魔法少女リリカルなのは  無限のストーリー   作:高町 優希

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第68話

-???-

 

 

シュン

 

 

優希はルネと一緒に暗い部屋に転移してきた。

 

 

優希「…ラン」

 

 

ラン「優希様!お呼びですか♪」

 

 

優希が呼ぶと部屋が明るくなり1人の女性が出て来た。

 

 

リナ「ランちゃんひっさ~♪」

 

 

ラン「これはリナお姉様、お久しぶりです」

 

 

ルネ「元気にしてましたか?」

 

 

ラン「はい、ルネお姉様もお元気そうで」

 

 

優希「ラン、動ける?」

 

 

ラン「はい、優希様の御命令とあれば何時でも。どちらに向かわれますか?」

 

 

ルネ「管理局の本局まで行ってもらいたいのです」

 

 

ラン「かしこまりました。では優希様。御命令を」

 

 

優希「エタニティ、発進」

 

 

ラン「了解しました。発進します」

 

 

優希が声をかけると部屋が揺れ動き、巨大な戦艦が発進した。

 

 

-四時間後-

 

 

ティアナ「さて弱ったわね?」

 

 

スバル「でも何時行けるかわかんないよ?」

 

 

エリオ「何か方法があれば良いんですけど…」

 

キャロ「あれ?ギンガさん?」

 

 

FW陣が話しているとギンガが慌てた様子でやって来た。

 

 

スバル「ギン姉どうしてここに?」

 

 

ギンガ「捜査資料を届けに来たんだけど、それ所じゃ無くなったのよ」

 

 

ティアナ「何かあったんですか?」

 

 

ギンガ「所属不明の戦艦が本局の直ぐそばで止まっているの」

 

 

スバル「戦艦?」

 

 

エリオ「何でそんなのが?」

 

 

皆が話していると…

 

 

ギュッ

 

 

ギンガ「キャッ!?」

 

 

ギンガの背中に何かくっ付いた。

 

 

ギンガ「な、何!?」

 

 

キャロ「優希さん!?」

 

 

キャロがギンガの背中を見ると優希がいた。

 

 

優希「……」

 

 

ティアナ「何で優希がここにいるの?」

 

 

スバル「ほら優希離れて?」

 

 

スバルはギンガの背中から優希を引き剥がし、抱っこした。

 

 

エリオ「優希さんが何でここに?」

 

 

優希「迎えに来た」

 

 

ティアナ「迎えに?」

 

 

優希「……」コク

 

 

スバル「でもどうやって?管理局の艦は無いんだよ?」

 

 

優希「…自分の」

 

 

優希の発言に…

 

 

ティアナ「優希、もしかして所属不明の艦ってまさか…」

 

 

優希「……」コク

 

 

ティアナ「やっぱり…」

 

 

ティアナは自分の感が当たり、頭を抑えた。

 

 

ティアナ「兎に角ここから離れた方が良さそうね」

 

 

スバル「そうだね、優希何とか出来る?

 

 

優希「……」コク

 

 

優希は頷くと…

 

 

優希「ルネ、転移」

 

 

ルネ「はい、マスター」

 

 

ルネが返事をすると優希達は転移した。

 

 

シュン

 

 

エリオ「ここは?」

 

 

優希「戦艦の中…」

 

 

キャロ「中ですか?」

 

 

エリオ達が優希に聞いていると…

 

 

ギンガ「何で私まで?」

 

 

 

ギンガも連れて来られた。

 

 

優希「戦力」

 

 

ギンガ「えっ?」

 

 

ギンガが聞こうとしたが…

 

 

優希「ラン…」

 

 

ラン「はい、優希様♪」

 

 

ギンガ、FW陣「!?」

 

 

ギンガとFW陣は見知らぬ女性が突然現れたのに驚いた。

 

 

優希「帰る」

 

 

ラン「かしこまりました、エタニティ発進します」

 

 

エタニティは本局から離れ、地球に戻って行った。

 

 

-優希邸-

 

 

なのは「う~…」

 

 

すずか「眠いよ~…」

 

 

アリサ「アンタ達ずっと起きてたの?」

 

 

なのは「ユウが帰って来ないんだよ!?」

 

 

すずか「心配で寝てられないよ…」

 

 

はやて「完全な姉馬鹿やね…そう言えばフェイトちゃんはどうしたん?」

 

 

はやてが周りを見ると…

 

 

フェイト「シグナム放して!」

 

 

シグナム「落ち着けテスタロッサ!!」

 

 

フェイト「優希が誘拐されたかもしれないんですよ!?」

 

 

ヴィータ「優希なら大丈夫だって!」

 

 

シャマル「ルネちゃん達も付いているんですから!」

 

 

シグナム達に取り押さえられていた。

 

 

はやて「あっちも重症やな…」

 

 

はやてが呆れていると…

 

 

シュン

 

 

優希「……」

 

 

優希がギンガとFW陣を連れて戻って来た。

 

 

なの、フェ、すず「優希(君、ユウ)!!」

 

 

ギュッ

 

 

なのは「何処に行ってたの心配したんだよ!?」

 

 

優希はなのはに抱き締められた。

 

 

優希「連れて来た」

 

 

優希はFW陣を指差した。

 

 

フェイト「連れて来てくれたの?」

 

 

優希「……」コク

 

 

なのは「ありがとうユウ」

 

 

ナデナデ

 

 

なのはは優希の頭を撫でているが、優希の一言に固まった。

 

 

優希「学校は?」

 

 

なのは達「…あっ!!」

 

 

なのは達が時計を見ると…

 

 

8時5分

 

 

なのは「遅刻~!?」

 

 

ドタバタドタバタ!!

