なのは「ねぇ狼さん、ところで名前は?」
狼「まだありません。」
なのは「そっか、じゃあユウ?狼さんの名前を考えようか?」
優希「・・・・・・」フルフル
なのは「えっ?名前付けないの?」
優希「ルネ・・・」
なのは「ルネ?」
すずか「名前じゃないかな?」
優希「・・・・・・」
ルネ「ありがとうございます、マスター。」
なのは「もう決めてあったの?」
優希「・・・・・・」コク
なのは「そっか~。」
優希「・・・・・・」
なのは「所でルネ?ユウのデバイスはどうするの?」
ルネ「大丈夫です、マスターには杖があります。」
フェイト「杖?」
ルネ「はい、マスター専用の杖です。」
なのは「じゃあ、デバイスは必要ないの?」
ルネ「はい、今は必要ありません。」
なのは「そっか、じゃあ明日から練習しようね?」
優希「・・・・・・」
桃子「優希、ご飯出来たわよ?みんなも食べていってね。」
フェイト達「ありがとうございます!」
フェイト達も一緒に食事をして帰っていった。
次の日、朝からなのは達は優希に魔法のコントロールを教える為公園に来ていた。
なのは「ねぇルネ?ユウには魔法の使い方はいつ教えるの?」
ルネ「もう教えましたよ?」
フェイト「えっ?」
ルネ「昨日の夜、マスターが寝ている間に私が知っている事を全部マスターに移しましたよ?」
フェイト「そんな事して大丈夫なの?」
ルネ「いえ、大丈夫だと思ったのですが流石に全部は多すぎたみたいで・・・」
優希「・・・・・・」
ルネの隣には少し元気のない優希がいた。
フェイト「だからいつもより元気がなかったんだ。」
ルネ「はい・・・」
なのは「取りあえず練習を始めようか?」
優希「・・・・・・」コク
なのは「ユウはどんな魔法が使えるの?」
ルネ「今使えるのは、なのは様のアクセルシューターに似ているのが使えるだけですね。」
なのは「そっか、なら最初はそれを操る練習をしようか?」
優希「・・・・・・」コク
ルネ「マスター、杖です。」
ルネが優希に先端に丸い水晶が付いた形の杖を渡した。
なのは「綺麗な杖だよね?」
フェイト「うん、何か見とれちゃうね。」
優希「・・・・・・」コク
なのは「じゃあ、始めよう。ユウ、取りあえず出してみようか?」
優希「・・・・・・」
優希が杖を持って魔法を発動させると優希の前にニメートル位の魔力玉が出てきた。
なのは「・・・・・・」
フェイト「・・・・・・」
なのは達もあまりの大きさに言葉が出なかった。
優希「?」
なのは「・・・えーと、ユウもう少し小さく出来る?」
優希「・・・・・・」コク
優希はなのはに言われ魔力玉をソフトボール位の大きさにした。
なのは「うん、それでいいよ。じゃあまずはあそこにある空き缶に当ててみようか?」
優希「・・・・・・」コク
優希は空き缶を目掛けて杖を降った。しかし…
スカッ
優希「・・・・・・」
当たらなかった。
なのは「最初はしょうがないよ?ユウはまだ魔法になれていないんだからね?」
フェイト「そうだよ、これから練習をしていけばいいんだから。」
優希「・・・・・・」コク
なのは「じゃあもう一回やってみようか?」
優希「・・・・・・」コク
優希はもう一度杖を降った。すると…
ドーーン!!
優希「・・・・・・」
なのは「えっと・・・」
フェイト「ねぇルネ?何であんなに威力があるの?」
ルネ「多分ですけど魔力玉を小さくしただけで威力はそのままみたいですね・・・」
なのは「えーとねユウ、もう少し威力を小さく出来る?」
優希「?」
フェイト「なのは、コントロールが出来てないから難しいじゃないかな?」
ルネ「そうですね。」
なのは「そうだよね・・・でも威力がありすぎてこのままだと危ないよ?」
フェイト「どうしようか?」
なのは「うーん、何か制御する方法があればいいんだけど…」
ルネ「取りあえず今日の練習はここまでにして、制御の事を考えましょう。」
フェイト「そうだね。」
なのは「うん、ユウ今日は終わりにして帰ろう?」
優希「・・・・・・」コク
フェイト「なのは、また後でね?」
なのは「うん、後でね。」
フェイトは一度家に戻って行った。
なのは「じゃあ私たちも帰ろ?」
優希「・・・・・・」コク
なのは達も家に戻って行った。
なのは「ユウ、学校に行って来るからルネと一緒にいてね?」
優希「・・・・・・」コク
なのは「じゃあ、いってきまーす!」
優希「・・・・・・」フリフリ
ルネ「いってらっしゃいませ。」
なのは達は学校がある為、優希の護衛はルネがしている状態になっていた。
ルネ「マスターこれからどうしますか?」
優希「・・・・・・」
ルネ「お散歩ですか?」
優希「・・・・・・」コク
恭也「どこかに行くのか?」
優希がルネと話していると恭也が来た。
ルネ「はい、マスターが散歩に行きたいそうなので。」
恭也「そうか、なら俺も一緒に行こう。」
ルネ「ありがとうございます。私も犬の外見に化けて行きます。」
恭也「そうだな、じゃあ行くか優希?」
優希「・・・・・・」コク
ルネ「マスター落ちないようにちゃんと捕まっていて下さいね?」
優希「・・・・・・」コク
優希はルネの背中に乗って散歩をしていた。
ルネ「どうですか?いつもとは違う景色は?」
優希「・・・・・・」
ルネ「楽しいですか。」
恭也「ルネは優希が言っている事が解るのか?」
ルネ「はい、大体わかりますよ。」
恭也「どうやってわかるんだ?」
ルネ「表情を見ていると微妙な変化があるんですよ。」
恭也「なるほど、参考になるな。」
ルネ「お役にたてて良かったです。」
優希「にぃ~」
恭也「どうした優希?」
優希「・・・・・・」
優希は公園を指差した。
恭也「遊んでいくか?」
優希「・・・・・・」トコトコ
恭也「優希は元気だな。」
優希「?」
恭也「気にするな。」
優希「・・・・・・」トコトコ
優希は公園の中を歩き回って遊び恭也達はそれを眺めていた。
恭也「ところで優希の体は大丈夫なのか?」
ルネ「はい、まだ魔法のコントロールは出来ませんけど体に異常はないです。」
恭也「そうか。」
優希「・・・・・・」クイクイ
恭也「どうした優希?」
優希「・・・・・・」
優希は他の子供が遊んでいる物を指差した。
恭也「ん?あれが気になるのか?」
優希「・・・・・・」コク
恭也「あれはブーメランだ。」
優希「?」
恭也「あれはな、投げると戻ってくる物だ。」
優希「・・・・・・」コク
恭也「欲しいのか?」
優希「・・・・・・」フルフル
恭也「違うのか?」
優希「・・・・・・」コク
恭也「なら、いいがそろそろ帰るか?」
優希「・・・・・・」コク
優希は頷くとルネに近づいた。
ルネ「はい、どうぞ。」
ルネがしゃがむと優希はルネの背中に乗った。
恭也「よし帰るぞ。」
優希「・・・・・・」コク
ルネ「はい、マスター?ちゃんと捕まっていて下さいね?」
ルネは優希に注意をして歩き出し帰路についた。