いつかの明日へ、【ヒーロー】は助け合いでしょ   作:しょくんだよ

7 / 132
最初にすみません。

サポート科と経営科は入試の演習試験は受けてないのに
発目を出してしまいました。
ちょっと彼女は訳ありにしておきます。

そしてタグを少し増やしますので
色々と自分のご勝手にしてしまいますがご了承下さい。


No.7個性把握の体力測定

 

「自然災害…大事故…身勝手な(ヴィラン)達…

いつどこから来るか分からない厄災。

日本は理不尽に塗れてる。そういうピンチを

覆していくのがヒーロー。放課後マックで

談笑したかったならお生憎。これから三年間、

雄英は全力で君達に苦難を与え続ける。

Puls Ultra(さらに向こうへ)さ。全力で乗り越えて来い。」

 

相澤は戸惑い困惑する生徒等に向け現実を叩きつけ

そして挑発するように皆を見下し発言する。

 

 

「さて、デモンストレーションは終わり。

こっからが本番だ。お前等自身の実力を知れるいい機会だ。

ある意味、入学後のコミニュケーションってやつだろ?」

 

 

(((((一理あるけど違うぅ‥!)))))

 

 

不気味な笑みで彼なりのフォローかジョークか分からないが、

当然重々しい空気で言われても心の中で

突っ込むぐらいしかできなかった。

 

「最初は50m走だ。二人で順番に走ってもらう。

呼ばれた者は位置につけ。飯田、蛙吹。」

 

「はいっ!」

「ケロっ。」

 

「(あの眼鏡の子受かってたんだ‥。

‥てか最下位は除籍か‥。‥ダメだ!俺だって

入学したくて入ったんだろ!?今は全力で

この個性把握テストに取り組むしかない!)」

 

飯田を見て映司は軽く首を振る。自身が最下位なら

他の人が落ちなくて済むと考えていた。

火野はドがつく程お人好し、その優しさが 

時々痛い目を見ることが何度かあったが

本人はそこまで気にしない性格。

だが、今回雄英という重荷は違うのだろう、映司は

真剣な表情で走り終わる飯田の記録を見る。

 

 

『3秒04!』

 

 

「ほぼ3秒!?」

 

「あいつ早すぎだろっ!?」

 

重かった空気が一気に湧き出し騒ぎ出す生徒等。

相澤ももう面倒なのか何も言わずに名簿にチェックする。

ふと、脹脛からマフラーが飛び出てドルルルと

エンジン音が聞こえ、飯田は自分の記録を見るなり

不満だったのか表情が険しくなっていた。

 

 

飯田 天哉(いいだ てんや)

 

個性『エンジン』

 

見たまんまだ!足が速い!

燃料は因みに100%オレンジジュース!

炭酸系はエンストを起こすぞ!

 

 

 

 

『5秒58』

 

「ケロ‥。」

 

飯田の記録を見て驚くのも束の間で

蛙吹も続けてゴールした。

 

 

「次、麗日、尾白。」

 

「はい!」

「は、はいっ!」

 

記録帳にチェックをし、直ぐに相澤は次の二人を呼び

指定の位置へと立つと麗日は自分の服や靴に手を当て始める。

そして合図が鳴ると、普通に走った。

一方で尾白は個性であろう尻尾を地面に叩きつけ

カンガルーの様に飛び跳ねゴールする。

 

 

『6秒45』

 

「ひ〜〜っ!」

『7秒15』

 

「あ、中学の時よりタイム上がってたっ。」

 

 

麗日お茶子

 

個性『無重力(ゼログラビティ)

 

触れたものにかかっている引力を無効化する!

ただし、キャパオーバーすると激しく酔う!

 

 

「ふぅ‥タイムは上がったけど

思ってたより普通だったな‥。」

 

「お疲れ様、凄い尻尾だね!君の個性?」

 

「あ、あぁ。まあこれしか取り柄ないんだけどね。」

 

映司は尾白に声をかけ、その強靭な尻尾を見せて

尾白は溜息を吐く。そんな事ないよとフォローするが

彼の表情は苦笑だ。

 

 

 

尾白猿夫

 

個性『尻尾』

 

強靭な尻尾が生えているぞ!