 

 

なのは達は慌ただしく出て行き…

 

 

優希「……」

 

 

ギンガ「私はどうしたらいいの?」

 

 

FW陣はシグナム達と一緒に調査に向かい、ギンガは1人残されていた。

 

 

優希「……」

 

 

ギンガ「優希?」

 

 

優希は1人で部屋を出て行ったので、ギンガも後を追った。

 

 

優希「……」ゴソゴソ

 

 

優希はキッチンに着くと冷蔵庫をあさりだした。

 

 

ギンガ「優希お腹空いたの?」

 

 

優希「……」コク

 

 

ギンガ「ちょっと待ってね?」

 

 

ギンガは冷蔵庫の中を見ると…

 

 

ギンガ「う~ん、チャーハン位なら作れるから食べる?」

 

 

優希「……」コク

 

 

ギンガ「ちょっと待ってて。すぐに作ってあげるから」

 

 

ギンガはそう言うと材料を取り出し、料理を始めた。

 

 

優希「……」

 

 

優希も椅子に座り大人しく待っていた。

 

 

ギンガ「はい、どうぞ」

 

 

ギンガはチャーハンを優希の前に置いた。

 

 

優希「……」

 

 

優希は手を合わせて食べ始めた。

 

 

優希「……」

 

 

ギンガ「ねぇ優希、どこに行くの?」

 

 

食事を終えた優希は商店街をルネに乗り歩いていた。

 

 

優希「……」

 

 

優希が服屋を指差した。

 

 

ギンガ「服屋さん?」

 

 

優希「……」コク

 

 

優希は頷くとギンガに財布を差し出した。

 

 

ギンガ「えっ?」

 

 

ギンガが戸惑っていると…

 

 

ルネ「ギンガ様は変えの服が無いのでそのお金で用意して下さい」

 

 

ギンガ「えっ、でも…」

 

 

ギンガは断ろうとするが…

 

 

優希「こっちのお金ある?」

 

 

ギンガ「あっ…」

 

 

ギンガは優希に言われ、こちらの世界のお金を持っていない事に気付いた。

 

 

ルネ「そういう事ですから使って下さい」

 

 

ギンガ「うん、ありがとう」

 

 

ギンガは優希にお礼を言うと店の中に入って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギンガ「ありがとう優希」

 

 

ギンガは一時間程見て何着か洋服を買った。

 

 

優希「……」コク

 

 

優希が返事をすると…

 

 

ルネ「マスター、戦闘反応がありますが?」

 

 

優希「……」

 

 

ギンガ「戦闘反応!?」

 

 

ギンガに緊張が走り…

 

 

優希「…様子見る」

 

 

ルネ「わかりました、取りあえず目視出来る所まで向かいます」

 

 

ギンガ「私も!」

 

 

ギンガもルネを追って走り出した。

 

 

ルネ「マスター、あちらです」

 

 

ルネは近くの山林に着き、ギンガも一緒に見ると、戦闘していたのはシグナム達とFW陣がガジェットと戦闘していた。

 

 

ギンガ「ねぇ優希?何かおかしくない?」

 

 

ギンガは戦闘を見ると違和感を感じた。

 

 

優希「一体ずつ…」

 

 

ギンガ「一体ずつ?」

 

 

ルネ「FW陣がガジェットを一体ずつ相手をするなら分かりますが、シグナム様達も一体ずつ相手をするのは変ですね?」

 

 

ギンガ「!?そっか!!」

 

 

ルネに言われ、ギンガも違和感に気付いた。

 

 

ルネ「どうしますか?」

 

 

優希「データ取る」

 

 

優希の発言に…

 

 

ギンガ「助けないの!?」

 

 

優希「大丈夫…」

 

 

ギンガ「でも!!」

 

 

ルネ「苦戦はすると思いますが大丈夫ですよ」

 

 

ギンガ「わかった…」

 

 

ギンガも優希を信じ、見守る事にし…

 

 

優希「……」

 

 

優希はデータを取り続けた。

 

 

ギンガ「あ!優希、終わったよ」

 

 

戦闘が終わり、シグナム達とFW陣は座り込んでいた。

 

 

優希「帰る」

 

 

ルネ「はい」

 

 

優希は帰り出した。

 

 

ギンガ「優希!?」

 

 

ギンガも優希追って行った。

 

 

シグナム「…以上です。主はやて」

 

 

はやて「そっか、でも良かった。シグナム達が無事で」

 

 

シグナムはガジェットとの戦闘の事を報告した。

 

 

