皆の傷になって死にたい転生者がベルの兄で才禍の怪物なのは間違っている 作:マタタビネガー
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──────先日、【ディアンケヒト・ファミリア】医療院。
「この騒ぎで心中おだやかではないはずのリヴェリア様を放って
「んん?」
「あなたがいない間、御一人で心を痛めていたリヴェリア様のお気持ちも考えてください」
「はい?」
「·········信じられません、荒っぽい面はあれど貴方は自らの行いにはちゃんと責任を持てる人だと、思っていたのに」
「いや、あの·····」
「───────最っ低です!!」
「ぐふっ」
────────『アルヴの王森』。
その聖域を知らぬエルフはこの世にいないだろう。広大かつ神秘的な森林地帯であり、『アルヴ山脈』に並ぶエルフの聖地として一族の者に崇められている聖林。
偉大なる始祖の系譜を受け継いだハイエルフの王が住まう神聖なる地だ。
ヒューマンやドワーフの都市とは違い、その全てが木材で造られているエルフの秘里。
そんな王森の最奥。屈強なる神の眷属であっても幾十にも張り巡らされた警備と自然を用いた巧妙な罠の数々を越えなければ辿り着けない楽園。
聖王樹の根元に築かれた白聖石の王城。外装はもちろんのこと内装も白く輝く鉱石で作られた優美な王宮の一室。
比喩でなく正真正銘全一族の頂点に立つ存在にして、全てのエルフ族から尊崇されるハイエルフの王、ラーファル王の自室。
瀟洒な調度品に囲まれた室内の中央に置かれた大きな机に肘をついてぷるぷると震えているのはまさにそのラーファル王である。
線の細いエルフではあるがけして華奢というわけではなく、長く伸ばした翡翠の髪に気品に満ちた顔立ちは超越存在である神にも負けていない。
だが今はその美貌には深い苦悩の色がありありと浮かんでいる。机の上には一通の手紙が置かれていた。
便箋から取り出したそれに書かれた文面を読み進めるうちに彼の端正な眉間にはさらに深いしわが刻まれていく。
手紙の差出人はオラリオ近郊に住まうエルフの一族の者であった。
秘密裏に連絡を取り合っている彼らからの定期報告である。その報告の内容はオラリオに移住したラーファル王の娘であるリヴェリアの近況についてである。
今より30年以上前に『アルヴの王森』で出奔した彼女のことは今でもずっと気にかけている。
「···········リヴェリア」
通常のエルフにも増して子宝に恵まれにくいハイエルフのラーファル王にとって唯一の愛娘の存在は掛け替えのないものだ。
だが、それゆえに散々手を焼かされてきたのもまた事実である。幼い頃からおてんばというか、好奇心旺盛というか、とにかく困った性分であった。
古代文書の精読や研究よりも弓矢の技や種族由来の魔法を積極的に学んだかと思えば身につけたそれらを使い、自らの立場も忘れて狩りやモンスターの討伐に出掛けることも度々あった。
隠れて時折森に来る一族お抱えの商人から森の外の話を聞いたり、森の外の物品を密かに買い取ったりとハイエルフの王女としてはいささか問題行動も多かった。
その度に一族の象徴としての自覚を持てだの、自らに課せられた責務を忘れるな、などと言ってきたのだがまるで聞く耳を持たなかった。
無論、ハイエルフとしての使命を抜きにでも父娘の愛情はあるつもりだ。
それでも一族の長として厳しく接する必要があり、一族の象徴であったフィアナ信仰を失ったことで零落した小人族の二の轍を踏まぬためにもハイエルフは一族の揺るぎない象徴でなければならないのだ。
しかし、そんなラーファル王の苦労を知ってか知らずか彼女は古くからある一族にある強すぎる同族意識や埃をかぶった古臭い慣習を嫌い、神時代になってなお変わらない一族の有り様を化石とまで言う始末。
