いつかの明日へ、【ヒーロー】は助け合いでしょ   作:しょくんだよ

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センスと爆発とサッゴーゾ!


ふと、イラスト描きたいと思った…
でも自分が描いたら汚くなるでござるる。

赤になっとぁあああ!!!
高評価ありがとうございます!
テンションフォルテッシモでございあすぅ!!


No.34重力コンボ

 

「オラァっ!!!」

 

「だぁっ!?」

 

 

『爆豪爆撃のラッシュしまくりぃ!!

火野オーズ避けまくるが流石に当たってしまったー!

防戦一方になってしまってるぞー!?』

 

 

3回戦が始まり、爆豪は合図と同時に

容赦なく爆破を連撃し、オーズは避けたり

交わしたりなど防戦していたが、

その攻撃は徐々に範囲、威力、

スピードが上がってきたのか、その爆破はオーズの

懐に当たり、オーズは蹌踉る。

 

「〜〜っ…!障害物競争で味わったけど…

痛いっ…なぁ…!

(麗日さんこんなの食らってたのか…!?

流石に爆豪君手加減してあげたよね…?)」

 

「はっ!まだまだこんなもんじゃねえぞ!!」

 

「っ!?」

 

懐を押さえ、痛がるオーズに爆豪は

すかさず接近し、爆撃を食らわす。

 

「爆豪君、どんどんスピード上がってない?」

 

「かっちゃんの〝個性〟は汗が溜まれば溜まるほど

ニトロの汗が出てその爆破の威力は強くなる。だから

長期戦になればなるほどかっちゃんにとって

有利な戦況になっていくんだ…。」

 

「猛撃の連鎖…もはや修羅…。」

 

麗日が言うと緑谷は解説し、それを聞いた常闇は呟く。

 

 

「いっだっ!!?」

 

「どうした!?防戦一方かっ!?

さっきの〝ガチャ玉モブ〟みてぇに

さっさと使えよコンボって奴をよぉ!!

俺はテメェの全力をぶっ殺してぇんだ!」

 

「が、ガチャ玉モブ…!?お前本当人の事

名前で呼ぶ気ない、よなっ!!」

 

「知るかよ!モブは、モブだぁ!!」

 

「うわっ!?」

 

ガチャ玉モブ。恐らく後藤の事を言ってるのだろう。

そう叫びながらオーズに爆撃する爆豪に

オーズは声を上げながら跳躍し、回し蹴りをするが

爆豪は交わして爆破の勢いで背後に回り込み、

その背中を爆撃し、オーズは吹っ飛び、

線のギリギリの所で着地し、何とか持ち堪える。

 

「あー!分かった…!爆豪君、後悔しないでよ…!」

 

「はっ!そりゃこっちの台詞だ!さっさと使いやがれ!

完膚なきまでぶっ潰してやんよ…!」

 

そう言って立ち上がり、オーズは3枚のメダルを取り出す。

だが、何か思ったのかオーズはそのメダルを

ドライバーに入れずに見つめていた。

が、それも数秒で、オーズは首を振り

ドライバーからタトバの3枚を全部抜き取る。

 

「後藤さんの時その場の勢いでコンボ使っちゃったけど…

後先考える暇はないよね…!コンボ使わないと

多分勝てない…だから今は、やる事をやるだけ…!!」

 

コンボを使えばその特有の力を発揮できるが

その反動もまた大きい。だが相手は一筋縄ではいかない

爆豪。後藤との戦闘でラトラーターを使ってしまったのは、

本人にとっては想定外の出来事だった。

だが後藤の全力を出させてしまった自分にも非があるので

使わざるを得なかった火野は、自分の身体など

今は気にせず、勝利だけを胸に決め、

〝サイ〟、〝ゴリラ〟、〝ゾウ〟のメダルを

ドライバーに嵌め込み、オースキャナーで

オーズドライバーをスキャンした。

 

 

 

サイ!

 

ゴリラ!

 

ゾウ!

 

 

サ・ゴーゾ……サ・ゴーゾォッ!

 

 

三色の赤、黄、緑から姿を変え、

モノクロ様なのカラーリングをした色となり

オーズはサイの頭、ゴリラの腕、ゾウの足と

重量系を催した姿、〝サゴーゾ〟コンボへと姿を変えた。

 

『で、でたぁーーー!!!

火野オーズ!また見たことないコンボチェンジぃ!!

見た目がごっつくなっちまってるぞ!

今度はパワー系か!?

てかどんだけオーズってやつはコンボあるんだよ!