ヴィータ「だけどはやて?アタシ達でも倒すのに苦戦したんだ。FW陣には…」

 

 

はやて「そやね、でもここで戦力を削ったら、相手の思うつぼやし…」

 

 

はやては今のままでは力が足りない事に頭を悩ませていた。

 

 

フェイト「そうだ!優希、【あの】カートリッジ無い!?」

 

 

優希「…ある」

 

 

フェイト「本当?そしたら…」

 

 

優希「でも無理」

 

 

フェイト「えっ?」

 

 

優希の発言にフェイトは戸惑った。

 

 

優希「意味ない…」

 

 

なのは「どう言う事?」

 

 

リナ「皆が強くならないとカートリッジを変えても同じって言いたいんだよね?」

 

 

優希「コク」

 

 

優希はリナの説明に頷いた。

 

 

はやて「せやけど…」

 

 

全員が悩んでいると…

 

 

優希「なの姉」

 

 

なのは「なにユウ?」

 

 

優希は歩き出し…

 

 

カチッ

 

 

優希が壁を触ると壁が開き階段が現れた。

 

 

優希「付いて来て」

 

 

優希は階段を降りていき、なのは達も付いて行った。

 

 

なのは「ユウここは?」

 

 

優希「訓練所」

 

 

なのは達が階段を降りると広い空間に出た。

 

 

優希「これ」

 

 

フェイト「これは?」

 

 

優希はなのは達に1人ずつに4つのリングを渡した。

 

 

優希「手足」

 

 

リナ「皆それを手足に着けて」

 

 

なのは達はリナに言われた通りにリングを着けた。

 

 

リナ「皆にはこれから魔力を込めてコントロールする訓練をしてもらうね」

 

 

シグナム「具体的には何をするのだ?」

 

 

リナ「優希ちゃん」

 

 

優希「……」

 

 

優希は皆から離れた所で止まった。

 

 

リナ「皆にはこれから優希ちゃんを捕まえてもらうね」

 

 

ヴィータ「ハァ?」

 

 

シグナム「それが何の訓練になるのだ?」

 

 

ルネ「それはマスターを捕まえてもらえばわかります」

 

 

スバル「よ~し!」

 

 

そう言うとスバルが走り出した。が…

 

 

スバル「!?」

 

 

ドサッ!

 

 

スバルが突然転んだ。

 

 

ティアナ「スバル!?」

 

 

エリオ「スバルさん!?」

 

 

ティアナ達がスバルに近付いたが…

 

 

ティアナ達「!?」

 

 

ティアナ達も転んだ。

 

 

なのは「一体何が?」

 

 

リナ「皆も行ってみるとわかるよ。何がおきているか」

 

 

リナに言われなのは達もスバル達に近付いた。すると…

 

 

なのは達「!?」

 

 

なのは達も地面に倒れた。

 

 

なのは「な、何これ!?重い」

 

 

シグナム「どうなっているのだ!?」

 

 

なのは達が混乱していると…

 

 

リナ「じゃあ頑張ってね~♪」

 

 

リナはそう言うと優希のペンダントに戻って行った。

 

 

ヴィータ「おい!どうするのか説明していけ!!」

 

 

ヴィータが怒鳴ると…

 

 

優希「説明してある」

 

 

優希が答えた。

 

 

フェイト「説明してある?」

 

 

フェイトは考え込むと…

 

 

なのは、フェイト、はやて、ギンガ「!!」

 

 

一部の人間は気付くと立ち上がった。

 

 

優希「……」

 

 

タッ!

 

 

優希はそれを見ると逃げ出した。

 

 

フェイト、ギンガ「待って!!」

 

 

フェイトとギンガは優希を追いかけ…

 

 

はやて「皆リングに魔力を込めてみて」

 

 

はやてに言われ皆もリングに魔力を込めると軽くなり立ち上がった。

 

 

優希「……」

 

 

なのは達「待って(待て、待ちなさい)~!!」

 

 

なのは達が四方八方から優希を捕まえようとするが捕まらなかった。

 

 

フェイト「速い…」

 

 

なのは達が優希を捕まえるのに苦戦していると…

 

 

ルネ「今日はここまでにしましょう」

 

 

シグナム「なに?」

 

 

ルネ「続きは明日にしましょう」

 

 

ルネは訓練を中断した。

 

 

シャマル「何でですか?」

 

 

ルネ「なのは様達は明日も学校がありますから」

 

 

はやて「そやね、今日はここまでにして続きは明日にしよか」

 

はやての意見に皆も賛同しリングを外した。すると…

 

 

なのは達「!?」

 

 

なのは達は突然その場に座り込んだ。

 

 

ルネ「魔力を使い続けて体力も消耗しているのでゆっくり休んでください」

 

 

なのは達は頷きヨロヨロと立ち上がり部屋に戻って行った。

 

 

ルネ「マスターも部屋に戻りましょう」

 

 

優希「コク」

 

 

優希もリングを外してルネに乗った。

 

 

ルネ「では行きましょう」

 

 

ルネは優希を乗せ部屋に向かい優希と一緒に眠った。

 

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