優希「……」
リンディ『優希君、これ以上は駄目よ』
リンディが止めに入った。
優希「……」
リンディ『優希君、戦うのを止めてくれるかしら?』
ルネ『リンディ様、何か御用ですか?』
リンディ『……』
ルネ『そのご様子を見ると調べがついたみたいですね?』
リンディ『ええ、ルネさんの言う通りだったわ…』
ルネ『それで?』
リンディ『関わっていた人達は逮捕して、オメガに関しては…』
優希「……」
リンディ『優希君に任せます』
クロノ『リンディ統括官!?』
リンディ『クロノ提督。これはミゼット提督、他3提督の決定よ?』
ルネ『ですがそのご様子を見ると他にもあるのではないですか?』
リンディ『ええ、襲撃の事を許して欲しいの…駄目かしら?』
ルネ『随分勝手ですね?』
リンディ『都合の言い事を言ってるのはわかっているわ…』
ルネ『どうしますかマスター?』
優希「……」
リンディ『……』
優希は少し考え…
優希「次はない…」
リンディ『!?わかりました。今後こんな事が無い用にします』
優希「コク」
リンディは今後、同じ用な事が無い用にする事を優希に誓った。
優希「ルネ、リナ…ユニゾン解除」
カッ!
優希はユニゾンを解除した。
ルネ「これからどうしますか?」
優希「荷物を取りに行く…」
ルネ「わかりました、転移の準備をします」
ルネが言うと足下に魔法陣が現れた。
なのは「ユウ!」
なのはが優希に近づくが…
バン!
なのは「えっ…」
優希「……」
優希はなのはに向けてフリーダムを威嚇射撃をした。
フェイト「優希何を…!!」
フェイトが優希を見ると優希の目は自分達を敵視していた。
優希「近づくと…撃つ」
優希はフェイトにフリーダムを向けた。
フェイト「どうして!?」
優希「敵…」
フェイト「違う!!私達は…」
優希「誰も味方しなかった…」
フェイト「ッ!?それは…」
優希「だから僕も信じない」
フェイト「そんな!?」
優希「ルネ…」
ルネ「準備出来ました」
優希はフェイトを無視し…
優希「…サヨナラ」
なのは「ユウ待って!」
なのはが優希に近づくが…
優希「サヨナラ、なの姉」
なのは「!!」
転移して消えた。
なのは「そ…ん…な…ユウ~!!」
そしてなのはは、その場に泣き崩れた。
優希が機動六課を去ってから一週間。機動六課のメンバーは優希の行方を捜したが全く掴めずにいた。
はやて「フェイトちゃん、どやった?」
フェイト「駄目。全く手がかりがない…」
はやて「そっか…なのはちゃんはどや?」
フェイト「みんなの前では普通にしているけど…」
はやて「やっぱり少し休ませた方がええなぁ…」
フェイト「うん…」
はやてとフェイトも優希が居なくなったのが辛く、悲しい表情をしていた。
アリサ「失礼します」
すずか「失礼します」
フェイト達が話しているとアリサ達が部隊長室に入ってきた。
はやて「2人ともどうしたん?」
アリサ「そっちはどう?」
すずか「優希君について何かわかった?」
フェイト「……」
はやて「……」
アリサ「そう…」
アリサ達ははやて達の反応を見て悟った。
はやて「みんなも少し休んでや?」
フェイト「でも…」
すずか「フェイトちゃん、少し休も?」
すずかもはやての意見に賛成しフェイトを休ませようとした。
アリサ「フェイト。アンタも少し休みなさい。私達の中で一番動いているんだから」
フェイト「わかった…」
フェイトはみんなに言われて納得をし休む事にした。
フェイト「ふぅ~…」
フェイトは気分転換をする為、外を歩いていたが…
フェイト「優希…」
優希の事を考えてしまうようだった。
ガサガサ
フェイト「ん?」
白猫「……」
フェイトが音のした方を見ると小さな巾着袋をくわえた白い子猫がいた。
フェイト「ん?何をくわえてるの?」
フェイトが屈むと子猫はくわえていた袋をフェイトの前に置いた。
フェイト「何?」
フェイトが袋を開けると中に紙切れが入っていた。
フェイト「これは!?」
フェイトが紙切れを見ると…
-もし僕に会いたいならその猫に付いて来て。優希-
フェイト「えっ!?」
フェイトが猫を見ると…
タタタタ
猫は既に走り出していた。
フェイト「待って!」
フェイトも慌てて子猫を追い掛けた。
フェイト「ハァハァハァ…」
白猫「……」
フェイトは白猫を追いかけ、六課から少し離れてしまっていた。
フェイト「ここは?」
フェイトが辺りを見回すと人気の少ない公園だった。
フェイト「ねぇ、優希はここにいるの?」
フェイトが白猫に話しかけると…
白猫?「…何で僕を捜してるの?」
フェイト「えっ!?」
カッ!
白猫が光ると、光は人の形になり中から青年の優希が出て来た。
フェイト「優希!」
優希「何で捜してるの?」
フェイト「みんな心配してるよ?戻ろう?」
優希「戻らない」
フェイト「どうして!?」
フェイトは優希の返答に納得がいかず優希に詰め寄った。
優希「誰も信じてくれなかった…」
フェイト「そ、それは…」
優希「だから戻らない」
優希はフェイトから離れて去ろうとするが…
フェイト「待って!なのはに会って…」
優希「会う気ない」
フェイト「そんな!?」
優希「もう行く」
フェイト「優希!」
優希「じゃあね、フェイ姉…」
優希はそのまま歩いて何処かへ消えた。
フェイト「優希…」
フェイトも優希を止める事が出来ずに見送った。
はやて「そっか…」
フェイト「はやて、ごめん…優希を説得出来なかった」
フェイトは先程の優希との接触の事を話した。
はやて「フェイトちゃんの所為やあらへん。ウチらにも責任はあるんやから…」
アリサ「そうよ、それにまた捜せばいいわよ」
すずか「だから気にしないで?」
はやて「今日は休んで明日から頑張ろ?」
すずか「そうだね、優希君を見つけてもう一度話さなきゃ!」
フェイト「そうだね、なのはの為にも」
アリサ「じゃあ明日から又頑張るわよ?」
4人「おぉ~!!」
4人は優希を捜すの一からやり直し、そして見つけ出す決意をした。
はやて「そう言えば気になってたんやけど…」
すずか「どうしたの?」
はやて「何時どうやって優希君と婚約したん?」
すずか「私達が十六になったときだよ」
アリサ「あぁ…それと優希の説得は、優希にドーナツを沢山貢いだのよ」
フェイト「それだけで!?」
アリサ「優希が理解する頃にはもう手遅れね」
はやて「桃子さんはどうやって?」
すずか「そっちは、【お母さんと呼ばせて下さい】ってストレートに」
はやて「そんなんあり!?」
アリサ「根回しもバッチリよ」
すずか「それに一夫多妻がある世界も見つけてあるしね」
ここでフェイトがある事に気付いた。
フェイト「でも婚約…解消されるんじゃ…」
アリサ、すずか「……ハッ!!」
はやて「残念やったね♪」
アリサ「ちょっと裏に行きましょ?は・や・て?」
すずか「たまには三人で【お話】しよう?」
はやて「フェイトちゃん!助け…」
シーン
既にフェイトは逃げ出していた。
はやて「誰か〜!?助けて〜!」
はやての悲しい叫びが六課に響き渡った。