-公園-
優希「・・・・・・」
ルネ「マスター・・・」
優希は日が落ちても家には帰ろうとはしなかった。
ルネ「何があったのですか?」
優希「なの姉・・・」
ルネ「なのは様?」
優希「嫌いって・・・」
ルネ「なのは様に嫌いって言われたのですか?」
優希「・・・・・・」コク
ルネ「だから帰りたくないのですね…」
優希「・・・・・・」コク
ルネ「わかりました、とりあえず場所を移動しましょう。」
ルネは優希を乗せて歩き出した。
ルネ「これからどうしますか?」
優希「・・・・・・」
優希は落ち込んだままだった
ルネ「マスター・・・」
すずか「あれ、優希君?」
優希達が歩いているとすずかに出会った。
ルネ「こんばんは、すずか様。」
すずか「こんばんわ、どうしたの?帰らないの?」
ルネ「えっと・・・」
すずか「私で良かったら相談にのるよ?」
ルネ「すずか様、訳は後で説明しますのでマスターを泊めてもらえませんか?」
すずか「いいけど、なのはちゃんに言わなくて平気?」
優希「・・・・・・」ビクッ
ルネ「マスター・・・」
すずか「よくわからないけど、家に行こうか?」
ルネ「ありがとうございます。」
すずかは優希とルネを連れて家に向かった。
-月村家-
すずか「そんな事あったんだ・・・」
ルネ「はい・・・」
ルネは家に着くまでにすずかに事情を説明した。
すずか「それでこれからどうするの?」
ルネ「私はマスターの着替えを取りに行ってくるので、マスターをお願い出来ますか?」
すずか「うん、いいよ。」
ルネ「ではお願いします。」
ルネはすずかに優希を預けて高町家に向かった。
-高町家-
なのは「ただいま・・・」
桃子「おかえり、なのは。優希と一緒じゃなかったの?」
なのは「えっ?ユウ帰ってきてないの?」
桃子「ええ、何処に行ったのかしら・・・」
なのは「私探し「必要ありません」て・・・」
桃子「ルネ?」
なのはの後ろにルネが転移してきた。
ルネ「本日はマスターは戻られません。」
桃子「どうして?」
ルネ「それはなのは様が知っています。」
桃子「なのはが?」
なのは「ルネ、ユウの所に連れて行って!」
ルネ「お断りします。」
なのは「どうして?」
ルネ「無理に【嫌いな】人間に会う必要はないでしょう?」
なのは「ッ・・・」
ルネは嫌いの所だけを強調した。
桃子「どうゆう事?」
ルネ「なのは様がマスターを傷つけたのです。」
なのは「ちが・・・」
ルネ「違うと言えますか?マスターは泣いているのですよ?」
ルネはなのはの反論を許さなかった。
桃子「優希が泣いたの?」
ルネ「はい。桃子様、マスターの着替えをお願いします。」
桃子「優希を連れてこれないかしら?」
ルネ「マスターが帰ると言わない限り、私が連れてくる事はありません。」
桃子「そう…じゃあ着替えを持ってくるわね。」
桃子は優希の着替えを取りに向かった。
なのは「ルネ、ユウは何処にいるの?」
ルネ「知ってどうするのです?」
なのは「ユウに謝りたいの!」
ルネ「今は無理ですね。」
なのは「どうして?」
ルネ「マスターが落ち着くの待ってください。」
なのは「うん…」
桃子「ルネ、これを。」
桃子が優希の着替えを持ってきた。
ルネ「ありがとうございます。」
桃子「後、優希にこれを渡して?」
桃子はルネにおにぎりを渡した。
桃子「優希、何も食べてないでしょ?」
ルネ「はい、ありがとうございます。」
桃子「ルネ、優希をお願いね…」
ルネ「はい、では失礼します。」
ルネは荷物を持って優希の下に向かった。
優希side
すずか「優希君、元気だして?」
優希「……」
すずかはルネが着替えを取りに行ってから優希を励ましていたが、優希は落ち込んだままだった。
すずか「優希君・・・」
ルネ「ただいま戻りました。」
すずか「おかえり、ルネ」
ルネ「マスター、桃子様からです。」
ルネは桃子から預かったおにぎりを渡した。
優希「・・・・・・」
ルネ「おにぎりを食べてください。これからの事は食べてから考えましょう?」
優希「・・・・・・」コク
優希はルネに言われるとおにぎりを食べ始めた。
すずか「これからどうするの?」
ルネ「わかりません。マスターの答えしだいです。」
すずか「そっか・・・」
優希「・・・・・・」クイクイ
すると優希はすずかの袖を引っ張った。
すずか「どうしたの?」
優希「一緒・・・」
すずか「えっ?」
優希「・・・・・・」
すずか「一緒にいてほしいの?」
優希「・・・・・・」
すずか「じゃあ今日は一緒にいようね?」
優希「・・・・・・」フルフル
すずか「違うの?」
優希「ずっと・・・」
すずか「ずっと?」
優希「・・・・・・」コク
すずか「うん、会える時は一緒だよ!」
優希「・・・・・・」コク、ギュッ
すずかが答えると優希は抱きついた。
すずか「優希君?」
優希「スゥ・・・」
優希はすずかに抱きついたまま眠ってしまった。
すずか「寝ちゃったね?」
ルネ「はい、でもマスターが帰りたくない理由がわかりました。」
すずか「本当?」
ルネ「多分ですがマスターは嫌いって言われたのを、一緒にいたくないと受け止めてしまったのかもしれません。」
すずか「そっか!だからさっき・・・」
ルネ「はい、すずか様のお考え通りです。」
すずか「ならなのはちゃんに!」
ルネ「いえ、これはマスターとなのは様の問題です。私達は見守りましょう。」
すずか「でも・・・」
ルネ「確かに私達が話せば解決するかもしれません。ですが二人の為になりません。」
すずか「そうだね・・・」
ルネ「今は様子を見ましょう。」
すずか「うん!」