いつかの明日へ、【ヒーロー】は助け合いでしょ   作:しょくんだよ

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訓練と異変ともう一つの異変




第3章 〜USJ事件〜
No.14救助訓練


PM 0:50

 

「今日のヒーロー基礎学だが、俺とオールマイト

そしてもう一人の三人体制で見ることになった。」

 

予冷のチャイムが鳴り、午後のヒーロー基礎学が始まる。

 

「(なった‥?特例なのかな‥?)」

 

「(なった‥、昨日のマスコミの件のせいかな‥?)」

 

「(なった‥!?三人目の先生、美人美人美人!

ヒョオオオオオオ!!)」

 

 

「ハーイ!なにするんですか!?」

 

何人かは先日のマスコミの件の事を考えているだろう、

すると瀬呂が手を上げ質問をすると

相澤は〝Rescue〟と書かれたカードを取り出し見せる。

 

「災害水難なんでもござれ、レスキュー訓練だ。」

 

「レスキュー…今回も大変そうだな。」

 

「ねー!」

 

「バカおめー!これこそヒーローの本分だぜ!?

鳴るぜ!!腕が!!」

 

「水難なら私の独壇場。ケロケロ。」

 

「おい、まだ途中‥!」

 

上鳴、芦戸、切島、蛙吹が私語し出すと

話の途中だったので一瞬相澤の髪が浮き上がり、

四人は肩をビクッと上げ静かになる。

 

「今回、コスチュームの着用は各自の判断で構わない。

中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな。

訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく。

以上、準備開始。」

 

相澤はリモコンでコスチュームのロッカーを操作し出すと

教室を出て行く。各々はコスチュームのケースを取ると

早々と更衣室へと移動する。

火野もケースとオーズドライバーを手に取り、

教室を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆

 

 

「ん、デクくん体操服だ。コスチュームは?」

 

「戦闘訓練でボロボロになっちゃったから‥。」

 

「確か〜爆破の個性でボロボロになったんだよな緑谷君。」

 

「こっち見て喋れやクソがっ。」

 

着替え終わった生徒等は指示された

バスを停めている場所へ移動していると

体操服の緑谷を見て麗日と少し大きめの声で

火野が言うと、聞こえてた爆豪が舌打ちしそう言う。

 

「修復をサポート会社がしてくれるらしくてね。

それ待ちなんだ。このへんは買い直し。」

 

「そっかぁ‥、パンツなら貸してあげれたけど

大丈夫そうだねっ。」

 

「パン‥ツ!?」

 

緑谷は言うと思わない発言をした火野に緑谷は驚き、

麗日は目を見開いて若干引いていた。

 

「バスの席順でスムーズに行くよう番号順に

二列で並ぼう!!」

 

「飯田君フルスロットル‥!」

 

「常にトップギアって感じだねっ。」

 

先にバスの前へ来ていた飯田は

ホイッスルを使って仕切っていた。

皆は非常口頼むぞーなどと言いながら

言われた通りに並びバスへ入って行く。

 

 

 

「こういうタイプだった、くそう!!!」

 

「あっははは!飯田君もそう言う言葉使うんだねっ‥!

ダメだ‥変なツボに‥わははっ。」

 

「イミなかったなー。」

 

バスの席は普段よく見る二列式のタイプではなく

前車半分が向かい合って座るタイプだった事に

飯田は気付かずショックを受け、向かいに座ってる

火野はツボに入り、青山は冷静にツッコんでいた。

 

「私、思った事を何でも言っちゃうの。緑谷ちゃん。」

 

「あ!?はい!?蛙吹さん!!」

 

「梅雨ちゃんと呼んで。」

 

すると、急に蛙吹が緑谷に話しかけて

まだ女の子に不慣れなのか緊張気味に緑谷は

受け答えする。

 

「あなたの〝個性〟オールマイトに似てる。」

 

「!!!」

 

蛙吹が言うと、緑谷は何かまずかったのか形相な目で驚く。

 

「そそそそそそうかな!?

いや、でも、僕は、その、えー‥!」

 

「確かに‥、でも緑谷君あの〝個性〟使うと怪我するよな。」

 

「火野の言う通りだ梅雨ちゃん。似て非なるアレだぜ。」

 

たじたじと必死に言い訳か何かを考えようとすると

火野と切島がそれを否定し、話に入り込む。

 

「しかし増強型のシンプルな“個性”はいいな!

派手で出来る事が多い!俺の硬化は対人じゃ強えけど、

いかんせん地味なんだよなぁー。」

 

「僕は凄くカッコいいと思うよ!

