アリサ「優希!ラン、ここは私達に任せて優希を追いかけなさい!」
ラン「了解しました!」
ランは優希を追いかけ…
はやて「ギンガとFW陣も一緒に追いかけて!」
ギ、FW陣「了解」
ギンガ達も優希を追いかけて行った。
なのは「私も!」
なのはも追いかけようとするが…
アリサ「アンタはダメよ」
なのは「アリサちゃん!邪魔しないで!」
アリサ「優希を追い詰めたのは誰!?少しは反省しなさい!」
なのは「でも…」
アリサ「優希の気持ちを考えないで失敗した事をアンタは忘れたの!?」
なのは「ッ!?」
なのはは以前優希がいなくなった時の事を思い出した。
すずか「優希君の事はラン達に任せて私達は休める所を探そう?」
フェイト「そうだね」
なのは達は再び休める所を探しだした。そして優希は…
優希「……」シュタ、シュタ
木の枝から枝えと飛び移って移動していた。
ラン「優希様!お待ち下さい!」
ランは見失わない様に優希を追いかけていた。
スバル「ティア!?このままじゃ見失っちゃうよ!!」
ティアナ「解ってるわよ!!スバルとギンガさんで先回りして!」
スバル「うん!」
ギンガ「ええ!」
スバルとギンガはウイングロードを展開して別々の方向に進んだ。
スバル「優希!」
優希「!?」
ギュッ
スバルが優希の前に出て捕まえたが…
優希「フ〜!」
バッ!
優希は身体強化でスバルから逃げ出すが…
ギンガ「甘い!」
ギュッ!
優希「!?」
すぐにギンガに捕まった。
ギンガ「大人しくして!」
優希「(怒)!」
ガブッ!
ギンガ「イタッ!?」
スバル「ギン姉!?」
ギンガ「大丈夫」
ギンガは優希に噛まれたままスバルに返事をし…
ギンガ「大丈夫、大丈夫」
ギンガは優希の頭を優しく撫で落ち着かせた。
優希「……」
優希はゆっくり噛むのを止めた。
ギンガ「大丈夫、優希が怖い事はしないから」
優希「・・・」ナデナデ
優希は落ち着いたのか噛み付いた所を撫でだした。
ティアナ「ギンガさん!」
ギンガ「優希を無事保護したから皆の所に戻りましょ?」
ティアナ「はい」
ラン「優希様こちらに」
ランが優希に手を伸ばすと…
優希「……」
優希はランの背中に周り右肩にもたれかかった。
ラン「では他の方々と合流しましょう」
ランは優希を肩に乗せて歩き出した。
優希「…アッチ」
優希は電子手帳を取り出しある方角を指差した。
ティアナ「優希、アッチに何かあるの?」
ラン「いえ、優希様はイフリート達の反応を探し場所を教えてくれたのです」
エリオ「凄いですね」
ラン「技術的なら管理局に負けません。むしろ勝ちますよ?」
ギンガ達「えっ…」
ギンガ達はランの発言に言葉を失った。
ラン「優希様、しっかり掴まっていて下さい」
優希「……」コク
優希が頷き、その後ろでは…
ティアナ「速いわよ!!」
キャロ「ハァハァハァハァ…」
ティアナ達が追い掛けていたが、キャロは既に息が切れていた。
優希「…ラン」
ラン「かしこまりました」
ランは返事をするとスピードを落とし歩き出した。
優希「大丈夫?」
キャロ「は、はい…大…丈夫…です」
ラン「優希様、他の方々の反応が止まっています。多分休憩しているのかと…」
優希「……」コク
ラン「では、今の内に追い付きます」
優希達は歩いて進み出した。
優希「?」
ラン「優希様?」
ギンガ「どうしたの?」
優希「……」
優希が指差す方向を見ると…
ラン「洞窟みたいですね」
優希「ラン」
ラン「はい、私が調べてまいりますので優希様は他の方々に合流して下さい」
優希「コク」
優希は頷きランから降りた。
ラン「では、行ってまいります」
ランは洞窟に向かい、優希達はなのは達の所に向かった。
優希「アリサ姉」
アリサ「優希、大丈夫?」
優希は合流するとすぐにアリサに近寄った。
優希「……」
なのは「ユウ…」
なのはは優希に近付いた。
なのは「ごめんね…お姉ちゃん…また…」
優希「……」
優希は浮かび上がり…
優希「…もうしない?」
なのは「うん…」
