魔法少女リリカルなのは  無限のストーリー   作:高町 優希

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第97話

 

優希「……」

 

 

リィン「優希ちゃん?昨日のデータを見て何をしてるですか?」

 

 

優希「ここ」

 

 

優希はリィンに昨日の模擬戦の映像を見せた。

 

 

リィン「これは最後に打ち負けた所ですね」

 

 

優希「何か威力を上げる方法ない?」

 

 

リィン「優希ちゃん自身の魔力で十分じゃないですか?」

 

 

優希「魔力は十分だけど僕の場合、威力がないから」

 

 

リィン「そしたらカートリッジを付けるですか?」

 

 

優希「どれに?」

 

 

リィン「そうです、優希ちゃんのはみんな魔力に耐えるのが限界ですよね」

 

 

優希「僕のは場合は特殊だからね」

 

 

リィン「現状ではどれが一番強度があるですか?」

 

 

優希「乱舞」

 

 

優希はリィンの質問に答えるように乱舞を取り出した。

 

 

リィン「流石にロストロギアを改造するのは…」

 

 

優希「これは無理」

 

 

リィン「ですよね~…」

 

 

優希「……チュウ太」

 

 

チュウ太「ヘイ!!」

 

 

優希「検索……威力強化」

 

 

チュウ太「ガッテン!!過去のデータから検索……ヒット!!検索に該当するものがありやす」

 

 

 

 

優希「?何のデータ?」

 

 

チュウ太「ブラスターシステムでさ~」

 

 

リィン「ダメです!それは使っちゃダメですよ!!」

 

 

優希「リィン?」

 

 

リィン「それは使用者に負担が大きいシステムですよ!!」

 

 

チュウ太「ですが現状ではこれしかありやせん」

 

 

リィン「優希ちゃん、これはダメです!」

 

 

優希「リィン、大丈夫。流石にこれは僕も使いたくない」

 

 

リィン「優希ちゃん」

 

 

優希「自己ブースト何か掛けて魔力が暴走なんかしたら…」

 

 

リィン「したら…」

 

 

チュウ太「この辺は簡単に吹き飛びますな~」

 

 

リィン「なに笑顔で簡単に言っているですか!?全然笑えないですよ!!」

 

 

優希「でもブラスターシステムは良いかも知れない」

 

 

リィン「優希ちゃん!?さっきと言っている事が…」

 

 

優希「最後まで聞いて。僕自身にブーストを掛けるんじゃなく、武器自身に掛ける」

 

 

チュウ太「でも、それですと魔力を込めているのは旦那ですから結局旦那に負担が出るのでは?

 

 

優希「カートリッジを使う」

 

 

リィン「なるほど!!優希ちゃんの魔力を使わず、他から供給するですね!!」

 

 

チュウ太「それでしたら………可能ですが、問題がありやす」

 

 

優希「何か出た?」

 

 

チュウ太「一番の問題は武器の強度でさ~、それにカートリッジシステムの追加…どちらもクリア出来るデバイスは現状ではありやせん」

 

 

優希「チュウ太、それを2つに分けたら?」

 

 

チュウ太「2つに?」

 

 

優希「そう、カートリッジシステムとブラスターシステムを積んだ武器。そこから別の武器にブーストを付与させる」

 

 

チュウ太「なるほど、それでしたら可能です、ただ2つのシステムを積んだ武器の強度に問題がでやす」

 

 

優希「乱舞を解析する」

 

 

リィン「ちょっ!?優希ちゃん!?」

 

 

チュウ太「なるほど、乱舞と同じ強度で2つのシステム。そこから乱舞に付与………可能でさ~」

 

 

優希「ならさっそく…」

 

 

リィン「何がさっそくですか!?優希ちゃん自分が何を作ろうとしているのか解っているですか!!」

 

 

優希「?武器♪」

 

 

リィン「武器♪じゃないですよ!!乱舞と同じって事はロストロギアを作ろうとしているですよ!!」

 

 

優希「リィン、ダメ………?」

 

 

優希が目をウルウルさせてリィンを見た。

 

 

リィン「だ、ダメですよ、そんな目でリィンを見ても…」

 

 

優希「……」ウルウルウルウル

 

 

