魔法少女リリカルなのは  無限のストーリー   作:高町 優希

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第66話

なのは「ここが…」

 

 

フェイト「風見…」

 

 

はやて「バーベナ…」

 

 

アリサ「学園…」

 

 

すずか「大きいね…」

 

 

5人が驚いていると…

 

 

男子集団「待て~!!土見稟~!!桜井義之~!!」

 

 

稟「待つか!」

 

 

義之「全くだ!」

 

 

2人の男子が男子集団に追われている逆鬼ごっこを見た。

 

 

なのは「何…あれ?」

 

 

フェイト「さぁ?」

 

 

はやて「とにかく職員室に行こか?」

 

 

すずか「そうだね」

 

 

アリサ「行くわよ」

 

 

なのは達は職員室に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅女史「私が担任の紅薔薇撫子です。あなた方の事は神王様達から伺っています」

 

 

はやて「よろしくお願いします。後、私達は生徒になるので扱いは他の生徒と一緒に…」

 

 

紅女史「わかりました。では時間になったので教室に行くぞ」

 

 

なのは達「はい!」

 

 

麻弓「ビッグニュースなのですよ~!!」

 

 

麻弓が叫びながら教室に入って来た。

 

 

シア「どうしたの麻弓ちゃん?」

 

 

麻弓「転校生が来るのですよ!」

 

 

ネリネ「転校生ですか?」

 

 

楓「随分半端な時期ですね」

 

 

茜「うーん…訳ありかな?」

 

 

小恋「でも4月に転校は変だよ」

 

 

杏「私達が考えるだけ無駄よ。杉並は何か知ってるんじゃない?」

 

 

みんなが1人男子生徒を見た。

 

 

杉並「いや、今回は俺の情報網にも引っかからなかったのでな。俺にもわからん」

 

 

ななか「それで転校生は男子?それとも女子?」

 

 

ななかが麻弓に聞くと…

 

 

麻弓「転校生は「女子だね!!」…」

 

 

緑葉「俺様の美少女センサーが反応している!しかも極上だね!!」

 

 

茜「麻弓ちゃんそうなの?」

 

 

麻弓「残念ながら当たりなのですよ~」

 

 

麻弓達が話していると…

 

 

ガラガラ

 

 

紅女史「全員席つけ~!座らない奴は校庭50週だぞ?」

 

 

紅女史が入って来たと同時に生徒達は座り…

 

麻弓「なっちゃん!早く転校生を!!」

 

 

紅女史「全く、もう広まっているのか…緑葉!」

 

 

緑葉「何ですか紅女史?」

 

 

紅女史「騒いだらわかっているな?」

 

 

緑葉「安心して下さい紅女史!」

 

 

紅女史「ハァ…よし入って来い」

 

 

ガラガラ

 

 

男子生徒達「おぉ~!」

 

 

なのは達が入って来ると歓声が上がり、「春が来た~!」「女神だ~!」とか騒ぎ出した。

 

 

紅女史「静かにしろ~!」

 

 

シ~ン

 

 

紅女史の一言で生徒達は静かになった。

 

 

紅女史「よし、自己紹介をしろ」

 

 

なのは達が一歩前にでて…

 

 

なのは「高町なのはです」

 

 

フェイト「フェイト・T・ハラオワンです」

 

 

はやて「八神はやてです」

 

 

アリサ「アリサ・バニングスよ」

 

 

すずか「月村すずかです」

 

 

なのは達「よろしくお願いします」

 

 

男子生徒達「お願いされちゃいま~す!!」

 

 

杏「馬鹿ばかりね」

 

 

緑葉「お嬢さん方、俺様と…」

 

 

緑葉がなのは達に近づくと…

 

 

紅女史「麻弓」

 

 

麻弓「はいなのですよ~♪エビフリャ~」

 

 

緑葉「グェ…」

 

 

緑葉は麻弓のロープで簀巻きにされ、なのは達は唖然と見ていた。

 

 

紅女史「一限目は私の時間だが自習にする。麻弓、杉並、後は任せるが騒ぐなよ?」

 

 

麻弓「お任せなのですよ」

 

 

杉並「了解した」

 

 

紅女史は教室を出て行き…

 

 

麻弓「さぁ、質問タイムなのですよ~♪」

 

 

こうして麻弓の質問責めが始まった。

 

 

昼休み。なのは達は土見ラバーズ、桜井ラバーズと屋上で一緒に昼食を食べていた。

 

 

土見ラバーズ「稟(君、様、ちゃん)ア~ン」

 

 

稟「……」

 

 

桜井ラバーズ「義之(君、弟君、兄さん)ア~ン」

 

 

義之「……」

 

 

なのは「えっと…」

 

 

はやて「凄い光景やね…」

 

 

なのは達が驚いていて…

 

 

緑葉「稟、義之。殴っていいかい?床が赤く染まる程激しく!」

 

 

稟、義之「断る!!」

 

 

緑葉の嫉妬が全開になっていた。

 

 

麻弓「そう言えばなのはちゃん達に一つ聞き忘れてたのですよ」

 

 

なのは「なに?」

 

 

麻弓「ズバリ、彼氏はいるのですか!?もしくは好きな人!」

 

 

麻弓が聞いた瞬間…

 

 

ピシッ!