ハイエルフとしての責務自体は自覚しているようなのだが、閉鎖的な一族の有り様そのものに対しては不満を持っているようだった。
その結果が出奔だ。
当時、従者であったアイナ・リンドールを連れて王森から飛び出していったリヴェリアにラーファル王は当然激怒した。
騎士達に捜索を命じ、自らも馬を走らせて追ったがその時の森には間の悪いことにとある神とその眷属──────道化神ロキと後の『勇者』たるフィン・ディムナがいた。
そして彼らと出会ったリヴェリアは騎士達に捕まることを恐れてあろうことか神血を刻まれ、神の眷属となってしまった。
それからすったもんだの末に紆余曲折を経てリヴェリアはオラリオの冒険者となり、ラーファル王は娘の周囲のことをオラリオの近郊に住まう一族の者に定期的に伝えるよう秘密裏に頼んでいたのだ。
そしてまた、今期分の定期報告がラーファル王のもとに届いたのである。
その内容は─────
「─────リヴェリアがヒューマンの男と婚姻を結んだだと·······!?」
いつにもましてかしこまった言葉で綴られた文章をわなわなと震えながら読み終えたラーファル王は思わず叫び声を上げた。
ラーファル王が手に持った手紙の内容とはリヴェリアが同じファミリアの冒険者であるヒューマンの男と婚姻を結んだという驚愕の報告であった。
最初はそのあまりにあんまりな内容を理解することはできずなんども読み替えしてみたが内容は変わらなかった。
「馬鹿な·······あのリヴェリアが男と?しかもよりにもよってヒューマンが相手だと!?」
ラーファル王の知る限りリヴェリアはそういう浮ついた話にとんと縁がないタイプの女性である。
ハイエルフは生まれつき容姿に優れており、その美しさは他人種に比肩するものではない。中でもリヴェリアは比喩でなく女神にも勝る美姫であり、その生まれの尊さもあって昔から縁談の話は後を絶たなかったが、彼女が興味を示したことはない。
ラーファル王としてはエルフとしても適齢期を越えつつある娘には相手を持ってほしいという思いもあったのだが当の本人はそんなことなどどこ吹く風といった感じで冒険者としての日々を送っていた。
それなのにまさか婚姻を、それも他種族の男と結ぶなどということはラーファル王にとっては寝耳に水の出来事である。
いや、相手を持つこと自体は悪い事ではない。むしろ親としては喜ばしいことだ。ハイエルフの血を継ぐ唯一の直系である彼女には子宝に恵まれてほしいと願っている。
だがしかし、それが他種族のヒューマンと結ばれてしまうというのはラーファル王にとってあまりにも衝撃的すぎた。
エルフであっても由緒正しく、相応しい家柄の者でなければハイエルフとの婚姻など許されるはずもない。
それが、いくらなんでもハイエルフが他種族と婚姻するなぞ前代未聞である。
一族にとって唯一無二の貴種であるハイエルフに他種族の血が混ざるなどあってはならないことである。
ラーファル王自身も受け入れられないが何よりそんなことを敬虔なエルフ達が知ってしまえば凄まじい反撥が起こるだろう。
エルフ達にとっては下種な神々とは比にならぬ信仰対象であるハイエルフが他種族の男に穢され、万一子を成したなどと知れればエルフ達の反発は免れない。
下手をすれば世界中のエルフが所属する国家やファミリアにかからず結託してオラリオに戦争を仕掛けかねない。
ハイエルフの威光が廃れてしまえばエルフ達はその拠り所を失ってしまう。そうなれば小人族の二の舞だ。
だからこそ、ラーファル王は今回の件をまだ誰にも知らせていない。だが、オラリオ近郊では既に噂になってるようで王森まで情報が伝わってくるのも時間の問題だろう。
