カチカチカチカチ
優希「・・・」
リィン「優希ちゃん、キャリーのメンテナス完了です~」
優希「うん」
リィン「次は何しますか?」
優希「休んでいいよ」
優希がリィンに休憩を言うと・・・
リィン「私は大丈夫ですよ」
優希「でも・・・」
リィン「優希ちゃんの方が休んだ方が良いですよ」
優希はリィンが見つけた廃屋に移ってから作業を休みなく続けていた。
優希「でも・・・」
リィン「いいから少し休んで下さいです!」
優希「わかった・・・」
優希は寝袋に入り横になった。
リィン「やっと休んでくれたです・・・」
ルネ「リィン、ご苦労様です」
リィン「優希ちゃんに比べれば全然ですよ」
ルネ「そうですか、私とランはマスターの魔力を全力で抑えるので普段のマスターをお願いしますよ」
リィン「はいです、リナちゃんの方はどうなんですか?」
ラン「リナお姉様は各地で闇を探していますがまだ発見出来てないようです」
ルネの代わりにランが答えた。
リィン「そうですか・・・」
ルネ「見つかるまではリィン、マスターの事を任せましたよ」
リィン「任せてくださいです!」
ルネ「お願いしましたよ」
優希「チュウ太、調子はどう?」
優希は一冊の機械で出来た本に話しかけた。
チュウ太「各部チェック・・・異常ありやせん。しかし旦那も凄い改造と言うか、殆ど別物ですぜ」
優希「元に戻す?」
カシャン
チュウ太「いやいや、あっしは気に入ってやす」
優希が不安そうに聞くと本が形を変え鼠になり、器用に、前足をだし首を振った。
リィン「優希ちゃん起きたですか~?」
優希「おはよう、リィン」
優希が手を出すとリィンはその上に座った。
リィン「ちゃんと休んだですか優希ちゃん?」
優希「……」
優希は頷くとリィンを肩に乗せた。
優希「チュウ太、早速調べて欲しいんだけど」
チュウ太「がってん」
カシャン
チュウ太「それで何を調べやすか?」
チュウ太は本形態になると優希にたずねた。
優希「僕の戸籍を調べてみて」
チュウ太「わかりやした」
チュウ太が調べ出すと・・・
リィン「どうしてそんなこと調べるですか?」
優希「ちょっとね・・・」
チュウ太「・・・旦那調べ終わりやした」
優希「どうだった?」
チュウ太「何もありやせん」
リィン「え?」
チュウ太「(この世界)に旦那に関するものは何もありやせん」
チュウ太が辛そうに報告した。
リィン「どうしてないですか!?」
チュウ太「あっしにもわかりやせん・・・」
優希「落ち着いてリィン」
リィン「ですけど!」
優希「今説明するから・・・」
リィン「優希ちゃん?」
優希「この世界は僕達が来ようとした世界とは別の世界。いわゆる平行世界」
リィン「そうです」
優希「そう、だからここは(僕)が存在しない世界だから」
リィン「でも皆優希ちゃんの事知っていたですよ?」
優希「仮説でよければ聞く?」
リィン「聞くです!」
優希「僕の時の魔法による影響って考えるのが一番しっくりする」
リィン「ならこの世界に未来を壊した【闇】はいないですか?」
優希「ううん、この世界にもいる」
優希はペンダントからクリスタルを出した。
優希「これがある以上闇は必ずいる。僕達の目標はその闇を消して未来を助ける」
リィン「了解です!」
優希「ルネ、ランもいい?」
ルネ、ラン「はい」