魔法少女リリカルなのは  無限のストーリー   作:高町 優希

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第79話

-地球、初音島上空-

 

 

なのは「な、何これ…」

 

 

フェイト「街が…」

 

 

優希達が地球に着くと街は瓦礫とかしていた。

 

 

神王「コイツは一体…」

 

 

魔王「街の人達は…」

 

 

優希「ラン」

 

 

ラン「……」

 

 

ランは首を横に振り…

 

 

ラン「街はおろか地球の全てに生体反応がありません」

 

 

はやて「そんな!?」

 

 

稟達「……」

 

 

稟達はその一言を聞き自分達の家族も消えた事に絶望した。

 

 

シグナム「一体誰が!!」

 

 

ビービー!!

 

 

シグナムが憤怒していると突然警報が鳴り…

 

 

優希「!?ラン!」

 

 

ラン「高エネルギーが急接近しています!…シールド間に合いません!」

 

 

ドーーン!!

 

 

エタニティに高エネルギーがぶつかりエタニティは爆発した。

 

 

シュン

 

 

優希「全員大丈夫?」

 

 

なのは「ありがとうユウ」

 

 

エタニティが爆発する直前にルネが転移魔法を発動し全員を助けると同時に、優希はルネとリナとユニゾンしケルベロスアーマーを纏っていた。

 

 

フェイト「さっきの攻撃はどこから?」

 

 

優希「わからない、ランが気づいてくれなければ危なかった」

 

 

ラン「いえ、ですが私達姉妹のセンサーに気づかれずにあんな攻撃を放つ事が可能と考えるとただ者ではない気がいたします」

 

 

優希「とりあえずどこか安全な…!?」

 

 

キィン!ドーーン!!

 

 

優希がシールドを張ると同時に爆発した。

 

 

優希「ラン!」

 

 

ラン「駄目です!近くに反応がありません!」

 

 

優希「ルネ、リナ!」

 

 

ルネ『私の方も…』

 

 

リナ『ごめん私も…』

 

 

はやて「とにかくウチらも周りを囲んで防衛するで!」

 

 

はやて達も周りを警戒するが…

 

 

スバル「姿が見えない!」

 

 

ティアナ「こっちも!」

 

 

敵を確認する事が出来なかった。

 

 

優希『ラン』

 

 

ラン『優希様?』

 

 

優希『僕ら以外の魔力反応を探して』

 

 

ラン『!?かしこまりました』

 

 

優希がランに念話で指示すると、ランは優希の考えがわかり探査を始めた。

 

 

優希「姉さん達」

 

 

なのは「ユウ?」

 

 

優希「一度だけシールドを張るのを代わって」

 

 

アリサ「何か思い付いたの?」

 

 

優希「……」コク

 

 

すずか「わかった、任せて」

 

 

なのは達は優希に代わりシールドを張ると…

 

 

ドーーン!!

 

 

再び攻撃がきた。

 

 

優希「ラン!」

 

 

ラン「北西一キロに反応がありました!」

 

 

カチッ

 

 

ルネ『アクセル、スタート!』

 

 

シュン!

 

 

優希はアクセルシステムを使い魔力反応があった場所に向かった。

 

 

ルネ『3、2、1、0アクセル終了します』

 

 

優希「コレは…」

 

 

優希が魔力反応があった場所に着くと大きな桜の木があった。

 

 

さくら『君は!?』

 

 

優希「!?」

 

 

バッ!

 

 

優希は桜の木の念話に戦闘体制になった。

 

 

さくら『待って!私の話しを聞いて!!』

 

 

優希「……」

 

 

優希が警戒を解くと…

 

 

さくら『お願い!みんなを助けて!』

 

 

優希「どういう事?」

 

 

優希が訳を聞こうとした時…

 

 

カッ!

 

 

巨大な光の柱が昇った。

 

 

さくら『いけない!みんなが消えちゃう!!』

 

 

優希「!?姉さん!!」

 

 

カチッ

 

 

シュン!

