いつかの明日へ、【ヒーロー】は助け合いでしょ 作:しょくんだよ
オリジナルって難しいですね…
考えてたら時間めちゃかかる泣
更新遅れて申し訳ありません汗
翌日、ヒーローショーをする事になった1年A組の一同は役割を決めてヒーロー情報学の授業で体育館αへと集まり、体操服に着替えて練習と計画を立てていたのだった。
「今回のヒーロー情報学の授業から本格的にそれぞれの役をこの体育館αで練習し、こなして行く。
演劇チームは壇上で、アシストのチームは今回お越し頂いたスタッフの
整列したA組の前に相澤がそう言うと、隣に控えていた赤と青のツートンカラーの作業着姿の上に髪のカラーも赤と青の2色に分けられたツートンカラーの女性が一歩前出て口を開いた。
「皆さーん!こんにちはー!!」
「「「「こんにちはー!!」」」」
「うんうん!元気があって大変よろしいね!!
さて、ヒーローショーのお姉さんを努めるのは誰かなー?」
「はい!私です!」
A組は大きな声で挨拶をすると、頷きながら機動は司会役の子をキョロキョロと探している。
すると、芦戸は直ぐに手を上げると機動は笑顔で喋り出した。
「君が司会役だね!あ、自己紹介が遅れたけど、私はヒーローショーの事務所から代理としてやってきた機動活美!
ヒーローショーの機械のサポートと、司会役を務めてる人だからよろしくね!
さて!今私が大きな声で挨拶をしたのはショーで見に来るお客様達は基本家族連れ、=子供が多いんだよね!
基本の挨拶は子供の心を掴める様に明るく元気に、そして子供目線で挨拶をする事!そうすればこのショーは面白いんだと子供の心を最初から鷲掴みできるからね!司会役の子は特に覚える様にね!」
「なるほど!了解でーす!」
機動が人差し指を立てながらそう言うと芦戸はコクコクと頷きながら理解をする。
「さて!今回のヒーローショーはぶっちゃけ君達がほぼメインで行われる行事だからね!
私等大人は機材やステージ、もろもろ大人事情の費用だけ用意して、肝心のショーは君達でこなしていくね!
夢を見させて子供達に希望を持たせてあげようね!!」
「「「「「はーいっ!!」」」」」
機動はそう言い終えると生徒達は元気よく返事をしたのだった。
☆★☆★☆★
「火野君!台本いい感じね、斬新!これなら子供も大人も楽しめそうね!」
「本当ですかっ、ありがとうございます!」
「
「はいっ!」
劇の役チームは体育館の壇上へと集まり機動は早速火野の書き上げた台本を読むと、何も指摘されずオッケーをもらい機動は台本を火野に返す。
すると、機動はニコニコしながら火野を含めた演劇チーム等に声を掛けた。
「それじゃあ私はちょくちょく見に来るけど本題のアシストの方へ回るからね!」
「え!?俺等だけでやるんすか!?」
「流石に経験がないメンツでやるってなると素人のショーになりそうなんだけど…」
機動がそう言うと演劇チームは「えっ!」と揃えて声を出し、間入れず切島、瀬呂が不安そうに言うと機動は人差し指を降りながら口を開いた。
「ノンノン、大丈夫ね!この学校には色んな人生経験の『教師』達がいるんだよね!…まあ、相澤先生は即答で断られちゃったけど…」
「俺はショーとか興味ないので」
機動がそう言いながらチラリと相澤の方へと目線を向くと相澤は軽く息を吐き、上の空の目線で答える。
すると、演劇チームから葉隠が見えない身体で手を挙げているのだろう肩が上がり、質問していた。
「他の教師が見てくれるんですか!?」
質問に機動は親指を立てると、何処からともなく誰もが聞いて来た声が体育館に轟き、現れる。
「わーーたーーしーーがーーー、監督しにそそくさと来た!!!」
「「「「「オールマイト!!」」」」」
壇上の舞台裏のカーテンから「HA HA HA!」の文字を頭上に出しながらひょっこりと現れたのはマッスルフォームのオールマイトだった。
機動はパチパチと拍手でお出迎えをした後、軽く咳払いをして説明し出す。
「英雄No.1ヒーローオールマイト!あのお方は数々のヒーローショーを見てきたし実際にやってきた経験があるね!今回のショーも彼の協賛の元で企画された行事だから私なんかよりもよっぽど上手く教えれそうだと思ったんだよね!」
「「「「おぉー!!」」」」
「オールマイトはそんな経験もしてたのかよ!」
「マジで今回のショーベストグランプリ並みの成果になりそうじゃね!?」
「…恐悦至極」
演劇チームはオールマイトが監督をやると聞いた途端感極まり声を上げると、峰田、切島、常闇と口を開いていた。
オールマイトは火野から台本を「ちょっと見せて」と言って借りると内容をパラパラとめくり、軽く咳払いをして口を開く。
「さて!内容は大体把握できた!皆も知ってるが今回のショーは私の協賛の元に企画されたヒーローショー!
