-放課後、保健室-
なのは「失礼します」
なのは達は優希を迎えに保健室を訪れた。
なのは「ユウ?」
なのはがベットに近寄り声をかけると…
優希「……」モゾモゾ
優希は起きたがまだ眠そうだった。
フェイト「優希大丈夫?」
優希「……」コク
リナ「まだダメージが抜けてないみたいだね?体力もその所為で殆どないから眠たいんでしょ?」
優希「……」コク
優希は返事を返すが反応が鈍かった。
なのは「ほらおいで」
なのはは優希を抱き上げた。
なのは「家まで抱っこしてあげるから寝てていいよ?」
優希「……」コク
優希は頷くとなのはの腕の中で眠った。
なのは「♪~」
音姫「なのはちゃんご機嫌だね?」
はやて「多分優希君の寝顔を見れたのが嬉しいんやと思います」
ななか「もしかしてなのはちゃんって…」
アリサ「ブラコンよ」
ななかが控えめに聞いたが、アリサがバッサリ言い放った。
フェイト「なのは腕疲れない?代わるよ?」
なのは「平気だよフェイトちゃん」
フェイトも優希を抱っこしたいのか代わろう考えていたが…
親衛隊「「土見稟~!!桜井義之~!!」」
親衛隊が現れ皆の前に出てくるがその大声の所為で…
優希「……」
優希が目を覚ました。
なのは「ユウ!?寝てていいよ!」
優希「……」フルフル
優希は首を振るとなのはから降りた。
なのは「……」
優希「!?」
フェイト「優希?キャッ!?」
優希はなのはの顔を見た瞬間フェイトに抱きついた。
なのは「せっかくユウの寝顔が見れたのに!」
なのははバリアジャケットを纏い…
親衛隊「「撤退~!」」
なのは「ディバインバスター!」
ド~~ン!!
親衛隊「「ギャ~!!!!」」
親衛隊を壊滅状態にした。
はやて「シグナム今日はどやった?」
帰宅したなのは達は集まり会議をしていた。
シグナム「もうしわけありません…」
シャマル「島を広範囲に探しているけど見つからないの…」
はやて「そっか…地道に探すしかなさそうやね」
スバル「あの八神部隊長」
はやて「なんやスバル?」
スバル「高町教導官は?」
はやて「ちょっとな…」
フェイト「スバル、今は聞かない方がいいよ」
はやては目を背け、フェイトはスバルの質問を止めた。その頃なのはは…
なのは「ふぇ~ん!!はやてちゃんの馬鹿~!?」
親衛隊に魔法を使った為、大量の始末書を書いていた。
はやて「なんかいい方法があればええんやけど…」
すずか「ねぇ優希君、何かいいのない?」
優希「……」
ゴソゴソ
優希は電子手帳を取り出し、5、3、7、OKを押すと…
?「お呼びですかい旦那!!」
声がするとテーブルの上に機械のネズミが現れた。
フェイト「優希コレは?」
優希「チュウ太」
アリサ「チュウ太?」
優希「コク」
はやて「それでこのネズミをどうするん?」
リナ「この子達は探索に長けているの」
チュウ太「姐さん」
フェイト「この子達って事は他にもいるの?」
リナ「うん、一番から二十番までいて、チュウ太はその隊長なの」
はやて「ネズミの部隊なん?」
リナ「そう!名付けて…」
優希「探しマウス隊」
優希が名前を言った瞬間…
スパーン!!
はやて「ダジャレかい!!」
はやてはハリセンで優希の頭を叩いた。
優希「!?」
ダッ!