火野の〝個性〟はマジで未知数だなぁ!!』

 

 

『サイにゴリラにゾウ…文字通りパワーに特化した

重量系のフォームか…。ラトラーターの様に

あのコンボも何かしらの特殊な能力があるだろう。』

 

歓声と共にプレゼント・マイクは興奮し実況すると、

相澤も初めて見た形態に興味をもってるのか

まじまじと見つめ解説をする。

 

「す、凄い…!どれも重量のある動物…、

パワー系のコンボだ…!」

 

「すっげぇ… あの形態男らしくて俺好きだわ…!

てかマジで火野の奴何でもアリだな…!」

 

「ですが、体育祭で2度もコンボを使用しています…。

コンボの疲労は存じてますので、

火野さんの体力が持つのでしょうか…?」

 

「そこは一気に決めるんじゃない?

パワー系なら一撃を期待して。」

 

「でも、相手は爆豪だぜ?爆破を使ったスピードに

手も足もでなかったら意味ねぇんじゃ…。」

 

緑谷、切島がそう言って驚いていると、

八百万が心配そうに言う、それに反応した耳郎が言い、

上鳴が口を動かす。

 

「それがテメェの全力か…!

随分と鈍間な見た目してやがるな…!」

 

「あぁ…!コレ、力が凄い分、動きが遅いんだ…!」

 

「なら速攻でケリをつけてやらぁ!!」

 

爆豪はそう言って地面に爆撃をし、空中へ飛ぶと

爆破を利用したトリッキーな動きで空中を飛び回り、

徐々にオーズへ接近していく。

オーズはその場から動かず、ゆっくりと息を大きく吸う。

そして…。

 

 

「うぉおおおおおおっ!!!」

 

 

「!?」

 

 

オーズは他のコンボと同様に雄叫びを上げる。

突然大声で驚いたのか爆豪は怯む。

だが、オーズはただ()()()

上げただけではなかった。

その足〝ゾウレッグ〟を地面に踏みつけ、

重々しい衝撃がリングに響き渡る。

そしてオーズは〝ゴリバゴーン〟の貫禄のある

両腕を大きく広げると、ある特有の動物の行動を開始した。

 

 

 

「ォオオ!!ウオォ!!オオッ!!ウオァ!!

ウオオオオオオオオッッ!!!」

 

「っ!何だ…!?」

 

 

力強い猛声と共に、激しくオーズは胸を叩き出す。

一つ一つがドゴォオン!と鳴り響くその動作は

ゴリラ特有の〝ドラミング〟だ。

その猛々しい姿に会場の誰もが圧巻し、

観客の声は静まり返る。

爆豪は警戒し、接近するのを止めると、

そのサゴーゾの〝特性〟が発動する。

 

 

「っ!?身体が言う事きかねぇ!?いや違う…!?」

 

 

「何…!?何が起きてるの!?」

 

「地震…!?」

 

その会場全てが()()リングのコンクリートは

地割れが置き、サゴーゾが立つその一体以外は

全て割れ、砕けて、爆豪を含め()()()()()()()

徐々に浮かび上がる。

リング外は影響がないのかのミッドナイトとセメントスは

揺れだけを感じ取り驚いていた。

 

『な、何だぁ!!?いきなり地震!?

リングの瓦礫と爆豪がふわふわ飛んでやがるぅ!!』

 

『違う!!これは無重力!あのコンボまさか、

()()を操れんのか…!?』

 

『ドラミングだけでこの会場のデカい範囲が

許容範囲内ってか!?麗日と完全に上位互換じゃねえか!!』

 

 

 

「うわわ!?」

 

「み、皆落ち着け!うぁっ!?」

 

揺れ出す会場、観席の緑谷達は騒ぎ出し、

飯田は落ち着かせようと席を立つが、その揺れは大きく、

転げてしまいそうになる。

 

「ど、どーなってんだ!?会場全体が揺れてやがる!?」

 

「チート過ぎるぞ火野ぉおお〜〜!!」

 

切島は叫び、峰田は椅子に捕まり泣きながら声を上げる。

その間、麗日も椅子にしがみつき揺れの耐性を備えてるのか

意外と冷静な素振りを見せ、オーズを見届けていた。

ふと、麗日はオーズこと火野が言っていた言葉を思い出す。

 

 

 

麗日さんの戦い俺にとっては無駄じゃあないかもねっ。

 

 

「…凄いけど……ズルいわ、火野君……っ。」

 

 

 

 

 

 

 

「うっぜぇええ!!!クソがぁああ!!」

 

 

「ォォオオ!!ウォアアアア!!!」

 

 

爆豪は宙に浮きながら身動きが取れない状態に苛つき

声を上げるが、ドラミングは止む事なく、

オーズは叩き続ける。リングはほぼ半壊状態となり

足場があるのはオーズの立つ位置を含め、

線のある外側部分だけだった。

このままじゃあ重力で場外に押し出されると

思ったのか、爆豪は無重力状態でも

身体は動けると気付き、両手を合わせ、オーズに向けた。

 

「〝閃光弾(スタングレネード)〟!」

 

「っ!?眩しっ!!?」

 

爆豪の手の平から眩い光が放たれ

ドラミングをしていたオーズは諸に目に光が差し込み、

両腕で塞ぐ様に顔を背ける。

その瞬間、地響きが止み、宙に浮いていた

瓦礫、爆豪を含め落下し、無重力が解かれる。

 

『爆豪新技でオーズの地響きを止めたぁ!!