君達は今回のヒーローショーで子供達に夢を見せてあげる大事なショーだ!私が経験して来た事をしっかりとレッスンとして叩き込んであげるから、君達もPuls Ultraで気合いを入れてショーを完成させよう!!」
オールマイトが拳を突き上げそう言うと生徒達はおー!と声を上げて同じ様に拳を突き上げた。
「それじゃ、私はアシストチームの方へ行くね!火野君と峰田君も目処がついたらこっちにくるんだよね!」
「分かりました!」
「もろチンだぜ!」
2人は返事をし、機動はアシストチームがいる方へと行き、その場を後にした。
格して、A組達は、機動とオールマイトの指導により、ヒーローショーの練習を始めたのだった。
☆★☆★☆★☆
演劇チームでは……
「……という感じでショーは無事終了になります!じゃあ先ずは芦戸さんのナレーションから子供達に挨拶をする感じで入ってもらって、そこから物語は始まりますっ。」
「OK!皆も大体物語の内容は把握出来たかな!?それじゃあ早速、芦戸少女の挨拶から初めて行こう!
他の皆も指定の位置につくように!」
火野が粗方の内容を説明し、序盤である王国シーンの生徒等と芦戸に声を掛ける。
オールマイトは皆の手元に配られたショーの台紙を確認し、練習を始めんとそう言うと、芦戸は両手を降りながら指定位置に移動し、口を開いた。
「あーなんかドキドキするー!」
「ね!劇なんて幼稚園以来だよ!」
「わ、私は初めてです…!深呼吸をして明鏡止水の心で取り組まなくては…!」
「明鏡止水…」
葉隠、八百万がそう言うと明鏡止水と言う言葉に常闇がピクリと反応し、呟いていた。
すると、オールマイトが何処から用意したのかクラッパーアクションボード、〝カチンコ〟を手に取り監督気分で口を動かす。
「役者はそのシーンの本物になりきる者!各々の指名されたその役に本当の出来事なんだとなりきりその場面場面を演じきる様に!
…まあ今日は初日だからね。先ずは台詞を読みながらどういう風に物語が動くかその流れを覚えよう!
それじゃあじゃあ行ってみようか!!よーい!……Action!!」
オールマイトはそう言ってカチンコを鳴らす。
すると、芦戸は早速台詞の台紙を見ながら口を開いた。
「んん!…皆さーん!こんにちはー!!今日はこの〝フューチャーパーク〟に雄英高校から来た素敵なヒーロー達が皆の為に来てくれたよー!素敵なショーをお披露してくれるそうだから、皆楽しんで見ていってねー!!それじゃあ、始まりまーす!拍手ー!!」
「おぉ、流石芦戸だな」
「掴みバッチリじゃん!」
笑顔で元気よく司会をする芦戸を見て待機の砂藤、瀬呂が評価して思わず拍手を送っていると、オールマイトもうんうんと頷いて親指を立てていた。
すると、芦戸は後方に何歩か下がると最初の王国シーンから始まり、位置に着いていた八百万が台紙と睨めっこしながら台詞を何回も見直していると芦戸が続けて司会をし始める。
「え〜っと…、とある国のお姫様は裕福な暮らしをしていましたが、都会に憧れ、毎日窓の外でぼんやりと眺めていました!」
芦戸がそう言い終わると次の台詞は八百万となっており、あたふたしながら八百万は台詞を指でなぞり、口を開いた。
「わ、私ですわね…!えっと…ため息ため息…!!は、はぁー…、お城の生活も…た、退屈ですわね……!そ、そうだ…!お、お父様に許可を…い、頂いて都会に行ってみましょう…!そ、そうと決まれば、さっ、早速聞いてみますわ…!!」
緊張でしどろもどろになる八百万は何とか台詞を言い終わると、用意していた椅子に座っている王様役(火野)の前へと移動する。
その横には兵役の1(飯田)2(尾白)3(峰田)が台紙と睨めっこしながら立っていた。
そして、八百万はぎこちなく台詞を読み始めた。
「お、お、お父様…!!私は前から…都会に憧れており、ず、ずっと悩んで…いましたわ…!
