いつかの明日へ、【ヒーロー】は助け合いでしょ 作:しょくんだよ
現在オーズの使えるメダルは!
タカ×1
クワガタ×1
カマキリ×1
バッタ×1
ライオン×1
トラ×1
チーター×1
サイ×1
ゴリラ×1
ゾウ×1
『第一種目は障害物競走!!この特設スタジアムの外周を一周してゴールだぜ!!ルールはコースアウトさえしなけりゃ何でもアリの残虐チキンレースだ!!各所に設置されたカメラロボが興奮をお届けするぜ!』
『おい、俺いらないだろ。』
再度説明をするプレゼント・マイクに相澤は横で
ツッコミを入れる。
「お、おい!誰か下敷きになったぞ!!」
「死んだんじゃねえか!?死ぬのかこの体育祭!?」
二人の生徒が声を上げる。
どうやら轟が倒した巨大ロボの
下敷きになってしまったようだ。
だが、その瞬間鉄の表面がベコベコと動き出し
勢いよく飛び出したのは切島だった。
「死ぬかぁー!!轟のヤロウ!わざと倒れる
タイミングで!俺じゃなかったら死んでたぞ!!」
『1ーA切島潰されてたー!!』
切島鋭児郎
個性『硬化』
身体がガッチガチに硬化する!!
最強の矛にも最強の盾にもなる!!
「A組のヤロウは本当嫌な奴ばかりだな…!
俺じゃなかったら死んでたぞ!!」
『B組鉄哲も潰されてたー!!ウケる!!』
切島に続き、今度はB組の鉄哲が文句を言いながら
飛び出してくる。
それを見ていたプレゼント・マイクは笑いながら
実況をしていた。
鉄哲徹鐡
個性『スティール』
身体が鋼のようになる!!
最強の矛にも最強の盾にもなる!!
「〝個性〟ダダ被りかよっ!!
ただでさえ地味なのにチキショー!」
鉄哲の〝個性〟を見て切島は涙目になりながら
駆け出した。
「良いなあいつら…潰される心配なく突破できる。」
「とりあえず俺らは一時協力して道拓くぞ!」
残りの生徒達も負けずとB組の生徒がそう言って
先陣を切ろうとすると超大型仮装
爆破の衝撃でその頭上を通り抜ける者が現れる。
A組の爆豪だ。
『1ーA爆豪、下がダメなら頭上かよー!!クレバー!』
「半分野郎なんかに負かされてたまるかよっ!!」
プレゼント・マイクの実況が響き、爆豪はそう言いながら
通り抜けようとするとその後ろから瀬呂と常闇が
後を追う様に飛び出て来る。
「おめー、こういうの正面突破しそうな
性格してんのに、避けんのね!」
「便乗させてもらうぞ。着地!」
『アイヨ!』
瀬呂範太
個性『テープ』
肘からセロハンテープ的なものを射出!
巻き取って移動するも良し!
切り離してトラップにするも良し!
常闇踏影
個性『
伸縮自在で実体化する影っぽいモンスターを
その身に宿している!厨二臭い野郎だ!
『一足先行く連中、A組が多いなやっぱ!!』
プレゼント・マイクが言うと、相澤が便乗して喋り出す。
『立ち止まる時間が短い。上の世界を肌で感じた者、
恐怖を植え付けられた者、対処し凌いだ者、
各々が経験を糧とし迷いを打ち消している。』
相澤は次々と突破していくA組を見ながら
何気に解説していると、突然爆発音が聞こえ、
巨大ロボは仰け反り倒れ込んでいた。
その
そこには砲台をぶっ放した八百万がいた。
「チョロいですわ!」
「道が拓けた!」
「あの0ポイントがこんな容易く……!」
八百万はそのまま砲台を捨てて走り出し、
残った生徒等も続けて駆け出す。
そこには仮装
走っていた。
「皆んな凄いなぁ。おっと、見惚れてる場合じゃないっ。
えっと…名前分かんないけどとにかく俺は先に行くね!
お互い頑張ろう!」
「あっ!待て!」
『オォー!ここでA組の火野オーズが飛び出したー!
スッゲージャンプ力だなおい!バッタかよ!』
『オーズの脚のバッタメダルの力は文字通りバッタだ。
最大190mまで跳躍できる。』
『ちゃっかり解説しちゃってコイツぅ!』
『だまれ。』
オーズはその場から跳躍すると、
あっという間に第一関門の出口付近まで到着し、
駆け出していた。それをプレゼント・マイク、相澤が
コメントしていると、残された後藤は続かんと
駆け出していく。
「(〝個性〟に頼らないとはいえ、
このメダルの力をエネルギーに変えて放つ
〝バースバスター〟。衝撃を押さえる為改造したが、
まだ肩に来る…。もっと改良が必要だな…!)」
☆★☆★☆★☆★
『オイオイ第一関門チョロいってよ!!