そして、なにより。
「·······ふ、ふざけるな」
わなわなと全身を震わせながら絞り出すように呟く。リヴェリアが他種族と婚姻を結ぶなどラーファル王にはとても許容できるものではなかい。
それに、父親である自分に何も事前に話してないことがラーファル王は気に食わなかった。
そもそもなぜ挨拶に来ないのか。普通、婚姻を結ぶならば相手の親族に報告に来るのが筋というものであろう。
それをすっ飛ばし、勝手に婚姻を結ぶなぞハイエルフとしての立場以前の問題だ。
来たところで決して許しはしないが最低限度の礼儀すら弁えぬ輩に大事な娘を任せるわけにはいかない。ましてや、相手がヒューマンでは尚更のこと。
エルフは他種族に対して排他的ではあるが、他種族を対等に扱う者も当然ながらいる。ラーファル王も隔意はあってもいたずらに差別するようなことはしていない。
けれど、それでもエルフと他種族の間に横たわる溝は深い。その上、婚儀の挨拶すらない他種族の男と婚姻するなど、エルフの王族としてひいてはリヴェリアの父として絶対に認めることはできない。
婚儀前に相手の親に所信表明をするのはヒューマンもエルフも変わらぬ常識である。
本来、ハイエルフの婚儀ともなれば一族が総出で祝うべきことなのだ。
だというのに肝心のリヴェリアは他種族の男と駆け落ち同然に結婚し、しかも一族の長たるラーファル王への説明を怠った。
一族の有り様に縛られることを嫌っているリヴェリアらしいといえばそれまでだが、ラーファル王としては娘の婚姻は到底容認できない。
相手の親への挨拶すらできない男にリヴェリアを渡すことなどできようはずもない。
びきりびきり、と青筋を立てて怒り狂うラーファル王の脳裏に浮かんだのはリヴェリアに恩恵を刻んだ忌々しい道化神の顔だ。
下界に娯楽を求めて降りてきた下種な神に一族が毒されるなぞ許せることではない。
リヴェリアが他種族と婚姻を結べばハイエルフの権威は薄れ、エルフ達の結束は乱れることだろう。
そんな立場の上での苦慮よりも一人娘の親としての怒りが勝った。どこの馬の骨ともわからぬ男にリヴェリアを渡してなるものか。
ラーファル王は手紙を握り潰すとオラリオへの陳書を書き始めた。
エダスの村から帰ってきてから数日後、ダンジョンの探索を再開したベルはいつものように上層域のモンスターたちを倒しながら進んでいた。
【アポロン・ファミリア】との戦争遊戯を経てLv.3となったベルにとって上層域のモンスターは脅威ではない。
ナイフを振るって襲い掛かってくるゴブリンを一刀のもとに斬り伏せ、背後から奇襲を仕掛けようと飛びかかってきたコボルトに蹴を叩き込む。
そんな風に危なげなくモンスターたちを蹴散らしながら進むベルだったが18階層をこえて中層域後半に差し掛かった辺りで異変を感じた。
肌に感じるピリピリとした空気。鼻を刺す鮮血の臭い。大樹の迷宮に漂う静謐な雰囲気に混じる殺伐とした雰囲気。
血の臭いに眉を寄せつつ、警戒を強めて先に進む。すると、そこには─────
「──────ヴィーヴル?」
少女を思わせる華奢な身体に血塗れの翼膜。長い髪に隠れて顔は見えないが怪物らしい異形の輝き。
血を流して倒れ伏すモンスターのそばに佇むのは明らかに瀕死の重傷を負って虫の息となっている怪物の少女だった。
その姿はまさに満身創痍であり、このまま放置すれば間違いなく死ぬであろうことは誰の目にも明らかだった。
殺すべきモンスター。だが、あまりにも弱り切った、人間のような姿に戦慄を覚える。
ヴィーヴルというモンスターは本来であれば上半身は人間のようで下半身は蛇のような姿をしているはず。
だが、目の前にいるのは紛れもない人型。血の気が感じられない青白い肌や全身を覆う硬質な鱗にさえ目を瞑れば普通の人間にしか見えなかった。
