いつかの明日へ、【ヒーロー】は助け合いでしょ 作:しょくんだよ
轟と緑谷の戦い本当凄いですよね。
この回何度も見返してしまいましたよ←
しゃー!頑張って書きましたぜー!
明日はちょっと用があるので
書けれないかもしれないので頑張りました!
『おォォオオ!!緑谷!!
轟の氷を破ったぁあああ!!』
「‥‥やっぱそう来るか。」
「ーーー‥っ!!」
緑谷の〝個性〟の超パワーにより
轟の氷は砕かれ、その衝撃の風は冷気となり
客席に押し寄せる。肌寒い空気が漂う中、
緑谷は中指が赤く腫れ上がり言葉にならない声を上げ
その手を押さえていた。
再度、轟は氷を生成しぶつけようとするが
緑谷は再び指を弾き、氷は砕け散る。
「SMAAASH!!」
『まーーーた破ったあ!!!』
「ちぃっ‥!」
再び氷を破られる轟だが追い討ちをかけまいと
何度も氷をぶっ放す。が、それを緑谷は次々と
指を犠牲にしながら超パワーで砕く。
緑谷の手指は見るに耐えかねない程血塗れになるが
彼の目は何か打開策がないかと考える様な目をしていた。
怪我の状況でも考えまいとするその意気込みに
火野は圧巻して見届けていた。
「やっぱ轟はすげぇなっ。強烈な範囲攻撃を
あんなポンポン出せるなんてよ。」
「ポンポンじゃねえよナメんな。」
「え?」
その様子を見て切島が呟くと珍しく爆豪が反応し、
そのまま喋り出した。
「筋肉酷使すりゃ筋繊維が切れるし、
走り続けりゃ息切れる。〝個性〟だって身体機能だ。
奴にも何らかの『限度』はある筈だろ。」
「考えりゃそりゃそっか…。
じゃあ、緑谷は瞬殺マンの轟を耐久戦に持ち込んで、
気をうかがってるってことかっ。」
火野もその言葉を聞いて自身の手を見つめる。
オーズとなって驚異的な力を発揮できるが、
言ってしまえばそれはベルトとコアメダルの力に寄って発揮できる力だ。他の生徒も同様で、
普段使える〝個性〟は生身では限度があり、
コスチュームで許容の力をセーブし、
それをパワーアップする事だって可能。
今回の体育祭は生身でどこまでやれるかをも
もしかすれば見定めているのかもしれない。
『轟、緑谷のパワーに怯む事なく近接へ!!』
「っぶな‥!!」
プレゼント・マイクが叫び、火野達はリングを見ると
氷を生成した轟は緑谷にぶっ放し、破壊されると
すぐに氷を生成し、その氷を登って行く。
そして緑谷の真上から飛んで攻撃しようとする。
しかし、緑谷は間一発で横へ飛んで回避するが、
轟はすかさず空中の緑谷に氷をぶっ放す。
これは避けきれまいと誰もが思ったその時。
先程とは比べ物にならない衝撃が走り、
氷は砕かれ、観客に風圧が押し寄せる。
「…さっきより随分高威力だな。近づくなってか。」
「ゔゔぅ‥‥‥‥!!!」
その威力に轟も吹き飛ばされそうになったのか
背後に氷を作り出し、壁となり衝撃から押し止まっていた。
土煙が晴れるとそこには右腕を負傷させて呻く緑谷がいた。
恐らく腕全身を使って氷を打ち砕いたのだろう。
「守って逃げるだけでボロボロじゃねぇか。
悪かったな。ありがとう緑谷。
お陰で…
その両手じゃもう戦いにならねぇだろ。
終わりにしよう。」
轟は客席にいるエンデヴァーを見ながらそう言うと
緑谷の顔付きと動きが変わる。
「どこ見てるんだ‥‥!!」
「っ!!」
「SMAAASH!!!」
「ぐっ…!!?」
緑谷は腫れ上がった指を弾き、衝撃波を放つ。
轟は吹き飛ばされるが、すぐに氷を背後に生成し、
何とか線の前へと踏み止まり、場外負けを免れる。
「てめぇ…何でそこまで…!?」
「震えてるよ、轟君‥‥。」
「っ!?」
ボロボロになってまで抗う緑谷に轟は感情が
露わになりかけ、問い掛ける。
すると緑谷はそう言って轟は自身の右手を見ると
本人も分かっていたであろう、〝個性〟は身体能力。
氷を使いすぎて体温が低下し、震えていた
その手を押さえると、緑谷が喋り出す。
「〝個性〟だって身体機能の一つだ。君自身冷気に
耐えられる限度があるんだろう…!?で、それって
左側の熱を使えば解決できるもんなんじゃないのか…?