んじゃ第二はどうさ!?落ちればアウト!!
それが嫌なら這いずりな!!』
第一関門を突破した生徒等はその第二関門へと
辿り着くが生徒等はその光景を見て驚愕し
立ち止まっていた。
底知れぬ崖が広がりいくつかは足場はあるものの
その渡り手段は一歩のロープだった。
そしてプレゼント・マイクはその場所の名を叫ぶ。
『ザ・フォーーーーール!!』
「大袈裟な綱渡りね。」
生徒達の中から一人、蛙吹がヒタヒタと器用に渡り始める。
蛙吹梅雨
個性『蛙』
蛙っぽい事なら何でもできる!
舌は最大20mまで伸ばし、壁に張り付いて昇降可能!
さすがっ!!
「フフフフ!!来たよ来ましたアピールチャンス!
私のサポートアイテムが脚光を浴びる時!
さあさあ私独自に開発した商品のご披露!!
ザ・ワイヤーアロウ&ホバーソール!!」
そこで笑いながら先陣を切ろうとするのは
サポート科の発目だった。
「サポート科!!」
「えー、アイテムの持ち込みいいの!?」
「ヒーロー科は普段から実戦的訓練を受けてるでしょう?
公平を期す為私達は自分の開発したアイテム、
コスチュームに限り装備オッケー!と言いますかむしろ、
私達にとっては、己の発想・開発技術を
他の企業にアピールする場なのでスフフフフ!!」
麗日、そして芦戸は文句を言うと発目は
高笑いしながら脇下にあるサポートアイテムの
ワイヤーアロウから射出し、崖に当てると一気に飛び出す。
「さあ私にカメラを向けてとくと見よ!!
この私のドッ可愛いぃ…ベイビーを!!」
使い慣れたような身のこなしで
彼女は向こう崖にホバーソールを使って着地し、
今度は片方のワイヤーアロウを射出し、
その姿は何処ぞの映画のワイヤーアクションの様に
飛んでいく。
「すごい!負けない!」
「くやしー!悪平等だ!」
「…よっと、うわぁ。また凄いコースだなぁ。」
麗日と芦戸は負けずとその後に続き、駆け出す。
そして到着したオーズは第二関門を見るなり
驚くが、
ロープを渡らず、足場から足場へと難なく跳躍する。
『さあお目玉の火野オーズ!相変わらず
バッタジャンプで飛んでいくー!!
簡単ってかこのステージは!?チクショー!
いやぁ実に色々な方がチャンスを掴もうと励んでますね
イレイザーヘッドさん。』
『何足止めてんだあのバカ共…。』
プレゼント・マイクは実況する最中、
相澤に声を掛けると他のA組等がまだ苦戦しているのを
見かけてなのかイラッとした様子でコメントする。
『さあて先頭は難なく一抜けしてんぞ!!』
実況は続き、第二関門を突破して渡りきった轟が
走っているとその背後から爆破で飛んでくる爆豪がいた。
「クソがっ!!」
「あいつ調子上げてきたな…、スロースターターか。」
追って来る爆豪に轟は呟きながら、負けずと
地面を凍らせ走り抜ける。
その様子を遠くから飯田は見ていると、
ロープに足を乗せ、脚部のエンジンを吹かせる。
「おそらく兄も見ているのだ…!
かっこ悪い様は見せられん!!!」ボボボボボ!
『カッコ悪ィイーーーーー!!!』
両手を広げ飯田はロープを滑る様に進んでいくのを見て
プレゼント・マイクは笑いながらその姿を実況する。
どんどん第二関門を突破していく生徒等を見て
プレゼント・マイクは休む事なく先頭を走る轟が
第三関門へと辿り着くのを確認し実況していく。
『先頭が一抜けて下は団子状態!!上位何名が 通過するかは公表してねぇから安心せずに突き進め!!
そして早くも最終関門!!かくしてその実態はーーーー
…一面地雷源!!!怒りのアフガンだ!!
地雷の位置はよく見りゃわかる仕様になってんぞ!!
目と脚酷使しろ!!ちなみに地雷の威力は
大したことねぇが、音と見た目は派手だから
失禁必至だぜ!!』
『人によるだろ。』
一見何もない地帯だが所々地面から
出っ張っている所が彼方此方に見える。
轟は氷を生成するのをやめ、気を付けながら
進んで行くと後方から爆発音が聞こえる。
「はっはぁ俺はーー関係ねーーー!!!てめぇ
宣戦布告する相手を間違えてんじゃねぇよ!!」
両手から爆破で空を飛ぶ様に爆豪は轟を
追い抜こうとするが、轟は負けずと
腕を引っ張り先に行かせないようにしていた。
『ここで先頭が変わったーー!!喜べマスメディア!!