リィン「そんな目でリィンを見ないで下さい!リィンが悪いみたいじゃないですか!?」

 

 

優希「……」ウルウルウルウルウルウルウルウル

 

 

リィン「わかりました!わかりましたからその目でリィンを見ないで下さい!」

 

 

優希「勝利」

 

 

リィン「絶対優希ちゃんは桃子さん似ですよ…」

 

 

リィンは力なくいった。

 

 

アリサ「ハァ…」

 

 

すずか「フゥ…」

 

 

なのは「二人とも、眠そうだね?」

 

 

アリサ「あぁ、優希が中々寝ないのよ」

 

 

フェイト「優希が?」

 

 

なのは「アリサちゃん達の所でも?」

 

 

すずか「もしかして…」

 

 

フェイト「私たちの部屋に居るときも中々寝ないの」

 

 

一夏「よう、一緒にいいか?」

 

 

なのは達が話していると一夏達がやって来たが今日は1人多かった。

 

 

アリサ「噂の転校生?」

 

 

シャルル「シャルル・デュノアです、よろしく」

 

 

フェイト「よろしく、私たちは」

 

 

シャルル「新型、デバイスというのを使っているフェイト・テスタロッサさん、高町なのはさん、アリサ・バニングスさん、月村すずかさんでしょ?」

 

 

アリサ「アンタ…何者?」

 

 

シャルル「僕はデュノア社のパイロットなんだ、だから君達の事は知っているよ」

 

 

すずか「それなら納得」

 

 

一夏「どうしたんだ?」

 

 

なのは「あはは、一夏君はもう少し勉強した方がいいよ?」

 

 

すずか「私たちの事はまだ国か企業位にしか情報を流していないから」

 

 

一夏「あぁ、だからシャルルがお前達の事を知っている事を変に思ったわけだ」

 

 

フェイト「そう言うこと」

 

 

なのは達に一夏達が加わりお昼を食べていると…

 

 

トテトテトテトテトテトテ!!

 

 

優希「……」

 

 

なのは「ユウ~」

 

 

優希が走ってきてなのはの横にちょこんと座った。

 

 

アリサ「遅かったけど何していたの?」

 

 

優希「デバイス作ってた」

 

 

一夏達「ブッ!?」

 

 

優希「汚ない」

 

 

なのは「あれが普通の反応だと思うよ?」

 

 

セシリア「その、重要ですと思いますけど」

 

 

フェイト「優希はそう言うこと気にしないから…」

 

 

すずか「こっちが大変だよ…」

 

 

アリサ「アンタまさか最近寝るのが遅いのはそれが原因?」

 

 

優希「もう少しで試験出来る」

 

 

アリサ「だったら早めに寝なさい!!」

 

 

ギュ~!!

 

 

優希「!?」

 

 

ジタバタジタバタ!!

 

 

鈴「ねぇ、今試験が出来るって言ってたけどそんなに簡単に作れるの?」

 

 

すずか「私も勉強しながら自分のデバイスはメンテナンスするけど大変だよ」

 

 

アリサ「この子が変なだけよ」

 

 

優希「……」

 

 

アリサ「はいはい、悪かったわよ」なでなで♪

 

 

優希「♪」

 

 

チュウ太「旦那~!!」

 

 

優希が和んでいるとチュウ太とチュウナーズが数匹がかりでなにかを運んで来た。

 

 

 

優希「チュウ太!!」

 

 

チュウ太「旦那!!」

 

 

ギュ!!

 

 

チュウ太が優希に抱きつき、優希がチュウ太を抱きしめると…

 

 

スパァン!!

 

 

アリサ「何くだらない事してんのよ!!」

 

 

アリサにおもいっきり叩かれ…

 

 

優希「……」

 

 

チュウ太「クォ~…姐さんの愛は強烈でさ…」

 

 

ゲシ!!

