忍「すずか…」
ノエル「忍お嬢様、恭也様達がお見えになりました」
恭也「忍、大丈夫か?」
忍が部屋の入口を見ると高町家と鮫島がいた。
忍「皆さん、この度は巻き込んでしまい申し訳ありません」
士郎「それで何か進展は?」
忍「犯人からはまだ…ですが目的は分かります」
桃子「それは?」
忍「月村家の財産です…」
恭也「忍…」
恭也は月村家の事情をしっているだけに辛そうな表情をした。その頃、優希達は…
優希「……?」
アリサ「気がついた?」
すずか「大丈夫?」
優希「……」コク
すずか「ごめんね…私のせいで…」
アリサ「別にいいわよ、私が狙われた可能性だってあるし」
すずか「うん…」
アリサ「問題はどうやって逃げるかね」
すずか「でも、どうやって?」
3人はロープで縛られていた。
優希「……」
優希が辺りを見回すと窓が見えそこに何かの影が見えた。
アリサ「どうしたの優希?」
優希「ルネ」
ルネ「ワン(マスター)」
優希が呼ぶとルネは窓から侵入して…
すずか「犬?」
優希「ルネ」
優希が背中を向けると、ルネがロープを噛み始め…
ブチ!
優希のロープを切った。
優希「……」
優希は立ち上がりアリサ達のロープをほどいた。
アリサ「急いで逃げるわよ!」
すずか「うん、優希君も早く!」
優希「……」コク
優希達はルネが入ってきた窓から逃げ出した。
すずか「二人とも頑張って!」
優希達は逃げ出し月村邸の前まで来ていた。
ルネ「(マスター、このままでは追い付かれます)」
優希達は逃げ出してから後をつけられているのに気付いていた。
優希「(ルネ、お願い)」
優希が降りるとルネは後ろに向かった。
アリサ「ちょっと優希?どうしたのよ?」
優希「早く!」
すずか「うん、二人とも入って!」
すずかが門を開けると二人は急いで入った。それと同時刻…
ノエル「!?忍お嬢様、敷地内に侵入者です」
忍「数は?」
ノエル「3です」
恭也「俺が行こう…」
恭也が席を立つと士郎と美由希も立ち上がり視線を交わしお互いに頷いた。
忍「私も行くわ、ノエルとファリンはここに残って」
忍も立ち上がり恭也達と一緒に外に向かい庭先に出ると…
すずか「お姉ちゃん!」
忍「すずか!?」
忍はすずかを見つけると抱き締めた。
美由紀「アリサちゃんも大丈夫!?」
アリサ「大丈夫です」
士郎「優希大丈夫か?」
優希「……」
士郎が優希を心配したが、優希は無視をした。その時…
?「全く、計画が台無しだ」
恭也「誰だ!」
全員が声のした方を見ると一人の男が立っていた。
忍「家の分家の一人よ、財産を狙っているね…」
男「確かにそうだが今はどうでもいい」
忍「どういう意味?」
男「そこの小僧をもらっていく」
忍「な!?優希くんは関係ないでしょ!」
男「気づいていないようだな」
パチン!
男が指を鳴らすと男の周りに20体のマネキンの用な人形が現れた。
忍「自動人形…」
恭也「忍、任せろ」
恭也、美由紀、士郎は小太刀を構え自動人形に向かっていった。
忍「みんなは私の後ろに」
アリサとすずかは忍の後ろに隠れるが優希は隠れなかった。
忍「優希君こっちに来て!」
忍が優希を呼ぶが優希は近付かず、すると1体の人形が優希を捕まえようと近付いてきたが…
ガシッ!
ラン「邪魔です…」
ランが現れて人形を蹴り飛ばした。
ラン「優希様、お怪我はありませんか?」
優希「コク」
ラン「あの人形はどういたしますか?」
優希「黙らせて…」
ラン「かしこまりました、優希様はこちらでお待ちください」
優希「……」コク
ランは優希が頷くのを確認すると近くにいる自動人形を破壊し始めた。
優希「リナ」
リナ「なに優希ちゃん?」
優希が呼ぶとリナがペンダントから出てきた。
優希「ランを手伝って」
リナ「任せて♪」
リナもフルサイズになりランと一緒に人形を破壊し始めると二人は瞬く間に人形を破壊し終えた。
男「貴様ら動くな!」
カチャ
全員が声のした方を見ると男が優希に銃を突き付けていた。
男「まさかこんな餓鬼に護衛が二人も着いていたとわな」
ラン「二人?」
リナ「一人忘れてるよ?三人だよ」
男「何!?…カハッ!!」
次の瞬間男は地面にひれ伏しそのまま気絶した。
ルネ「ワン(おまたせしました)」
優希「ルネ」
優希はルネに抱きつきそのままルネに乗った。
ラン「優希様お待たせしまして申し訳ありませんでした」
優希「どうだった?」
ラン「優希様の指示どうりにいたしました」
優希「ありがとう」
恭也「お前達は何者だ?」
恭也達は小太刀を構えながら優希達を取り囲んだ。
ラン「何のおつもりですか?」
士郎「優希?お前は何故あの状況で平然としていられた?」
優希「……」
恭也「答えられないのか?」
優希が黙っていると…
ラン「いい加減になさい」
恭也「何?」
ラン「これ以上私達に武器を構えるなら敵意が有ると見なし容赦しませんよ?」
恭也「それは俺達に勝てるといいたいのか?」
ラン「そうですが何か?」
恭也「なめるな!」
恭也がランと戦い始めると美由紀とリナ、士郎とルネがにらみ合いを始めた。
優希「……」
優希が両手を前に出し何かをしようとしたとき…
バチッ!バチバチバチバチ!!
優希「!?!?」
優希に電流が走り優希の後ろにはスタンガンを持った男が立っていた。
ルネ「マスター!!」
それを見たルネはすぐさま優希に近付いた。
ルネ「マスター!?マスター!?」
男「いいきみだ」
ルネ「キサマ~!」
ルネが叫ぶとケルベロス形態になった。
男「なっ!?」
ルネK「死になさい!」
男が驚いているとルネは砲撃を放った。
ド~~ン!
砲撃で男は消し飛んだかに思えたが…
フェイト「時空管理局です。武装を解除して下さい」
フェイトがシールドを張り男を守り、両隣にアルフとクロノが立っていた。
ルネK「何故管理局が介入するのですか?ここは管理外世界のはずですよ?」
クロノ「君こそ何を言っている、ここは第97管理世界だ」
ルネK「えっ?(これは一体どういう事なのか調べる必要がありますね。『リナ、ランここは退きますよ』)」
リナ「(でもどうやって?)」
ルネ達は管理局と恭也達に囲まれていた。
ヒラ
すると突然、空から桜の花びらが降ってきて…
ブッワと竜巻がおこり優希とルネ達の姿はなかった。
クロノ「なっ、消えた!?エイミイ!」
エイミイ『駄目、反応ロスト』
クロノ「わかった、みなさん無事ですか?」
士郎「こちらは特に」
クロノ「そうですか。アルフ、すまないがその男をこの世界の管理局支部に連行してくれるか?」
アルフ「あいよ」
アルフが男を連れていくと
なのは「お父さん、ユウは!?」
士郎「何処かに連れていかれてしまった」
なのは「どういう事!?」
フェイト「なのは、落ち着いて」
なのは「フェイトちゃん?それにクロノ君!?」
士郎「なのは?管理局と知り合いなのか?」
なのは「えっと、その…」
なのはは魔法の事、PT事件の事を家族に打ち明けた。