次の日、なのはと士郎は優希に会うためひまわり園に来た。
士郎「こんにちは。」
職員「あ、昨日はどうも。」
士郎「実はご相談がありまして。」
職員「何でしょう?」
士郎「実は優希君を引き取りたいんです。」
職員「わかりました向こうで伺います。」
士郎「なのは、お父さんは職員の人と話してくるから。」
職員「この先の部屋に優希君がいますから宜しかったらそちらに。」
なのは「はい、ありがとうございます。」
なのはは優希がいる部屋に向かった。そこにはボールで遊んでいる優希がいた。
優希「……」
なのは「優希君!」
優希「!」トコトコ
ギュッ
なのはが優希を呼ぶと近づいてきて抱きついた。
なのは「1人で遊んでたの?」
優希「・・・・・・」コクッ
なのは「じゃあ私と遊ぼう?」
優希「・・・・・・」コクッ
なのはは優希が持っていたボールで一緒に遊びだした。
なのは「優希君、はい!」
なのはが優希にボールを転がして優希がなのはにボールを投げて遊んでいた。すると優希が突然座り込んだ。
なのは「どうしたの?」
なのはが優希に近づくと…
優希「……」
優希は疲れたのか眠たそうな目をしていた。
なのは「眠たくなっちゃた?」
優希「・・・・・・」コクッ
なのはが優希の隣に座り優希を膝の上にのせた。
なのは「少しお昼寝しようか?」
優希「・・・・・・」フルフル
なのは「起きるまでそばにいるから大丈夫だよ?」
優希「・・・・・・」コクッ
なのはが言うと優希は眠った。
なのは「少し疲れさせちゃったかな?」
なのはが優希の寝顔を覗き込んだ。
なのは「可愛い///」
なのはは優希の寝顔見て顔を赤らめていた。
優希が眠ってから10分程たった。すると士郎が戻って来た。
士郎「なのは、手続きが終わったぞ。」
なのは「お父さん、じゃあ!」
士郎「今日から優希君は家で暮らすぞ。」
なのは「やったー!!」
なのはが叫ぶと優希が目を覚ました。
優希「……」
優希が眠たそうな目でなのはを見た。
なのは「ごめんね?起こしちゃったね。」
優希「・・・・・・」フルフル
士郎「優希君。優希君はなのはと一緒にいたいかな?」
優希「・・・・・・」コクッ
士郎「家で一緒に暮らさないか?」
優希「・・・・・・」コクッ
優希は少し考え頷いた。
士郎「じゃあ今日から優希は私の子だ。なのはがお姉ちゃんだよ。」
優希はなのはを見た。
なのは「うん、ずっと一緒だよ。」
優希「・・・・・・」ギュッ
優希はなのはに抱きついた
士郎「じゃあ、優希の荷物を取りに行こう。」
そこに職員がバックを持ってきた。
職員「大丈夫ですよ、これが優希君の荷物です。」
士郎「ありがとうございます。」
職員「優希君、良かったね。」
優希「コクッ」
士郎「では私達はそろそろ。」
職員「はい、では入口までご一緒します。」
士郎達は入口に向かった。
職員「優希君、元気でね。」
優希「・・・・・・」コクッ
士郎「じゃあ行こうか。」
士郎達は歩き出した。すると優希が止まった。
なのは「どうしたの?」
優希は職員の所に戻った。
職員「どうしたの優希君?」
優希「・・・・・・」クイックイッ
優希は職員の服を引っ張った。
職員「どうしたの?」
優希「・・・・・・」ギュッ
優希はしゃがんだ職員に抱きついた。
職員「!優希君…」
職員は涙を流した。
士郎「あなたにも心を開いていたようですね。」
職員「はい!ありがとう、優希君。さあ行きなさい。」
優希「・・・・・・」コクッ
士郎達は再び歩き出し自宅に向かった。職員は優希が見えなくなるまでずっとその場を動かなかった。