苦痛に喘ぐような声を上げ、怯えたように身体を震わせているヴィーヴルに戸惑っていると、ふと視線を逸らしたヴィーヴルと目が合った。
虚ろな、恐怖に染まった琥珀色の瞳。涙を流すその表情には確かな感情が浮かんでいるように見えた。
人間の娘のようでありながらも何処か怪物的な美しさを持つヴィーヴルの姿に動揺を隠せない。
そのガタガタと小刻みに震わせている姿に常日頃、モンスターに感じているような忌避感は湧かなかった。
人間のような容姿。まるで助けを求めるように伸ばされた手。その全てがベルの心に波紋を広げる。
今すぐにでも倒すべきだと本能が叫ぶ。しかし、理性がそれを拒む。
「(亜種のヴィーヴル·········?)」
手に持っているナイフを恐怖の目で見つめるヴィーヴル。本来ならばあり得ないはずの光景に困惑する。
傷だらけのヴィーヴルの身体はベルから逃げようとしても立ち上がることすら出来ないほどに衰弱しきっていた。
ベルが身じろぎするたびに怯えたように身体を震わせる姿に、思わず躊躇ってしまう。
だが、モンスターに手を差し伸べるなぞ下界に生きる人類としてあってはならない。
この地にダンジョンが現れてから数千年間にも渡って人類に悲劇をもたらし続けてきたモンスターたち。
そんな人類の天敵である彼らに情けをかけるなど、全てに背く大罪に他ならない。
まして助けるなぞ以ての外だ。
だがその怯えた顔を見て殺せるほど、ベルは冷徹になりきれなかった。
「·········っ」
長い葛藤の末、見なかったことにしようとその場を離れようと踵を返して歩き出す。放置こそが最も正しい選択なのだと。
感情を持っていたとしても構わず怪物を殺す冒険者にも怪物を助ける以前の英雄にもなれない。
後ろ髪引かれるような思いで立ち去ろうとした時、風切り音が耳を掠めた。
何事かと思い振り返ると壁に寄りかかってよたよたと歩いているヴィーヴルに向かって飛びかかる大きな影が見えた。
凄まじい火力を誇る炎のブレスを吐くことで有名な鳥型モンスター、ファイアーバードが鋭い爪でヴィーヴルを切り裂こうとしているところだった。
それを目にして、ベルは─────
「─────ッ!」
考えるより先に身体が動いていた。素早くナイフを抜き放ちながらヴィーヴルとファイアーバードの間に割って入る。
そのままナイフを振り抜いて一閃。真紅の羽を切り落とすと地面に落ちたファイアバードの魔石にナイフを突き立てる。
核である魔石を砕かれたことで断末魔の悲鳴を上げる暇もなく灰となって消滅する。
「··········はぁ」
助けられたことに目を丸くしているヴィーヴルを見て、ついやってしまった、とため息をつく。
モンスターを助けてしまった。だが、後悔はない。たとえどんな理由があるにせよ、ここでヴィーヴルを見捨てることはベルには出来なかった。
ダンジョンの恐ろしさを知っているベルはモンスターに同情するような甘い考えを持ってはいない。
だが、それでもこの少女の姿をした怪物を殺すことだけは、どうしてもできなかった。
もうどうにでもなれと自棄気味に開き直ったベルはヴィーヴルに歩み寄る。
少女はビクッと震えて後退るが、ベルは気にせずに少女の前にしゃがみこむ。
「─────怖がらなくても大丈夫、僕は君を傷つけはしないよ」
ギルド長、ロイマン・マルディールは震えていた。
英雄の都たるオラリオのギルド長を務めるロイマンでも中々手にすることがない程の質の紙による手紙。
「ヒィ────」
肥え太りギルドの豚とすら呼ばれて蔑如される彼もれっきとしたエルフであるが、清貧というイメージの強いエルフにあるまじき醜さからオラリオにいる全てのエルフから忌み嫌わている。
