散歩から帰って来た優希が突然・・・
優希「ルネ・・・」
ルネ「どうしたんですかマスター?」
優希「デバイス・・・」
ルネ「デバイス?もしかして欲しいのですか?」
優希「・・・・・・」コク
ルネ「どうしたんですか急に?」
優希「コントロール・・・」
ルネ「コントロールする為に欲しいのですか?」
優希「・・・・・・」
ルネ「管理局に頼むのですか?」
優希「・・・・・・」
ルネ「ではどうしますか?」
優希「作る」
ルネ「作る!?マスター、知識はありますが経験はないんですよ?」
優希「・・・・・・」
ルネ「それに材料はどうするのですか?」
優希「・・・・・・」
優希が若干悲しい目をした。
ルネ「うっ・・・わかりました。何とかします・・・」
ルネは優希の目を見て何とかする約束をしてしまった。
-その日の夜-
ルネ「恭也様、美由希様明日の予定は空いていますか?」
恭也「俺は空いているぞ?」
美由希「私も空いてるよ?」
ルネ「実はお願いがあるのです…」
ルネは優希とのやり取りを説明した。
恭也「なるほどな。」
美由希「ルネは優希には甘いね~。」
ルネ「うっ・・・美由希様も同じじゃないですか・・・」
美由希「そ、そんな事ないよ!?」
ルネ「そうですか~、確か昨日の夜…」
美由希「わ~!?」
恭也「うるさい・・・」
美由希「う~・・・」
恭也「それでルネ、俺達の予定を聞いてどうしたんだ?」
ルネ「恭也様達のお力をお借りしたいのです。」
美由希「私たちの力?」
ルネ「はい、実はマスターのデバイスを作る為の材料を取りに行くのにある場所に行きたいのですが…」
恭也「ある場所?」
ルネ「マスターが生まれた研究所です…」
2人「!?」
ルネ「そこに行けば必要な物が手にはいるはずなんです。」
恭也「しかし何故そこなんだ?他では手に入らないのか?」
ルネ「入りますけど、そこは信用出来ません。」
恭也「なるほど。しかし俺達で役に立てるのか?」
ルネ「はい、研究所は魔法が使えないようになっているので格闘戦が主体になってしまうのです。」
恭也「ふむ、なら行くか?」
美由希「うん、私もいいよ!」
ルネ「ありがとうございます、では明日の朝からでいいですか?」
2人「ああ(うん)」
ルネ「ではお願いします。」
ー次の日ー
ルネ「では行きましょうか?」
恭也「ああ。」
美由希「うん!」
優希「・・・・・・」コク!
美由希「って!優希!?」
恭也「何で優希が?」
ルネ「いえ、マスターがいないと防衛システムを止められないので。」
美由希「そうなの?」
ルネ「はい、マスターの事を登録出来ればシステムも止まります。」
恭也「そうか、ならルネは優希の護衛だな。俺達は防衛システムを破壊する。」
美由希「うん、ねぇルネ?防衛システムってどんな物なの?」
ルネ「ほとんど人型のロボットです。」
恭也「なるほど、いい鍛錬になりそうだな。」
美由希「そうだね。」
ルネ「では行きましょう。」
ルネがそう言うと全員転移して消えた。
-研究所-
ルネ「ではマスターは私に乗ってください。」
優希「・・・・・・」コク
恭也「では俺達も行くぞ。」
美由希「いつでもいいよ、恭ちゃん!」
ルネ「案内は私がします。防衛システムはお願いします。」
恭也「任せろ!」
ルネ「では行きましょう!」
恭也達が先陣でルネに乗った優希が付いていった。
ルネ「次を右です!」
恭也「わかった!」
研究所の着いてから三十分、恭也達は防衛システムを破壊しながら進んでいた。
美由希「恭ちゃん!」
恭也「ふっ!」ガシャン!