どうか…!この私に…と、都会に行く許可をお与えください…ましゅ!!?」
「噛んだな」
「見事に噛んだね」
盛大に噛んでしまった八百万は顔を真っ赤にして恥ずかしそうにしている所を待機していた切島、麗日がそう呟いていると、王様役の火野は台紙を見ながら咳払いをして、台詞を読み始めた。
「んんっ、モモよ…、今日はお前の誕生日だったな?良かろう、今回は特別に外出の許可を出す!」
「なっ!?いけませんぞ王様!姫をあんな物騒な都会などに行かせる等言語道断!王が許されてもこの私が許しませんぞ!」
「そ、そうですぜ王様!姫様はまだ若いのですぜ!?」
王様役の火野がそう言うと兵のその2、その3役の飯田、峰田が台詞を発言する。
すると、待機中の緑谷、麗日がその演技の出来に感心し、驚いていた。
「凄い…!火野君達ちゃんと役に成り切ってる!」
「うんっ…!(飯田君演技得意なんかな…?戦闘訓練の時も
麗日はそう思っていると、様になっている王様役の火野が俺顎に手を置くと、提案を申し出た。
「ふむ、ならば兵を2人護衛として同行させよう。それならば問題はあるまいな?」
「…分かりました、このテンヤ!姫を守るべくその任務命を賭けて務めさせて頂きます!」
「えっと…、私も同行します!」
飯田がそう言うと次の台詞は尾白となっており、
台紙を読みながら尾白は読み上げそう言っていた。
すると、火野は椅子から立ち上がり、八百万に向かって声を上げた。
「よし、モモよ!明日の朝城を出て都会を見て堪能して来るといい!世を知る経験にもなるだろう!
だがくれぐれも人様に迷惑をかけぬ事だ…よいな?」
「あ…、は、はい!ありがとうございます!…お、お父様!」
「カーーーット!!OK!!中々良い出だしだ皆!」
八百万が言い終わるとオールマイトはカチンコを鳴らして声を上げる。八百万は気が抜けたのか大きく息を吐いているとオールマイトが声をかける。
「八百万少女!初めてで緊張しているだろう、だが本番となればそれは観客の人達にいいショーを見せる事ができない!リラックスも大事だぞ!」
「申し訳ございません…、緊張もありますが不慣れな言葉を使ってしまうと上手く喋れなくて…」
「(八百万っぽい台詞だったけどな…)」
「(ヤオモモっぽい台詞だったけど…)」
オールマイトの言葉に八百万は申し訳なさそうな表情でそう言うと切島と芦戸は作り笑顔でそう思っていた。
すると、火野が八百万に近寄り謝りながら口を開いた。
「ご、ごめん八百万さんっ、俺なりに考えた台詞何だけど難しかったかな…?」
「い、いえ!火野さんのせいではございません!私の恥じらいが原因ですわっ。この役、百は何としても成功してみせます!」
火野の困った表情を見て八百万は我に返り、そう言い聞かせていると、切島、麗日、葉隠が八百万に励ましの声を掛けていた。
「おぉっ、その意気だぜ八百万っ!」
「百ちゃん大丈夫だよ!私も劇初心者だから!」
「まだ時間はあるから、本番までには成功させようね!ヤオモモっ!」
「皆様…!!はいっ!」
失態で先程まで落ち込んでいた八百万だが3人の励ましによりその表情は徐々に明るなると大きく頷いた。
その中、尾白は飯田と峰田の演技に感心して声を掛けていた。
「凄いね、2人共。」
「日頃イメージトレーニングをしているからな!だが俺はまだまだだ。完璧なショーにする為、己にもっと厳しく行かなければ!」
「オイラも脳内の想像力豊かだからなぁ!こんなもん朝飯前よ!」
「卑猥な妄想の間違いじゃね…?」
飯田、峰田がそう言うと隣にいた瀬呂が峰田に対してボソッとツッコみを入れていると、オールマイトは手を叩き皆の注目を集める。
