なのは「ただいま~」
優希「……」
桃子「おかえりなのは、優希。」
なのはが達が家に着くと桃子が出迎えた。
桃子「もう少しでごはんが出来るから待っててね。」
なのは「うん。」
優希「・・・・・・」
美由紀「優希~♪」ギュッ
居間に入ると美由紀が優希に抱き着いてきた。
美由紀「おかえり!」
優希「・・・・・・」コク
なのは「あ~!!お姉ちゃん、ユウに抱きついちゃダメなの!」
美由紀「早い者勝ちだよ。」
優希「・・・・・・」
なのはと美由紀はそのまま優希の取り合いを始めた。
桃子「優希、お姉ちゃん達はほっといていいかわよ。」
優希「・・・・・・」トコトコ
優希はなのは達を置いて自分の部屋に向かった。なのは達は優希がいないのに気づいたのは5分程たってからだった。
桃子「♪♪♪」
優希「……」クイックイッ
桃子「優希、どうしたの?」
優希「……」
ある日優希は桃子が洗い物しているとピンクの包みと財布を見せた。
桃子「あら、美由紀のお財布とお弁当!あの子忘れたのね。」
優希「・・・・・・」
桃子「今日はお店があるしどうしようかしら?」
優希「・・・・・・」クイックイッ
桃子「優希?」
優希は自分を指差した。
優希「・・・・・・」
桃子「まさか優希が持って行くの?」
優希「・・・・・・」コク!
桃子「でも、知らない人が沢山いるのよ。」
優希「・・・・・・」
桃子「頑張れる?」
優希「・・・・・・」コク!
桃子「じゃあお願いね?」
優希「・・・・・・」コク
桃子はリュックにお財布とお弁当をいれた。
桃子「車に気をつけてね。後、これが地図ね。」
優希「・・・・・・」コク
桃子「気をつけていってらっしゃい!」
優希「・・・・・・」フリフリ
優希は桃子に手を振ると、美由紀のお弁当と財布を持って、初めてのお使いに出かけた。
キーンコーンカーンコーン
美由紀「う~…」
女子「美由紀どうしたの?」
美由紀「お弁当忘れた~…」
女子「購買にいけば?」
美由紀「お財布忘れた…」
女子「・・・・・・」
流石に女子はかける言葉を無くした。
教師「こら~!待ちなさ~い!」
女子「?何か廊下が騒がしいね?」
美由紀「誰か悪さしたんじゃないかな?」
女子「見に行こう。」
美由紀「うん…」
美由紀は友達と廊下に出た。
教師「待て~!!」
トタトタトタトタ
女子「あ!こっちにくる。」
美由紀「どれどれ?」
美由紀も友達の言う方を見た。そこには…
優希「!!」トタトタトタトタ
教師「待ちなさ~い!」
教師から必死に逃げる優希がいた。
美由紀「優希!?」
女子「え?」
美由紀「優希!」
優希「!」トタトタトタトタ
ギュッ
優希は美由紀を見つけると、一目散に抱きついた。
美由紀「わっと、優希何でいるの?」
教師「高町、知り合いか?」
美由紀「はい、弟です。」
教師「早く帰しなさい。」
美由紀「でも、どうやって?」
優希は美由紀にしがみついていた。
女子「怖がらせたのは先生ですし…」
教師「…わかった。早めに帰すように。」
教師はそう言うと去っていった。
美由紀「ねー優希?何でここにいるの?」
優希「・・・・・・」
優希は美由紀にリュックを渡し中を見せた。
美由紀「私のお弁当と財布?」
優希「・・・・・・」コク
美由紀「持ってきてくれたの?」
優希「・・・・・・」コク
美由紀「ありがとう、優希♪」ナデナデ
優希「♪」
女子「ねぇ美由紀?その子…」
美由紀「この子?私の弟で優希っていうの。」
女子「そうなんだ。」そ〜
優希「ビクッ」
女子が優希を撫でようとしたら優希は美由紀の影に隠れた。
美由紀「ごめん、この子、人見知りが激しいんだ。」
女子「そうなんだ。」
美由紀「優希、ごはんは?」
優希「・・・・・・」フルフル
美由紀「一緒に食べる?」
優希「・・・・・・」コク
美由紀「じゃあ、購買でドーナツを買ってくるね。」
優希「・・・・・・」コクコク!
美由紀「ちょっと購買に行ってくるね。」
女子「優希君はどうするの?」
美由紀「触ろうとしたり抱っこしなければ大丈夫。」
女子「わかった。見てるね。」
美由紀「お願い、優希すぐ戻ってくるね。」
優希「・・・・・・」フリフリ
優希に見送られ、美由紀は購買にドーナツを買いに行った。
美由紀「優希~お待たせ。」
優希「・・・・・・」
美由紀「食べようか?」
優希「・・・・・・」コク
美由紀「おいで。」
優希「・・・・・・」トコトコ
美由紀は自分の席に座ると膝の上に優希を座らせた。
美由紀「優希、はいドーナツ。」
優希「♪♪♪」
美由紀「///おいしい?」
優希「♪」コク
女子「かわいい///」
美由紀「でしょ///」
女子「抱っこしたい!」
美由紀「優希どうする?」
優希「・・・・・・」フルフル
美由紀「ダメだって。」
女子「う~…」
美由紀「次の授業は何だっけ?」
女子「数学よ。」
美由紀「ハァ、数学か~…」
女子「ねぇ美由紀。」
美由紀「なに?」
女子「優希君…」
美由紀「優希?」
美由紀は言われて優希を見ると膝の上で優希は寝ていた。
女子「どうするの?」
美由紀「起こすのも可哀想だから、先生に頼んでみる。」
その後美由紀は先生に頼み込んで許可得た。しかし優希は家に着くまで起きなかった。