 

 

優希はアクセルシステムを使いなのは達の下に向かった。

 

 

 

 

なのはside

 

 

なのは「ユウ…」

 

 

フェイト「なのは、優希なら大丈夫だよ」

 

 

はやて「とにかくウチらも…」

 

 

なのは達が優希の下に向かおうとした時…

 

 

カッ!

 

 

足元が光り、空まで伸びた。

 

 

はやて「なんや!?」

 

 

なのは達の足元が光るとなのは達の体も光始めた。

 

 

フェイト「力が…」

 

 

アリサ「抜ける…」

 

 

なのは達がひざを附くと…

 

 

優希「姉さん!!」

 

 

声が聞こえた瞬間、なのは、フェイト、はやて、アリサ、すずかは優希とソニックファルコン、アイスドルフィン、アーマーペガサスにはじき飛ばされた。

 

 

優希「逃げて!」

 

 

優希が叫ぶと同時に

 

 

ドカッ!

 

 

優希「!?」

 

 

優希もはじき飛ばされた。優希が後ろを見るとキャリーペンギンがいた。

 

 

優希「キャリー!?」

 

 

優希がキャリーペンギン達を助けに行こうとしたが…

 

 

ブォン!!

 

 

ロードチェイサーが優希の前に止まり優希を引き止めた。

 

 

優希「チェイサー!?」

 

 

それと同時に、守護騎士、FW陣、稟達が消えた。

 

 

なのは「みんなが…」

 

 

はやて「消えてもうた…」

 

 

優希「…姉さん達移動しよう」

 

 

なのは達は力なく立ち上がり優希と一緒に桜の木まで移動した。

 

 

優希「説明して」

 

 

優希は桜の木に着くなり問いただした。

 

 

さくら『2日前、みんなが他の世界に行ってからが事の始まりだった。君達は知らないと思うけどこの桜の木は人願いを叶えるんだ』

 

 

優希「願いを?」

 

 

さくら『そう…本来は純粋な願いしか叶えないだけど、この桜に異常が出で悪い願いも叶えるようになりだしてたの』

 

 

優希「それで?」

 

 

さくら『私はいち早く気づいて桜の異常を直そうとした…でも直す前にもの凄い負の力が桜の力に干渉して人々が消え始めた…』

 

 

優希「負の力?」

 

 

さくら『うん、でも私には何の力かは解らなかった。でもこのままだと人々が消えちゅうから桜の木と同化して止めようとしたけど…』

 

 

優希「出来なかった?」

 

 

さくら『うん、僕に出来たのはこれ位だった…』

 

 

優希の前に小さな黒い結晶が現れた。

 

 

優希「コレは?」

 

 

さくら『干渉した負の力を結晶化したものだよ。それを調べてその力の持ち主を過去に行って探して欲しいんだ』

 

 

優希「どうやって?」

 

 

さくら『君なら出来るでしょ?ううん、君にしか出来ない!』

 

 

なのは「どういう事?」

 

 

なのは達も座ったままだが会話に参加し始めた。

 

 

さくら『君は時間を操る事が出来るでしょ?』

 

 

優希「えっ…」

 

 

さくら『君自身は気づいていないけど君は姿を自由に変えられるね?』

 

 

優希「……」

 

 

優希は頷き

 

 

さくら『それは君自身の時間を操り変えていたんだよ?自覚はないと思うけど』

 

 

はやて「時間を操るなんて出来るんか?」

 

 

さくら『地球にも失われた魔法がいくつもあるんだ、その一つが時間を操る魔法』

 

 

アリサ「でもどうして優希が?」

 

 

さくら『僕にもわからない、でもみんなを助けるには過去に行って、負の力を消して欲しい』

 

 

優希「わかった」

 

 

さくら『ありがとう…僕に出来るのは後これ位だから』

 

 

カッ!