…っ!!皆…、本気でやってる!勝って…!
目標に近づく為に…っ、一番になる為に!
半分の力で勝つ!?まだ僕は君に、
傷一つつけられちゃいないぞ!!」
緑谷は一旦区切り、その腫れ上がる右手を
バキッ、グチッ!と骨と血が擦れる様な音が鳴り、
その拳を握りしめて叫んだ。
「
「何のつもりだ‥‥!?全力…?
クソ親父に金でも握らされたか…?イラつくな…!」
その言葉に苛立った轟は接近戦に持ち込もうと
突っ込んで行く。負傷した緑谷にはもう拳を振るう力が
残ってないと判断したのだろうが、それは間違いだった。
緑谷は腫れ上がった拳を轟の腹に食らわせ
防御しなかった轟は吹っ飛んで行く。
『モロだぁー!!生々しいの入ったあ!!』
「ぐぅう‥‥!!」
「くっ‥‥ゲホッ!」
僅かに触れられたのか右腕が凍らされている緑谷だが、
それ以前に両腕が負傷し、尚且つ今殴った拳に
激痛が走ったのか呻き声を上げる緑谷。
轟も起き上がり殴られたお腹を摩りながら咳き込む。
そして、轟は再び氷を生成し緑谷に
氷結攻撃をしようとするが、その速度は格段に落ちており
緑谷は横に飛んで回避する。
「氷の勢いも弱まってる‥‥!ぐっ!うぅ!」
「っ!?」
緑谷は指を弾こうとするが、もう指が動かないのか
今度は親指を口に引っ掛け、その超パワーを放った。
「SMAAASH!!!」
「っ!!何でそこまで‥‥!!」
氷で少しの壁を作りガードするが、轟は
何か焦りを感じたのか緑谷に問い掛けると、
緑谷は必死に答えた。
「笑って、応えられるような、カッコいいヒーローに‥!
君の境遇も君の
計り知れるもんじゃない…!でも…全力を出さないで
一番になって完全否定なんて、
ふざけるなって今は思ってる!」
「うるせぇ‥‥!!」
「だからっ‥!僕が勝つ!!君を超えてっ!!」
緑谷の言葉に轟は何か
氷を出す速度が鈍り、緑谷はそう言い放って
轟を再び殴り飛ばす。
「っ‥‥俺は‥‥親父をーーー」
「君の!!力じゃないかっ!!!!」
「っ!!?」
何か言おうと、立ちあがろうとする轟だが
緑谷はそう叫ぶ。すると轟はある言葉を思い出していた。
それは幼い頃オールマイトを見ていた頃の母の言葉だ。
ヒーローにはなりたいんでしょ?
良いのよ、お前は。血に囚われることなんかない。
なりたい自分になって良いんだよーーーー‥。
「俺は‥‥!」
ゴオッ
「アッチチ‥‥!?」
『これは…!?』
突然、轟の身体が
その熱に近くにいた緑谷は引き下がっている。
「勝ちてえくせに…………ちくしょう…!
敵に塩を送るなんて、どっちがフザけてるって話だ‥‥!
俺だって、ヒーローに…!!」
「っ!炎が‥‥轟君‥!本当に凄いよ‥緑谷君‥!」
そう言って轟は炎を出すと凍りついていた
身体の氷が炎によって溶け出していく。
それを見ていた火野は戦闘で使わないと言っていた
轟を見て、ソレを使わせた緑谷を褒めていた。
「焦凍ォオオオ!!!」
その時、急に客席から男性の声が轟く。
No.2ヒーローのエンデヴァーだった。
「やっと己を受け入れたか!!そうだ!!いいぞ!!
