコク

 

 

カランカラン

 

 

優希がお店に入ると…

 

 

強盗「……」

 

 

カチャ

 

 

強盗の真っ最中だった。

 

 

シャル「優希!!」

 

 

強盗「動くな!!動くと撃つぞ!」

 

 

人質になる優希だった。

 

 

ラウラ「おい貴様」

 

 

強盗「なんだ!?」

 

 

ラウラ「貴様が銃を突きつけている相手がわかっているのか?」

 

 

強盗「ただのガキだろ」

 

 

ラウラ「そこにいるのは高町優希。デバイスを作った科学者だ。貴様テレビで見たろ」

 

 

強盗「なるほど」

 

 

ラウラ「わかったか、愚か者」

 

 

強盗「コイツを連れてけば身代金が増える訳だな」

 

 

そう言って強盗は優希を連れて外に出ると…

 

 

キキー!

 

 

車が止まり強盗は優希を乗せて後部座席に乗り逃げた。

 

 

ラウラ「む?なぜだ?」

 

 

優希が連れ去られた事に疑問するが…

 

 

シャル「ラウラ!追いかけよう!」

 

 

シャルが追いかけようとするがラウラは…

 

 

ラウラ「こっちだ!」

 

 

ラウラは別の方に走りシャルも追いかけた。

 

 

 

 

ラウラ「ツェーン!」

 

 

ツェーン「これはどうしました?」

 

 

シャル「優希が拐われたんだ!」

 

 

ツェーン「キングが!?わかりました、私はただちにキングを追います」

 

 

シャル「僕達を乗せていって」

 

 

ツェーン「では乗って下さい」

 

 

ツェーンがドアを開けるとシャル達が乗り込むと急発進した。

 

 

シャル「優希の位置わかるの?」

 

 

ツェーン「はい、キングの位置はサモナーリングの信号でわかります」

 

 

ラウラ「やはりな」

 

 

シャル「そっか!僕達じゃ追いかけられないけどツェーンなら!!」

 

 

ラウラ「そういうことだ」

 

 

ラウラの考えがシャルにも伝わった。

 

 

ツェーン「追い付きました」

 

 

ラウラ「このまま追いかけてくれるか」

 

 

ツェーン「構いませんが向こうも気付いたようでスピードを上げています」

 

 

シャル「離れての追跡は出来る?」

 

 

ツェーン「可能ですがキングの安全を考えると…」

 

 

ツェーンは優希の安全を第一に考えるため離れての追跡を渋った。

その頃、優希は…

 

 

優希「……」

 

 

強盗1「おい!急げ!!」

 

 

強盗2「わかってるよ!!けど後ろ見て見ろ!」

 

 

強盗1が後ろを見るとツェーンがピッタリと追跡していた。

 

 

強盗1「何だ?あの車は?」

 

 

強盗2「ずっと追いかけて来てる!!」

 

 

強盗1「とにかく逃げるんだよ!」

 

 

優希「……」

 

 

強盗2はスピードを上げて街を逃げ始めた。

 

 

 

 

ピピ

 

 

ツェーン「これは…」

 

 

シャル「どうしたの?」

 

 

ツェーン「キングからのメールが届きました」

 

 

ラウラ「婿から?」

 

 

ツェーン「はい」

 

 

シャル「優希はなんて?」

 

 

ツェーン「後部座席の窓を割ってと」

 

 

シャル「割ってって言われても…」

 

 

ラウラ「街中でISを使う訳にもいかぬし」

 

 

ツェーン「でしたら」

 

 

ツェーンは路肩に止まった。

 

 

シャル「ツェーン!?」

 

 

ツェーン「トランクの中の物をお使い下さい」

 

 

シャルとラウラがトランクの中を見ると…

 

 

ラウラ「流石だな」

 

 

シャル「優希ってばもう…」

 

 

銃満載。

 

 

ラウラ「だがこれで婿の救出は可能だ」

 

 

シャル「とにかく急ごう!」

 

 

二人はツェーンに乗ると追跡を再開した。

 

 

ラウラ「ツェーン、三メートル位まで近づいてくれるか」

 

 

ツェーン「わかりました」

 

 

ツェーンは逃走車に近付きピッタリ三メートルに合わせて…

 

 

シャル「ラウラ!」

 

 

パンパンパンパン!!