恭也達は簡単に防衛システムを破壊し進んでいた。
ルネ「次を左に!」
恭也「わかった!」
恭也達が曲がると・・・
ルネ「その部屋です!」
恭也「よし!」
恭也達が部屋に入ると…
ルネ「マスター、そこにある機械に手を!」
優希「・・・・・・」コク
ルネは急いで防衛システムを止める作業にはいった。
恭也「どれくらいだ?」
ルネ「3分位です。」
美由希「じゃあもう大丈夫だね~」
美由希が呑気に言っていると…
カシャ
一体のロボットが入ってきた。
恭也「チッ!」
美由希「任せて!」
美由希が一気にロボットに挑んだ。
美由希「ハッ!」
しかし…
ガキィン!
美由希「えっ!?」
ロボットは美由希の攻撃を受け止めた。
恭也「ふっ!」
恭也もロボットに挑んだが…
ガキィン!
恭也「チッ!」
恭也の攻撃も止められた。
美由希「恭ちゃん…」
恭也「ああ、コイツは今までのロボットとは違うみたいだな。」
美由希「ルネ!後どれ位!?」
ルネ「二分程です!」
美由希「二分か~・・・」
恭也「やるしかないか・・・」
美由希「そうだね・・・」
恭也「行くぞ!」
美由希「うん!」
恭也達は同時に挑んだ。
恭也「ふっ!」ガキィン!
美由希「ハッ!」ガキィン!
恭也達が同時に挑んでいるがロボットは全部防いでいた。
恭也「チッ!」
美由希「どうするの恭ちゃん?」
恭也「こちらの手が全部読まれているな・・・」
ルネ「恭也様!後1分ほど耐えてください!そうすればあのロボットを停止できます。」
恭也「よし!美由希、何とか時間をかせぐぞ!」
美由希「うん!」
恭也達が再び挑んだが・・・
ドン!
恭也「グッ!?」
美由希「恭ちゃん!?」
恭也の攻撃が当たる前にロボットの攻撃が恭也を捉えた。
美由希「何で?さっきと動きが違う。」
恭也「多分学習しているのだろう。」
恭也達が話しているとロボットは優希達に向かっていった。
美由希「恭ちゃん!」
恭也「とにかく優希達を守るぞ!」
バシンバシン
恭也「グッ!?」ドサッ!
美由希「うっ!?」ドサッ!
恭也「美由希大丈夫か?」
美由希「何とか…って恭ちゃん前!」
恭也「しまった!?」
恭也の前にロボットが迫っておりトドメを刺す為にロボットは拳を振り上げていた。
恭也「クッ!?」
美由希「恭ちゃん!」
ロボットは拳を振り下ろしたが…
ルネ「何とか間に合いましたね。」
ロボットの拳は恭也の頭上で止まっていた。
恭也「ふぅ~・・・助かった、ルネ。」
美由希「良かった~」
ルネ「間に合って良かったです。」
恭也「そっちは終わったのか?」
ルネ「はい、後は必要な物を持って帰るだけです。恭也様達は大丈夫ですか?」
恭也「ああ、これ位何ともない。」
美由希「大丈夫だよ。」
ルネ「では私はマスターと一緒に必要な機材を集めてきますので恭也様達はゆっくり休んでいて下さい。」
恭也「いや、これ位問題ない。俺も手伝おう。」
美由希「私も手伝うよ。」
ルネ「ではお願いします。」
恭也達もルネに聞きながら機材を探した。
ルネ「これ位ですね。」
恭也「これだけでいいのか?」
恭也達の前にはノートパソコンみたいな物が2つ、ビデオデッキ位の大きさの六角形の形をした物が置いてあった。
ルネ「はい、これだけで大丈夫です。」
美由希「これで作れるの?」
ルネ「はい、大丈夫です。マスター、ペンダントを。」
優希「コクッ」
優希はルネに言われた通りにペンダントを外した。すると機械はペンダントに収納された。
美由希「わぁ~。」
ルネ「マスターもういいですよ。」
優希「コクッ」
ルネ「では帰りましょうか?」
恭也「そうだな、今日はいい経験になった。」
美由希「そうだね~。」
ルネ「さっきの防衛システムなら訓練用に直してマスターの訓練に使いますけど、恭也様もお使いになります?」
恭也「いいのか?」
ルネ「はい、直り次第教えいたします。では帰りましょう。」
優希「コクッ」
美由希「うん!」
恭也達はルネに近寄り、転移して家に帰っていった。