プロにも十分通用する〝個性〟だよ!」

 

「プロなー!しかしやっぱヒーローも

人気商売みてぇなとこあるぜ!?」

 

フォローする緑谷の言葉に付け加え、その話題を

火野に向けた。

 

「やっぱ通用するっつったら火野だろ!オーズ!」

 

「えっ?俺っ?いやいやそんなこと‥!」

 

「そうだよー!火野色んな〝個性〟使えていいよねー!」

 

「どんな敵や救助も臨機応変に使えば

とても凄いヒーローになれるよ火野君!」

 

「あ‥はは‥、ありがとう‥緑谷君。」

 

切島、芦戸、緑谷と株を上げられ、 

火野は恥ずかしくなったのか声が小さくなり

目を逸らしながら礼を言う。

 

「僕のネビルレーザーは派手さも強さもプロ並み☆」

 

「でもお腹壊しちゃうのはヨクナイよね!」

 

掻い摘んで入ってきた青山だが芦戸の一言で

ショックだったのか固まってしまっていた。

 

「派手で強えつったら轟と爆豪も負けちゃいねえよな!」

 

「ケッ。」

 

「爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気出なさそ。」

 

「んだとコラ出すわ!!」

 

切島は爆豪と轟へと切り替えるとそれを聞いてた爆豪は

窓の外を眺める。だが、蛙吹の言葉が

気に入らなかったのか話に入ってくる。

 

「本当その口調は直した方がいいよ。」

 

「この付き合いの浅さでクソを下水で煮込んだ様な

性格って認識されるってスゲェよ。」

 

「ぶふっ!?」

 

「てめぇのボキャブラリーは何だコラ殺すぞ!!

あと笑ってんじゃねー三色野郎!!」

 

「(かっちゃんがイジられてる‥!

信じられない光景だ流石雄英‥!)」

 

上鳴がそう言うと火野は吹き出し、更に怒鳴る爆豪。

それを緑谷はプルプルと震えその光景をただ見ていた。

 

「低俗な会話です事!」

 

「でもこういうの好きだ私。」

 

「爆豪くん、君本当に口悪いな!」

 

嫌そうにその光景を見る八百万、

その隣の麗日は逆に嬉しそうな表情だった。

飯田君は爆豪にそう言っていると

前席に座ってた相澤は生徒等に声を掛ける。

 

「もう着くぞ。いい加減にしとけよ‥。」

 

 

「「「「「ハイッ!!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★☆★

 

 

「「「「すっげーーー!!USJかよ!!?」」」」

 

 

着いたA組一行は早速中へ入るとそこは広く、

色々な施設という名のアトラクション的なエリアが

設置されており、思わず声が上がり感極まっていた。

 

「水難事故、土砂災害、火事etc.、あらゆる事故や

災害を想定し僕が作った演習場です。

その名もU S J(嘘の災害や事故ルーム)!」

 

 

(((USJだった‥。)))

 

そこへ説明すべく現れたのは宇宙服を模様したヒーローだ。

 

「スペースヒーロー『13号』だ!災害救助で目覚しい

活躍をしている紳士的なヒーロー!」

 

「わー!私好きなの、13号!」

 

有り難く説明をしてくれる緑谷にファンなのか

麗日は姿を確認するなり喜び飛び跳ねていた。

すると、相澤は周りを見渡し13号の元へ近寄り

こそこそと話出す。

 

「13号、オールマイトは?ここで待ち合わせるはずだが。」

 

「それが、どうやら通勤時に制限ギリギリまで

活動してしまったみたいで、仮眠室で休んでいます。」

 

「不合理の極みだなオイ。

‥まあ仕方ない、始めるか。」

 

納得のいかない顔をしつつ、相澤は離れると

13号は生徒等の前へとやってきて片腕を上げる。

 

「えー、始める前にお小言を一つ二つ‥‥

三つ‥‥四つ‥‥。」

 

((増える‥。))

 

指がどんどん追加され生徒等は苦笑する。

 

「皆さんご存知だとは思いますが、僕の〝個性〟は

『ブラックホール』。どんな物でも吸い込んで

《チリ》にしてしまいます。」

 

「その“個性”でどんな災害からも人を

救い上げるんですよね!」

 

「〜っ!」

 

13号は自身の個性について説明すると緑谷は言い、

麗日は全力で首を上下に振っていた。

 

「えぇ…しかし、簡単に人を殺せる力です。

皆の中にもそう言う〝個性〟がいるでしょう。」

 

13号はそう言うと皆の表情は固くなる。

一人一人素晴らしい個性を持っているが

今言われた通り、簡単に人を殺害できる、

そう思ってしまえば、そんな事訳ない。

そう言いたいのだろう。13号の説明を続けて生徒等は聞く。

 