 

 

シャルとラウラは逃走車に向けて発砲した。

 

 

 

 

強盗1「何だアイツら!?撃ってきやがった!こっちに人質がいるの忘れてるのか!?」

 

 

強盗2「正気かよ!?」

 

 

そんな事を強盗達が叫んでいると…

 

 

パリン!!

 

 

後部座席の窓が割られた。

 

 

優希「……」

 

 

バッ!

 

 

優希はトランクの上に立つと…

 

 

ピョン

 

 

強盗1「なっ!?」

 

 

優希は飛びツェーンの屋根に飛び移った。

 

 

強盗1「何だあのガキ!?」

 

 

強盗2「おい!」

 

 

強盗1「何だ…うゎ!!」

 

 

強盗達が前見ると警察がバリケードを展開しており逃走車がバリケードの前で止まると包囲され御用となった。

 

 

ラウラ「無事か婿よ」

 

 

優希「大丈夫」

 

 

ツェーンも止まるとラウラは優希の無事を確認した。

 

 

シャル「良かった、怪我してたら大変だもんね」

 

 

優希「ツェーン」

 

 

ツェーン「キング、ご無事でなによりです」

 

 

優希達も事情を聞かれる為警察に向かった。

 

 

 

 

アリサ「全く、いっそのこと外出禁止にしたほうがいいのかしら」

 

 

優希が帰宅した後、今日の出来事をシャルとラウラから聞いたアリサは頭を抑えた。

 

 

優希「僕悪くない」

 

 

アリサ「わかってるわよ、流石にアタシもそこまでやりたくないわよ」

 

 

すずか「優希君、後をつけてた方に心当たりない?」

 

 

すずかはもう一つの気がかりについて優希にたずねた。

 

 

優希「考えられるのはどっかの国のスパイ、又は使い」

 

 

はやて「根拠は?」

 

 

優希「新装備が出来てからだから」

 

 

フェイト「優希が1人になるのを待ってたって事?」

 

 

優希「多分」

 

 

なのは「ユウ、なるべく1人で出掛けるのは控えてくれる」

 

 

優希「…わかった」

 

 

アリサ「私達もなるべく優希と一緒にいるようにしましょう」

 

 

アリサ以外「うん」

 

 

なのは達も頷き話は終わった。

 

 

 

 

それはささやかな事から始まった。

 

 

優希「そろそろ結婚しようかな」

 

 

ピクッ!!

 

 

なのは「ユウ!!とうとうその気になってくれたの!!」

 

 

フェイト「私だよね!!」

 

 

優希「じょ…」

 

 

アリサ「アタシに決まってるじゃない!」

 

 

優希「……」

 

 

後に引けなくなった優希は自分の言葉に後悔してきた。

 

 

すずか「優希君♪式場はどこにする♪」

 

 

優希「どこから出したの?」

 

 

はやて「じゃあ優希君、これにサインして」

 

 

はやては1枚の紙を出した。

 

 

優希「婚姻届け…」

 

 

その時…

 

 

鈴「ちょっと待った~!」

 

 

セシリア「お待ちなさい!」

 

 

シャル「待った~!」

 

 

ラウラ「待て~!」

 

 

鈴達が乱入してきた。

 

 

アリサ「なんでアンタ達がステーションライナーにいるのよ!?」

 

 

セシリア「そんな事どうでもいいですわ!!」

 

 

ラウラ「婿よ!!誰と結婚するのだ!」

 

 

優希は女性陣に囲まれると一言…

 

 

優希「…リィン」

 

 

ピシッ

 

 

女性陣は固まった。

 

 

 

 

アリサ「リィン、表に出てきなさい…」

 

 

優希のペンダントに向かって話かけるが…

 

 

リィン『遠慮するです!』

 

 

リィンは立てこもった。

 

 

すずか「大切なお話しだから出てきて?」

 

 

ちょっとだけ声が低く感じるのは気のせいではないなと優希は思った。

 

 

リィン『優希ちゃん、逃げるです!リィンの為に!』

 

 

タタタタタタ!

 

 

すると優希はリィンに言われた通り部屋の中から逃げ始めた。

 

 

なのは達「待て~!(待ちなさい!、お待ちなさい!)」

 

 

優希「……」

 

 

リィン『どうするですか!?』 

 

 

 

事の重大さにリィンも怒るが…

 

 

優希「今から冗談じゃ無理かな?」

 

 

リィン『内容だけに無理だと思うです、それに優希ちゃんの身も危険になるですよ』

 

 

優希「…逃げる」

 

 

はやて「見つけた!」

 

 

すると優希の前にはやてが現れた。

 

 

優希「……」

 

 

ズサ~!

