研究所から戻ってきて1日、優希はバリアジャケットのデザインに悩んでいた。
ルネ「マスター、お散歩に行きましょう?そしたらいい案もでますよ?」
優希「・・・・・・」コク
ルネ「では行きましょう!」
優希「・・・・・・」
ルネ「マスター、少しは考えるのを止めた方が…」
優希「・・・・・・」フルフル
ルネ「マスター・・・」
ルネは優希に気分転換をさせたかったが優希はずっと考えこんでいた。
なのは「あれ、ユウ?」
優希「・・・・・・」
ルネ「なのは様、お帰りなさい。」
なのは「ただいま、所でユウは散歩?」
優希「・・・・・・」
ルネ「マスター、なのは様に手伝ってもらっては?」
なのは「どうかしたの?」
ルネ「実は・・・」
ルネはなのはに優希がバリアジャケットのデザインに悩んでいる事を伝えた。
なのは「ならみんなにも手伝ってもらおう!今日はアリサちゃん達も来るから。」
ルネ「良かったですね、マスター?」
優希「・・・・・・」コク
ルネ「では帰りましょうか?」
優希「・・・・・・」コク
優希達は自宅に戻った。
なのは「うーん…」
フェイト「こんなのは?」
すずか「可愛いすぎじゃないかな?」
アリサ「優希を見てると、どうしても可愛いのになっちゅうわね。」
なのは達も優希のバリアジャケットのデザインを考えているが優希と同じで悩んでいた。
優希「・・・・・・」
なのは「ねぇルネ、ユウのデバイスはどんな物なの?」
ルネ「私もまだ聞いていません。」
フェイト「そうなの?」
ルネ「はい。」
なのは「ねぇユウ、どんなの作るの?」
優希「・・・・・・」フルフル
なのは「教えてくれないの?」
優希「・・・・・・」コク
フェイト「どうして?」
優希「・・・・・・」
ルネ「多分出来上がってから見せたいのでは?」
優希「・・・・・・」
なのは「ならしょうがないね。」
すずか「ねぇ優希君、こんなのは?」
すずかは優希にバリアジャケットのデザインを見せた。
優希「・・・・・・」コク
すずか「気に入った?」
すずかが優希に見せたデザインは黒いマントに青いジャケットとズボン、ズボンには白い線が二本ずつ入っている。
なのは「わぁ~、似合いそうだね。」
フェイト「そうだね。」
アリサ「優希、出来たら私たちにちゃんと見せなさいよ?」
優希「・・・・・・」コク
そして次の日・・・
優希「・・・・・・」カタカタカタカタ
ルネ「マスター、魔力のコントロールはどうしますか?」
優希「ルネ」
ルネ「えっ?」
優希「・・・・・・」
ルネ「まさか私ですか!?無理ですよ!?私にはそんな機能ないんですよ!」
優希「・・・・・・」じりじり
優希が工具を持ってルネに近づいていった。
ルネ「マスター!?待ってください!?いや!?ちょっと!いや~~!!」
ルネの悲しい叫びが辺りに響いた。
ルネ「グス、マスター酷いですよ…」
優希「・・・・・・」ナデナデ
ルネ「せめて心の準備をさせて欲しかったですよ・・・」
優希「・・・・・・」
ルネ「ではちょっとチェックしますね?」
ルネはそう言うと自分の機能をチェックを始めた。
ルネ「マスター?普段の魔力はどうするのですか?」
優希「・・・・・・」
優希はルネに指輪を見せた。
ルネ「慣れるまではそれで抑えるのですね?」
優希「・・・・・・」コク
ルネ「わかりました、私の方もチェックが終わりました。色々な機能を付けたのですね。」
優希「・・・・・・」コク
ルネ「じゃあこれでお終いですね。少し休みますか?」
優希「・・・・・・」
優希は外を指差した。
ルネ「お外に行くのですか?」
優希「・・・・・・」コク
ルネ「わかりました。では行きましょう。」
ルネ「マスターどちらに行きますか?」
優希「・・・・・・」
ルネ「アリサ様に会いに行くのですか?」
優希「・・・・・・」コク
ルネ「わかりました。では乗ってください。」
ルネがしゃがむと優希はルネの背中に乗った。
ルネ「じゃあ行きます。」
ルネは優希を乗せて なのはの下に向かった。
なのはside
なのは「アリサちゃん、今日は塾おやすみ?」
アリサ「休みよ。」
すずか「私も。」
フェイト「じゃあみんなでどこかに行く?」
アリサ「そうね、でもどこに?」
なのは「うーん、どうしようか?」
すずか「そうだね~…あれ?向こうから来るのって優希君?」
優希を乗せたルネがなのは達の前に来た。
なのは「ユウどうしたの?」
ルネ「マスターがアリサ様に用あるそうです。」
アリサ「私に?」
優希「・・・・・・」コク
優希は頷くとアリサに指輪を見せた。
アリサ「指輪?」
フェイト「デバイスが出来たの?」
優希「・・・・・・」
アリサ「でもどうして?」
優希「約束・・・」
アリサ「約束?もしかして出来たら見せてって言ったやつ?」
優希「・・・・・・」コク
アリサ「じゃあ見せてもらおうかしら」
優希「・・・・・・」コク
なのは「じゃあ一緒に公園に行こう。」
なのはが優希にそう言うと優希も一緒に公園に向かった。
アリサ「じゃあ優希、見せてちょうだい?」
優希「・・・・・・」コク
なのは達は人通りの少ない公園の奥まで来ていた。
優希「セットアップ・・・」
優希がデバイスを起動させると優希の服装がバリアジャケットに変わった。
なのは「わぁ~!!」
フェイト「似合っているよ、優希。」
アリサ「良く似合ってるわよ。」
すずか「うん、かっこいいよ。」
優希「・・・・・・」コク
優希はみんなに誉められ見た目では解らないが喜んでいた。
ルネ「良かったですね?」
優希「・・・・・・」コク
優希は頷くとバリアジャケットを解除した。
すずか「でも、優希君も魔法使いか~、ちょっと羨ましいな。」
アリサ「そうね。」
なのは「そうかな?」
フェイト「どうかな?」
アリサ「あんたたちはもうなってるでしょ!!」
なのは「にゃ-!?」
アリサはなのはの肩を掴んで揺さぶった。
フェイト「なのは!?」
すずか「アリサちゃんストップ!」
優希「・・・・・・」
優希だけは姉の惨事を見ていた。しかし優希は、この後になのはとの間に最悪な出来事が起こることをまだ知らなかった・・・