「超人社会は“個性”の使用を資格制にし、厳しく

規制する事で一見成り立っているようには見えます。

しかし一歩間違えれば容易に人を殺せるいきすぎた〝個性〟を個々が持っていることを忘れないで下さい。

相澤さんの体力テストで自身の力が秘めてる

可能性を知り、オールマイトの対人戦闘でそれを

人に向ける危うさを体験したかと思います。

この授業では‥心機一転!人命の為に〝個性〟を

どう活用するかを学んで行きましょう!君達の力は

傷付ける為にあるのではない。救ける為にあるのだと

心得て帰って下さいな。

‥以上!ご清聴ありがとうございました。」

 

 

「ステキー!」

 

「ブラボー!ブラーボー!!」

 

13号の説明が終わり深々と礼をするとA組から

歓喜の拍手と口笛が送られていた。

説得力のあるその演説にかっこいいと思った

生徒もいるだろう。

 

「そんじゃあ‥、まずは‥。」

 

一括りついたのを確認し、相澤は動こうとする。

ふと、何か違和感を感じたのか広場の噴水へと目が行く。

そこには何もなかったはずの場所から

黒い渦みたいなのが浮き出て徐々にそれは広がって行く。

すると、そこから()()()に覆った

手を付けた男がぬぅっと現れる。

 

「一かたまりになって動くな!!!」

 

「え?」

 

普段大声などを出さない相澤が叫び

生徒等は何の事か分からず戸惑ってしまう。

 

「13号!!!生徒を守れ!!」

 

「なんだアリャ!? また入試ん時みたいな

もう始まってんぞパターン?」

 

黒い渦から大量の手の男を筆頭に次々と人が

湧き出てくるのを確認し、相澤はゴーグルを被り、

13号に指示を出す。切島は気付いたのか広場を見るなり

相澤の手口か何かと勘違いしていると相澤は

再び大声を上げる。

そう、それは奇しくも命を救える訓練時間に

生徒等の前に現れた‥。

 

「動くな!!あれは(ヴィラン)だ!!!」

 

「13号に、イレイザーヘッドですか…。

先日頂いた教師側のカリキュラムでは、

()()()()()()がここにいるはずなのですが‥。」

 

「やはり先日のはお前らの仕業か…!」

 

黒い渦のは人の形へと変える、どうやら奴の個性で

ここに(ヴィラン)を連れてきたのだろう。

モヤを覆った男性は教師、生徒等を見るなりそう言うと

手の男は首をボリボリと掻きながらこちらを見る。

 

「どこだよ‥。せっかくこんなに大衆

引き連れて来たのにさ‥。オールマイト‥‥

平和の象徴‥‥いないなんて‥‥

子供を殺せば来るのかな?」

 

それを聞いた瞬間、ゾクッと背筋が凍る様な感覚が襲う。

紛れもなく、プロが何と戦っているのか

何と向き合ってるのか、それは途方もない悪意だった。

そして彼ら(ヴィラン)から底知れないその悪意が

こう向けられているように見えた。

 

 

平和の

 

象徴を

 

殺せ

 

 

(ヴィラン)ンン!?馬鹿だろ!?

ヒーローの学校に入り込んで来るなんてアホ過ぎるぞ!」

 

「先生、侵入者用センサーは!」

 

「勿論ありますが‥!」

 

切島は言うと八百万は13号に尋ねる。

13号は何故侵入してきた?と言わんばかりにそう言うと

轟が(ヴィラン)を見て口を動かす。

 

「現れたのはここだけか学校全体か。

何にせよセンサーが反応しねぇなら向こうに

そういうことが出来る〝個性(やつ)〟がいるってことだな。

校舎と離れた隔離空間、そこに少人数(クラス)が入る時間割‥‥、

バカだがアホじゃねぇ、これは何らかの目的が

あって用意周到に画策された奇襲だ。」

 

敵は何かしらの()()で行動してきた。

そう言いたいのだろう、それを聞き終えた相澤は

生徒等及び13号に指示を出す。

 

 

「13号、避難開始!学校に連絡試せ!

センサーの対策も頭にある敵だ、

電波系のヤツが妨害している可能性がある!

上鳴、お前は〝個性〟で連絡試せ!」

 

「ッス!」

 

「先生は!?一人で戦うんですか!?あの数じゃ

いくら個性を消すっていっても!!イレイザーヘッドの

戦闘スタイルは敵の〝個性〟を消してからの捕縛だ、

正面戦闘は‥‥‥!」

 

緑谷はそう言うと相澤は首に巻き付けてある

捕縛布へ手を入れ緩めると、緑谷にこう告げた。

 

「一芸だけじゃヒーローは務まらん。13号!任せたぞ!」

 

相澤はプロヒーロー、イレイザーヘッドとして

目の前の階段を一気に飛び降りる。

それを見た(ヴィラン)が三人、戦闘に立ち

何か出そうとするのか構えるが、

〝個性〟が発動しないのか困惑する。

その隙にイレイザーヘッドは捕縛布で縛り上げ

器用に三人の頭部を合わせ叩きつける。

流石プロヒーローと言った戦力を見せつける。

個性を消すその目もゴーグルで隠し、

誰を消してるのか分からない戦法、

対して、素のままの個性〝異形型〟に対しては

格闘術と捕縛布を使ってその場を凌いでいる。

一芸だけではヒーローは務まらないとはまさにこの事だ。

 