 

 

優希はスライディングをしてはやての足下を抜けた。

 

 

はやて「なんちゅう事するねん///」

 

 

優希「…あばよ、とっ…」

 

 

はやて「逃がすか~!ってかそのネタはアウトや!!」

 

 

優希「……」

 

 

ボケとツッコミをやりつつ追いかけっこが行われた。

 

 

アリサ「ここまでよ!」

 

 

フェイト「止まりなさい!」

 

 

優希「……」

 

 

ズサ~!

 

 

カシャッ!

 

 

何か電子音が聞こえた。

 

 

アリサ「ちょっと///」

 

 

フェイト「どこ撮ってるの!?」

 

 

優希「ネットに流す」

 

 

アリサ、フェイト「やめて///」

 

 

優希「…じゃ」

 

 

優希が再び逃げ出すとさっき以上の気迫で追いかけられた。

 

 

 

 

優希「チュウ太」

 

 

チュウ太「楽しそうですな旦那」

 

 

優希「そんなチュウ太に、はい」

 

 

ペンダントから出てきたチュウ太にデジカメを優希は渡した。

 

 

チュウ太「旦那?」

 

 

優希「後は任せた」

 

 

ポイ

 

 

優希はチュウ太を置いて逃げた。

 

 

チュウ太「ちょっ!?」

 

 

優希「デジカメを守ってね、因みに命令だから」

 

 

チュウ太「旦那の鬼~!」

 

 

チュウ太は優希を追いかけようとしたが…

 

 

アリサ「チュウ太?」

 

 

フェイト「それ渡してくれる?」

 

 

アリサ達がやってきた。

 

 

チュウ太「そうしたいのは山々何ですが…旦那の命令である以上渡す訳にはいきやせん!」

 

 

チュウ太はデジカメを紐で体にくくりつけると…

 

 

チュウ太「さいなら~!」

 

 

優希とは別の方向に逃げた。

 

 

アリサ「待ちなさい!」

 

 

フェイト「デジカメを渡して~!」

 

 

アリサ達は優希を追いかけたいがデジカメのデータを流出するわけにもいかないのでチュウ太を追う事にした。

 

 

その頃優希は…

 

 

優希「……」

 

 

なのは「ここまでだよ」

 

 

すずか「もう逃げられないよ」

 

 

なのは達に囲まれた。

 

 

 

 

優希「……」

 

 

なのは「さぁユウ?リィンを渡して?」

 

 

優希「じゃ!」

 

 

シュタ!

 

 

優希は天井に足を着けるとそのまま走り出した。

 

 

すずか「待って!!」

 

 

なのは「相変わらず器用なの!」

 

 

シュタ!

 

 

優希は天井から降りると通路を曲がり…

 

 

カチッ

 

 

優希は壁を押すと何かスイッチが入り…

 

 

なのは「逃がさないよ!」

 

 

すずか「いい加減…」

 

 

ガシャン

 

 

なのは「へ?」

 

 

すずか「きゃぁ~!?」

 

 

落とし穴に落ちていった。

 

 

優希「勝利」

 

 

リィン『いつの間に作ったですか?』

 

 

優希「コツコツと」

 

 

リィン『油断ならないです』

 

 

優希「備えあればこそ」

 

 

鈴「見つけた~!」

 

 

ラウラ「見つけたぞ婿!」

 

 

今度は鈴とラウラが挟みこむ形で現れた。

 

 

優希「……」

 

 

ジリ

 

 

ジリ

 

 

鈴「さぁ優希」

 

 

ラウラ「覚悟しろ」

 

 

ダッ!!

 

 

優希「甘い」

 

 

ゴーン!

 

 

二人の頭に巨大な金だらいが落ちてきて衝撃で気を失った。

 

 

 

 

リィン『コントですか?』

 

 

優希「勝てばいい、さぁ逃げよう」

 

 

タッタッタッ

 

 

優希はその場から逃げ出すと…

 

 

セシリア「見つけましたわ!」

 

 

シャル「逃がさないよ!」

 

 

セシリアとシャルが現れた。

 

 

優希「……」

 

 

ダッ!!