 

 

チュウ太「旦那~!!」

 

 

優希は悶えて、チュウ太は二度目のボケをやるが今度は蹴り飛ばされた。

 

 

アリサ「で?アンタの子分が運んでいるのは?」

 

 

チュウ太「……ヘイ、旦那の新型が完成しやしたが、旦那が戻って来ないので運んでまいりやした」

 

 

タフなのか直ぐに戻ってきて説明を始めた。

 

 

優希「リィンは?」

 

 

チュウ太「疲れているみたいでまだ寝てやした」

 

 

優希「そう」

 

 

カチャ

 

 

すずか「盾?」

 

 

優希が持ち上げたのは小さな逆三角形の形をした盾だった。

 

 

優希「乱舞」

 

 

優希は乱舞を取り出すと…

 

 

カチャン

 

 

全護に収納した。

 

 

優希「チュウ太」

 

 

チュウ太「ヘイ!!」

 

 

優希「試験をやるからデータ録り…」

 

 

フェイト「コラ」

 

 

優希が試験をしようとしたがフェイトに止められた。

 

 

フェイト「ちゃんとお昼を食べてからやりなさい」

 

 

優希「……」コク

 

 

優希は頷くと今度はフェイトの隣に座り、パンをまた食べ始めた。

 

 

鈴「何かアンタ達見てると姉弟というより親子よね」

 

 

アリサ「やめて、笑えないわよ」

 

 

優希「?」

 

 

すずか「優希君は気にしなくていいんだよ」

 

 

なのは「ユウ、試験するなら私達もいた方が良い?」

 

 

優希「……」フルフル

 

 

フェイト「大丈夫?」

 

 

優希「リィンが起きるまで待つ」

 

 

アリサ「それなら良いわ、1人でやるより安全だし」

 

 

すずか「気を付けてやるんだよ?」

 

 

優希「……」コク

 

 

フェイト「良い子だ、チュ♪」

 

 

フェイトは優希のおでこにキスすると…

 

 

フェイト「時間だから行くね♪」

 

 

なのは達は授業に向かった。

 

 

リィン「お待たせです♪」

 

 

 

 

 

優希「じゃあ始めるよ?」

 

 

チュウ太「ヘイ!!データの方はあっしがキチンと収集しやす!!」

 

 

リィン「リィンはどうするですか?」

 

 

優希「万一に備えてユニゾンして」

 

 

リィン「了解です♪ユニゾン、イン!!」

 

 

優希「いくよ」

 

 

リィン『はいです!!』

 

 

優希「ブラスター…1!」

 

 

ガチャン!!

 

 

優希「炎一閃!」

 

 

ザシュ!

 

 

あらかじめ出していた的が簡単に切れた。

 

 

優希「リィン」

 

 

リィン『優希ちゃんの負担はないです!!』

 

 

優希「次いくよ、ブラスター、2!」

 

 

ガチャン×2

 

 

ザシュ!!

 

 

リィン『ブラスター2も数値安定してるです!』

 

 

優希「最後いくよ?」

 

 

リィン『はいです!』

 

 

優希「ブラスター、3!」

 

 

ガチャン×3

 

 

優希「っ…」

 

 

カタカカタカタカタ!!

 

 

リィン『魔力不安定!?優希ちゃん中断してください!』

 

 

優希「だ、大丈夫……炎一閃!」

 

 

ズドン!!

 

 

優希が無理に技を放った為、的と一緒に爆発した。

 

 

 

真耶「つまりISは……」

 

 

なのは『ねぇ、フェイトちゃん』

 

 

フェイト『なのは、どうしたの?』

 

 

なのは『今、魔力の高まりを感じなかった?』

 

 

 

フェイト『多分優希が試運転してるんじゃないかな?』

 

 

なのは達が話していると…

 

 

ズン

 

 

なのは『また?さっきより高くなってる』

 

 

フェイト『確かにこれはおかしいね短時間でこの上がり方は…』

 

 

そんな話をしてると…

 

 

ズン!!

 

 

フェイト『更に上がった!?』

 

 

なのは『これってちょっとおかしいよね?』

 

 

ズドン!!

 

 

真耶「きゃ、爆発!?」

 

 

なのは「ユウ!?」

 

 

アリーナの方から爆発音がし校舎まで響いた。

 

 

ダッ!!