「肉弾戦も強く‥‥、その上ゴーグルで目線を

隠されていては『誰を消しているのか』分からない‥‥、

集団戦に於いてはそのせいで連携が遅れをとるな‥‥。

なるほど、嫌だなプロヒーロー。

()()()()じゃ歯が立たない‥‥。

〝脳無〟がいるから心配はないと思っていたが、

先に〝裏ワザ〟をこっちに持ってきた方がよかったか‥?」

 

ボリボリと首を掻いてる男は緑谷並みの分析を

ブツブツと言う。

 

「凄い‥、多対一こそが先生の得意分野だったんだ‥!」

 

「緑谷君!」

 

「分析している場合じゃない!早く避難を!!」

 

見惚れてる場合じゃないと火野と飯田は緑谷を呼び、

イレイザーヘッドの言う通りその場から避難を試みる。

 

が。

 

 

 

「させませんよ。」

 

 

出口へ向かおうとした直後、目の前に

黒いモヤの男が突然現れそのモヤを広げて行く。

 

「初めまして、我々は(ヴィラン)連合。

僭越ながら、この度ヒーローの巣窟雄英高校に

入らせて頂いたのは、平和の象徴オールマイトに

息絶えて頂きたいと思っての事でして。

本来ならばここにオールマイトがいらっしゃる筈、

ですが、何か変更があったのでしょうか?

まぁ‥‥それとは関係無く‥‥私の役目はこれ」

 

タカ!

 

トラ!

 

バッタ!

 

 

「せいやぁ!!」

「オラァ!!」

「うぉおっ!!」

 

13号は指先の蓋みたいなキャップをポコッと開け

個性を使おうとすると、突如、音声が鳴ると同時に

三人の影が頭上を飛び交い、黒いモヤの男を攻撃した。

変身したオーズ、爆豪、切島の三人だ。

 

「その前に、俺達にやられる事は考えなかったか!?」

 

「危ない危ない‥‥‥。

そう‥‥生徒と言えど優秀な金の卵。

そして、やはり()()は素早いですねえ‥。」

 

「っ!?」

 

切島が声を上げるとモヤの男はゆらゆらと

その身体を揺らしながらオーズを見ては口を動かす。

 

「ダメだ!退きなさい三人とも!」

 

「遅い!散らして、嬲り殺す!!」

 

13号は叫ぶが、時既に遅し。

モヤの男は一瞬にして黒い渦を展開、その場にいた

生徒等は飲み込まれ、霧が晴れるとそこにいたのは

13号、芦戸、麗日、飯田、砂藤、障子、瀬呂の

七人だけだった。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★☆

 

 

 

 

場所は変わり、薄汚れていた工場の中。

機材が多く並び、壁のあちこちには巨大なガラス瓶が

配置されており、中の液体が怪しげに沸騰していた。

 

 

「‥もしもーし。あ、〝ドクター〟?

こっちは準備できたよー。

‥分かってるって、実験も兼ねてだから心配いらないよ。」

 

「や、やめろっ!離してくれ!まだ死にたくない!!」

 

白毛のアッシュが掛かったボーイッシュな髪の女の子は

電話をしながら縛られている男へと近寄る。

男は縛られており、怯えているのか大声を出して

助けを求めるが、女の子は呆れた顔で息を吐く。

 

「うっさいなぁ。今電話中なの分かる?

それにさっきも言ったけど死なないからっ。

まあ、()()()()()だけどね?」

 

そう言った直後、手に持っていた銀色のメダルを

男の額へと()()()()()

 

「うぐっ!?うぉあああああっ!!?」

 

男は苦しいのか叫ぶ。その瞬間、男の身体から

()()()()()()()()()包帯がぐるぐると巻かれていた

人型の何かがぬるっと抜け落ちるかの様に出てくる。

 

「ウゥウウウ‥‥!!」

 

「うっはぁ!すっごい本当に出たぁ!面白〜い!

()()()()じゃなくても出て来るんだぁ!

いいねぇ!最高だよ!‥え?グリードって何かって?

まあそれはまた話すよっ。

じゃあ〝黒霧〟さんに繋いで()()を例の場所へ送ってくれる?まだまだ出すからそのつもりで。

一通り出したら私も行くから‥。」

 

そう言って女の子は電話を切ると、机にある

大量の銀色のメダルをいくつか手に取り、

捕まってる人々の元へと歩み寄る。

 

 

 

 

 

「怖がらないでね。一瞬だから‥。

私も早くこの〝力〟を試したいので早めに

済ませたいんだ‥。ハハハッ。」

 

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