 

 

優希はシャル達に向かって駆け出すと…

 

 

シャル「行かせないよ!」

 

 

シャルは優希がスライディングの態勢になるのを見破り咄嗟にしゃがむがそれは囮で…

 

 

ダン!!

 

 

優希は無理矢理ジャンプした。

 

 

セシリア「行かせませんわ!」

 

 

今度はセシリアがジャンプして優希を捕まえようとしたが…

 

 

スカ

 

 

セシリア「クッ」

 

 

僅かに届かなかった。

 

 

シュタ

 

 

優希「またね」

 

 

優希はそのまま走りだしシャル達から逃げた。

 

 

 

 

アリサ「さぁ、追い詰めたわよ」

 

 

なのは「もう逃がさないよ」

 

 

鈴「さぁリィンを渡しなさい」

 

 

優希「こうなったら」

 

 

はやて「ここから逃げられると思っているんか?」

 

 

優希は完全に囲まれていた。

 

 

優希「……」

 

 

カキカキカキカキ

 

 

優希は紙とペンをだすと何かを書き始めた。

 

 

シャル「何書いてるの?」

 

 

優希「……」

 

 

ビシッ!

 

 

すずか「そ、それは!?」

 

 

紙にはこう書かれていた。

 

 

婚姻届け。

 

 

優希「えい」

 

 

優希は婚姻届けを紙飛行機にして飛ばした。

 

 

なのは達「待て~!」

 

 

なのは達は紙飛行機を追いかけ互いに邪魔しながら奪いあった。

 

 

リィン「助かったですか?」

 

 

優希「これでもう大丈夫」

 

 

リィン「でも誰かが手に入れたら優希ちゃんは結婚ですよ」

 

 

優希「これの事?」

 

 

優希は懐から紙を出した。

 

 

リィン「じゃあさっきのは…」

 

 

優希「気付く頃にはボロボロ」

 

 

リィン「策士です」

 

 

優希「さぁお茶でも飲もう」

 

 

優希がその場から立ち去ろうとすると…

 

 

リィン「所で優希ちゃん」

 

 

リィンが肩に座ってきた。

 

 

リィン「さっきの結婚するならリィンと言ってくれたですが本気ですか?」

 

 

リィンが不安そうに聞くと優希は…

 

 

優希「秘密」

 

 

リィン「え~!?教えて下さいです!」

 

 

優希「教えない。けど…」

 

 

リィン「?」

 

 

優希「ずっと一緒にいたいね」

 

 

優希はそっと微笑むとなのは達を眺めた。このまま幸せが続くようにと願いながら。

 

 

それから数十年…

 

 

リィン「皆、逝ってしまったですね」

 

 

優希「幸せにできたかな?」

 

 

リィン「幸せでしたです。リィンも、なのはさん達も」

 

 

優希達は見晴らしのいい土地を買いそこに五つのお墓を建てた。

 

 

優希「ありがとう、お姉ちゃん。最後まで一緒に居てくれて」

 

 

優希はしゃがんで手を合わせた。

 

 

優希「僕は旅に出るけどまた会いにくるからね」

 

 

花を添えて優希は立ち上がり背を向けた。

 

 

優希「いってきます」

 

 

【行ってらっしゃい】

 

 

優希「!?」クルッ!

 

 

声が聞こえたが誰も居なかった。

 

 

優希「…いってきます」クルッ

 

 

優希は背を向け、その場を後にした。

 

 

リィン「優希ちゃん、これからどうするです?」

 

 

優希「さぁ?気の向くままに旅に行こう」

 

 

リィン「じゃあリィンと新婚旅行です!」

 

 

優希「…はい?」

 

 

リィン「リィンは尽くすですよ?」

 

 

優希「何で結婚?」

 

 

リィン「忘れたですか?優希ちゃん、結婚するならリィンが良いって言ったですよ?」

 

 

優希「覚えてる」

 

 

リィン「さあ、責任をとって下さいです」

 

 

リィンは婚姻届を出してきた。自分を場所にサインしたやつを。

 

 

優希「…わかった」カキカキ

 

 

優希は婚姻届にサインをした。

 

 

リィン「わーい♪これでリィンは優希ちゃんのお嫁さんです~!」

 

 

優希「提出出来ないけどね」

 

 

リィン「それでもいいです!」

 

 

優希「さあ、行こうか」

 

 

リィン「はいです!」

 

 

優希はリィンを連れて時空間に入って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

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