お前ら好みの展開だああ!!後続もスパートかけてきた!!!
だが引っ張り合いながらも…
先頭二人がリードかぁ!!!?
…いや!もう一人来てるぞーーーー!!』
「お二人共!悪いけど一位は貰うよ!!」
「っ、火野…!!」
「アぁ!?三色野郎!!調子乗るなぁ!!
一位はこの俺だぁ!!」
「いっったっ!!?ちょっ!?」
その二人を追いついたオーズが割入ろうとすると
爆豪はオーズに向けて爆発をかます。
不意の攻撃によろけてしまうが、直ぐに体制を立て直し、
オーズ、轟、爆豪と三人がお互いを譲らんと並び
それぞれの〝個性〟を駆使し、妨害しながら走って行く。
と、その時だった。
「借りるぞ!かっちゃん!(大爆速ターボ!!)」
BOOOM!!!
その時、第三関門のスタート地点から爆発音が聞こえ、
先頭の三人が振り返ると仮想
破片を台にして勢いよく飛んでくる生徒、緑谷が
爆風の勢いに乗り、あっという間に三人の
頭上を通過していく。
『後方で大爆発!!?何だあの威力!?
偶然か、故意かーーーーーーー!?
A組緑谷、爆風で猛追ーーーー!!!?
つーか!!!抜いたあああー!!!』
「デクぁ!!!!俺の前を行くんじゃねえ!!!」
「っ!凄いな緑谷君!
(メダルチェンジしてる時間がない!一か八か!
このまま駆け抜ける!!)」
「後ろ気にしてる場合じゃねぇ…!」
妨害しあってた三人は緑谷に負けないと
浮遊してる緑谷を全力で追いかける。
轟は地雷が爆発しない様にする為か地面を凍らせる。
『元・先頭の三人、足の引っ張り合いをやめ
緑谷を追う!!共通の敵が現れれば人は争いをやめる!!
争いは無くならないがな!』
『何言ってんだお前。』
熱くなるプレゼント・マイクの発言に
相澤は冷静にツッコむ。
爆風の勢いで飛んでた緑谷は徐々に失速し、
三人は緑谷を追いつき、全力で目の前のゴールを駆け抜ける。
だが緑谷は負けずと持っていた破片を
振りかざし、地面に当てたその時。
カチカチカチカチ
ボオォオン!!
「っ!?」
「うぉっ!!?」
「あだっ!!?」
地面に埋もれてた地雷がいくつか発動し、
爆発を起こし、緑谷はその勢いでゴール前へと吹っ飛び
轟、爆豪、オーズは爆発に巻き込まれて怯む。
緑谷は地面に叩きつけられるが器用に受け身を取り
すぐに起き上がり、体育祭の中へと続くゲートを
くぐり抜けていく。
『緑谷、間髪入れず後続妨害!!何と地雷原即クリア!
イレイザーヘッド、お前のクラスすげえな!!
どういう教育してんだ!』
『俺は何もしてねえよ、奴等が勝手に
火ィ付け合ってんだろう。』
『さァさァ序盤の展開から誰が予想出来た!?』
『おい無視か。』
プレゼント・マイクは一人で盛り上がり、
コメントを無視された相澤は苛つきながらツッコむ。
そして、体育祭のゲートをくぐり抜け通過した
一人の生徒にプレゼント・マイクは興奮しながらその実況をお届けする。
『今一番にそのスタジアムへ還ってきた
その男ーーーーー……、緑谷出久の存在を!!』
WAAAAAA!!!
緑谷が現れると会場は一気に歓声の声が響き渡る。
「…はぁ!はぁ…!!」
息切れをしながらも緑谷は観客の席を見渡していると
一つの区域の前例に座っているオールマイトを見つけ、
ニッ!と互いは頬を上げ、笑っていたのだった。
ー控え室の飲み物ー
麗日「あ、飲み物!…
え、スイカレモンメロンスパーキング…?」
火野「三つの味が楽しめて美味しいよ?」
麗日「上から三色…タトバや!!」ブフゥ!
※火野用、スイカレモンメロンスパーキング
切島「お、飲み物あるじゃん気が効くー…
ブフゥ!!!ゲッホ!辛ぁっ!!?」
爆豪「あ!?てめアホ髪!!勝手に飲んでんじゃねー!!」
※爆豪用、激辛ジンジャー
砂藤「尾白、飲むか?」
尾白「いや…、いい。」
※砂藤用、練乳
耳郎「…ん?なんかこの緑茶味薄くない?」
蛙吹「あ、それ飲む用じゃないわ…、池の水よ。」
耳郎「ブフォオッッ!!?」
※蛙吹用…、池の水…。
次回!No.24騎馬戦!混合!
更に向こうへ!Plus Ultra!!