彼自身、傲岸不遜で他人に好かれようとは思っていない。そんな、彼がなぜ、何年もの間、ギルドの最高権力者であるギルド長を務めていられたのか。
それは、単純にロイマンがギルド長として代用が利かぬほどに有能であるからに他ならない。
彼の能力は極めて高い。オラリオに存在する有力ファミリアの構成員を全て完璧に把握しており、平時においてはあまり発揮されないものの、真に差し迫った脅威の前でこそロイマンの非凡さは発揮される。
【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】が黒竜に敗れて零落する以前からギルド長を勤め上げており、世界の行く末を憂う賢人の一人であることに疑いはないだろう。
そんな、エルフの中でも飛び抜けた智慧を持つ彼は、しかし、この場においてはただの臆病な小心者であった。
普段は傲慢に振る舞う彼が、こんなにも怯えているのは、ある人物からの書文が原因であった。
ギルド宛に送られてきた手紙には敬虔なエルフならば見ただけで平伏するであろう紋章が刻まれている。
その紋章こそがアルヴの森の王族の証、すなわちこの手紙を送ってきたのは正真正銘世界中のエルフを従えるハイエルフの王─────ラーファル・リヨス・アールヴなのだ。
エルフらしく、迂遠で嫋やかな文面ではあるが綴られた言葉の端端からは憤怒や憎悪といった感情がありありと感じ取れる。
その文面をヒューマン流に要約すると。
『ウチの娘がどこの馬の骨ともしれねぇ、下等種族の男と姦通したってのは本当か? 本当ならその男つれてこい、相手の親への挨拶もできねぇ奴はブチ殺してやる』
ラーファル王が激怒していることは明白であり、もし、ラーファル王が一言声明を出せは世界中のエルフ達が一斉に蜂起してオラリオに攻め込んでくるだろう。
そうなれば、いくら英雄の都であるオラリオとはいえ甚大な損害は免れない。
「─────フロットォォオオッ!! 今すぐ、【ロキ・ファミリア】へ行き、今回の件が根も葉もない嘘偽りであると言質を取ってこい!! それをギルドの正式発表として無理矢理にでも事態を終息させるぞ!!」
「は、はいっ!!」
ロイマンの判断は早かった。ウラノスにすら遠慮なく事態の終息のための協力を取り付けた。
いかにエルフ達といえど都市最大派閥、ギルドの創設神、ハイエルフの王の後ろ盾を得たギルド、なによりアイズの反応になりふり構わずいられなくなったリヴェリアには逆らえない。
張本人たるアルがダンジョンで異端児達とキャッキャウフフしている間に事態は終息へ向かっていた。
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アル「話の通じる異端児より話の通じないアマゾネスの方が100倍怖えわ」
【熱愛報道を受けてのオラリオストレスランキング】
一位、ヘディン
二位、ロイマン
三位、リヴェリア
四位、レフィーヤ
五位、アル以外のロキファミリア幹部とロキ
【ショックランキング】
一位、リヴェリア本人
二位、アイズ
三位、ラーファル王
四位、フィルヴィス達
五位、アル以外のロキファミリア幹部とロキ
【アル】
「面白いけど藪蛇になりかねんし騒ぎが落ち着くまで【ディアンケヒト・ファミリア】にでも逃げとこ」
↓
「─────最っ低です!!」
↓
▼アルに99,999ダメージ、アルは吐血した!!
アミッドは噂については半信半疑でしたが真偽はどうあれ大変な思いをしているであろうリヴェリアを放置して自分だけ他の異性(自分)の元に逃げてきたことにブチ切れました。
アルは不倫した男のような心持ちのまま吐血しながらダンジョンに潜ってアンフィスバエナ君に八つ当たりしました。