「さあ!まだまだ序盤だぜ!?こっからは八百万少女が街を見学するシーンだよね!どんどん行ってみようか!」
「「「「はいっ!」」」」
「…ケッ!」
皆は返事をすると、出番の役達は壇上に上がり準備をし始めていたのだが…ふと、爆豪は悪態を吐くような素振りを隅で見せていたのだった。
☆★☆★☆★☆
一方、アシストチーム
「凄いわ、こんなに機材があるのね」
「そ!アシストはその場面場面に使う機材を素早く設置してそのシーンに行われるシーンのベストなタイミングで起動!例えば、ヒーローが登場する時は煙幕を炊いてやればよりカッコいい登場シーンへとなるんだよね!」
機動から配られたカタログをアシスト側の生徒達は見ていると蛙吹が顎に人差し指を置いてそう呟いていると機動は笑顔で説明する。
カタログには種類が豊富で細かな機材が多く記載されており、あまり興味なさそうな生徒達も釘付けになっていた。
「煙幕か…俺の左側の炎を調整すれば出せそうだな…」
「ナイスな案だね轟君!今回のヒーローショーは〝個性〟使用可能!君達の〝個性〟を使えば機材を使わなくて済む!まあ、所謂経費削減ね!」
「大人の諸事情…」
轟が左腕を見てそう言うと機動は親指を立てて言い返す。
すると、障子が珍しく小声でツッコみを入れていると、上鳴が自分の〝個性〟をアピールした。
「経費削減なら俺の電気使えるんじゃね!?エコ電気!」
「発電か何かの〝個性〟持ちかい!?それは凄く心強いね!」
「意外と節約家なのね機動さん」
喜ぶ機動を見て蛙吹がそう言う。
「はい、ウチは音響係を希望したんですけど、この中から選べるんですか?」
耳郎が手を上げ質問をすると機動は振り返り笑顔で答えた。
「あ、音響はこちらで用意されてる最新式の機材使うね!耳郎さん希望したって事は経験ある感じかな?」
「まあ、両親の手伝いで少し…」
「おぉ!経験アリは有望だね!そのままウチで働きなよね!」
「ええっ!?」
ぐいぐいと詰め寄る機動に驚く耳郎に対して「冗談冗談!」と機動は笑いながらそう言うと耳郎はホッと息を吐いて胸を撫で下ろす。
「んじゃまあ!今日は説明だけだけど次の授業は本物のステージを活躍した演劇用の移動大型トラックを持ってくるね!機材はショーで使われる物とほぼ同じやつだからそれでキッチリ覚えてもらうね!」
「すげえ!ヒーローショーする為のトラックとかあんのかよ!?」
「モチのロン!うちのヒーローショーは意外とビックな会社ね!あの鴻上ファンデーションもバックに協力してくれているから色々と凄いんだよね!」
「そんな大企業がバックにいるのに節約家なのね」
上鳴が興奮してそう言うと高らかに機動はえっへんとポーズを構えて笑っているが、間入れず蛙吹は呟いていた。
格して、A組のクラスはそれぞれの役割を遂行し、事は順調に運んで行った…。
そして日はあっという間に立ち、いよいよ…A組全員によるヒーローショーの当日が始まろうとしていた。
ー 個性の使い用 ー
掃除、、廊下班!
切島、轟、耳郎
切島「…お?誰だ、こんなとこにガム捨てた奴は」
轟「こんな学校にもガム捨てる奴いるんだな…」
切島「うわ、しかも固まってとれねぇ…」
轟「お前の個性なら取れるんじゃねえか?」
切島「おぉ、やってみるわ!」
切島は硬化してゴリゴリと削った。
切島「くそっ、取れたけどカスが残っちまった!」
轟「俺の氷結で固めるからもっかいやってみろ」
轟は残った箇所に氷結を繰り出す。
切島「うぉお!すげぇ!みるみる取れるぞこれ!!」
轟「綺麗に取れたな…」
耳郎「(ガム相手に強個性が手こずってる……ある意味凄い光景…)」
No.54 唸れ、波瀾のヒーローショー!
更に向こうへ!Plus Ultra!!