魔法少女リリカルなのは  無限のストーリー   作:高町 優希

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第40話

 

ルネ「これが私の人間の姿です。」

 

 

光りが晴れるとそこには背中まである黒い髪に、和服姿の女性がいた。

 

 

なのは「えっと・・・ルネ?」

 

 

ルネ「そうですよ、何処か変ですか?」

 

 

ルネは自分の体を見回した。

 

 

フェイト「う、ううん!?」

 

 

はやて「そ、そんな事ないで!?」

 

 

2人は慌てて答えた。

 

 

ルネ「?」

 

 

ルネはフェイト達の反応に疑問を持ったが気にしない事にした。

 

 

なのは「所でユウはルネがその姿になれる事知ってるの?」

 

 

ルネ「いえ、知りません。」

 

 

なのは「見せないの?」

 

 

ルネ「はい、マスターに見せたら私の事をデバイスとして扱わず人として扱うと思います。」

 

 

なのは「でも・・・」

 

 

ルネ「いいんです。私は姉でありますけどデバイスとしてマスターを守ると決めたのですから」

 

 

なのは「ルネ・・・」

 

 

なのはが悲しそうに呼ぶと・・・

 

 

ウィーン

 

 

シャマル「失礼します。」

 

 

優希「・・・・・・」

 

 

優希の検査を終えたシャマルが戻ってきた。

 

 

シャマル「あら?はやてちゃん、そちらの方は?」

 

 

はやて「あ、えっと・・・」

 

 

はやてが返答に迷っていると・・・

 

 

ルネ「では、報告は以上なので失礼します。」

 

 

ルネが機転を利かせて部屋を出ようとした。

 

 

優希「・・・・・・」ギュッ

 

 

が、優希がルネの服を掴んだ。

 

 

ルネ「僕、何かな?」

 

 

ルネが優希に訊ねると・・・

 

 

優希「・・・ルネ」

 

 

ルネ「えっ!?」

 

 

シャマル「えっ!?えっ!?」

 

 

シャマルは意味が解らずキョロキョロしていた。

 

 

ルネ「マスター?何故わかったのですか?」

 

 

優希「雰囲気と・・・」

 

 

ルネ「雰囲気と?」

 

 

優希「・・・・・・」

 

 

ルネ「・・・・・・」

 

 

ゴクッ

 

 

周りが息を呑んで優希の返答を待っていると・・・

 

 

優希「知ってた」

 

 

ドテッ

 

 

優希の返答になのは達はコケた。

 

 

なのは「ちょっとルネ!?知らないんじゃ無かったの!?」

 

 

ルネ「マスター?どうして知っているのですか?」

 

 

優希「記憶を見たとき」

 

 

ルネ「あっ」

 

 

なのは達「・・・・・・」

 

 

呆気なくバレた為になのは達は呆然として…

 

 

シャマル「どう言う事ですか~!?」

 

 

シャマルが1人だけが付いていけなかった。

 

 

ルネ「それで皆さんはこれからどうされるのですか?」

 

 

はやて「ウチらはまだ事後処理とかしなアカンから帰るのはまだ先やね…」

 

 

ルネ「そうですか、マスター?私達はどうしますか?」

 

 

優希「帰る。」

 

 

ルネ「わかりました。」

 

 

カッ!

 

 

ルネが光ると普段の狼の姿になった。

 

 

ルネ「さあ、乗ってくださいマスター。」

 

 

優希「・・・・・・」フルフル

 

 

ルネ「私の事は気にしないで下さい。」

 

 

優希「・・・・・・」コク

 

 

優希はルネの背中に乗り・・・

 

 

ルネ「では先に戻っています。」

 

 

なのは「うん、お母さん達によろしくね。」

 

 

フェイト「気をつけてね?」

 

 

ルネ「はい、では失礼します。」

 

 

ルネは優希と一緒に転移して帰った。

 

 

 

桃子「優希!心配したのよ!」

 

 

美由紀「怪我してない!?」

 

 

士郎「無事でなによりだ」

 

 

優希「・・・・・・」グテッ

 

 

ルネ「大丈夫ですか?」

 

 

優希は帰って来ると同時に、桃子達にもみくちゃにされた為に疲れ気味になっていた。

 

 

ルネ「マスター、疲れている時に言うのも何ですが、まだアリサ様達にも会わないと・・・」

 

 

優希「・・・・・・」

 

 

ルネに言われ優希は少し落ち込んだ。

 

 

アリサ「すずか、なのは達から連絡はあった?」

 

 

すずか「ううん、優希君が助かったっていうメール以外は何も・・・」

 

 

アリサ「全く、早く帰ってきなさいよ」

 

 

アリサ達はメールで優希の無事を確認はしたが、まだ会えないでいた。

 

 

トコトコ

 

 

すずか「ん?」

 

 

アリサ「すずか?」

 

 

すずかは止まり振り返った。

 

 

すずか「あっ、ごめんね?」

 

 

アリサ「いいけど、どうしたのよ?」

 

 

すずか「今、誰かいた気がしたんだけど…」

 

 

アリサ「本当に?」

 

 

アリサも後ろを見るが誰もいなかった。

 

 

すずか「気のせいだったみたい、帰ろ?」

 

 

アリサ「そうね。」

 

 

アリサ達は再び歩き出した。

 

 

トコトコ

 

 

アリサ「ん?」クルッ

 

 

サッ

 

 

アリサ「誰!!」

 

 

すずか「アリサちゃん?」

 

 

アリサ「誰かいるわね・・・」

 

 

すずか「えっ!?」

 

 

アリサ「すずか、歩くわよ」

 

 

すずか「う、うん」

 

 

トコ

 

 

バッ!

 

 

2人が勢いよく振り向くと・・・

 

 

優希「!?」

 

 

アリサ「えっ?」

 

 

すずか「優希君?」

 

 

優希がいた。

 

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