 

 

優希「!?」

 

 

さくら『大丈夫、君自身に眠る時間の魔法を覚醒させただけだから…コツは自分で探してね、僕にもわからない魔法だから』

 

 

優希「わかった、姉さん達行こう!」

 

 

優希が後ろを見るとなのは達が消え始めていた。

 

 

優希「姉さん…?」

 

 

なのは「ごめんねユウ…一緒に行けそうにないの」

 

 

なのは達は少しずつ消え始めていた。

 

 

優希「そんな…」

 

 

フェイト「優希、後はお願い」

 

 

優希「そんな!?」

 

 

なのは「大丈夫、ユウは1人じゃないから」

 

 

優希「でも!」

 

 

なのは「レイジングハート、私に代わってユウを守って」

 

 

レイ「マスター…」

 

 

なのはは優希にレイジングハートを渡し

 

 

なのは「お願い」

 

 

レイ「イエス、マスター」

 

 

フェイト「バルディッシュもお願い」

 

 

バル「イエス、サー」

 

 

フェイトも優希にバルディシュを渡した。

 

 

はやて「リィン」

 

 

はやてはユニゾンを解き…

 

 

はやて「ウチの代わりに優希君を守ってな?」

 

 

リィン「はやてちゃん…」

 

 

はやて「頼んだで?」

 

 

リィン「はいです!」

 

 

はやてはリィンに夜天の書を渡し、リィンは泣きながら返事をした。

 

 

アリサ「イフリート」

 

 

イフ「お嬢様…」

 

 

アリサ「頼むわよ?」

 

 

イフ「お任せを」

 

 

すずか「ウンディーネ、後はお願い」

 

 

ウン「はい、すずか様」

 

 

交わす言葉は少ないアリサとすずかだがイフリート達には伝わった。

 

 

なのは「ユウ?ちゃんと人に慣れるんだよ?触られても大丈夫になってね?伝えたい事はちゃんと言葉にするんだよ?」

 

 

優希「姉さん…」

 

 

なのは「ごめんね?ユウにだけ辛い思いさせて…後はお願いね」

 

 

デバイスを託し、笑顔でなのは達は消えた。

 

 

優希「姉さん…」

 

 

優希は涙を流し膝をついた。

 

 

リィン「優希ちゃん元気だすです!優希ちゃんが落ち込んでたらはやてちゃん達が悲しむです!」

 

 

優希「リィン?」

 

 

リィン「頑張ってみんなを助けるです!」

 

 

優希は立ち上がり…

 

 

優希「そうだね、リィン中に入ってて」

 

 

リィン「はいです!」

 

 

優希はリィンとデバイス達をペンダントに入れた。

 

 

さくら『行くんだね…』

 

 

優希「……」コク

 

 

さくら『気をつけて』

 

 

優希「ランもユニゾンして」

 

 

ラン「はい」

 

 

優希はケルベロスアーマーの上にランを纏い

 

 

優希「チェイサーは僕のそばに」

 

 

ロードチェイサーは優希のそばについた。

 

 

ルネ『マスター、どうやって時間を超えるのですか?』

 

 

優希「小さくなる時のやり方で自分にではなく前の空間にやってみる」

 

 

リナ『出来るの?』

 

 

優希「ぶっつけ本番…」

 

 

ラン『補助はお任せ下さい』

 

 

優希「やるよ?」

 

 

そして優希は魔法を発動した。

 

 

優希「くっ!?」

 

 

ルネ『マスター大丈夫ですか?』

 

 

普段と違う使い方をしているせいで優希にかなりの負担がかかっていた。

 

 

優希「大丈夫…」

 

 

さくら『!?いけない!急いで!!』

 

 

さくらが叫ぶと優希の足下が光り始めた。

 

 

さくら『(このままじゃ間に合わない!どうしたら…!?そうだ!!)』

 

 

優希「?」

 

 

桜の木が光りだし

 

 

さくら『今から私に残った力全てで補助するから!』

 

 

優希「そんな事したら!?」

 

 

さくら『いいの…だから後はお願い』

 

 

すると優希の後ろで空間が裂けて…

 

 

優希「わぁ~!?」

 

 

優希とロードチェイサーは飲み込まれた。

 

 

さくら『後はお願い…』

 

 

優希が消えた後、桜の木は枯れ、世界はゆっくりと消えた。

 

 

 

 

 

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