優希は頭を抑えて部屋を出て行った。
フェイト「皆逃げるよ!」
ティアナ「どうしてですか?」
すずか「優希君が向かったのはなのはちゃんの部屋の方だよ…」
サ~
全員の血の気が引き…
なのは「はやてちゃん、ちょっとお話ししようか?(黒笑)」
はやて「な、なのはちゃん落ち着こ?」
なのはがバリアジャケットを纏ってやってきた。
なのは「私は落ち着いてるよ?」
はやて「(アカン)フェイトちゃん助け…」
はやてが周りを見るが既に誰もいなくなっていた。シグナム達は残ろうとしたがフェイト達に連れていかれた。
はやて「みんなの薄情もの~!!」
はやての悲しい叫びだけが響いた。
なのは「ユウ、お願いね?」
フェイト「何かあったら連絡して?」
優希「……」コク
次の日、なのは達は探索の手伝いを優希に頼み学園に向かった。
優希「チュウ太」
チュウ太「へい旦那!後はあっしらにお任せくだせえ~」
チュウ太は子分?のネズミメカを従え探索を始めた。
優希「……」
優希も外に出掛けた。
リナ「優希ちゃんどうするの?」
ルネ「どちらに向かいますか?」
優希「……」
優希は指差しルネは優希を乗せて歩き出した。
優希「……」
優希は人気の無い場所までやってくると…
優希「出て来たら?」
優希の声に神族と魔族の男が現れた。
ルネ「私達に何か用ですか?」
神族「これ以上私達の邪魔をしないでもらえますか?」
魔族「まだ我らの邪魔をするなら…」
魔族の男は魔力玉を作り上げた。
優希「…リナ」
カッ!
優希は本来の姿になると同時にリナとユニゾンした。
優希「どうする?」
魔族「死ね!!」
ドーーン!
優希「もうやめたら?」
神族「クッ」
魔族「チッ」
結果は一目瞭然であった。魔法しか使わない神族、魔族は優希に勝てる方法はなかった。
神族「クッ、こんな子供に…」
魔族「しかし時間は稼げた」
ルネ「どう言う意味ですか?」
魔族「学園はもうすぐ吹き飛ぶ。結界を張り中で魔法具が爆発するようになっている」
優希「ルネ、後お願い」
ルネ「わかりました」
優希「リナ、朱雀フォーム」
リナ『うん♪』
優希は鎧を朱雀フォームに変えると学園に向かった。その頃学園では…
なのは「ディバインバスター!」
フェイト「サンダースマッシャー!」
はやて「フレースベルグ!」
すずか「アクアバスター!」
アリサ「ファイヤーバスター!」
ドーーン!!
結界を破壊しようとしていた。
フェイト「駄目、効いてない」
はやて「どれだけ頑丈やねん」
すずか「私達の魔法でも効かないなんて…」
なのは「どうする?」
フェイト「私達の力じゃ壊れそうにないし…」
はやて「そうなるとウチらだけじゃ…」
なのは達が話していると…
優希「アレ?」
リナ『うん、結界が張られてるね』
優希達が学園に着くと結界が張られておりモヤが掛かっていた。
優希「壊す」
ガシャン!
ドーーン!
優希は朱雀銃を合わせて撃ったが破壊出来なかった。
優希「リナ、中と連絡出来る?」
リナ『駄目、結界が邪魔しているみたい。どうする優希ちゃん?』
優希「リナ、玄武フォーム」
リナ『うん♪』
カッ!
優希は鎧を玄武フォームに変えると玄武アックスを振り下ろしながら落下していった。それを見ていたなのは達は…
なのは「ユウ!」
なのはが優希を呼ぶがなのはの声は届かなかった。
はやて「駄目やね、こっちの声は聞こえてないみたいや…」
すずか「優希君無理しないで…」
なのは達は優希に頼るしかなかった。
バチバチバチバチ!
優希「ッ!」
リナ『優希ちゃん無理しないで!予想以上に固いよ!』
優希が結界を破壊しようと玄武アックスで攻撃したが破壊出来なかった。
義之「今の音は!?」
なのは達が屋上で優希を見守っていると義之達がやってきた。
アリサ「今優希が結界を破壊しようとしている所よ」
アリサが稟達に説明した。
茜「優希君が?」
亜沙「それで優希ちゃんは?」
フェイト「向こうに」
フェイトが優希のいる方を指差し、稟達もその方向を見た。
優希「固い…」
リナ『玄武アックスでも駄目だね…』
優希「なら…」
優希はペンダントから月光を出した。
リナ『月光?』
優希「リナ、行くよ」
優希は再び結界に近づき月光を振り下ろし…
バチバチバチバチ!
優希「まだ!」
優希は月光に魔力を更に込めた。
バチバチバチバチ…ピシッ!ピシッ!
リナ『優希ちゃん!』
結界に罅が入ったが月光にも罅が入った。
優希「ッ~!!」
バリィン!
優希が力を込めると結界が壊れ、月光も砕け散った。
優希「……」
リナ『優希ちゃん、なのはちゃん達が向こうにいるよ』
優希「……」
優希はそのままなのは達の所に向かった。