 

 

場の空気が凍った。

 

 

なの、はや、アリ「……」

 

 

緑葉「麻弓どうする気だい!?」ボソボソ

 

 

麻弓「私もこんな空気になるとは予想してなかったのですよ~(泣)」ボソボソ

 

 

フェイト「えっと」

 

 

すずか「みんな元気出して、ね?」

 

 

フェイトはフォローに困り、すずかは元気付けようとしていた。すると…

 

 

ドーーン!!

 

 

なのは達「!?」

 

 

校庭で爆発がおきた。

 

 

なのは「なに!?」

 

 

なのは達が校庭を見ると数十体のガジェットがいた。

 

 

フェイト「はやて!」

 

 

はやて『あかん!今のウチらじゃ何もでけへん。他の生徒達だけでも避難させるんや!』

 

 

はやてがなのは達に念話で指示を出していると…

 

 

紅女史『全校生徒に告ぐ、速やかに体育館に避難しなさい!』

 

 

紅女史が放送で生徒達に呼びかけるが…

 

 

はやて『駄目や、避難が間に合わん…何とかせんと』

 

 

はやてが悩んでいると…

 

 

すずか『はやてちゃん、私が時間を稼ぐよ』

 

 

はやて『すずかちゃん何言うてんの!?デバイスが無いと…』

 

 

すずか『デバイスならあるよ』

 

 

すずかはウンディーネを見せた。

 

 

アリサ『ちょっとすずか!?何でウンディーネを持ってるのよ!!』

 

 

すずか『昨日優希君に会ってもう一度貰ったの』

 

 

なのは『ユウに会ったの!?』

 

 

すずか『うん、詳しい事は後で話すね?はやてちゃん!』

 

 

はやて『わかった、無理せんといてな?』

 

 

すずか『うん』

 

 

すずかは走り出し…

 

 

すずか「ウンディーネ、セットアップ!」

 

 

ウンディ「はい、すずか様」

 

 

すずかはバリアジャケットを纏いガジェットに向かっていった。

 

 

すずか「アクアシューター!」

 

 

すずかは校舎を守りながらガジェットを撃墜しているが数が多い為苦戦していた。

 

 

ガジェット「……」

 

 

ビュン!ビュン!

 

 

すずか「ッ!?ウンディーネ、セカンドフォーム!」

 

 

ウンディ「了解」

 

 

すずかはウンディーネを薙刀に変え近づいてきたガジェットを切っていた。

 

 

 

 

稟「あれは一体?」

 

 

緑葉「あれは確か管理局のデバイスのはずだよ」

 

 

義之「デバイス?」

 

 

緑葉「魔法の補助をする武器みたいな物だよ」

 

 

麻弓「でもどうしてすずかちゃんが?」

 

 

緑葉「それは俺様に聞くより…」

 

 

緑葉はそう言うとなのは達を見た。

 

 

なのは「はやてちゃん…」

 

 

はやて「みんな、後で説明するから今は…」

 

 

避難してと言おうとしたが…

 

 

ドーーン!!

 

 

校庭で爆発がおきた。

 

 

シア「あれ!」

 

 

シアが指差した方を見ると…

 

 

すずか「ッ…」

 

 

ボロボロになったすずかが膝を着いており、右足から血を流していた。

 

 

アリサ「すずか!」

 

 

すずか「ウンディーネ、まだいける?」

 

 

ウンディ「私は平気ですがすずか様が…」

 

 

すずかは立つことが出来ず、ガジェットがすずかを包囲して…

 

 

ドーーン!!

 

 

ビームを放った。

 

 

フェイト「すずか!!」

 

 

フェイトが叫び皆が校庭を見ると煙りが晴れ、すずかがいた所に黒い半球体があった。

 

 

ネリネ「あれは一体?」

 

 

皆が見ていると…

 

 

バサッ!

 

 

優希「……」

 

 

なのは達「!!」

 

 

黒い半球体は中から出てきた優希のマントになり、すずかを守った。

 

 

すずか「優希…君?」

 

 

優希「すず姉…大丈夫?」

 

 

すずか「助けてくれたの?」

 

 

優希「……」コク

 

 

優希は頷くと周りを見て…

 

 

優希「うじゃうじゃ…」

 

 

8、1、9、OK

 

 

1、0、7、OK

 

 

電子手帳を取り出し番号を入力した。

 

 

優希「すず姉、立てる?」

 

 

すずか「ちょっと無理かな…」

 

 

優希「ルネ」

 

 

ルネ「はい」

 

 

すずかの状態を見て優希はルネに話し掛けた。

 

 

優希「ここお願い」

 

 

ルネ「わかりました」

 

 

ルネは返事をするとガジェットに向かっていった。

 

 

優希「……」

 

 

カッ!