優希「約束」
優希は小指を差し出し…
なのは「うん、約束♪」
なのはも小指を出し指切りをした。
ラン「優希様」
優希「……」
洞窟を調べていたランが戻り…
ラン「洞窟内に危険性はありませんでした。あの場所なら皆様が休めると思います」
すずか「休める所が見つかったの?」
ラン「はい、あちらなら雨風を凌げると思います」
アリサ「ならそこに移動しましょ」
アリサの声に全員が立ち、ランを先頭に洞窟を向かった。
はやて「みんな大丈夫?」
全員「はい(うん、ああ)」
はやてが全員に不調が無いか聞くと…
くぅ~
優希「……」
優希の腹が鳴った。
すずか「お腹減ったの?」
優希「……」コク
フェイト「あっ…」
シグナム「どうしたテスタロッサ?」
フェイトが何かに気づき…
フェイト「食料がない…」
全員「!?!?」
フェイトの言葉に全員が固まった。
渉「ちょっ!?じゃあこれからどうするだよ!?」
杉並「落ち着け板橋」
樹「だけど食料がないのは問題だね?」
義之「だけどどうする?」
杉並「調達するしかあるまい」
稟「確かに…」
魔王「女の子達はここに残って男性が探しに行くのがベストかな?」
神王「だな、なら手分けして探すか?」
はやて「ウチらも二手に分かれて行動しよか」
はやての指示でスターズ分隊、はやて、リィン、ザフィーラが食料捜索班。ライトニング分隊、特務隊、ギンガ、シャマルが護衛に残る事になった。
優希「ルネ、リナ、ラン」
ル、リ、ラ「はい」
優希「二手…」
ルネ「わかりました。でしたら私とランで遺跡を探します」
優希「……」コク
リナ「私は優希ちゃんと一緒にいるね」
ルネ「頼みましたよ?ラン、私達も行きましょう」
ラン「はい、ルネお姉様」
ルネとランも遺跡を探しに向かい…
リナ「私達も行こう優希ちゃん?」
優希「……」コク
優希とリナも食料を探しに向かった。
優希「リナ…」
リナ「うん、これは食べれるよ♪」
優希「少ない」
リナ「そうだね、実はなっているのに数は少ないね?」
優希とリナは木の実を探しているがそんなに見つからず…
優希「他の所」
リナ「探そうか?」
場所を移動する事にした。
優希「……」
リナ「う~ん、こっちも無いのかな?」
優希は浮かびながら移動しリナは優希の頭に座っていた。
優希「無い」
リナ「うん、皆食べられちゃったのかな?」
優希達が移動して探したが見つからなかった。
リナ「あ、優希ちゃん!」
優希「?」
リナが優希の前に浮かび何処かを指差した。
優希「湖?」
リナ「そうみたい」
優希「行く」
リナ「うん♪」
優希はリナと一緒に湖に近づいた。
優希「魚」
リナ「釣るの?」
優希「捕る」
リナ「捕る?」
リナが優希と話していると…
はやて「優希君どないしたん?」
ザフィーラ「……」
はやてとザフィーラがやって来た。
優希「はやて姉」
優希は両手を上げて…
はやて「抱っこ?」
はやては優希を抱き上げ…
優希「リナ」
リナ「うん。はやてちゃん、優希ちゃんを抱き上げたままついて来て」
はやて「?ええけど…」
はやてはリナに言われた通りリナに付いて行った。
はやて「なぁリナ?」
リナ「何はやてちゃん?」
はやて「何するん?」
リナとはやては湖の上をゆっくり飛んで優希はキャットクローのワイヤーを湖に垂らしていた。
リナ「う~ん、優希ちゃんもういい?」
優希「コク」
リナ「じゃあはやてちゃん、岸に戻ろう♪」
はやて「?」
リナとはやては岸にいるザフィーラの下に戻り…
優希「はやて姉」
はやて「降りるん?」
優希「……」コク
はやては優希を下ろした。
優希「~!!」
すると優希はキャットクローのワイヤーを引いた。が…
優希「~~!?」
引けなかった。
はやて「引っ張っるんか?」
優希「……」コク
ザフィ「主、私が」
はやてが手伝おうとするとザフィーラが声をかけてきた。
はやて「お願いしてええか?」
ザフィ「はい」
ザフィーラは人型になりワイヤーを引っ張った。
バシャバシャバシャバシャ!
