魔法少女リリカルなのは  無限のストーリー   作:高町 優希

84 / 121
第84話

その頃優希たちは…

 

 

ルネ「ここは一体?」

 

 

ルネ達は辺りを見回すと桜の木が一本だけある空間にいた。

 

 

さくら『よかったよ、間に合って』

 

 

リナ「さくらちゃん?」

 

 

ルネ達が声のした方を見ると体が少し透けているさくらがいた。

 

 

さくら『時間がないから手短に話すね?今皆がいるのは過去の世界だけど正しくは過去の平行世界なんだ』

 

 

ルネ「なるほど…」

 

 

ルネは先程の違和感に納得したようだ。

 

 

さくら『転移した時に座標がずれて平行世界に着いちゃったみたいなんだ』

 

 

ルネ「ではここには私達の世界を破壊した闇はいないのですか?」

 

 

さくら『ううん、闇は存在するよ。その世界の闇を倒せば他の世界の闇も消えるはずだよ…』

 

 

ルネ「何か他に問題があるのですね?」

 

 

さくら『流石ルネちゃん、はっきり言うね?優希くんにこれ以上時の魔法を使わせないで…』

 

 

ルネ「どういう意味ですか?」

 

 

さくら『それは…』

 

 

さくらはゆっくりと語りだした。

 

 

さくら『時の魔法はね?ちゃんと使えると様々な時間を操る事が出来る事がわかったんだ。でもその代わりに副作用が使用者を襲うんだ』

 

 

ルネ「副作用はなんですか?」

 

 

ルネは不安な気持ちを抑えて聞いた。

 

 

さくら『使用者の時間の停止だよ…』

 

 

ルネ「えっ…」

 

 

さくら『使用者は時間から取り残され、永久に生き続ける…不老の存在となるんだ』

 

 

リナ「そんな!助ける方法はないの!?」

 

 

今まで黙って聞いていたリナが叫んだ。

 

 

さくら『ごめんね、僕にも解らないんだ』

 

 

ルネ「後何回使うとマスターの時間は停止するのですか?」

 

 

さくら『恐らく一回、元の姿に戻ったら優希くんは不老の存在になるよ』

 

 

ルネ「リナ、ラン。今後マスターに戦闘をさせないようにしますよ?どんな事があろうと私達がマスターを守りとうします。いいですね?」

 

 

リナ「うん」

 

 

ラン「この身に代えてもお守りいたします」

 

 

ルネ「リィンもいいですね?」

 

 

リィン「はいです!リィンも頑張るですよ!」

 

 

リィンは優希のペンダントから出てくると元気に返事をした。

 

 

ルネ「この事はマスターには内密に、いいですね?」

 

 

3人「はい(です)!」

 

 

さくら『じゃあ後はお願いするね?僕の力も限界みたいだから』

 

 

さくらはゆっくりと消え始めた。

 

 

ルネ「はい」

 

 

さくら『ありがとう…』

 

 

そう言ってさくらは消えルネ達も消えた。

 

 

 

 

 

優希「・・・」カタカタ

 

 

優希達はあの後公園で野宿し次の日、朝食をすませると図書館に来ていた。

 

 

リィン「優希ちゃんどうですか?」

 

 

優希がパソコンを操作しているとフルサイズになっているリィンが近付いてきた。

 

 

優希「今レイとバルの調整中、後は乱舞だけ」

 

 

リィン「聖王の剣の名前も決まったですか?」

 

 

優希「……」コク

 

 

リィン「それはそうと優希ちゃん、気になる記事を見つけたです」

 

 

リィンが新聞を見せるとそこには[怪奇!!ライダーのいない走るバイク]と書かれていた。

 

 

優希「チェイサー?」

 

 

リィン「そうだと思うです・・・」

 

 

優希は一緒に来た筈のロードチェイサーがいない事を心配していたが思わない所で情報が手に入った。

 

 

優希「何処か故障してる?」

 

 

リィン「多分すぐに来ないところを考えるとセンサー系のトラブルだと思うです」

 

 

優希「わかった、リィンはこのまま同じような記事と出現場所の特定をして。僕はこっちを早く終わらせる」

 

 

優希はそういうとパソコンの操作を早めた。

 

 

リィン「わかったです!」

 

 

リィンも資料探しに向かった。

 

 

 

優希「この辺?」

 

 

リィン「はいです、この辺を中心に動いてるみたいですよ」

 

 

優希達は夜になるのを待ちチェイサーが現れる位置を予測し待機していた。

 

 

優希「なら待機」

 

 

リィン「了解です、優希ちゃんお茶いるですか?」

 

 

優希「……」コク

 

 

優希は頷くとお茶をゆっくり飲み出した。

 

 

リィン「所で優希ちゃん、闇の書の方はほっといてもいいのですか?」

 

 

優希「…僕達の目的はあくまでも【闇】を倒すこと。それに…」

 

 

リィン「それに?」

 

 

優希「僕の考えが正しければもっと厄介な事になってるかもしれない」

 

 

リィン「それは何ですか?」

 

 

優希「それは…」

 

 

ォオ~~~!!

 

 

優希が答えようとした時エンジン音が聴こえてきた。

 

 

優希「リィン!」

 

 

リィン「はいです!…確認、ロードチェイサーです!」

 

 

優希「わかった」

 

 

優希は道路の真ん中にたった。

 

 

キキ~~!!

 

 

するとチェイサーは優希に手前で止まり…

 

 

チュウ太「旦那…やっと見つけてくれやしたね」

 

 

チェイサーの上にはチュウ太がボロボロな状態でいた。

 

 

 

優希「チュウ太!?」

 

 

リィン「一体何があったですか?」

 

 

チュウ太「あっしらは旦那が時空を越えるギリギリの所で一緒に転移してきやした」

 

 

優希「あっしら?」

 

 

チュウ太「へい、キャリーも一緒でさー。あの後キャリー達も自力で戻ってきやした。しかしあっしらは時空を越えるエネルギーに耐えきれずこの有り様でさー」

 

 

優希「ごめん、チュウ太」

 

 

チュウ太「旦那が謝る必要はないですぜ?反応が無ければ壊れたと思っててもおかしくありやせん」

 

 

リィン「それでキャリーは今何処にいるですか?」

 

 

チュウ太「この先の森に隠してありやす」

 

 

優希「わかった、チュウ太。今修理するから待ってて」

 

 

チュウ太「旦那お願いがありやす。あっしを強化してくだせえ、あっしはもっと旦那のお役にたちてえんです」

 

 

優希「わかった、まかせて」

 

 

チュウ太「では、スリープモードにはいりやす」

 

 

チュウ太がそう言うと機能を停止させた。

 

 

優希「今は休んでチュウ太」

 

 

優希はチュウ太をポケットにしまうと…

 

 

優希「リィン、空から何処か人がこない廃屋を探して」

 

 

リィン「了解です~」

 

 

リィンは飛んでいった。

 

 

ラン「優希様、私が運転をしますので後ろにお乗りください」

 

 

優希「うん、チェイサーもう少しだけ頑張って」

 

 

ブォン

 

 

チェイサーはエンジンで答え…

 

 

ラン「では行きましょう優希様」

 

 

優希も後ろに乗りキャリーペンギンの下に向かった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。