ここからがお前の始まり!!俺の血をもって
俺を超えていき!!俺の野望を果たせェェ!!」
ズンズンズン!と客席から階段を降りて
エンデヴァーは轟に告げる‥が、轟は緑谷しか見ておらず
その場は何とも言えない空気となり、
プレゼント・マイクが口を動かした。
『エンデヴァーさん急に激励か‥?親バカなのね。
付き合いねーから意外だぜ。』
プレゼント・マイクがそう言ってるが、
火野は目を逸らさずリングの二人に注目する。
すると、緑谷は轟の炎を見てその口は笑っていた。
「凄‥‥!」
「何笑ってんだよ。その怪我で…、この状況でお前、
イカレてるよ。どうなっても知らねえぞ‥!」
「‥!うん!行くよ!轟君っ!!」
そう言ってお互いは力を入れ、互いのパワーが
煽れんばかりに膨れ上がる。
それを見たセメントスは動き出す。
「ミッドナイト!」
「えぇ分かってる!!」
危険を察知した2人は〝個性〟を使って止めようとする。
だが2人の猛威は止まらず、先制に轟が氷を放ち
緑谷はそれを交わして突っ込む。
だが轟はゆっくりと左手を前に出して
暴発する炎をその手に収縮させーー、
「緑谷、ありがとな。」
それを解き放った。
ドォオオオオオオン!!
「何だコレェええ!!」
「ぐっ!!皆大丈夫‥!!?」
リングが見えなくなる程の爆発が起き、
その爆風と衝撃で峰田は吹き飛ばされそうになるが
障子が掴んで止めていた。
火野は安否を確認しようにも衝撃が凄すぎて
柵を掴むのが精一杯の状態だった。
そして、爆発が収まり、火野を含め、観客達が
リングを見ようとするが、辺りは土煙で満煙となり
2人の状況が全く見えなくなっていた。
『何今の…、お前のクラスなんなの……?』
『散々冷やされた空気が瞬間的に熱され膨張したんだ。
セメントスのお陰で壁が作れて威力は殺しているが、
これほどまでとはな‥。』
『関心してる場合かよ!そんでもってこの爆風って、
どんだけ高熱だよ!ったくなんも見えねー!
オイこれ勝負はどうなって…!?』
椅子から転げ落ちたのか立ち上がるプレゼント・マイクは
相澤の解説にツッコみ、状況を確認しようとするが
土煙が徐々に晴れて行き、緑谷の姿が確認される。
だが、緑谷は全身ボロボロになって壁に激突しており、
気を失っていた。そして轟は背後に氷を生成、
何とか衝撃から身を守っているのを確認し、
ミッドナイトは勝敗を告げた。
「緑谷君‥‥場外!
轟君ーーー‥‥‥3回戦進出!!」
歓声が響き渡るが、一部では緑谷の暴発っぷりを
低評価する声がちらほらと聞こえる。
そして、緑谷が搬送ロボにより運ばれるのを確認した
火野は保健室へと走り出す。
それを見た飯田、麗日、峰田、蛙吹も
後を続く様に保健室へと向かった。
☆★☆★
「「「「デ緑クく君ん!!!」」」」
「皆‥‥次の試合は‥‥?」
保健室にやってきた5人は緑谷の包帯姿を見て驚愕する。
そして隣にいたトゥルーフォームのオールマイトは
軽く血を吐き驚いて、その身をそそくさに寄って
生徒から距離を置いていた。
「びっくりした…。」
「っ、オー‥‥‥!緑谷君大丈夫っ?」
火野はその姿でもオールマイトと分かっており、
声を掛けようとしたが、秘密とお願いされた事を
思い出し、緑谷の安否を問い掛ける。
「僕は‥何とか‥っ。」
「大丈夫じゃないだろ緑谷君!あと、ステージは大崩壊の為、補修タイムだそうだ。」
「心配できました‥。」
「怖かったぜ緑谷ぁ。あれじゃプロも欲しがんねーよ。」
「峰田ちゃん、塩塗り込んでくスタイル感心しないわ。」
「でも、そうじゃんか。」
「うるさいよホラッ!心配するのは良いが
これから手術さね!」
「「「「「シュジュツーーー!!?」」」」」
心配していく生徒等にリカバリーガールは
5人を追い払う様に出て行かせ、火野達は
保健室を致しかなく後にした。
☆★☆★☆★☆
『さあさあ!!補修タイムは終わったぜー!