第三の手にするもヨシ!

移動、攻撃ツールにするもよし!

仰向けに寝転がれない、寝返りが辛い、

イスに座りにくいのが難点だ!

 

 

「次、青山、芦戸。」

 

 

「フフッ☆」

「はぁい!」

 

息つく間もなく次の二人が呼ばれる。

 

「フフ… 皆工夫が足りないよ。

個性を使っていいってのは、こういう事さ!」

 

スタートの合図が鳴ると見るからに

ナルシストっぽい青山は後ろ向きで

ジャンプすると腰のベルトから粒子の光が集まり

眩い光線が射出された。

一方で芦戸は驚きはするが遅れず両足から

液体の様なのがドロドロ出ており、

それを活かして滑る様にコースを駆ける。

これは青山が一番かと思いきや、途中で光線が切れて

ドシャっと地面に落ちるが気にせずもう一度射出し、

芦戸、青山の順番でゴールする。

 

『5秒40』

『5秒51』

 

「1秒以上射出すると、お腹壊しちゃうんだよね。」

 

 

 

青山優雅

 

個性『ネビルレーザー』

 

へそからレーザーが出る!

持続時間がネックだ!

 

 

((((何だこいつ‥。))))

 

芦戸を含め生徒等は額から汗をたらりと流す。

 

 

「次、爆豪、緑谷。」

 

「へっ!」

「は、はいっ!」

 

続いて爆豪と緑谷が呼ばれ位置に着く。

二人を知ってる映司はその実力が観れると半ばワクワクして

彼らを見届けると、合図が鳴り二人は駆け出す。

意外と普通に走る二人だが、仕掛けたのは爆豪だ。

 

「爆速!!ターボ!!」

 

「どぁっ!?」

 

『4秒13!!』

 

『7秒02』

 

両手を後ろに向け手の平から爆発を起こし、

その勢いでゴールする。対して緑谷は特に個性を使わず

爆発で邪魔されたものの、すぐに大勢を立て直し

普通にゴールした。

 

 

爆豪勝己

 

個性『爆破』

 

掌の汗腺が変異している!

ニトロのような汗を出し自在に爆発させる!

動けば動く程大量の汗を流して本領発揮!

つまりはスロースターター的なやつだ!

ちなみに、汗は無臭らしいぞ!

 

 

「‥次、火野、峰田。」

 

 

「あ、はいっ。」

 

「はい!」

 

出番が来た映司とだいぶ小柄な身長の峰田が呼ばれ

走って位置につくと、生徒等がざわつき始める。

 

「おいっ、あいつの出番みたいだぞ。」

 

「ヘドロ事件じゃ気を失ってたみたいだな。」

 

「でもここにいるってことは

あの個性使いこなせたんじゃねーか?」

 

映司が確認した限りここにいる生徒は

同じ試験会場にいなかった連中だ。

恐らく皆試験の活躍を知らないから疑問に思うのだろう。

映司は気にせずオーズドライバーを腰に装着し、

()()のコアメダルを取り出す。

 

「先生、ちょっと変身してもいいですか?

じゃないと本気出せないんで‥。」

 

「早くしろ。てか見てる時にやればよかっただろ。」

 

「す、すみませんっ。」

 

ギロリと睨む相澤に慌てて映司は三枚のコアメダルを

手に取り、三つのスロットに嵌め込む。

 

 

「‥あれ?」

 

ふと、一人その異変に気付く。緑谷だ。

 

「三つ目のメダル、()()()()‥。」

 

映司が嵌めたメダルは赤、黄、そして緑、

の筈だったが、今嵌めてる三つ目は黄色のコアメダルだった。

 

「えっと、峰田君?ちょっと離れててくれるかな?ごめんね。」

 

「え?あ、あぁいいぞ。」

 

峰田に距離を取る様頼んだ映司はドライバーを

斜めにし、右腰の〝オースキャナー〟を手に取り、

ドライバーへと振りかざし転位(スキャン)した。

 

 

「変身。」

 

 

 

タカ!

 

トラ!

 

チーター!