あー…揺れに酔った…。』

 

プレゼント・マイクは嗚咽をしながら実況する最中、

爆豪は空中を爆破で空中を飛び、その爆破の回数は

徐々に勢いと速さが増して行く。

 

「その重力操作はゴリラの

真似しなきゃできねえみてぇだなぁ!?

その前に!俺が爆速で終わらせてやるよ!!!」

 

「ぐっ…!?(目眩が…!!次の技で決めないと…

いや!決める!!)」

 

爆豪は宙からオーズに向け、爆風で加速し、

急降下でオーズに突撃する。

更に加え、爆豪は爆破を利用し、その身体は

錐揉み状となって急加速でオーズに接近する。

そしてオーズもオースキャナーを取り出し

オーズドライバーへとスキャンした。

 

 

 

 

スキャニングチャージ!

 

 

 

「うぉおおおお……!!!」

 

 

「(っ!?吸い寄せられる…!!アホが…!

ソレ利用してやるよ!!)」

 

 

オーズは気合いを入れるかの様に両腕を大きく広げる。

錐揉み状で急降下する爆豪は発動した重力に

引っ張られる感覚に襲われるが、爆豪はそう思いながら

その勢いに任せてオーズに接近し、その手をオーズに向ける。

それと同時にオーズの頭、拳にエネルギーが纏い

互いの大技が激突した。

 

 

 

 

「〝榴弾砲着弾(ハウザーインパクト)〟!!!」

 

 

 

 

「せいやぁあああああああ!!!!」

 

 

 

 

衝撃と爆発がぶつかり、爆風が空へと舞い上がり

その威力は突風となり会場に風圧が襲い掛かる。

 

 

『だぁあ!?本当A組どんな教育してんだよぉおお!!

爆発大好きかよ!!』

 

『知らん。それに緑谷の時よりはマシだろ。』

 

衝撃にひっくり返るプレゼント・マイクに

平然と座る相澤はそう言ってリングを見ていた。

会場の全員がその突風に耐え、煙に巻くリングを

くぎづけで確認する。

そしてその煙は徐々に晴れ、その戦況は目の当たりにされた。

リングに持ち堪えていたのは変身が解かれた火野、

そして、吹っ飛ばされたのか場外に爆豪が倒れていた。

 

 

「はぁ…はぁ…!!っ…っはぁ…!!」

 

 

「っ!ば、爆豪君場外!火野君…決勝進出!!」

 

 

『ひ、火野の勝利だぁあああ!!!!

爆豪特大火力に勢いと回転を加えた人間榴弾を

火野の猛烈パンチ頭突きみたいな技で打ち返されたー!!

敵無しすぎるぜオーズ〜!!!これで決勝に進出!

そして!お前らが待ち侘びた決勝戦だぁああ!!』

 

 

WAAAAAA!!!

 

 

歓声が響き渡り、足場のリングに座り込む火野は

息を切らしながら場外へと飛ばされた爆豪を見る。

爆豪も意識はあるみたいだが、その拳をずっと

地面に何度も、何度も叩きつけていた。

 

「クソ…クソ…!クソぉお…!!!

俺は、完膚なきまでの一位を……!!

クソがあああああ……!!!」

 

「爆…豪…君……。」

 

片腕を両目に当て、掠れ声で爆豪は言う。

その目を隠した腕の下から、一滴の滴が流れていた

事を、火野は見過ごさなかった。

 




ー 事情は色々 ー

瀬呂「しっかし、小さい頃テレビで見てた体育祭が
まさかテレビに映る側になるとはなー。」

切島「それだよなぁ!俺も興奮して
気合い入れまくったんだけどよ…。
やっぱ爆豪の才能には勝てなかったわ…。」

上鳴「まあいいんじゃね?あとバトルに残った奴は
A組上位の才能トリオ3人だ。スマホで記念撮影と録画しとこっと!」

瀬呂「用意周到だな…っ!」

その時瀬呂は見てしまった。
上鳴のスマホの画面履歴には『プリユア最高』
と書かれていたことを。
プリユアとはこの世界における少女番組!
そして瀬呂は黙秘!
男には触れてはいけない
領域があるという事を…!空気を読む男になると!

切島「ん?お前プリユア見てんのか?」

瀬呂「(oh、こいつ言いやがったZE)」

次回!No.35その手は受け止める

更に向こうへ!Plus Ultra!!
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