クリスマス、優希がすずかの家に来てから3日、優希は帰ろうとはしなかった。
優希「・・・・・・」
ルネ「今日もいい天気ですね?」
優希「・・・・・・」
ルネ「マスター・・・」
優希はこの3日間ずっと外ばかり眺めていた。
優希「・・・!」ピクッ!
ルネ「何処かで大きな戦闘が始まっているようですね…」
優希「!!」
ルネ「多分なのはが様達とあの人達が戦っているのでしょうね。」
優希「・・・・・・」トコトコ
ルネ「何処へ行くのですか?」
部屋を出ようとする優希の前にルネが立ちふさがった。
優希「・・・・・・」
ルネ「また行く気ですか?」
優希「・・・・・・」コク
ルネ「またなのは様と敵対する事になりますよ?」
優希「・・・・・・」
ルネ「それでも行くのですか?」
優希「・・・・・・」コク
ルネ「わかりました。最悪なのは様達と戦いになったら私がお守りします。」
優希「・・・・・・」
ルネ「では行きましょう。」
優希「セットアップ」
優希はバリアジャケットを着てルネに乗った。
ルネ「行きます!」
ルネは優希を乗せて転移して向かった。
-海上-
優希「・・・・・・」
ルネ「どうやら無事に解決したみたいですね?」
優希「・・・・・・」コク
優希達はなのは達から少し離れた場所に現れた。
なのはside
なのは「終わったね?」
フェイト「うん!」
クロノ「なら帰艦しよう。君達も来てもらうぞ?」
シグナム「ああ。」
はやて「ええよ。」
クロノ「なら・・・」
エイミィ「クロノ君!近くに転移反応!気をつけて!!」
クロノ「なに!?」
クロノがエイミィの通信を受けたのと同時に優希達が現れた。
なのは「ユウ・・・」
はやて「優希君も魔導師やったんか!?」
優希が魔法を使える事を知らなかったはやては驚いていた。
優希「ルネ・・・」
ルネ「はい。」
なのは「ユウ?」
優希はなのはにゆっくり近づいていったが・・・
優希「!?」
ルネ「マスター!」
優希はバインドで動けなくなった。
クロノ「悪いが拘束させてもらうぞ?」
フェイト「クロノ!?」
なのは「クロノ君、ユウを離して!」
クロノ「それは出来ない。彼は局員に攻撃をし、さらに犯人を逃がすと許されない事をしているんだぞ!」
なのは「それは・・・」
なのははクロノが正しい事を言っているので反論出来なかった。
クロノ「君も来てもらうぞ。」
優希「~~!?」
優希はバインドから逃げようと足掻いていた。
なのは「ユウ!」
優希「なの姉…」
クロノ「さあ行くぞ。」
なのは「クロノ君、バインドを外して!」
クロノ「駄目だ、今回ばかりは見逃す訳にはいかない。」
なのは「でも!」
クロノ「とにかく優希は一度アースラに連れて行く。」
ルネ「ハア~!!」
クロノ「クッ!」ガキィン!
今まで見守っていたルネがクロノに襲いかかった。
なのは「ルネ!?」
ルネ「先程から聞いていれば、管理局は相変わらず自分達の事しか考えていないのですね。」
クロノ「何!」
ルネ「とにかくマスターのバインドを解いて下さい。でないと・・・」
クロノ「答えは変わらない。」
ルネ「そうですか、なら!」ガキィン!
クロノ「チッ、スティンガースナイプ!」
クロノはルネと距離を取ると同時にルネの足止めしそのまま…
クロノ「ブレイズキャノン!」
を放った。
ドーーン!
見事に当たりルネは海面に落下していった。
優希「ルネ…」
優希は海面に落ちていくルネを見ていた。
クロノ「フェイト、回収を頼む。」
フェイト「クロノ、やり過ぎじゃないかな?」
クロノ「だがあれ位じゃないと止められなかった。」
フェイト「でも…」
クロノ「とりあえず優希を「ヤ~~!!」な!?」
ボッ!
突然優希が叫び魔力のオーラに包まれた。
なのは「ユウ!」
クロノ「一体何が・・・」
バサッ!
