魔王「さて、まずは彼女達について話すよ」
魔王の屋敷に着いたメンバーはテーブルに座り、魔王は稟達を見て話し出した。
魔王「まず彼女達は時空管理局の人達だよ」
稟「何でそんな人達がここに?」
神王「それは稟殿達を守る為だ」
稟「な!?何でですか!?」
魔王「それは稟ちゃんが両世界の王候補だからだよ。それを良く思わない連中が稟ちゃんを狙う可能性が高いんだよ」
稟「……」
稟は自分の知らない所でそんな事になっているとは思わなかった。
魔王「さて、なら次は君について聞きたいんだけど?」
両王は優希を見た。
なのは「この子は高町優希。私の弟です」
楓「なのはちゃんの弟何ですか?」
なのは「うん」
なのははそう言うと膝の上で座っている優希を撫でた。
魔王「その子の魔力がかなり高いのは何故だい?普通では有り得ない高さだよ?」
なのは「えっと…」
なのはが説明に悩んでいると…
優希「無限の魔力…」
神王「無限の魔力だと!?」
魔王「凄いじゃないか!!」
両王は驚き驚愕した。そして魔王は優希にある提案を出した。
魔王「良かったら少し体を調べさせてくれないかい?」
カチャ
魔王が言い終わった瞬間、優希はフリーダムを構えルネとリナが優希の左右に出てきた。
神王「どう言うつもりだ?」
ルネ「マスターを実験の対象にはさせません」
魔王「そんな事はしないよ。ただ少しデーターが欲しいだけだよ」
リナ「そんな事させない。優希ちゃんにそういう事をする気なら…」
カッ!
ルネはケルベロス形態になり、リナもバリアジャケットを纏った。
なのは「ちょっと2人とも!?」
優希はなのはに捕まり立てずにいた。
ルネK「どうしますか?」
魔王「わかった、そこまで嫌がるという事は訳があるみたいだね…悪かったね」
魔王は謝り、優希もフリーダムをしまった。
魔王「話しはここまでにしようか?」
魔王がそう言うと、麻弓が突然…
麻弓「難しい話は終わりにして歓迎会をするのですよ~!!」
…と言い出した。
樹「麻弓、急に何を言い出すだい?」
麻弓「なのはちゃん達の歓迎会をまだやってないのですよ~!!」
麻弓の一言から歓迎会と言う名の宴会が始まった。
両王「ア~ハッハッハッハ」
両王は既に出来上がっていた。
楓「稟君、大丈夫ですか?」
小恋「義之も大丈夫?」
稟「大丈夫だよ…」
義之「大丈夫だ…」
2人は両王に飲まされてグロッキーになっていた。
音姫「かわいいね?私は朝倉音姫って言うの。よろしくね」
優希「……」
なのは「ほらユウも挨拶して?」
なのはが優希を前に出そうとしたが、後ろに隠れて出て来なかった。
茜「ほら出ておいで~?」
茜もしゃがんで呼ぶが出てこなかった。
フェイト「優希、おいで~♪」
優希「……」コク
優希はフェイトに呼ばれるとフェイトに抱きつき、抱っこされた。
フェイト「ほら優希大丈夫だから、ね?」
フェイトも優希に他の人に馴れさせる為に、優希を抱っこしたまま音姫と茜に近寄った。
優希「……」
優希は恐る恐る音姫の頬に触った。
フェイト「ね?大丈夫でしょ?」
優希「……」コク
フェイトが優希を下ろすと、優希は音姫に近づいて…
優希「……」
両手を上げた。
音姫「えっ?」
音姫が困っていると…
なのは「音姫さん、それは優希が触ってもいいって合図なんです」
音姫「いいの?」
優希「……」コク
音姫は優希に確認し、抱っこした。
音姫「軽~い♪しかも抱き心地いい♪」
茜「音姫先輩いい~な~…」
優希「……」
優希は茜を見ると、両手を茜に向けた。
茜「いいの!?」
音姫「はい、花咲さん」
音姫は優希を茜に渡した。
茜「や~ん、かわいい///」
優希「!?」バタバタ
杏「茜、苦しがっているわよ」
茜「あ!ごめんね?」
優希「……」コク
茜は強く抱きしめたのを謝った。
渉「くそ~!?羨ましいぞ」
樹「全くだね」
2人の変人が優希を羨ましく見ていた。
杏「見ちゃ駄目よ」
優希「……」コク
優希が頷くと…
茜「かわいい///」ナデナデ
優希の頭を撫でた。
リナ「優希ちゃ~ん♪はい♪」
リナが紙袋を優希に渡し、優希が中を見るとドーナツが入っていた。
優希「♪♪♪」
女性陣「///」
優希が満面の笑顔で食べ始め、女性陣は顔を赤らめていた。
なのは「ユウ、おいで」
優希「……」
優希は茜から離れてなのはの所に戻った。
稟「そろそろ終わりにしないか?」
義之「そうだな、明日も学校あるしな」
2人が言うと周りも納得し片付けを始め解散となった。
はやて「シグナム、どやった?」
なのは達は帰って来ると会議を始めた。
シャマル「島全体に魔力が感知されるので場所が特定出来ないんです」
はやて「そっか、そうなると難しいな…」
ヴィータ「はやて達の方はどうだった?」
フェイト「こっちは…」
フェイトはガジェットが襲撃してきた事を話した。
シグナム「やはりデバイスが無いと…」
デバイスが無い事にシグナムが悩んでいると…
アリサ「優希、私にイフリートを渡して」
優希「……」プイ
アリサの言葉に優希は拒否を示した。
アリサ「すずかに渡せて私には渡せないの!?」
優希「……」コク
アリサの言葉に優希は頷いた。
アリサ「なっ!?」
すずか「落ち着いてアリサちゃん」
アリサ「ならいいわよ!アンタ何か知らないから!!」
アリサは怒り、部屋を出て行った。
すずか「待ってアリサちゃん!!」
すずかも追いかけて行った。
すずか「アリサちゃん待って!」
アリサ「何よ!!」
アリサは止まりすずかを見た。
すずか「今のはアリサちゃんが悪いよ」
アリサ「はぁ!?何でよ!?」
すずか「優希君に謝った?」
アリサ「!!」
アリサはすずかに言われ、優希に謝っていない事に気付いた。
はやて「優希君、アリサちゃんにデバイスを渡してもらえへん?」
優希「……」フルフル
なのは「でもどうしよう、又何時ガジェットが襲って来るか…」
なのはがそう言うと…
ティアナ『八神部隊長』
ティアナから通信が入った。
はやて「ティアナ、どうしたん?」
ティアナ『実はデバイスのメンテナンスが終わったんですが、そちらに行くのに次元航行出来る艦が無いんです…』
はやて「な!?どう言う事や?」
はやては大きな事件がおきたのか気になった。
ティアナ『メンテンスやら事件の為に一隻も無いんです…』
はやて「わかった、兎に角来れるようになったら直ぐこっち向かって来れる?」
ティアナ『わかりました』
ティアナからの通信が切れた。
はやて「弱ったな~…」
ヴィータ「どうするのはやて?」
はやて「取りあえず現状で頑張るしかないな」
はやてがそう言うと…
優希「……」クイッ
なのは「なに?」
優希「出かける」
なのは「もう夜だよ?どこに行くの?」
優希「秘密、ルネ」
ルネ「はい、転移します」
優希は転移して消えた。
なのは「ユウ?」
なのは達は解らず見送った。