するとワイヤーが網の用に編んであり中に大量の魚がいた。
優希「……」
はやて「優希君?」
優希は網の中から小さな魚を逃がした。
優希「…戻る」
はやて「じゃあ行こか?」
優希達が戻ろうとした時…
キャロ『こちらライトニング4、人型の謎の生物に襲撃を受けてただいま交戦中。数は4体。救援をお願いします!』
キャロから全体通信がきた。
はやて「あかん!ザフィーラ、優希君!行くで!」
はやて達は急いで洞窟に向かった。その頃フェイト達は…
フェイト「ハッ!」
シュン!
シグナム「そこ!」
シュン!
アリサ「全然当たらないわね…」
フェイト「うん、私より速い…」
フェイト達はすずか、シャマル、エリオ、キャロに女性陣の守りを任せ謎の生物と交戦していた。
アリサ「それでどうする?」
シグナム「救援が来るまで時間を稼ぐしかないな…」
ギンガ「来ます!」
フェイト達「ッ!?」
ギンガの声に全員が再び謎の生物に向かった。
シュン!
フェイト「何!?カハッ!?」
シグナム「テスタロッサ!」
謎の生物は更にスピードを上げてフェイト達を襲いかかった。
シグナム「クッ!」
アリサ「この!!」
ギンガ「ッ!?」
シグナム達は相手が単調な動き方をしているので防ぐ事が出来ているがスピードが違い過ぎて攻撃を当てられずにいた。
アリサ「このままじゃジリ貧じゃない!!」
ギンガ「ですけど…」
シグナム「カウンターを狙うか?」
フェイト「もし外したらこちらが無防備になりますよ?」
シグナム「しかし他に方法は…」
フェイト達が作戦を練っていると…
「グルル…」
人型の生物達は唸り声を出し…
シュン!
フェイト「クッ…」
シグナム「ハッ!」
アリサ「この!!」
ギンガ「タァ!」
再びフェイト達に襲いかかり、フェイト達が反撃をするとそれを避けフェイト達から距離をとると…
謎の生物達「!?グルル~!!」
フェイト「何?」
シグナム「何かに警戒しているみたいだな…」
謎の生物達は突然フェイト達から目を離し森の方を警戒し始めた。
ギンガ「いったい…」
アリサ「イフリート!」
イフ「優希様が高速で接近しています!」
フェイト「優希?」
フェイトが聞いた瞬間…
シュン!
ガキィン!ガキィン!ガキィン!ガキィン!
フェイト達の前から生物達が消えてフェイト達の周りでは金属音が鳴り響いた後…
ザザ~!!
優希「……」
「グルル~!」
白虎フォームの優希が現れた。
優希「大丈夫?」
フェイト「うん」
「グルル~!!」
優希「……」
シュン!
優希が消えると敵も消えた。が…
ガキィン!ガキィン!
ドサッ~!!
優希が吹っ飛んで現れた。
シグナム「大丈夫か?」
優希「大丈夫」
優希は立ち上がった。
アリサ「優希、何か方法ある?」
優希「合図したら攻撃して」
フェイト「わかった」
優希「行く」
シュン!
ガキィン!ガキィン!ガキィン!ガキィン!
ドカッ!!
優希「今!」
優希は4体を空中に吹き飛ばすと姿を現した。
フェイト「ハァ~!!」
シグナム「ハッ!」
アリサ「フッ!」
ギンガ「タァ!」
空中に浮かんだ謎の生物達をフェイト達がトドメを刺した。
優希「……」
フェイト「優希?」
フェイトが優希に近付こうとしたら…
ドカッ!!