 

 

優希「リナ、朱雀フォーム」

 

 

リナ「うん♪」

 

 

すずか「えっ!?キャッ///」

 

 

優希は本来の姿になりリナとユニゾンすると、すずかをお姫様抱っこし校舎の屋上に飛んでいった。

 

 

スタッ

 

 

すずか「ありがとう、優希君」

 

 

アリサ「すずか!!」

 

 

優希がすずかを下ろすとアリサ達が近寄った。

 

 

なのは「ユウ…」

 

 

なのはは優希に近寄るが何て声かけたらいいのか悩んだ。

 

 

優希「ガジェットは引き受ける」

 

 

優希がそう言うと…

 

 

はやて「!!優希君危ない!」

 

 

ガジェットが優希に迫っていた。が…

 

 

ガガガガガガ!

 

 

ドーーン!!

 

 

ビュン!

 

 

破壊され黒い物体が通り過ぎていった。

 

 

なのは「何…今の?」

 

 

優希「…ソニックファルコン」

 

 

なのは「ソニックファルコン?」

 

 

優希が校庭を見ると、ロードチェイサーも来ておりルネと一緒にガジェットと交戦していた。

 

 

優希「……」

 

 

カチャ

 

 

優希は朱雀銃を合わせて…

 

 

優希「ルネ!チェイサー!」

 

 

ドン!

 

 

ドォーーン!!

 

 

ルネ達が離れたのを確認すると優希は砲撃を放ちガジェットを一掃した。

 

 

優希「リナ、解除」

 

 

カッ!

 

 

優希はユニゾンを解除し小さい姿になった。

 

 

優希「……」

 

 

優希は踵を返し帰ろうとしたが…

 

 

なのは「ユウ待って!」

 

 

なのはが呼びとめた。

 

 

優希「……」

 

 

優希は一度なのはを見るが、再び歩き出した。が…

 

 

なのは「ユウ!」

 

 

ギュッ!!

 

 

なのはは膝を着いて優希を抱きしめた。

 

 

なのは「ユウ、お願いだから待って…」

 

 

優希「……」

 

 

優希は振りほどこうとしたが…

 

 

ポタポタ

 

 

優希「!!」

 

 

優希は頬に当たった物を確認すると、なのはの涙だった。

 

 

なのは「ごめんね…ユウの気持ちを考えずに酷い事言ったよね…」

 

 

なのはの目から涙が零れ落ちていた。

 

 

優希「……」

 

 

優希はなのはの方を向き…

 

 

なのは「ユウ…?」

 

 

スッ

 

 

なのはの涙をすくった。

 

 

優希「…泣かないで」

 

 

なのは「…ユウ」

 

 

ギュッ

 

 

なのはは優希を抱きしめた。

 

 

ルネ「マスター」

 

 

優希「ルネ」

 

 

なのはが優希を抱きしめていると、ルネが戻ってきた。

 

 

ルネ「仲直り出来たみたいですね」

 

 

優希「コク」

 

 

優希は頷き…

 

 

優希「なの姉」

 

 

なのは「なに?」

 

 

優希は両手を上げた。

 

 

なのは「うん、わかった♪」

 

 

なのはは優希を抱っこし皆の方に向かった。すると…

 

 

神王「シア~!!」

 

 

魔王「ネリネちゃ~ん!!」

 

 

両王が屋上にやってきた。

 

 

シア、ネリネ「お父(様、さん)!?」

 

 

神王「大丈夫か!?」

 

 

魔王「巨大な魔力を感じて飛んできたんだよ!」

 

 

シア「えっと…」

 

 

ネリネ「その…」

 

 

稟「2人ともどうしたんだ?」

 

 

シア「えっと稟君達はわからないと思うけどね?あの子が大きくなった時にね…」

 

 

ネリネ「魔力がものすごく大きくなったんです」

 

 

義之「それってどれ位にだ?」

 

 

義之が聞くと…

 

 

ネリネ「リムちゃんより遥かに高いです…」

 

 

なのは達を除く全員「!?」

 

 

魔王「だから私たちが来たんだよ」

 

 

そう言うと両王は優希を見た。

 

 

優希「……」

 

 

なのは「えっと…」

 

 

魔王「詳しい事は帰ってから聞こうか?学校がこれではね?」

 

 

校庭は所々に穴が空いており、その日は途中で下校になった。

 

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