 

 

 

音声が鳴り響くと、映司は仮面ライダーオーズとなるが、タトバではなかった。

脚部は胴体の虎と同様、黄色で飯田の様な()()()()

様な造形が見受けられる。

これはオーズの〝亜種形態〟と言われるフォーム。

タカ、トラ、チーターときて名はタカトラーター。

 

「おぉっ!生!変身!」

 

「てか、足の色違くね?確か緑だったよな?」

 

「チーターって言ってた!」

 

「どーなってんの!?あの人の個性!?」

 

この授業で一番騒ついてるんじゃないかぐらい騒ぎ出す。

その中で、爆豪だけが何故か殺気立てた様な

目付きでこちらを睨みつけていた。

 

「おぉおお前!?すげぇなっ!!何だよそれ!

かっこよすぎだろ!?ちきしょー!」

 

「おいっ。騒ぐな退学にするぞ。」

 

シーン‥‥

 

隣で見ていた峰田を含め、生徒等全員ビビったのか

相澤の発言に静まり返る。

気を取り直して位置につく二人に判定していた

ロボットが旗を掲げる。

 

 

『よーい‥、ドンっ!!』

 

 

旗を降ろした刹那。空気が押し退けられる様な

音が聞こえ、スタート地点にいた筈の

オーズが()()()()()

皆がえっ?と一瞬困惑していた瞬間だった。

 

 

『‥‥0.9秒!?0.9秒!?』

 

 

「えっ‥?」

 

「「「「えぇーーっ!!?」」」」

 

「マジかよ!?一秒を切ったぞあいつ!?」

 

「あのエンジンの奴よりはぇえっ!?」

 

「っ‥!!お‥僕もまだまだみたいだな‥。」

 

ゴール地点にいたロボットが記録を出すと

緑谷を一番に全員が声を上げる。

隣にいた峰田も唖然としたのが遅れてしまい

特に個性を使わず、記録は『8秒50』となった。

皆そのあり得ない記録に驚愕していたが、

もう一つ、今度は困惑していた。

 

それはゴール地点にオーズがいないことだ。

 

「す!すみませ〜ん!」

 

オーズ事映司の声が聞こえる。

それはゴール地点より遥か遠くの場所からだった。

トンっ、トンっ、と地面を蹴り()()()()の要領で

オーズはこちらへと帰ってきたのだ。

 

「‥火野。50mだぞ?誰が何百mまでと言った?」

 

「はぁ‥!はぁ‥!す、すみません!

この足の力‥!まだ制御しきれなくて()()()のに

時間がかかってしまいま‥した‥!」

 

「‥まあいい。次、瀬呂、砂藤。」

 

「はい!」

「おっす!」

 

オーズは相澤に謝り待機している場所へそのまま戻ると生徒等は我先にと質問をする。

 

「おぉい火野っつったか!?お前どんな個性してんだよ!?」

 

「まさか他にもまだあるのかっ!?」

 

「あ、うん‥。あと何枚かあるよ。

一度に使えるのは顔、体、足の三枚。

この動物の力が宿ったメダルを使い分けて戦うのが

俺の力なんだ‥。」

 

「「「すげー!!」」」

 

側から見れば彼の個性は無敵、と言える程。

既にとんでもない記録を出して他の生徒の

差を見せつけているが、相澤は何か思ったのか

記録を付け終えオーズを見遣る。

 

「(〝個性〟を最大限に使い、各記録の伸び代を見れば、

何が出来て何が出来ないか浮き彫りになる‥。

それは己を活かす創意工夫に繋がる‥。

火野‥、こいつはとんでもない奴が入学してきたもんだ。

()()()()()として入れておかないと

後々面倒になりそうだな‥。)」 

 

そして第一種目が終わり、

次の第二種目の準備が行われた。

 

 

 

 

 

 

火野映司

 

個性『オーズ』

 

オーズドライバーとコアメダルを使って

仮面ライダーオーズとなり、その力を発揮する!

メダルの組み合わせによって臨機応変と

様々な動物の力を使い分けれる!

チート並みの身体能力となる最高最強の個性!

勿論、日々の修行あってこそだ!

本人曰く、使い慣れてないと急な負荷が掛かって

倒れてしまうらしいぞ!

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。