優希「!?」
フェイト「優希!?カハッ…」
シグナム「テスタロッサ!?」
優希とフェイトが突然吹き飛ばされた。
フェイト「いったい…」
優希「何かいる」
アリサ「何か?」
すると優希達の前に先程と同じ謎の生物がいた。
ギンガ「まだ…」
フェイト「さっきの4体より遥かに速い!!」
優希「リナ…」
リナ『なに?』
優希「【アレ】使う」
リナ『!?駄目だよ!?まだアレには武器が無いんだよ!!』
優希「フリーダムを使う」
リナ『わかったよ…』
アリサ「優希、アンタ又無茶する気じゃ…」
優希「違う。リナ、黄龍フォーム」
カッ!
優希は鎧を変えた。
フェイト「優希!?」
リナ『優希ちゃんの新しいフォームだよ♪そして…』
優希「ストームフォーム」
カッ!
優希は更にフォームを変えた。
シグナム「その姿は?」
優希「白虎フォーム強化版」
優希は答えると…
優希「リナ、行くよ」
カチッ
リナ『アクセル、スタート!!』
シュン!
ガキィン!ガキィン!ガキィン!
ギンガ「一体何が?」
アリサ「アクセルシステム。超高速戦闘が出来るシステムよ」
アリサが説明をしていると…
リナ『3、2、1、0!アクセル終了!!』
優希「……」
優希が姿を現すと人型の生物も姿を見せた。
フェイト「優希!?」
優希「不利」
シグナム「何?」
リナ『同じスピードで数は向こうが上。ちょっとまずいかな?』
ギンガ「何か方法がないの?」
優希「……」
ゴソゴソ
リナ『優希ちゃん?何を喚ぶの?』
優希「ソニックファルコン」
リナ『優希ちゃん…エタニティは海の中だよ?ソニックファルコンに水中は無理だよ…』
優希「なら…」
8、5、2、OK
リナ『ちょっと優希ちゃん!?』
優希「?」
リナは優希の押した番号に慌てた。
フェイト「どうしたのリナ?」
リナ『みんな…凄いのが来るよ…』
アリサ「凄いの?」
アリサが聞くと…
クェ~!!
シグナム「な!?」
ギンガ「……」
シグナムが驚き、ギンガは絶句していた。空から巨大なペンギン型ロボットが降りて来た。
アリサ「…優希、何これ?」
アリサは巨大なペンギン型ロボットを指差した。
優希「キャリーペンギン」
リナ『優希ちゃんが造った支援メカ運搬ロボットだよ…』
リナは疲れた声で説明した。
優希「キャリー、3番」
キャリー「クェ~」
キャリーペンギンが鳴くと腹の部分からソニックファルコンを発進させた。
優希「ファル」
優希がファルコンを呼ぶと…
カッ!
フェイト「ええ!?」
フェイトの鎧になった。
優希「フェイト姉さんも行く」
フェイト「私も!?」
リナ『大丈夫、ソニックファルコン達にもアクセルシステムが付いているよ』
フェイト「そうなの?」
優希「……」コク
カチッ
リナ『アクセル、スタート!!』
フェイト「私も!」
カチッ
フェイトも優希に続いてアクセルシステムを使い消えた。
優希、フェイトside
優希「フッ」
フェイト「凄い、これがアクセルシステム!」
ガキィン!ガキィン!
優希「お返し」
ドカッ!!
優希は人型生物を蹴り飛ばし…
フェイト「ハァ!」
フェイトはバルディシュで斬り払った。
優希、フェイトside終了
ドサッ!!
リナ『3、2、1、0!アクセル終了!』
ギンガ「凄い…」
人型生物が現れると優希とフェイトも同時に姿を現した。
シグナム「今度は優勢のようだな」
シグナムは戦況を瞬時に理解した。
「グルル~…」
シュン!
人型生物達は唸り声を上げるとその場から消えた。
フェイト「待て!」
フェイトが後を追いかけようとしたが…
優希「駄目」
優希が止めた。
フェイト「優希?」
優希「深追いは危険」
フェイト「…そうだね」
フェイトが納得すると…
カッ!
ソニックファルコンはフェイトから離れキャリーペンギンの中に戻った。
優希「リナ」
リナ『ユニゾン、解除』
カッ!
優希もユニゾンを解除し小さい姿になった。