待たせたなYOU達ィー!!
んじゃ早速始めるぜーー!!
A組対決!飯田VS常闇!!START!!』
「いけっ!ダークシャドウ!!」
『アイヨッ!』
補修が終わり元通りとなったリングに
飯田と常闇が並び、プレゼント・マイクは
合図を出すと、常闇はダークシャドウを前戦に出し
先制攻撃をしようとする。
「速攻で決めさせてもらうぞ常闇君!
〝レシプロバースト〟!!!」
飯田はそう言うと脹脛のマフラーから
青い炎が放出され、爆発的なスピードで
ダークシャドウを交わし、常闇へと突っ込む。
「っ!!戻れダークシャドウ!」
「うォォオオオオオ!!!」
常闇が指示を出すが間に合わず、
飯田は常闇の背中の上着を掴み、
一気に駆け出し、リングの線の外へと
常闇を放り投げた。
「常闇君場外!3回戦!飯田君進出!!」
『早ぇえええ!!!先程のバトルとは比べものにならない
圧倒的な瞬殺だぁーーー!!
最強と謳われた常闇飯田のスピードの前では
無力だったかーーー!!』
「ぐっ!‥‥無念‥!」
「すまない常闇君、思い切り投げ飛ばしてしまった‥。」
「っ‥情けは無用‥‥だが、その奥手は見切れなかった。
流石は非常口と言われただけはあるな委員長。完敗だ。」
「常闇君‥。僕も敬意を評して礼を言おう、ありがとう。」
「カァー青春!A組は本当最っっっ高ねー!!」
飯田と常闇のやり取りを見てミッドナイトは
興奮し、鼻血をダダ漏れしていた。
そして、2回戦の飯田と常闇のバトルが終え、
リングは損傷なく、早くも次のバトルが始まった。
☆★☆
『どんどん行っちゃうヨォー!!!
A組だけじゃないぜこのバトル!!
唯一生き残ったサポート科!!後藤!VS!
ぶっちゃけ色んなフォーム見たい!見せてくれェ!
ヒーロー科!火野!!』
「後藤さん!会えたね、このステージで!」
「火野………、手加減は無しだ。」
「もちろん!変身!」
タカ!
トラ!
バッタ!
タ・ト・バ!タトバタ・ト・バ!
第二回戦、3試合目の試合が始まり、
プレゼント・マイクの紹介が終わり、火野は
オーズ、タトバコンボへと変身し、準備を整える。
一方で後藤は背中には頑丈そうな
リュックケースを背負ってあるが、それを使う素振りなく
後藤はバースバスターを両手でしっかりと握り、
オーズに銃口を向ける。
『START!!』
合図が響き、オーズは後藤に向け駆け出すと、
後藤は狙いを定め、バースバスターのトリガーを引いた。
ー もう一つの戦い、情報獲得 ー
轟VS緑谷
緑谷「(轟君の戦いは一瞬ばかり‥!
情報方が少ない‥!まずは情報を得て見極める!)」
プレゼント・マイク
『緑谷徐にカカシを持ってきたぞー!
似顔絵も書いてやがる!しかも自分!?
おいおいナルシストかあー!?』
緑谷「よし!完成!あとはスタジオから借りた
ビデオカメラにマイクを用意して‥。
ついでに帽子も被ろう!」
緑谷はカメラマンとなった!(テッテレー)
緑谷「はい!どうぞ!」Action!!
轟「い、いや‥えと‥何?」
緑谷「いいから!全力で!このカカシにぶつけて来い!!」
轟「わ、分かった!」ピキィ!!!
緑谷「‥‥!は、範囲も考慮すべきだった‥!」
緑谷は凍らされてしまった!
ミッドナイト「緑谷君行動不能!3回戦轟君進出!」
轟「緑谷‥その‥‥すまない‥。」
次回!No.32後藤慎太郎:オリジン&灼熱コンボ
更に向こうへ!Plus Ultra!!