 

 

真耶「高町さん!?」

 

 

なのはは席から立ち上がりアリーナに向かった。

 

 

なのは「ハアハアハア…」

 

 

なのはが走っていると…

 

 

チュウ太「どいた!どいた!」

 

 

前から優希とリィンを担いだチュウナーズと先頭を走るチュウ太が校舎に駆け込んできた。

 

 

なのは「チュウ太!」

 

 

チュウ太「姐さん!?ちょうどいい所で!!旦那が!?」

 

 

なのは「ユウ!?」

 

 

チュウ太「急いで治療を!」

 

 

なのはは優希を抱えると保健室に向かった。

 

 

 

保険医「大丈夫、気をうしなっているだけたがら、直ぐに目を覚ますわよ」

 

 

なのは「ありがとうございます」

 

 

なのはが優希を見てると…

 

 

フェイト「なのは~」

 

 

フェイト達も授業を終えてやって来た。

 

 

なのは「フェイトちゃん」

 

 

念話で連絡を受けていたフェイト達も優希の様子を見に来た。

 

 

アリサ「よく眠ってるわね」

 

 

なのは「うん、寝不足もあるみたい」

 

 

すずか「それで何があったの?」

 

 

なのは「チュウ太、説明してくれる?」

 

 

チュウ太「ヘイ、姐さん達もご存知の通り旦那は新型のテストをしてやした」

 

 

なのは「でもリィンがいたならあんなことにはならないじゃないかな?」

 

 

チュウ太「最初は何の問題もありやせんでした」

 

 

チュウ太がモニターを出しながら説明を始めた。

 

 

チュウ太「問題がおきたのは最後です」

 

 

フェイト「カートリッジシステム?優希には不要なシステムじゃない?」

 

 

チュウ太「これに内臓されているのはカートリッジシステムだけではありやせん」

 

 

アリサ「何を入れたの?」

 

 

チュウ太「ブラスターシステムでさ~」

 

 

すずか「ブラスターシステム?そんなの聞いた事ないけど、なのはちゃん達は?」

 

 

フェイト「私もない」

 

 

なのは「どんなシステムなの?」

 

 

チュウ太「使用者の一撃の威力を高めるシステムでさ~」

 

 

すずか「それって、無理矢理出力を上げるって事じゃ!?」

 

 

チュウ太「本来の使い方だとそうですが旦那の体に負担をかけない為にカートリッジシステムで補っている訳です」

 

 

すずか「なるほど、それなら優希君に負担はかからないね」

 

 

アリサ「で?失敗した原因は?」

 

 

チュウ太「コントロール出来なかっただけだと思いやす」

 

 

フェイト「危険度は?」

 

 

チュウ太「低いでさ、リィン嬢ちゃん辺りに任せておけば問題ありやせん」

 

 

なのは「そう、よかった」

 

 

優希の体に負担がないとわかるとなのは達は安心した。

 

 

 

 

 

一夏「結局昨日の爆発はなんだったんだ?」

 

 

アリサ「ただの失敗よ…」

 

 

セシリア「お体は大丈夫なんですの?」

 

 

アリサ「こんだけ元気に動いているしね」

 

 

優希「……」

 

 

シャルル「結局何を作ろうとしていたの?」

 

 

すずか「それはちょっと…」

 

 

シャルルの質問を軽くすずかは交わした。

 

 

優希「……」

 

 

鈴「そう言えばさっきから何を読んでるのよ?」

 

 

優希「これ」

 

 

チュウ太を見ていた優希だかモニターを出すと皆に見える様にした。

 

 

シャルル「これって部品?」

 

 

優希「カタログ」

 

 

箒「また何かを作るのか?」

 

 

優希「……」フルフル

 

 

なのは「何かわからないけど、何処かのメーカーで新しい部品が出るとカタログを見てるの」

 

 

鈴「流石、研究者って所ね」

 

 

 

優希「……」ぐいぐい

 

 

なのは「なに?」

 

 

優希「……」

 

 

優希はなのはに向けてカタログを見せた。

 

 

なのは「欲しいの?」

 

 

優希「見に行きたい」

 

 

 

なのは「じゃあ、明日は学園が休みだからみんなでいこうか?」

 

 

アリサ「いいわね、たまには外の空気を吸わないと」

 

 

すずか「アリサちゃん…」

 

 

フェイト「じゃあ、明日はウインドウショッピングだね」

 

 

シャルル「……」

 

 

なのは達が話しているなかシャルルだけは、表情が固かった。

 

 

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