オーラが治まるとそこには七歳位の男の子になった優希がいた。
全員「な!?(えっ!?)」
優希「お前、嫌い!」シュルシュルシュルシュル
ガキィン!
優希はクロノを指差すと同時にブーメランで攻撃をした!
クロノ「チッ」
優希「許さない」
優希は戻ってきたブーメラン取りクロノに切りかかった。
クロノ「クッ!」ガキィン!
優希「・・・・・・」
バッ!
シュルシュルシュルシュル
クロノ「クッ!」
クロノは飛んできたブーメランを避けたが…
優希「・・・・・・」
優希は魔力玉を大量に出し杖を構えていた。
優希「終わり」
優希は杖を振り上げクロノに魔力玉を放とうとしたが…
なのは「駄目~!!」
なのはが優希とクロノの間に割って入った。
優希「なの姉」
なのは「ユウ、もうやめて。」
優希「・・・・・・」フルフル
なのは「確かにユウが怒るのはわかるけど、これ以上は駄目!」
優希「・・・・・・」コク
優希は渋々だが頷いた。
なのは「ユウ・・・」
優希「・・・・・・」
なのは「ユウ、嫌いなんて言ってごめんね。」
なのはは優希を傷つけた事を謝りだした。
なのは「もう、絶対に言わないから!」
優希「・・・・・・」
なのは「ユウ?」
優希「一緒・・・」
なのは「えっ?」
優希「ずっと」
なのは「うん!一緒だよ。」
優希「・・・・・・」コク
優希は頷きなのはに近寄っていったが…
優希「ッ!?」
優希は突然意識をなくし落下した。
なのは「ユウ!」
なのはが急いで優希を助けようとしたがそれより早く…
ルネ「危ない所でした。」
ルネが優希を助けた。
なのは「ルネ!」
ルネ「間に合って良かった。」
なのは「ルネ、大丈夫?」
ルネ「大丈夫ですよ。それよりマスターを助けましょう。」
なのは「うん、ユウはどうしちゃったの?」
ルネ「無理にリミッターを外してさらに戦闘までしたので体に負荷がかかってそれで気絶したと思います。」
フェイト「なら優希が大きくなったのは?」
はやて「ウチ達にも聞かせて?」
ルネがなのはに説明しているとフェイト達が来た。
ルネ「マスターが大きくなったのは魔力を一気に解放したのが原因です。」
フェイト「もう小さくはならないの?」
ルネ「リミッターを付けなければ今のままですね。」
なのは「じゃあこのままでも・・・」
ルネ「ですが威力のコントロール出来なくなります」
フェイト「もしかして・・・」
ルネ「はい、フェイト様が考えている通りです。」
フェイト「やっぱり」
フェイトは優希の魔力玉の威力を思い出していた。
ルネ「しばらくはリミッターを付けた方がいいですね。」
なのは「そうだね。」
ルネ「では始めますね。」
なのはが「お願いね、ルネ?」
ルネ「はい、任せて下さい。」
ルネはなのはに返事を帰すと光に包まれ、ブレスレットになり優希の左手に装着されていた。
フェイト「良かったね、なのは?」
なのは「うん!」
なのは達が話していると優希が光に包まれ小さくなった。
優希「・・・・・・」
なのは「ユウ?」
ルネ「少ししたら目を覚ましますよ。」
なのは「ルネ、ありがとう。」
なのはがルネに礼を言うとルネを狼の姿になった。
ルネ「では、私はマスターを連れて戻りますね。」
クロノ「悪いがそうはいかない。」
ルネ「ハァ~…まだやる気ですか?」
クロノは再び優希を捕まえようとするが…
リンディ「クロノ、やめなさい。」
クロノの前に通信が入り、リンディが止めた。
クロノ「艦長!?」
リンディ「ルネさん、悪いんだけれどアースラまで来てもらえないかしら?」
ルネ「何故ですか?」
リンディ「優希君が今後安全に暮らす為の話しをしたいの。」
ルネ「わかりました。」
リンディ「ありがとう、なら今からみんなと一緒にアースラまで転移するわね。」
リンディがそう言うと全員がアースラに転移した。